過去の自分からキックオフ
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過去の自分からキックオフ

2014-02-05 22:45

    今回は「タイムマシーン」のお題でアイデアを募集してみました。
    お題がなんでもありな感じなのでほぼ雑談で出た二案が。

    この校庭を、光の速さを超えて走れば、無垢だったあの頃に戻れるんだぜ
    冬も半袖短パンだったあのころ。と。
    過去からきた小学生時代の自分「こんなの、、僕じゃない。。。僕じゃないんだ!!!」
    の二つでした。使用アイデアは後者です。
    (その他、未使用アイデアは放送中とシナリオの後に列挙)

    タイムマシン物はタイムパラドックスもあり中々扱いがやっかいですが、さらっと終わっておきました。タイムパラドックスは正直余り把握してないです。
    上記の他、ト書きをかなり省略してあります。正式なシナリオの書き方ではありません。
    ご了承ください。


    タイトル「過去の自分からのキックオフ」

    人物表
    木手栄一(28)木手で統一
    木手栄一(13)栄一で統一
    木手母


    ○木手家・前(夜)

    ○同・栄一の部屋(夜)
    片付いた部屋で木手栄一(13)(きて えいいち。以降、英一)が手紙を書いている。
    手紙の文字「おとなになったぼくへ げんきですか?奥さんはきれいですか?サッカー選手になって活躍していますか?」
    手を止め窓から外を見る。

