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異世界ホームレス
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異世界ホームレス

2018-04-05 22:20
    生放送で台詞やアイデアを募集してシナリオを書き上げる企画をしています。

    今回は、斜め45度の異世界。
    掃除機や電話、冷蔵庫とかもあるファンタジー世界。
    で書くつもりだったんですが、主人公の設定によりこのタイトルになりました。

    注意点。
    シナリオです。
    なので読んだ事がない方には読みづらいかも。
    独自の書き方があります。
    誤字・脱字を含みます。
    書き捨てって設定引きずる必要ないから楽よね。
    まぁ設定が固まればいくらでも書けたりするけどね。




    タイトル「異世界ホームレス」



    人物表
    山路登(34)
    一乗寺プリン(27)
    三途冥土(72)




    ○山(吹雪)
    白一色の中を山路登(34)が歩いている。
    山路のN「落し物を探しに戻ったら道に迷ってしまった・・・。大分歩いたが、これはテントで救助を待った方がいいか」
    山路の先に人影。
    山路「あっ、おーい!聞こえるか?・・・行こう」
    人影の方に歩いていく山路。近づく人影、立ち止まる山路。
    人影は3メートルはある巨大なイエティ?
    山路「・・・逃げよう」
    後ずさりする山路、イエティが山路に気付く。両者走り出す。
    山路「嘘だろ、おい。もう21世紀だぞ。こんなの信じる奴いないぞ!」
    × × ×
    雪山を走る山路とその後を追うイエティ。
    × × ×
    繰り返し。
    × × ×
    雪が穏やかになっている。
    フラフラになったイエティが倒れる。
    それを振り返って確認してから倒れる山路。
    × × ×
    雪が止んでいる、倒れている山路。
    白馬に乗りビキニアーマーの一乗寺プリン(27)が山路の前に居る。
    プリン「おい、大丈夫か」
    顔を上げる山路。
    山路「てん・・・し?」
    プリン「天使ではない、騎士だ。それより答えろ、あの魔物は貴様が倒したのか」
    気を失う山路。
    山路「さむ・・・そう」
    プリン「うん?いや、そうじゃない、答えろ!」

    ○一乗寺邸・前
    洋風豪邸。
    冥土の声「中々のものを仕留めてらっしゃったようで」

    ○同・客室
    ベッドで寝ている山路。
    枕元にプリンとメイド服の三途冥土(72)が居る。
    プリン「仕留めたのは私ではない、こやつだ」
    冥土「いえいえ、あの魔物ではなく・・・。この者、中々のいい体をしておりますゆえ、今夜辺りにお召し上がりになるのかと」
    プリン「・・・分かったからもう下がれ、後は私が面倒を見ておく」
    冥土「おやおや、まだ日は明るいですぞ」
    プリン「下がれと言った」
    冥土「あらあら、恐ろしい」
    笑いながら部屋を出る冥土。
    ため息をつくプリン。
    山路「うう・・・」
    目を覚ます山路。
    プリン「起きたか、大丈夫か?」
    プリンを見る山路。
    山路「・・・大丈夫ですか?」
    プリン「なぜ私が心配されるのだ」
    山路「いや、その格好は・・・」
    プリン「これは我が一条寺家にまつわる由緒正しい鎧だ。ビキニアーマーという」
    山路「・・・聞いた事あるな」
    プリン「家宝だからな、隣国にも恐れられている。偽者も出回るほどだ」
    山路「いや、そうじゃなくて・・・」
    プリン「それより貴様、なぜあんなところで寝ていた。あの魔物は貴様が倒したのか、答えよ」
    山路「あれは・・・」
    × × ×
    プリン「・・・ふっははははは!面白い、体力勝負とな、そんな手があったか。安心しろ、やつは私がトドメを刺して今夜辺りに貴様の胃袋に納まるだろう」
    山路「はぁ・・・。というかここ、コスプレ喫茶か何か?」
    プリン「コスプ・・・?どこの言葉だそれは。そういえば変わった格好をしていたな、どこから来た」
    山路「あなたに言われたくないというか・・・。出身は山科です」
    プリン「んー・・・かなりの遠方から来たらしい。よろしい、しばらく休んで行くがいい。色々話を聞きたい」
    山路「え、いや。お金そんなに無いんで。延長とかいいんで、帰ります」
    プリン「帰ると言っても遠いのではないのか」
    山路「ここは・・・どこですか?」
    プリン「一乗寺邸だ。ちなみに私の名前はプリン。一乗寺プリンだ」
    山路「・・・風俗だったか」

