雲(クラウド)のいづこに データ残るらむ
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雲(クラウド)のいづこに データ残るらむ

2017-01-19 21:24
    生放送で台詞やアイデアを募集してシナリオを書き上げる企画をやっています。

    今回は、百人一種に風景を合わせてみようシリーズ。
    36回目。
    「夏の夜は まだ宵ながら 明けぬるを
    雲のいづこに 月宿るらむ」
    この短歌に、徹夜で漫画を書き上げた男の風景を合わせてみました。

    注意点。
    シナリオです。
    なので読んだ事がない方には読みづらいかも。
    独自の書き方があります。
    誤字・脱字を含みます。
    参加者を募集しています。シナリオかけなくてもおkです。
    短い!やったね!



    タイトル「雲(クラウド)のいづこに データ残るらむ」



    人物表
    草留男子(28、くさる おのこ)
    草留緒甘(55、おかん)



    ○草留家・前(夜明け)

    ○同・男子の部屋
    草留男子(28)がパソコンに向かっている。液晶に映る男同士の裸の漫画画像。
    パソコンの横に汚く食い散らかされた食器がある。
    液晶の文字「夏の夜は まだ宵ながら 明けぬるを 雲のいづこに 月宿るらむ」
    画像編集の手を止める草留。
    草留緒甘(55)が入ってくる。
    緒甘「あらおはよう、もう起きたの早いね」
    草留「いや、今から寝るところ」
    緒甘「ああ、はいはい、おやすみ。主婦はこれからが忙しいってのに、全く・・・」
    食器を手に取る緒甘。液晶を見る。
    緒甘「・・・なにこれ?」
    草留「あー、短歌の意味なら、夏の夜は短いって意味」
    緒甘「いや、この裸の、男同士の、えっ」
    草留「百人一首、知らない?」
    食器を手に部屋を出る緒甘。
    緒甘「そう、文学ね・・・文学なのね・・・」
    カーテンを開ける草留。伸びをする。
    草留「夏の夜は、まだ宵ながら明けぬるを。雲のいづこに月宿るらむ」
    字幕「役:夏の夜はとても短いのでまだ宵の時分だなあと思っていたら、もう明けてしまった。月も西の山かげに隠れる暇もなくていったい雲のどこのあたりに宿をとっているのだろうか」
    草留「夜が短すぎて、愛し合う時間も夏コミまでの時間も足りなさ過ぎるな」
    部屋の明かりとパソコンが切れる。
    草留「・・・」
    緒甘の声「ごめんねー、レンジ2台とティファール使ったらブレーカー落ちちゃったわ」
    ため息をつく草留。パソコンに戻る、液晶を見て固まる草留。
    草留「あっ・・・・。ああああああ!!」

    END


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