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サイコ老人
生放送で台詞やアイデアを募集してシナリオを書き上げる企画をしています。
今回は、老人を使ってホラーが出来ないか?
という事でこうなったと思います。
タイトルの感じとはちょっと違う?まぁご愛嬌です。
注意点。
シナリオです。
なので読んだ事がない方には読みづらいかも。
独自の書き方があります。
誤字・脱字を含みます。
いや、需要があるならもっと凝ったのも書きたいのよ?
タイトル「サイコ老人」
人物表
寺楼凱(82、てらろう がい)
調部益男(35、しらべ ますお)
木瓜田節目(81)
寝具るま(24)
その他○ドラッグストア・前
杖をついた寺楼凱(82)がコンビニに入る。○同・店内
眠そうな店員がレジに居る。
ベビーカーを押した寝具るま(24)が商品のオムツを見ている。
歩いて来る寺楼、ベビーカーの中を見る。赤ん坊に笑い掛ける。
寺楼「可愛いですね」
るま「え?ああ、ありがとうござます。もう色々と手間が掛かって……」
寺楼「失礼ですが、シングルマザー?」
るま「あ……、はい。ちょっと色々ありまして、え」
杖を振り上げる寺楼。
眠そうな店員。店内に杖が人体を叩く音が響く、赤ん坊が泣き出す。店内を見回す店員。○警察署・前
○同・取調べ室
寺楼が座っている。その前に立っている調部益男(35)。
調部「なぜあんな事をしたんですか……?彼女との面識はなかったようですね。失礼ながら、認知症という訳でもないようですし……」
寺楼「……」
調部「何か言って貰わないと困るんですがねぇ……」
うつむく寺楼。○スーパー・前
○同・店内
木瓜田節目(81)が赤ん坊をあやしている。その前で困った顔の若井妻子(19)。
木瓜田「おーよしよし、元気な子ねぇ。ちょっと目を閉じてましょうねー」
買い物用のカートを若井の方へ投げつける木瓜田。店内から悲鳴が上がる。
木瓜田「おーよしよし、強い子ねぇ」
赤ん坊が笑っている。○警察署・前
○同・取調べ室
座っている寺楼、その前に立ち机の上の新聞を手で叩く調部。
新聞の文字「老人による連続暴行事件、狙いはシングルマザー?加害者のつながりは不明」
調部「何か知ってるんだろ、お前が起こした事件からこれで10件目だ。しかも手口はほぼ同じ、被害者も全員シングルマザー……。どういう事なんだ!」
寺楼「……私らが社会に出来る事はもうこれぐらいしかないんですよ」
調部「うん……?それはどういう意味だ。分かるように言え」
微笑む寺楼。○コンビニ・前
微笑む八日囲碁(78)。
店内に赤ん坊を背負った女が居る。○警察署・取調べ室
寺楼「ボケ老人の話だと思って聞き流して下さい。私たちはね、分かり合えるようになってしまったんです。距離があっても会話できるというかね」
調部「それは、携帯とかスマホとか、そういう物か」
寺楼「いえ、もっとです。テレパシーのような、何かですよ」
調部「……はぁ?」
寺楼「それで話し合った結果、分かったんですよ。もっと恵まれない人たちにお金が行くべきだと、社会的に恵まれない、そして大事にしなければいけない人たちにね」
調部「……ん?どういう意味だ?」
寺楼「だから私らは、その人たちに意識が行くように襲った。保護されるべきだと思ったから、わざわざ襲ったんです」
調部「……はぁ!?訳が分からん!」
寺楼「分からなくて結構ですよ。ただ、社会は変わっていくでしょう」
調部「……」○コンビニ・前
張り紙の文字「店内に杖の持ち込み禁止」
調部が店内に入る。○同・店内
赤ん坊を背負った女が居る。老人が歩いて来る。
店員が走って来て女と老人の間に入る。
それを見ている調部。
雑誌が並んでいる。
雑誌の文字「老人死刑法の検討」「シングルマザーを守る!ボケ老人殴ろう会!」「一人で悩んでいませんか?子育て相談の子守のおばちゃま」
調部「……」END
