勇者にんじゃ
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勇者にんじゃ

2017-04-13 23:17

    生放送で台詞やアイデアを募集してシナリオを書き上げる企画をしています。

    今回は、タイトル通り。
    勇者忍者です。
    ちょっと天然でチート能力の勇者が速攻で魔王の寝首をかくRPG!
    地味に長いのはその他の活躍のせいです。多分。

    注意点。
    シナリオです。
    なので読んだ事がない方には読みづらいかも。
    独自の書き方があります。
    誤字・脱字を含みます。
    こういうのは気楽に書けますが、いまいち書いた気しないんだよなー。
    ファンタジー+コメディ=ぐるぐる=実家
    ああ、そういう事か。
    しかしぐるぐるは越えられない。




    タイトル「勇者にんじゃ」




    人物表
    勇者にんじゃ(17)
    戦士あらい(17)
    魔法ツカイ(16)
    王様(52)
    勇者九ノ一(37)
    魔王(?)
    その他、NPCオヤジ



    ○勇者家・前
    忍者屋敷。

    ○同・居間
    勇者九ノ一(37)が丸テーブルに並ぶ味噌汁白米納豆を食している。
    九ノ一「勇者よ、今日はあなたにとって大事な日なのです。王様の元に出向いてその使命を・・・」
    天井から伸びる勇者の手と箸。
    九ノ一「またあんたは天井張り付いてご飯食べて!ちゃんと降りなさい!」
    天井に正座して白米を食っている勇者にんじゃ(17)。
    ハッ!として味噌汁を取り、すするようにこぼす。
    九ノ一「はいはい、こぼしてるこぼしてる」

    ○同・前
    忍び装束の勇者を見送る九ノ一。歩いていく勇者。

    ○同・居間
    味噌汁を手ぬぐいで拭く九ノ一。
    九ノ一NA「あの子にはこれから大変な旅が待っている。それでも負けるんじゃないよ。私はあなたを強く育て」
    二階から金属の落ちる音。上を見る九ノ一。

    ○同・勇者の部屋
    七つ道具(手裏剣・水蜘蛛・熊手・針等)を胸元にしまう勇者。
    九ノ一が戸を開ける。
    九ノ一「寝る前に準備しときなさいって言ったでしょ!」

    ○王様の城・前

    ○同・謁見の間
    玉座の王様(52)、貧乏ゆすりしている。その前に並ぶ兵士。
    王様「勇者はまだか!」
    玉座の背後にへばりついている勇者。
    勇者「もう来ている」
    王様「曲者じゃ!であえであえ!」
    × × ×
    王様「いや、すまんかった。よく来た勇者よ。貴様には魔王を討伐して貰いたいのじゃ」
    勇者「相分かった」
    王様「それは辛い旅になるじゃろう。何年もかかるかもしれん、しかしそなたは勇者!って今なんつった!?」
    勇者「行ってまいります」
    王様「おお、無謀なそなたには手切り金、じゃなかった。旅の資金と装備を用意して」
    勇者「もう頂きました」
    王様「え・・・そマ?」
    胸元から王様のへそくりと書かれた袋をチラ見せする勇者。
    勇者「では、御免」
    王様「勇者よ!それは私の・・・!」
    姿を消す勇者。
    半べその王様。
    兵士達が王様を見る。
    王様「・・・三時間ほど席を空ける。覗くなよ!絶対だぞ!な、泣いたりなんてしないんだからねっ!」
    目元を押さえ内股で走っていく王様。
    顔を見合す兵士達。

    ○酒場
    冒険者達が酒や食べ物をむさぼっている。その中に魔法ツカイ(16)・戦士あらい(17)。
    ツカイ「勇者遅いねー」
    戦士「あんな奴、勇者とは認めん!」
    ツカイ「でも名前が勇者なんだから」
    戦士「関係ない!俺は知ってる。あいつは地味で目立たなくて強いけどずる賢くてどこか抜けてる。足が速いのは認めるが、あんな奴が勇者な訳ない!」
    ツカイ「始まっちゃったー」
    戦士「幼稚園から小・中・高校と同じクラスだったし家も隣だからな!駆けっこと勉強以外、全て俺の方が」
    ドアを開け顔を出す荒くれ者。
    荒くれ者「勇者が旅立ったらしいぞ!」
    戦士「(立ち上がり)置いてくなー!」

    ○洞窟
    巨大なドアの前に居る勇者。戦士・ツカイは肩で息をしている。その横にNPCオヤジ。
    戦士「ったく。先回りしたから良かったものの。お前は仲間をなんと思っ・・・」
    ドアを開こうとする勇者。
    戦士「話聞けよ!」
    ツカイ「鍵かかってるわね」
    NPCオヤジ「そこの鍵は、この辺りを牛耳っているサイツヨ山賊が持っている。奴を倒さないと先へは行けないぞ!」
    懐から針を取り出す勇者、鍵穴に刺す。
    勇者「鍵開けの術」
    NPCオヤジ「ああん、こんなの初めてー!」
    扉が開く。