    ○同・前
    字幕「15年後」

    ○同・木手の部屋
    捨てられている求人情報誌。不採用の通知もちらほら。何故か散乱してる丸まったティッシュ。賞味期限切れのコンビニ弁当やジュース等でごったがえしている部屋。
    部屋の明かりはPCのモニターだけ。
    カーテンは閉まっている。
    体格太目で頭皮がザビエルのような円形ハゲの木手英一(28。以降、木手)がパソコンの前でニヤニヤしている。
    パソコン画面に2次元の女の子が映っている。
    頭をかくとフケがボロボロ落ちる。皮膚には赤い小さな炎症がポツポツと散見している。
    その後ろに立っている栄一。
    栄一「こんなの、、僕じゃない。。。僕じゃないんだ!!!」
    木手「うわ!ビックリした!誰だよ!?お前」
    栄一「俺はお前だよ!過去のお前だよ」
    木手「・・・ごめ、ちょ身に覚えなんですけどー。それよりどこから入った?不法侵入だぞこのクソガキ」
    栄一をじっと見る木手。
    木手「・・・(どっかで見覚えあるようなこいつ・・・)」
    栄一「とりあえずさ~~、いっかい死んでくれ、ないかな」
    木手「いやでござる!ついでに働きたくもないでござる!!」
    栄一「ござるってなんだよ、今の流行語か!」
    木手「じゃあナリが良かった?・・・いやナリよ!働きたくないナリよ!」
    栄一「・・・」
    木手「あー、ベンゾーさんの中。あったかいナリー」
    栄一「どこで間違えた?なぁ!どこで間違えてそうなった!おい!!おいいい!」
    両手で木手の肩をにぎり激しく揺らす栄一。
    木手「お、おお、俺を殺す気かああ!!」
    栄一「はっ!コロ助!?」
    木手から手を離す栄一。
    木手「なんなんだもう・・・。まぁ落ち着けって、この若さで血圧上がるぞ?ってか・・・」
    栄一をジロジロ見る木手。
    栄一「なんだよ!」
    木手「過去の俺ってほんとか?」
    栄一「だから言ってるだろ!」
    木手「そうか・・・(こんな可愛くないガキだったのか・・・)どうやって来た?タイムマッシーンとか?」
    栄一「うん」
    木手「へ、へぇ・・・出来たんだ。・・・じゃなくて過去だよな!?」
    栄一「しつこいな!色々聞きたいのはこっちなんだけど!」
    木手「でも俺ー、タイムマシンに乗った記憶ないんだけどー。おかしくね?」
    栄一「えっと・・・、そこは世界線がどうとかって博士が・・・」
    木手「博士!?ってああ!世界線!ああ、ああ・・・」
    栄一「分かるの?」
    木手「ああ、シュタゲで見た」
    栄一「ふ、ふーん」
    木手「ああ・・・、うんうんなるほど。あー」
    栄一「それよりさ!」
    木手「あ?」
    栄一「なんで結婚していないの?」
    木手「・・・あ、それよりな!先に言っておくが。バブル景気は3年後に終わります。明るい未来などありません。地獄が数十年続きます」
    栄一「え?何?」
    木手「ああ、それと。大学の歓迎会で飲み会に誘われるだろうけど、絶対断っとけ。いいな!絶対だぞ!?」
    栄一「なんの話だよ!それより答えろよ!結婚は!?
    木手「け、結婚?・・・してるよ?ホラ嫁さん(画面を指さす)」
    栄一「これって?」
    木手「未来型異性交遊シュミレーションシステムの研究をしているんだよ」
    栄一「・・・幼なじみのみよちゃんはどうしたんだよ」
    木手「みよ・・・そんな女もいたな・・・(遠い目)」
    栄一「何かあったの!?」
    木手「(遠い目で)ああ・・・、大学の先生と結婚してもう3人子供いるよ・・・。でも離婚したみたい」
    栄一「あっ・・・(察し)」
    木手「めっ、めでてぇじゃねぇか!出産祝い3倍返しだ!なっ?ハハハ!」
    栄一「何言ってんの?」
    木手「おまっ去年の流行語も知らねぇのか!?
    栄一「へぇ、去年はめでてぇじゃねぇか!が流行語だったのか・・・・時代ってわかんないもんだね」
    木手「じぇじぇじぇ」
    栄一「じゃあ、みよちゃ・・・奥さんのことはいいや。(部屋を見回し)何でお前は人生の負け犬みたいな生活やってんだよ!夢はどうしたんだよ!!」
    木手「夢?・・・ハッ!そんなのとっくの昔に諦めたさ」
    栄一「え!?」
    木手「いいか。よーーく考えてみろ?ボール蹴って遊んでるだけの奴にだれが金はらう?遊んで飯食っていけると思ってんの?」
    栄一「その言葉、そっくりそのまま返していい?」
    木手「・・・いや、これは未来型異性交遊シュミレーションシステムの研究で・・・」
    栄一「これってときメモってやつでしょ?知ってるよ?」
    木手「・・・俺にだってな!色々あったんだよ!子供にゃ分からないことぐらい一杯な!夢がどうとかって子供か!」
    栄一「う、うん」
    木手「そうか、子供か!でも子供だけど子供か!」
    栄一「さっきから何言ってんのさ!」
    木手「・・・良いか坊主。人に夢と書いて儚いって読むんだぜ。覚えときな」
    栄一「んん・・・?」
    こぼれそうな涙を上を向いてこらえる。
    木手「ちょっとごめん・・・オーーレーーー俺俺俺ーーー♪ウィアザチャーーン♪」
    栄一「もう、もういい!とりあえず。おまえはどこで失敗したんだ!」
    木手「えーと・・・・大学の頃、出来心でハッキングして逮捕されてからかなw」
    栄一「え?なんでパソコンしてるの?プログラム打ち込む前にサッカーの練習に打ち込めよ!」
    木手「サッカー・・・か」
    栄一「うん、サッカーの話」
    木手「懐かしいな・・・。高校の部活で二年の後半でレギュラーになったぜ。でもな、3年になって、入ってきた1年にレギュラーを取られてさ。全国大会でうちの学校が優勝したんだよ」
    栄一「・・・」
    木手「みんなからずっと言われてきた・・・ナイスベンチ!ナイスベンチあたため!ってな・・・。俺は翼君じゃなくて、石崎君にすらなれないと知ったよ。補欠のまま引退だからな」
    栄一「なんでそこであきらめたんだよ!もっとがんばって、そいつを追い越せば、おまえが全国大会で優勝したってことだろ!」
    木手「人間には2つある。土壇場で踏ん張れるのとそこで諦める奴。俺は後者だったようだ」
    栄一「そんなのもっと頑張れば…」
    木手「聞け!表彰台で優勝トロフィーを片手にその一年は俺に見下すような嘲笑を向けやがった・・・そして俺はなぜか興奮しちまった・・・」
    栄一「え?え?」
    木手「その時気づいたんだ・・・俺がドMのもーほー。いや、バイセクシャルかな。そんな生き物だってことに、な」
    栄一「ホモ・・・興奮・・・。僕が・・・?」
    がくがくと膝をふるわせ、その場に崩れ落ちる栄一。
    木手「あの時のあいつの顔といったら・・・」
    体をけいれんさせながら興奮する木手。
    木手が崩れ落ちた瞬間、ゴミで散らかった部屋にうもれた弁当の割り箸に肛門を貫かれた。
    木手「・・・・ああっ--------------」
    ドアを開けて木手母が顔を出す。
    母「コンコン、栄ちゃーん?お客さん来てるのー?ジュースもtt」
    木手「うっせーーーんだよくくそババアーーー!」
    母「ご、ごめんなさいっ!」
    母はそっとドアを閉めた。
    栄一「か、母さ・・・う、うう、内弁慶・・・」
    木手「夢やぶれて精根尽きるって書いて夢精って言うんだぜ?」
    栄一「・・・」
    木手「まあ、これはこれで、楽しく幸せにやっているよ。分かったら帰れ、元の時代に」
    栄一「・・・。俺は認めない・・・認めないぞ!母親を泣かせ、戦うことを諦める人生が幸せだなんて!!」
    木手「そうは言ってもなぁ・・・これが現実だお?」
    散らばっている不採用通知(とそれに混じったティッシュ)を拾い上げ栄一に見せる。
    木手「分かったろ?俺は必要とされてないんだ」
    栄一「で、でも必要としてくれる友達ぐらいはいるんだろ。だろ?」
    木手「・・・・」
    栄一「で、でも!僕には必要なんだよ!輝かしいオマエの姿が!」
    木手「・・・あんまピンとこんわ」
    栄一「もういい。今のお前じゃ駄目だ。違う時代のお前の所行ってくる!」
    木手「・・・ああ、もっと未来にいくなら、俺もつれてってく…」
    栄一の姿がスッと消える。
    木手「消え・・・。(ため息)未来・・・か」
    不採用通知の束をに視線を落とす木手。その中のティッシュに気づき、部屋を見回す。
    木手「・・・部屋、掃除するか」

