UFOぞ更けにける
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UFOぞ更けにける

2016-04-21 21:36
    生放送で台詞やアイデアを募集してシナリオを書く企画をやっています。

    今回も、百人一首の情景で書く、第六回。
    「かささぎの わたせる橋に おく霜の
     白きを見れば 夜ぞふけにける」
    この短歌を、七夕の夜に告白する高校生の情景に合わせてみました。
    これだけ聞いたら綺麗に思える不思議。

    注意点。
    シナリオです。
    なので読んだ事がない方には読みづらいかも。
    独自の書き方があります。
    誤字・脱字を含みます。
    加筆・修正案あればどんどん。
    最近、短くて書くの楽。いえす!
    タイトルは一応、短歌に合わせてみました。



    タイトル「UFOぞ更けにける」


    人物表
    折田姫男(17)
    彦根キラリ(17)

    ○高校「天の川高校」・前(夜)

    ○同・屋上
    天文部部室前。
    部室の窓に笹の葉が結いつけられている。それにぶら下がる短冊。
    両手を大きく広げて夜空を見ていた折田姫男(17)が彦根キラリ(17)の方へ振り返る。
    折田「君に、広がり続ける銀河のすべてをあげよう!(爽やか)」
    キラリ「ほんと(パシッ)ここ(パシッ)蚊が(パシッ)すっごいの(パシッ)もうやだ」
    折田「この七夕の夜にぴったりの短歌があるよ。読もうか?いや読むね」
    キラリ「いらない」
    折田「かささぎの 渡せ…」
    着火した蚊取り線香にエイトフォー吹きかけ蚊を殲滅するキラリ。
    折田「そう。僕らは、織姫と彦星の生まれ変わりさッ」
    キラリ「つまり?」
    折田「君とぼくしか世界にいないってことさ」
    キラリ「あ、もしさ。織姫が彦星が宇宙人だったら。最新のテクノロジー?でエロイプやりまくりだよね。更に進んでたら互いの体液を天の川を越えて飛ばしまくってるよね?もう遠距離恋愛って話じゃないよね、ね?」
    折田「・・・う、うん」
    キラリ「な訳ないよねー、ぎゃはは!」
    折田のナレーション「おかしい。俺の愛は伝わっているはずだ。感染、いや貫通しているはずだ。もう一押しか?」
    キラリのナレーション「なんでこいつ顔はタイプなのにこんな馬鹿なの。来て損した」
    折田「君は僕の側で輝く星だ!」
    キラリ「あ、流れ星ー」
    夜空の指差すキラリ。
    その背後の天の川で星が奇妙な動きを繰り返す。
    ナレーション「かささぎの、渡せる橋におく霜の。白きを見れば、夜ぞ更けにける」
    キラリ「(あくび)ねむ・・・」
    折田「100年後も君が俺の横で笑ってて欲しい、と願った」
    キラリ「え?今の見間違いだわ。ごめごめ」

    END


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