ひろってください 貞子
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ひろってください 貞子

2017-08-03 23:25
    生放送で台詞やアイデアを募集してシナリオを書き上げる企画をしています。

    今回は、夏なのでホラー!
    ということで、貞子!
    を古井戸で、捨て犬を拾うように拾った話。
    で書いてみました。
    ・・・ホラー?

    注意点。
    シナリオです。
    なので読んだ事がない方には読みづらいかも。
    独自の書き方(手抜き)があります。
    誤字・脱字を含みます。
    一応、萌えっぽく書いてみました。
    台詞少な目にしたせいで結構時間かかりました、きつい。
    これぐらい書けるっつーねん!
    自虐はしますが謙遜は嫌いです。





    タイトル「ひろってください 貞子」



    人物表
    三重足太(48、みえ たりた)
    貞子(3?)
    三重母(66)
    霊媒師(?)
    その他


    ○面接場
    面接官(30)と三重足太(48)が向かい合って座っている。
    面接「・・・この、人には見えない物が見える、とありますが。具体的には?」
    三重「はい、霊が見えます」
    面接「霊・・・?」
    三重「(食い気味に)幽霊です!」
    面接「・・・はい、分かりました」

    ○山道(雨)
    木々で薄暗い道を傘さして歩く三重。
    三重「(前の会社で悪霊が出て辞職する事3年。一層の事、これを特技として生きていけないかと、面接する事100・・・何件目だ」
    周りを見回す三重。
    三重「(いいぐらいに迷ったな。いい枝はと)」
    ポケットから縄を取り出し、茂みの中へ入っていく。
    井戸がある。血文字の紙が張ってある。
    紙「拾ってください」
    紙をチラと見てすぐ枝を探す三重。
    井戸から出て来る貞子(3?、身長60cmほど・着物姿)1mの髪で顔が見えない。這い出して三重に近づく。
    その頭を片手で押さえる三重、動きが止まる貞子。力尽き、潰れる。
    三重「・・・」
    紙を見、貞子を見る三重。

    ○三重家・前(夜・雨)
    母の声「なんでも拾ってきちゃダメって言ってるでしょ!」

    ○同・玄関
    三重母(66)が玄関でずぶ濡れになり腕に何かを抱いた三重を見下ろしている。
    母「しょうがないわねぇ・・・。世話はちゃんと自分でするのよ」
    無言で頭を下げる三重。

    ○同・足太の部屋
    腕に貞子とタオルを抱いて入ってくる三重(貞子は触っているようで少しずれている)。貞子の髪をタオルで拭くが手ごたえなし。
    三重「んー・・・」
    母の足音。小皿を置く音。
    母の声「置いとくわよー」

    ○同・廊下
    ドアを開ける三重、小皿に入ったミルクが湯気を上げている。
    母の後姿に頭を下げる三重。
    母の声「いくつになっても手のかかる子ねぇ」

    ○同・三重の部屋
    貞子の前に小皿を置く三重。湯気が貞子に触れる、ピクリと動き手足を這わせ小皿へ近づき、犬のようにミルクをなめる貞子。
    それを見る三重、くしゃみ。
    母の声「お風呂沸いたわよ、風邪引く前に入ってしまいなさいー」
    立ち上がる三重、貞子を見て止まる。

    ○同・風呂
    全裸でだらしない体の三重が着物のままの貞子を小脇に抱え入ってくる。
    三重「・・・」
    湯船に浸かる三重、貞子を湯の中に入れる。沈む。あわてて拾う三重。
    貞子を両手に抱える三重、貞子の髪が湯船全体に広がる。
    三重「うーん・・・、あ」
    洗面器に湯を入れ、そこに貞子を入れる三重。微動だにしない貞子。その顔が見る見る赤くなっていく。
    あわてて貞子を取り出し、洗面器のお湯に水を入れる三重。貞子を入れる。顔色に変化なし。
    三重「うぃ~(満足感)」

    ○同・足太の部屋
    明かりが消えている。
    ベッドで寝ている三重、その手元に貞子。
    テレビがつく、砂嵐。すぐ消える。
    リモコンでテレビを点けて消して繰り返す貞子。テレビの方に手を伸ばす、が三重を見る。
    貞子の手を握っている三重。その手をじっと見る貞子。
    × × ×
    監視カメラの映像。
    ずっと三重の手を見ている貞子。
    早送り、夜中の1時から5時半まで。
    外が明るくなる。

    ○同・前(朝)
    散歩の犬がやたらと吠えている。

    ○同・足太の部屋
    カーテンの隙間から光が漏れている。
    犬の鳴き声で目を覚ます三重。左手を見る、貞子が居る。
    三重「ひっ!」
    思わず手を引く三重、左手が真っ青になっている。右手で真っ青になった左手の指を動かす三重。
    三重「これは・・・」
    ハッとして貞子を見る三重。
    貞子が髪の隙間から覗いた目を見開き、三重を睨んでいる(リングの有名シーン)
    三重「・・・」
    貞子の頭を右手でなでる三重。落ち着いて両手を下ろす。
    その左手をつかむ貞子。
    三重「・・・うん」