    ○サッカー場・控え室?
    (痩せてこざっぱりした)木手が山と積まれたサッカーボールを磨いている。
    木手「(手を止め)あれ・・・・・・なんで、俺こんなことを・・・」
    ボールが手から落ちる。が足で蹴り上げて両手でキャッチする。
    木手「(そうだ、明日チームが試合で。結果によってはJ1昇格もあるし・・・。俺が出来るのはボール磨きぐらいだけど。頑張って貰わないとなっ」
    ボールを磨く木手。
    木手「家帰ってときメモやりてぇけど仕方ないな!」
    木手の後ろに栄一が立っている。
    栄一「なんで選手じゃなくて、ボール磨きにあまんじているんだよ!」
    木手「うわ!ビックリした!」

    END


    未使用アイデア
    ○セリフ等
    過去の自分へ。セリエAなんて無理なんや!・・・むり・・・・・なんや」

    木手「ついでに言えばトンガリはアメリカでIT企業の会長でブ.タゴリラは全国区のスーパークマハチの社長やってる」
    (木手の名前がキテレツ大百科の主人公の名前。正式には英一ですが。なので友達の情報が)

    ○別オチ
    タイムマシン「エラー404.該当する時代が見つかりません。」
    栄一「え?そ、そんな・・・バカな!」
    栄一「未来が・・・存在しない・・・だと!?」
    (自分がどうこうってレベルじゃねぇ!ってオチ。続編で主人公が科学者になる必要がありそうなのでやめときました)

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