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携帯支配
生放送で台詞やアイデアを募集してシナリオを書き上げる企画をしています。
今回は、携帯によって支配された世界。
まぁディストピアっちゃディストピアです。
設定は適当です。
どんどん手抜きになる。
注意点。
シナリオです。
なので読んだ事が無い方には読みづらいかも。
独自の書き方があります。
誤字・脱字を含みます。
落ちてんのか?これ。
タイトル「携帯支配」
人物表
郡礼人(25)
郡圭子(27)
その他○冷凍室(夜)
箱から煙が出る、それに遅れて出て来る郡礼人(25)。全裸。○同・前
頭から巨大な携帯が生えたようなオッサン(45)が歩いている。
冷凍室から出て来る郡。
オッサン「……なんだお前?誘ってんのか」
無言でオッサンを殴り倒す郡。○市街地
巨大なアンテナがあちこちに立っている。
オッサンの服を着た郡が歩いてくる。
郡のN「おかしい……、俺は確かコールドスリープされていたはずだ。アンドロイドの嫁が発売されたら起こしてくれと言って……。出来たのか?」
巨大な折りたたみ式携帯に頭から挟まれたような郡圭子(27)が歩いている。
郡のN「これは……!?」
圭子に近づく郡、圭子に抱きつく。
郡「完成していたのか、マイワイフ!」
巨大携帯が開く、それに当たって吹き飛ばされる郡。
圭子「……ん?何こいつ」
顔を上げる郡。
郡「あれ?……なんだロボじゃないのか。じゃあいいや」
圭子「あんた……、今時携帯も装着してないの?珍しい」
郡「は?ロボ子以外に興味ないんだよ、話し掛けんな肉ビッチ」
圭子「うわ、こいつやばい奴だわ。やっぱり携帯つけてないとこうなるのね。……あれ?あんたどっかで会った?」
郡「え、ナンパですかそれ。逆ナンって奴ですか。別にナンチャンが逆立ちしたからって意味じゃなくて逆ナンバラですか!?」
圭子「……なんでもないです。さようなら、やばい人」
装着型携帯を閉じる圭子。ストラップの名札が落ちる。
歩いて行く圭子、名札を拾う郡。
名札の文字「郡圭子」
郡「郡……、もしかしてお前は俺の子孫なのか!?」
歩いて行く圭子。それを追う郡。○山道(朝)
キャリーに縛り付けられている圭子。それを引く郡。
字幕「携帯キャリー」
圭子「離してよ!今日の予定は全部決まってるんだから!」
郡「大丈夫だ、俺が今すぐお前をそのデカイのから解放してやる」
圭子「やめてよ!私は携帯のいう事を聞いてればいいの!だってこの子はとても優しくて可愛い」
郡「うるさい!お父さんはそんな奴認めません!結婚するならアンドロイドです!」
圭子「あ、やめて。圏外になっちゃう、アンテナがもう……あ」
動かなくなる圭子。
郡「おい、どうした。下手な演技はやめるんだ。……おい」
急に震えだす圭子。
圭子「ああっ!ダメ、携帯がないと私……私!」
郡「なんだ!ビクンビクンしちゃうのか!?」
圭子「し、死ぬう!」
ブルブル震えだす圭子。巨大携帯から滑り落ちる。
郡「お、おい……。バイブ機能?」
巨大携帯を覗き込む郡、中に入ってみる。
郡「こっ……これは!」○市街地
巨大携帯に二人で挟まれている郡と圭子。
目を覚ます圭子。
圭子「あれ?私は……」
その真横に居る郡。
郡「最高だな、これ」
目の前の液晶にアンドロイドのくぱぁが見える。
圭子「げ、何これ」
郡「最高だろ?」
圭子「最低だよ、ってか近い!何してんの、お巡りさーん!」
110番を押そうとする圭子、それを阻止する郡。
狭い中でビクビク動く二人。END
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恋のジョリジョリ、モンスターパニック
生放送で台詞やアイデアを募集してシナリオを書き上げる企画をしています。
今回は、「前髪をフワっとさせて惚れさせる」。
こんなコメントをホラー映画の放送で見て、こんなキャラが出て来るホラーが書きたい!と思ってこうなりました。