    ○同・前
    ジャージ姿の三重が出て来る。貞子の手を引いている(が、手がずれる。実際に触っている訳ではない)。
    走るポーズでその場で足ふみする、が貞子を見て歩き出す三重。

    ○住宅街
    貞子の手を引き歩いている三重。
    遠くで近くで犬が吠えている。
    貞子の手を離す三重、走る姿を貞子に見せる。数歩走り出す三重。
    数歩歩いて着物の裾を踏んでこける貞子。
    あわてて貞子を立たせる三重、髪の隙間から覗いた目で三重を睨みオデコから血を流す貞子。
    貞子のオデコをなでたり袖でこする三重、しかし何も起こらない。
    貞子のオデコにふーふーする三重。そして痛いの痛い飛んでけー。
    うつむき口元を歪ませる貞子。
    三重「・・・(若干引く)」

    ○住宅街・交差点
    散歩の犬に吠えられ、逃げるように歩いてくる三重・貞子。
    三重の足に隠れる貞子。
    電柱の影に人影。嫌な顔をする三重。
    体を縄で縛られた顔色の悪いサラリーマンが手招きしている。
    字幕「自縛 霊」
    貞子をかばいながら通り過ぎる三重。
    ニヤニヤしている自縛霊。
    三重を見上げる貞子。
    貞子「・・・」
    三重の左手を強く握る貞子。
    × × ×
    ここからシーン集。
    BGMと共に。
    部屋でパンを食べる三重、その横でミルク皿をなめる貞子。
    × × ×
    トイレ前で貞子に何か言い聞かす三重。貞子を残しトイレに入る。
    すぐトイレに入る貞子。地響き(画面が揺れる)。
    トイレの中、雑巾で飛び散った汁を拭く三重。
    × × ×
    面接場。
    面接官とそれに答える三重。
    やる気なさげな面接官。
    後ろ手で親指を下げる三重。
    貞子が面接官の背中に登る。身震いする面接官。
    × × ×
    手をつないで帰る三重・貞子。ここではちゃんとつないでいる。

    ○三重家・屋根裏部屋
    薄暗い部屋でいくつもの液晶に映った三重の映像を見ている母。
    母「・・・」

    ○同・足太の部屋(夜)
    三重と貞子が指相撲をしている。
    貞子に負けてやる三重。笑い合う。
    母と霊媒師が入ってくる。
    母「あなたは悪いものに憑かれています!」
    三重「・・・はい?」
    母「よって今から除霊して貰います。先生」
    霊媒師「はい。のうまく さんまんだ ばざら~」
    三重「急に何を言われるんですか?ママ」
    霊媒師「うんたらかんたらそわか~」
    苦しむ貞子。
    三重「やめてください!ママ!」
    母「母の愛は時に厳しく時に激しいのよ、うるうる」
    貞子の手を引き部屋を飛び出す三重。
    母「母の言う事が聞けないなんて、反抗期なのね。許されないわ。ねぇ、先生」
    霊媒師「はい」
    部屋を出る母・霊媒師。

    ○住宅街(夜)
    貞子を抱え走っている三重、それを追う母・霊媒師。

    ○同・十字路
    何かを抱え走ってくる三重。電柱を見て立ち止まる。
    背後から母・霊媒師。
    × × ×
    母「やっと観念したようね。いつものいい子に戻りなさい。はい、先生」
    ぶつぶつ言っている霊媒師。
    霊媒師「往生しまっせー!」
    数珠や十字架やにんにくをまとめて貞子に投げつける霊媒師。
    貞子「!」
    光に包まれる貞子。浮かび上がる。
    貞子に左手を伸ばす三重、その手が空振る。
    貞子「あ・・・」
    × × ×
    いいシーンの回想集。
    × × ×
    空振る手、見つめあう三重と貞子。
    電柱の影から自縛霊が姿を現す、その体を縛っていた縄がない。
    全裸になりながら昇天する自縛霊。
    三重と貞子の体が縄で縛られている。
    霊媒師「除霊は終わりました
    母「・・・え?まだ終わってないでしょ。もう一つ」
    霊媒師「わたくし、一年に一体しか除霊できませんのであしからず」
    母「そんな・・・」
    霊媒師「それにタチの悪い自縛霊ですね。息子さん、不幸になりますよ?性的な意味で」
    三重「構わない!・・・性的?」
    縄が三重と貞子の体を締め付ける。
    三重「ああん!」
    母「ああん!?」
    貞子「・・・(どん引き)」
    三重「ママ、これが僕の選んだ道だよ」
    母「そんな・・・そんな趣味があったなんて。素敵」
    走っていく母。
    三重「ママ?」
    霊媒師「・・・お幸せに。いや、ご愁傷様」
    霊媒師に頭を下げる三重。
    歩いていく霊媒師。
    貞子の頭をなでる三重。
    三重「ごめんね」
    三重の左手を握る貞子。
    三重「家、出ようかな」
    歩き出す三重・貞子。

    END


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