パー券で友達を
閉じる
閉じる

新しい記事を投稿しました。シェアして読者に伝えましょう

×

パー券で友達を

2018-05-31 21:54
    生放送で台詞やアイデアを募集してシナリオを書き上げる企画をしています。

    今回は、心はやさしいけど見た目がいかついせいで友達おらん奴がヤンキーからパーティー券買って友達つくろうとする(原文ママ)話です。
    まぁ、こんな感じやない?

    注意点。
    シナリオです。
    なので読んだ事がない方には読みづらいかも。
    独自の書き方があります。
    誤字・脱字を含みます。
    久々に長めのを書いた気がする。
    見直しなどしない!





    タイトル「パー券で友達を」




    人物表
    園薫(17)
    弱卒育(16)
    女部長子(18)
    月五郎(18)




    ○高校「病木高校」・前
    月の声「なぁいいだろ、買えよ」

    ○同・渡り廊下
    月五郎(18)が弱卒育(16)をの頭を券で叩いている。
    月「うちの総長の脱退式があんだよ。一枚5千円にまけてやっから、な?安いだろ?」
    弱卒「でも……そんなお金」
    月「無いってのか!うちの総長にそんな金出せないって言ってんのか!」
    月の肩に園薫(17)の手が乗る。
    月「うるせぇな、今取り込み中だよ」
    園の手をはじくが再度手が肩に乗る。
    月「うるせぇっつって……ひぃっ!?」
    園の強面にびびる月。
    月「いや、あの。すんません、なんでもないんで……え?」
    園「パーティ、やるの?」
    月「いやいやいや、そんな滅相もない。あ、よろしければ差し上げますけど……」
    財布を取り出す園、金を月に差し出す。
    月「ええ……、そんなの受け取れませんって!いや、マジでマジで!えっ、ほんとですか~。すいませ~ん」
    金を受け取り逃げ出す月。パー券を放り投げる。
    パー券を拾う園。弱卒に一枚手渡す。
    弱卒「え、ごめんなさい!え?何?……どうも」
    パー券を受け取る弱卒。
    歩いて行く園、口元がゆるんでいる。
    弱卒「えぇ……何これ」

    ○2-C教室
    学生1の声「何かやばいらしいよ。園っていう危ない奴がパー券配ってるって」
    学生2の声「何でも一万で売らせてるらしいな。上前跳ねたら宙吊りにされるって話だぞ」
    学生3「おいおい、もう授業受けずに帰ろうぜ」

    ○廊下
    パー券を持った園が立っている。教室の中から園を見る学生達。園の視線をかわして隠れる。
    ため息をつきパー券をじっと見る園。ハッと何かに気付く。

    ○男子トイレ・前
    園の声「え?やらないの……?」

    ○同・内
    個室の中で月に詰め寄る園。
    月「え・・・いや・・・どうしよ、かな・・・?(汗)」
    園「やるんだよね?(涙目)」
    月「(や、やべえ・・・目が血走ってる・・・まぢだコイツ)やります!」
    園「でも、場所と時間書いてない。
    月「ああ、そっそれはその……」
    園「じゃあ……、うちの部室で」
    月「い、いいっすね!それ」

    ○校庭
    花壇が並んでいる。女部長子(18)が花壇の前に座っている。
    長子「どうしてうちは部員が増えないんだろ……。きっとあいつのせいね、あの悪魔がなぜかうちの部に居座ってるせいで……」
    懐からゴーヤを取り出す長子。
    長子「いいのよ。どうせ私の友達はこのゴーヤだけだから……」
    長子の肩に園の手が乗る。
    長子「何よ、今は忙しいの。この子と昨夜の逢瀬について語り合ってるんだから」
    肩の手をはじく長子、再度手が乗る。
    長子「忙しいって言って……いやあああ!お願い、命だけは!体はいいから命だけは!」
    園「……」
    長子「ああ、なんだ園君。……怖いから顔を近づけないでくれる?」
    園「部室で、パーティ開く。……いいか?」
    長子「……は?まぁ、いいけど」
    歩いて行く園。
    長子「パーティって何だろ。麻薬?乱交?……殺戮?なんだろう、ドキドキ」

    ○高校・前
    字幕「パーティ当日」

    ○校舎屋上
    ビニールハウスがある。その中に各種花壇や植物がある。
    入り口に達筆の筆でパーティ会場と書かれた紙が張られている。
    弱卒がパー券を握ったまま立っている。
    弱卒「……どうしよう。ここまで来ちゃったけど、逃げてもいいんだよね?でも明日何されるか……。でも明日まで命が永らえるならやっぱり」
    弱卒の肩に園の手が。
    弱卒「何?今余生について悩んでるんだから……ぎゃああ!殺して、優しく!真綿でキュッと!」
    園「……中へ、どうぞ」
    弱卒「……キュッと」

    ○ビニールハウス内
    長子が植物の陰に隠れている。
    長子「ハァハァ、何が起こるのかしらハァハァ」
    園と弱卒が入ってくる。
    弱卒「色んな花があるんだね……。きっと芥子や麻も……」
    園「それぞれ名前が、マーガレット・アイリス」
    花一つ一つの名前を言っていく園。
    弱卒「へぇ、意外な一面があるんだね……」
    園「スターリン・ゲバラ・ムッソリーニ」
    弱卒「赤い、花……?」
    園「話しかけると、元気に育つ」
    弱卒「へぇ、そうなんだ……」
    園「今日も、いい天気」ニッコリ
    花が落ちる。
    弱卒「えぇ……殺したぁ……?」
    植物の中に手を突っ込み、隠れている長子を避けてギターを取り出す園。
    長子「(ひぃぃ……!)」
    園の弾き語り。
    園「花は、応えてくれる~。手をかければ手をかけるほど~、美しく~♪」
    弱卒「(この人、案外悪い人じゃないのかも……)」
    ギターを置く園。
    弱卒「あの……、僕も園芸部に入ってみようかな、なんて……」
    長子が出て来る。
    長子「ご入会はこちらのシートに学年・名前・電話番号・口座番号とパスワードをお書き下さーい!」
    園「部長……居たの」
    弱卒「……え、この人が部長?」
    月とその他ヤンキーたちが涙を拭きながら入ってくる。
    弱卒・長子「げっ」
    月「俺たち感動しちまってよぉ、出来たら入部したいんだけど、どうだ?」
    顔を合わせ笑顔を交わす園・弱卒・長子。
    弱卒と長子が走って逃げる。
    月が園と両手で握手する。
    月「俺たちやるぜ!園芸部を高校一番の部にしてやる。誰にもなめられない最強のな!」
    園「……うん」
    盛り上がるヤンキーたち。入り口をジッと見る園。

    END


    広告
    コメントを書く
    コメントをするには、
    ログインして下さい。