    ○山賊の根城
    山賊「ドキドキ、勇者まだかなー」

    ○港
    海の向こうに禍々しい大陸が見える。
    船とその前にNPC親父が居る。
    息を切らせ周りを見回す戦士。
    戦士「また一人で行きやがって。パーティーを何だと思ってるんだ・・・」
    その背後に突然現われるツカイ。
    字幕「テレポート覚えた魔法使い」
    ツカイ「それっぽい人いるよ、聞いてみる?」
    戦士「おいオッサン、ここに地味で身勝手で足だけは早い男が」
    NPCオヤジ「向こうの大陸へ行くには船が必要だ!」
    戦士「話聞けー!」
    NPCオヤジ「この船をやってもいいがその為には息子に取り付いた悪魔を祓って貰おうか!」
    戦士「ん。悪魔祓い、勇者っぽいかも。あの足だけ速い卑怯者の代わりに俺が」
    水蜘蛛を使って海面をスイーっと渡っていく勇者。
    戦士「・・・」
    魔法の絨毯に乗って勇者を追うツカイ。
    ツカイ「待ってよ勇者ー」
    戦士・NPC「・・・」
    戦士「置いていかないでー!」
    戦士を引き止めるNPC。
    NPCオヤジ「息子助けてー!」

    ○海岸の家・息子の部屋
    机をガタガタさせる息子。
    息子「勇者まーだー?」

    ○魔王城・前
    水浸しでふんどし一丁の戦士が、勇者の首に巻かれた縄を握っている。
    魔法の絨毯に乗ってふわふわ飛んでいるツカイ。
    戦士「魔王城に乗り込むのは明日だ。各自しっかり休んでおくように・・・(倒れる)」
    ツカイ「戦士も頑張ってるんだよ。ちょっとは理解してあげてね。・・・ね?」
    うなずく勇者。

    ○魔王城・魔王の間(戦士の夢)
    魔王とそれに対峙する戦士・勇者・ツカイ。
    魔王「良く来たな勇者よ。もしワシの味方になるなら、世界のはんぶ」
    戦士「貰う!しかしその半分は全て俺のもんだ。死ね偽者勇者!」
    魔王「しかし、やるのは半分の世界。つまり男の世界だ」
    戦士「なにー!?」

    ○テントの中(夜)
    うなされて寝ている戦士。首に縄を巻かれた勇者。ツカイは魔法の絨毯に巻かれて寝ている。
    勇者「・・・」

    ○魔王城・魔王の間(夜)
    魔王がカンペ帳に文字を書いて消し書いて消ししている。
    魔王「ガハハ!よく来たな勇者よ!・・・グハハ!よく来たな・・・デュフフ!よく、うーん・・・やはりインパクトを大事にしないとなぁ。とりあえず今夜は寝るか」

    ○同・魔王の寝室(夜)
    パジャマ姿の魔王がベッドで寝ている。
    魔王「(寝言)世界の半分をお前にむふふふ」
    枕元に断つ勇者。自分の首をぽりぽりとかく。
    勇者「・・・」

    ○王様の城・前(朝)

    ○同・王様の部屋
    正装に着替えている王様。
    王様「そろそろあのドロボ・・・勇者が山賊に挑む頃じゃろうか」

    ○同・謁見の間
    王様が入って来る。
    王様「しかし勇者の情報はまだか!噂一つ聞かんではないか。一体どうなって」
    玉座に魔王の首が置いてある。
    王様「きゃー!助けてー!」
    入ってきた兵士に抱きつく王様。
    兵士「王様!落ち着いてください。せめてベッドで!」
    王様「・・・うん」
    兵士「ポッ」
    兵士から離れ魔王の首に近づく王様。
    王様「死んでおる。・・・そうか、勇者が」
    玉座の後ろにおみやげと書かれた紙が貼ってある。
    王様「誰か、勇者の姿を見たものは!?」
    兵士「はっ?・・・おりません!」
    王様「そうか、もう旅立ってしまったか・・・。勇者よ、そなたの父も偉大であったぞ。今もどこかを旅していると聞く。また、会える日は来るかのう・・・」
    兵士の肩を抱いて部屋を出る王様。

    ○異国の町
    歩いている勇者。
    遊び人「ねぇそこのお兄さん。ちょっとパフパフしていかない?」
    足を止め赤面する勇者。
    その背後に突然現われるツカイと白目をむいて魚を口に咥えた戦士。
    ツカイ「ねぇ勇者。次どこ行くの?」
    ビクッとして歩き出す勇者。
    魚を吐き出しむせる戦士。

    END

    ○王様の城・謁見の間
    首だけの魔王がくしゃみをする。
    魔王「・・・ん!?なんて事だ」
    周りを見回し、自分の体(無いけど)を見る魔王。
    魔王「みっともない、この魔王たる私が・・・全裸ではないか!」

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