健康要塞都市からの脱出
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健康要塞都市からの脱出

2018-08-02 21:46
    生放送で台詞やアイデアを募集してシナリオを書き上げる企画をしています。

    今回は、ホリエモンの納豆旨くないツイートから、あれこれ思うところをシナリオにしたようなそうでもないような感じかなぁ?
    特に脱出要素は膨らみませんでしたが、1シーン作れたしいいよね。

    注意点。
    シナリオです。
    なので読んだ事がない方には読みづらいかも。
    独自の書き方があります。
    誤字・脱字を含みます。
    納豆は毎日食ってます。が、無理に人には薦めません。




    タイトル「健康要塞都市からの脱出」




    人物表
    淡水化物(27)
    米浩司(22)
    その他





    ○焼肉屋「ぼくビーフ」・前

    ○同・店内
    淡水化物(27)が焼肉を食べながらスマホを見ている。
    スマホ画面「お肉大好きさん ツイート「一人焼肉なう」」
    スマホを見ながらニヤニヤする淡水。
    スマホ画面「美味しそう」「俺もいきてぇ!!」「おごってくださいよ~」
    スマホを見ている淡水の顔が真顔になる。
    スマホの文字「お肉を食うなら納豆をどうぞ」「肉ばかり食べていては不健康ですよ?」
    淡水「なんだこいつら……?」
    スマホをいじる淡水。
    スマホの文字「納豆嫌い」

    ○同・前
    お腹をさすりながら出て来る淡水。その前に水色のハイエースが止まる。
    淡水「うん?」
    車から出て来た男たちに布を被せられ、縄でグルグル巻きにされて車の中に押し込まれる淡水。
    もごもご言って暴れる淡水。
    走っていく車。

    ○独房
    暗い房の中で、納豆のように藁にくるまれた淡水が寝ている。
    淡水「うう……、臭い」
    虚ろな目の淡水。
    × × ×
    淡水の回想。
    何人かの男たちに囲まれている。
    男1「納豆美味しいだろ?」
    男2「納豆の気持ちになれば全てが分かる」
    男3「納豆で一緒に健康になろう!」
    × × ×
    回想戻る。
    淡水「……うう」
    独房の前に歩いてくる米浩司(22)。
    淡水「ひぃっ……」
    ポケットからナイフを取り出す米、淡水をひっくり返す。
    淡水「納豆最高!大大好きです!万歳!……助けて下さい!」
    淡水を縛っている縄や藁をナイフで切る米、淡水を立たせる。
    米「大丈夫かい?」
    淡水「えっ……、あ。ありがとう」
    米「君を外へ出してあげる、一緒に行けるかい?」
    淡水「……もちろん!」

    ○健康要塞都市「長寿」・中庭
    ドーム状の建物、天井に寿の文字。
    万歩計をつけた男女が話しながら歩いている。
    廊下から出て来る淡水・米。
    淡水「ここは一体……?」
    米「健康要塞都市長寿。名前ぐらいは聞いた事がないかい?」
    淡水「……そんな名前の政党があったような」
    米「そう、全ての健康を愛する人たちが集まって互いの健康について四六時中考えて生活する都市。それがここ、長寿さ」
    淡水「はぁ……」
    米「誰もが健康であればより人生を楽しめる。病気になるなんてバカらしい、なら全ての人はもっと健康に対して気を使うべきだ。そして時間とお金もね。そうして作られたのがここなんだ」
    淡水「そんなの、ほっといて欲しいよ。不健康でも好きな事をしたい人間だっているんだよ……」
    米「分かってる。でも彼等はそう考えていない、それは君も体感したと思う」
    淡水「……もう納豆って聞くだけで吐きそう」
    クスリと笑う米。

    ○健康管理室
    米がパソコンを触っている。
    淡水「俺を助けて君に何かメリットが……?」
    淡水にID証を渡す米。
    米「……それはここを出てからだ。これでゲートを通過できるとは思うが油断はできない」

    ○ゲート
    巨大な門。注射器を構えガスマスクをつけた白衣の男たちが何人もうろうろしている。
    歩いてくる淡水・米。
    白衣にIDを見せる淡水・米。白衣が淡水・米の顔を見る。
    淡水「……」
    白衣が手を上げるとゲートが開きだす。
    ホッと息を落とす淡水。
    ポケットからスマホを取り出す白衣。注射器を淡水に向ける。
    白衣の注射器を叩き落す米。
    米「走れ!」
    あわててゲートへ走る淡水。白衣の背後に回り首を押さえる米。そのままポケットから注射器を取り出し白衣の首元に当てる。
    米「これはあいつの血液だ。肉ばかり食ってるからドロドロでコレステロールたっぷりだぞ。動くな!」
    白衣「やめろ!助けてくれ!」
    白衣を盾に、下がりながらゲートを抜ける米。白衣の首に注射器を刺して逃げる。
    白衣「う、うわー!死ぬー!?」

    ○山道
    スマホを見ている淡水。
    淡水「うわー、凄い辺境じゃないか」
    米「君を助けた理由だが、僕はあの施設から出た事が無い。ここから何とか街まで連れて行って欲しい」
    淡水「……まさかこんな所で俺のスキルが役に立つとはな」
    米「スキル……?」
    淡水「BS……、またの名を、ボーイスカウトだ」
    米「ボースカ……?」

    ○山の中(夜)
    焚き火の上にイノシシの丸焼きが枝に突き刺さっている。
    淡水「そろそろ食えるかな」
    米「……凄いな、君は」
    イノシシの足をもぎ取る淡水、米に差し出す。
    淡水「とりあえず、ありがとう」
    米「うん……」
    イノシシの足を受け取る米。ジッと見る。
    淡水「……食べないの?」
    米「ああ……、お腹空いてないんだ」
    淡水「そう、じゃあ貰ってもいいかな」
    米からイノシシの足を受け取る淡水。かじりつく。
    淡水「あー、うまい!」
    米「……」

    ○川
    山の中の小さな川。
    淡水が水を口にする。
    淡水「あー……、生き返る。どうしたの?飲まないの?」
    米「……もう無理だ」
    淡水「へ?」
    米「僕にはこんな不衛生な水飲めない。あんな肉ばかり食べられない、帰る!」
    淡水「ええ……」
    歩き出す米。
    淡水「で、でも、戻っても裏切り者になってるんじゃ」
    米「それでもこんな食事よりマシだ。あそこの監獄の不味い飯の方がこれより数倍マシだよ!」
    淡水「そんなに……?」
    走っていく米。それを見送る淡水。
    米「納豆ー!」
    淡水「うっ……おrrrrr(嘔吐)」

    END


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