後悔はしていない。
注意点。
シナリオです。
なので読んだ事がない方には読みづらいかも。
独自の書き方があります(主に名前の省略)
誤字・脱字を含みます。
ジョリジョリローリングはぐぐったら出て来ました。つよそう。
そういえば放送中に出て来なかった単語は、クリーチャーでした。モンスターでもなくて化け物でもないってあれね。
タイトル「恋のジョリジョリ、モンスターパニック」
人物表
股湯ルイ(19、またゆ るい)
貫井陽一(21)
その他○又湯家・前(夜)
姿見の前に服が並んでいる。その前でポーズを取る股湯ルイ(19)。
ルイ「バーベキューだから、スカートはダメよね。じゃあこっちかなぁ」
体に服を合わせるルイ。ガッツポーズをして服を落とす。
ルイ「明日こそぬっくんを落としてみせるわ!」○大学「帝経大学」・前
車が止まっている。その前に数名の男女が居る。その中に貫井陽一(21)。
歩いて来るルイ。
ルイ「おはようございまーす。おはよう、ぬっくん」
貫井「ルイちゃんおはよう(ニコッ)」
ルイのN「ぬっくんのヌクメンスマイルさいっこー。……そうよ、今日は必殺技があるの。その名もジョリジョリローリング。伸びてきたヒゲを触らせて貰ってさり気ないボディタッチをする。ネットに書いてあった!」
友人1「じゃあ行くぞー」
車に乗り込むルイ。○山道
車通行止めの看板がある。
車が走って来て止まる。
友人1「この辺って書いてあるんだけど、おっかしいな。よくわかんねぇけどここらでやっちまうか」
車から降りるルイ・貫井他。○獣道
それぞれバーベキューの道具や材料を手に歩いている。その中にルイ・貫井。
木に張り紙がある。
張り紙の文字「この先、進むべからず」
友人1が張り紙を破り捨てる。
友人1「いいから行こうぜ」○山中の広場
男女がバーベキューの道具の中で野菜や肉を焼いている。
友人1「肉うめぇー!」
女1「ねぇねぇあれ見て、コアラじゃない?」
女2「あ、ほんとだー」
ルイ「え、コアラだって。ぬっくん見にいこうよー」
貫井「え、コアラ……?」
木の上にコアラのような人が居る(詳細は不明。人?)。
字幕「コアラ怪人結月ユーカリ」
女1の肩に落ちる怪人。そのまま爪で女1の肩から下をぶった斬る。
女2「ぎゃー!?」
友人1「可愛くねぇ!」
次々と男女の肩に落ちる怪人。
貫井「ルイちゃん、逃げよう!」
貫井がルイの腕をつかんで走り出す。
ルイ「え、……うん!」
ルイのN「うそっ、ぬっくん積極的!これは行けるかも」
貫井のアゴを見るルイ。
ルイのN「でもまだよ、ジョリジョリローリングをするにはまだヒゲが足りない。頑張って伸びて!」
男女の悲鳴が響く。○洞窟内
暗い洞窟の中に居るルイと貫井。スマホの明かりが光っている。
貫井「あいつら何なんだろう……。皆やられたのかな、ルイちゃんは大丈夫だよね?」
ルイ「うん、ありがとう!」
貫井「うん……、俺たちどうしよう、これから」
ルイのN「え、そんな先の事まで考えちゃうの?結婚して子供は何人とかそういう……?どうしよう、犬は飼いたいけどぬっくん猫派だし。迷っちゃう~」
スマホを貫井の顔に向けるルイ、貫井のアゴにヒゲが生えている。
ルイ「あっ」
貫井「ど、どうしたの?ルイちゃん」
ルイ「ヒゲ、触ってもいいかな?」
貫井「……へ?なんで?」
ルイ「え……、ダメ?」
貫井「いや……別にいいけどさ」
ルイのN「やった!今こそ決めるは、必殺、ジョリジョリローリング!」
貫井のアゴに触れるルイ、その肩に落ちてくる怪人。
ルイのN「ああ、凄くジョリジョリしててすて……き」
貫井「……もういいかな、ルイちゃん。俺たちきっとこんな事してる場合じゃ……あれ?ルイちゃん?ルイちゃーん!」
貫井の体が揺れる、スマホを自分の肩に向ける貫井。怪人の笑顔。
貫井の悲鳴が響く。END
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