    ○御所街・遠景
    洋風の建物が並んでいる。馬車が走っている。
    山路「・・・これは、どういう事だ。あ、コンビニ。あった!良かった、一瞬異世界にでも来たのかと思ったが。危ない危ない」

    ○コンビニ「家族間」・前
    ドアの前に立つ山路。開かない。
    山路「・・・壊れてる?」
    歩いてくる町人。
    町人「何してんのあんた」
    山路「ああ、ちょっと壊れてるみたいだ」
    町人「はぁ・・・?」
    ドアに振れる町人、その手が光る。ドアが開く。中へ入る町人。ドアが閉まる。
    山路「・・・そういう事か」
    ドアに振れる山路。開かない。
    山路「うん・・・?」
    ドアをあちこち触る山路、手の甲や指でも触れる。開かない。
    町人が中から手をあて出て来る。
    町人「・・・魔力使えば?」
    山路「・・・魔力?」

    ○広場
    うなだれている山路。
    山路のN「そうか、もしやとは思ったが、本当にそうか。・・・異世界だ、ここは。・・・だがちょっとおかしい。掃除機はあるし黒電話もあった。一応コンビニもあったし・・・武器やら道具が売ってたが。なんで地味に現代社会なんだよ・・・。ここには公衆便所も水のみ場もある。・・・ん?これだけあれば、なんとかなりそうだ」

    ○一乗寺邸・前
    プリンの声「来たか、待っていたぞ」

    ○同・キッチン
    プリンと血まみれの冥土が居る。
    山路が絶句している。
    その前に詰まれるイエティの頭部や手足。
    プリン「スノーマンのお頭は中々レアでな。やはり仕留めた貴様が食うべきだと思って待っていた」
    山路「・・・そ、それより俺の荷物は?」
    冥土「立派なモノなら股間からぶら下げてますでしょうに」
    プリン「荷物なら厩の側にあるだろう、案内しよう」
    冥土「お嬢様に余り無理をなされないように、何せ年も年ですので」
    プリン「ご老体には後でたっぷり剣術の相手をして貰うとして・・・、ついて来い」
    山路」「はぁ・・・」

    ○広場
    にやけている山路。その横に山登り用のバッグ。
    山路「尻・・・尻・・・尻・・・おっと」
    バッグからテントを取り出す山路。
    山路「これさえあれば何とか・・・。後は食べ物だが」
    周りを見合す山路。
    × × ×
    焚き火に飯ごうで野草を煮ている山路。
    山路「肉も欲しいところだが・・・、ビキニさんからあの化け物の腿肉でも貰ってくるかな・・・。まぁこれでも食えない事はない」
    プリンの声「それはなんだ、食えるのか」
    山路の背後に立っているプリン。
    山路「これは食える野草で・・・こっちの世界にもあって良かった」
    プリン「うん、珍しいな。少し貰ってもいいかな」
    山路「・・・ああ、どうぞ。熱いぞ」
    飯ごうを受け取るプリン。
    プリン「この鎧は暑さ寒さを受け付けない。家宝と言ったろう」
    山路「・・・目には毒だがな」
    プリン「・・・うん、味はちょっとあれだが。体の底から力がみなぎってくる。・・・なんだこれは、凄いぞ」
    飯ごうをプリンから受け取る山路。口をつける。
    山路「・・・うん、味はあれだが。食えなくはない。しかし肉が欲しいな」
    プリン「スノーマンの肉を全て返そう」
    山路「いや、その・・・。それも悪くは無いが、他に食っていい魔物?はいるか?」
    プリン「この時期だと、毎晩UFOが出るな、奴ら肉は少ないが捕らえるのは比較的楽だ。教えようか」
    山路「・・・うん、頼む」
    プリン「夜は、ここで寝るつもりか?」
    山路「ああ、あのテントでな」
    プリン「・・・そうか」
    山路「しかし、UFOとは・・・」
    空を見上げる山路。
    山路「ああ、ずっと見ていなかったが。この世界の空も、青いんだな」
    空を見上げるプリン。
    空に光るUFO。

    END


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