白露ぞ散りける
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白露ぞ散りける

2017-03-23 21:21
    生放送で台詞やアイデアを募集してシナリオを書き上げる企画をしています。

    今回は、百人一首の37番。
    「白露に 風の吹きしく 秋の野は
       つらぬき留めぬ 玉ぞ散りける」
    この短歌に合った風景をシナリオにしてみました。

    注意点。
    シナリオです。
    なので読んだ事がない方には読みづらいかも。
    独自の書き方があります。
    誤字・脱字を含みます。
    手が抜きたい時の百人一首、後は分かるな?





    タイトル「白露ぞ散り蹴る」



    人物表
    古文雄(45)
    白歯飯(17)
    十露盤(17)
    多摩業(17)
    飛鳥芋子(32)
    その他



    ○高校「百首高校」・前

    ○同・2-4 教室
    古文雄(45)が生徒達の前で教科書を読んでいる。黒板に文字。
    生徒達の中に寝ている白歯飯(17)、ソロバンをはじいている十露盤(17)、後ろの生徒に消しゴムのカスを投げられている多摩業(17)。
    古・黒板の文字「白露に 風の吹きしく 秋の野は つらぬき留めぬ 玉ぞ散りける」
    生徒達を見る古、ため息をつく。
    古「えー、この短歌の意味はー」

    ○同・3階廊下
    生徒で騒がしい。
    古と飛鳥芋子(32)が並んで歩いている。
    古「生徒が古典に興味を持ってくれなくてねぇ・・・」
    飛鳥「はぁ・・・、ん?」
    窓から校舎裏を見る飛鳥。

    ○同・校舎裏
    白歯と男子生徒(18)がにらみ合っている。

    ○同・廊下
    古と飛鳥芋子(32)が並んで歩いている。

    古「この短歌もね、凄くいいんですよ。白露、葉の上の水滴が風に飛ばされてきらめいている風景が」
    多摩の声「やめろよ、やめろって!」
    ソロバンを靴に固定してローラースケートのようにして走ってくる十露。
    割れた卵を頭に乗せた多摩が教室から出てくる。
    古「紐を留めていない真珠のようだってい中々風情のあるものなんですよ」
    飛鳥「あ」
    バランスを崩して壁にぶつかる十露、ソロバンの玉が弾け飛ぶ。
    教室の中から多摩に向けて飛ぶ卵。窓の外へ飛んでいく。
    窓の外を見る飛鳥。

    ○同・校舎裏
    窓から顔を出す飛鳥。
    男子に殴られる白歯、その歯が飛ぶ。
    男子の頭の上に卵が落ちる。見上げる男子。
    顔を引っ込める飛鳥。

    ○同・廊下
    窓から顔を引っ込める飛鳥。
    古「飛鳥先生?どうされました」
    飛鳥「いえ・・・、ドキドキするいい歌ですね」
    男子の声「今投げたの誰だこらぁ!」
    古「・・・はぁ」

    END


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