お腹がヘルハウンド
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お腹がヘルハウンド

2018-05-28 21:32
    生放送でアイデアや台詞を募集してシナリオを書き上げる企画をしています。

    今回は、ひそねと○たん辺りのネタを借用して。
    車に擬態したヘルハウンドで書いてみました。
    運び屋らしいです。


    注意点。
    シナリオです。
    なので読んだ事がない方には読みづらいかも。
    独自の書き方があります。
    誤字・脱字を含みます。
    タイトルこれでええんか?
    まぁええか。




    タイトル「お腹がヘルハウンド」




    人物表
    トランス・ポー太(32)
    甘酒下戸子(27)
    へーたん(?)ヘルハウンド




    ○湾岸・倉庫前(夜)

    ○倉庫・内
    真っ黒の車が止まっている。
    その前で話すトランス・ポー太(32)と甘酒下戸子(27)。
    下戸子「あなたね、凄腕のトランスポーターっていうのは」
    トランス「ターゲットは?」
    下戸子がトランスに写真を渡す。
    下戸子「今から一時間後に教会からあるブツが盗まれる。その盗んだ車を追いかけて欲しいの」
    トランス「……乗りな」

    ○教会「あんめい教会」・前
    黒車が止まっている。

    ○黒車内
    鼻をつまんでいる下戸子。
    下戸子「さっきから気になってるんだけど、何?この匂い」
    トランス「俺は男性ホルモンが凄くてな、常に獣臭を発してるんだ」
    下戸子「……消臭剤とか使わないの?」
    トランス「既に8つ使っている」
    下戸子「そう……、ごめんなさい」
    トランス「おしゃべりは終わりだ。出たぞ」

    ○教会・前
    黒いハイエースが出て来る。その後を追う黒車。

    ○海岸線
    黒ハイエースが走っている。その背後につけている黒車。
    下戸子の声「さすがね、高い金額積んだだけあるわ」
    路地に入る黒ハイエース。それに続く黒車。
    トランスの声「あ、まずい」
    急停車する黒車。道の先に動物病院の看板。
    下戸子の声「え、どうしたの?……早く追いなさい!」

    ○黒車内
    トランス「……匂いは分かるか。よし、回り道だ」
    下戸子「誰と喋ってるの!ほんとに一流のトランスポーターなの!?」
    トランス「黙ってろ」
    車がバックする。
    大きな鼻息が聞こえる。

    ○山道
    黒ハイエースの背後を黒車が走っている。
    下戸子の声「さすがね……、とでも言って欲しいの?さっきのは間違いなくあなたのミスだわ。どうして真っ直ぐ追わなかったの」
    トランスの声「ちゃんと追いついた、文句を言われる筋合いはない。……しかし、この先には道がないぞ」
    下戸子の声「じゃあ、この辺りにあるのね。奴等の根城が」

    ○山頂
    ヘリがプロペラを回して待機している。
    黒ハイエースがその横に止まる。隠れた位置で止まる黒車。

    ○黒車内
    下戸子「まさか……ここまで用意していたなんて。もうダメだわ、あなたもご苦労様。笑いたければ笑えばいいのよ」
    トランス「フフッ……、この程度で俺たちが獲物を逃がすと思ったのか。舐められたもんだな」
    下戸子「何を言ってるの……?」

    ○山頂
    ヘリが飛んでいく。
    黒車の形状が変化する。車から犬の形になる。黒い犬、ヘルハウンドの姿に。
    その腹の下に毛で編まれたハンモック?のような座席シート。
    下戸子「え、……ちょっと冗談でしょ。何これ」
    トランス「俺の相棒、ヘルハウンドのへーたんだ」
    下戸子「……もうちょっと名前なんとかならなかったの?」
    トランス「可愛いだろ?」
    トランスがピンクの乳首をつまんで動かす。
    へーたんが地面を蹴り飛び上がる、上空のヘリを追って跳躍を繰り返す。
    下戸子の声「そうやって操作してたのー!?」

    ○海岸
    切り立った崖の上にヘリが着陸する。
    その手前に着地するへーたん。
    顔を出して吐く下戸子。
    トランス「……大丈夫か?」
    下戸子「色んな意味で気分が悪くなったわ」
    トランス「そうか、じゃあ奴等の始末も任せてもらおうか」
    下戸子「え、ちょっと待って。それは私達がちゃんと仲間を集めて、うっ」
    トランス「遠慮は無用だ。サービスするぜ」
    吐しゃ物を撒き散らして飛び上がるへーたん。
    ヘリの横に着地し、ヘリから出て来た人や荷物をパクパクと食べる。
    トランス「こいつは燃費が悪くてな、すぐに腹が減るんだ。しかもなんでも食う」
    下戸子「ちょっと待って!聖異物が……嘘でしょ」
    トランス「この程度じゃへーたんの空腹は収まらないぜ?」
    倉庫らしき穴に首を突っ込むへーたん。もぐもぐと何かを咀嚼する。
    × × ×
    へーたんが眠っている。
    その横でうなだれている下戸子と海を見ているトランス。
    下戸子「そんな……、今までの物も全部。私は、どうしたらいいの……?」
    トランス「逃げるのか?なら手を貸すぜ、もちろん料金は貰うがな」
    下戸子「殺す!ぶっ殺してやる!」
    トランス「ハッハッハ、愛情の激しいお嬢さんだ」
    地平線が白く染まっていく。

    END


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