今回は、異世界食堂に習って。
何かを抱えた人が、謎の店で感動や官能を味わい。
解決!
そんな感じで、
書に迷った書道家が・謎のスパに入って気持ちよく。
解決!
注意点。
シナリオです。
なので読んだ事がない方は読みづらいかも。
独自のかき方があります。
誤字・脱字を含みます。
書道家じゃなくて書家?正直知らない世界なので適当です。
疲れたにゃーん。
タイトル「書道家の筆」
人物表
硯文鎮(25、すずり ぶんちん)
じゅんじゅん(20)
硯師匠(52)
○林道(夜)
着物姿の硯文鎮(25)がブツブツ言いながら歩いている。
字幕「書道家 硯文鎮」
硯「(・・・書けない、展覧会まで後3日。メインになる書がどうしても書けない・・・。どうすれば)」
硯の前にドアがある、気付かずそのまま入る硯。
○スパ「もんもん」・店内
硯が入ってくる。
じゅんじゅん(20、以降 じゅん)が露出の多い服で硯の前に立っている。
じゅん「いらっしゃいませー、もんもんスパへようこそぉ!ゆっくりおくつろぎくださいにゃん♪」
硯「・・・にゃん?」
じゅん「にゃん♪コースはどうなさいますかー?」
目を閉じる硯。
硯「(そういえば師匠が言っていた。書に迷った若かりし日、謎のトルコの風呂に迷い込み。なんやかんやと気持ちいい目に合って、新しいかき方を見つけ出した。と)」
じゅん「フルコースですねー、ゆっくりとお楽しみくださいにゃんにゃん」
目を閉じたまま奥に連れて行かれる硯。
○同・個室
岩盤浴の部屋。
じゅんに押されて入ってくる硯。
じゅん「服を脱いでシーツの上に横になってくさいにゃん♪」
硯「・・・分かりましたにゃん!」
じゅん「・・・ぷっ。それでは少々お待ちくださいにゃん♪」
硯「・・・これが風呂なのか」
着物を脱ぐ硯、その股間に筆のアイコン。タオルを腰に巻き横になる硯。
硯「(おお、これは気持ちがいいぞ!いや、熱い。いや気持ち、あっつ。気持ち熱いぞ!)」
じゅんが入ってくる。
じゅん「お待たせしました。ご指名ありがとうございます。じゅんじゅんですにゃん♪」
硯「ご指名・・・にゃん?」
じゅん「師匠様より承っておりました。いつかこういう日が来るだろう、と。にゃん♪」
硯「師匠・・・」
モヒカン頭に着物姿の師匠(52)の写真。
字幕「硯 師匠(実名・実父)」
硯「では、僕はどうすればいいにゃん?」
じゅん「お客様は別ににゃんと言わなくてもいいんですよ?」
硯「・・・ここでは語尾ににゃんとつけるのでは?・・・にゃん」
じゅん「じゃあ、ずっとそうしてくださいね」
笑顔で硯のタオルを剥ぐじゅん。
硯「いやん!にゃん!」
じゅん「ウルトラなサービスを依頼されております」
じゅんが服を脱ぎだす。
× × ×
硯師匠のデモンストレーション。大きな筆で大きな紙に文字を書き出す。
硯の声「これは・・・どういう事にゃん。客に尻を向けるとは。ハッ!そうか。筆先をいつも紙に向けるとは限らなああん!そんな事!・・・にゃん」
紙に勃起の文字。
横の紙に移動する師匠。
硯の声「今度は何にゃん・・・?く、食われる!?いや、これは・・・にゃはーん♪」
師匠が文字を書き出す。
硯の声「し、舌が筆のように僕の股間がエクセレントでエスタブリッシュ!にゃ!ああ、分かる。舌で俺の股間がチョウチョ結びにゃ!」
師匠が小さなサクランボの茎、が結ばれた絵を描く。
硯の声「にゃ!にゃにゃにゃにゃにゃ!にゃうーん♪」
紙に射精の文字。
じゅん「あっ・・・若いからまだ大丈夫よね」
師匠が筆を上に掲げる。
拍手が起こる。
○美術館「下衆風鈴」・前
看板の文字「書道家 硯文鎮 展」
○同・館内
いくつもの書が並んでいる。
中央に一際大きな文字。白い文字でにょたいと書かれている。
それを見ている人が鼻をつまんでいる。
やつれた硯が歩いてくる。
硯「(俺は見つけたよ、新しい道を。天国の師匠、見てるか?ありがとう)」
硯の後ろを師匠が通り過ぎる、大きな書の前で鼻をつまむ。
師匠「・・・なんだこれ?くさっ」
タイトル「書道家の筆 おろし」
END