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ラ・タベルナ
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ラ・タベルナ

2013-08-14 21:06

    出会いのシーンを書く。今回は「客と店員」です。

    タイトル「ラ・タベルナ」

    人物表

    客一(?)
    店員(?)
    マスター(?)がパスタの入った鍋の前で塩を持って立っている。

    ○イタリアンレストラン「ラ・タベルナ」前

    ○同・厨房
    マスター(?)がパスタの入った鍋の前で塩を持って立っている。
    マスター「パスタを茹でる時は握りこぶし一杯の塩で茹でろ!」

    ○同・店内
    客でごった返している店内。
    ドアベルをカランコロンと鳴らして客一(?)が入ってくる。
    客「ちっす、いらっしゃいました」
    店員「うわぁ…先に言われた」
    客「俺だよ俺ー」
    店員「誰だよ!誰!」
    客「じゃあ、右から順に握ってもらおうか」
    店員「寿司屋じゃねえよっ!」
    客「なんで制服を着てないんだ?メイドはどこに?」
    店員「ここはメイド喫茶ではありません」
    客「イタリア料理だからメイドはいけないというルールは無い」
    店員「余所は余所!ウチはウチ!」
    じっと店員を見る客。
    客「あんたが俺の店員か?」
    店員「?・・まあ、そうなりますかね?」
    客「チェンジで」
    店員「マジ、か……」
    しょんぼりして立ち去ろうとする店員。がすぐ戻り。
    店員「って忙しすぎてチェンジなんて余裕はねーよ」
    客「チェンジがダメだと?しかたない、お前、パス1だ」
    店員「7ならべかよ!まともに注文しないなら出てってくれ」
    客「では、パスタをもらおうか。この店で一番旨いナポリタンを」
    店員「ナポリタンを・・・おまえ、死ぬ気か?」
    客「死ぬ?一体何を言って…」
    店員「かしこまりました!岩塩大盛りパスタいっちょう!」

    ○同・厨房
    マスターがパスタの入った鍋の前で塩を持って立っている。
    マスター「新たな生贄が一人・・・」

    ○同・店内
    テーブルについている客。
    店員が塩山盛りのナポリタンを持って来る。
    店員「良いんですか?責任は取りませんよ?」
    客「おいおいパスタだろ?何食わす気だ?早く置け」
    店員がナポリタンを客の前のテーブルに置く。
    客「パスタの上で!塩が!踊っている!」
    店員「やめるなら今の内であっ」
    客がナポリタンを口に入れる。ガリッと音がする。
    客「これは・・・!まさに、パスタそのものが岩塩・・・!!でも思ったよりマイルド」
    マスターが厨房から店内を見ている。
    マスター「なん・・・だと!?」
    店員「マスターの料理は、口の中でサマーソルトしてるのに、マイルド、だとぉ・・・!?」
    × × ×
    客の前の皿が空になっている。
    客「あー美味しかった・・・あれ?」
    倒れる客。耳から塩が出ている。
    店員「お客さま・・・?お客様!?うわっ耳から塩が!」
    あわてて厨房から顔を出すマスター。
    マスター「ちっ!時間差か!」
    サイレンが鳴る。

    ○イタリアンレストラン「ラ・タベルナ」前
    字幕「数日後」

    ○同・厨房
    マスターがパスタと多量の塩を持って話している。
    マスター「今日はパスタを茹でて干して戻します」

    ○同・店内
    ごった返している店内。
    客が入ってくる。
    客「ちっす、いらっしゃいました」
    店員「うわぁ、また言われた・・・って、あなたは・・・」
    客「また来たぜ。塩、もらえるか?」
    店員「あ・・・、前回の岩塩ではなく季節の塩となっておりますがよろしいですか・・・?」
    客「当たり前だろ。あのマイルド感にトリップしたんだよ」
    店員「でも体の方は・・・」

    笑顔の客。

    店員「かしこまりました!季節の岩塩大盛りパスタいっちょう!」


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