腸絶ッ!ニホンノ心
閉じる
閉じる

新しい記事を投稿しました。シェアして読者に伝えましょう

×

腸絶ッ!ニホンノ心

2014-04-07 23:02

    とりあえずニホンは日本ではなく架空の国です。
    先にごめんなさい。


    えー、今回は。最初と最後に同じナレーションを入れる。
    同じ言葉なんだけれど、最初と最後ではそのナレーションを言った人物の立場が変わっているので、違う意味に聞こえる。
    という企画?で書いてみました。

    参考にした作品、フリーノベルゲー「リセット」。
    アニメ「スペース☆ダンディ 13話」。
    といっても昔からある技法だと思います。

    繰り返す言葉は「この世は残酷で美しい」。
    設定が、ちょっとややこしいので書いときます。
    江戸幕府が続いた2109年(慶明2年)、サイバー都市EDOで繰り広げられる美しくも残酷なSEPPUKU☆
    ・・・何を言ってるのか良く分からないかと思いますが大丈夫です、僕もです。

    注意点。
    シナリオの正式な書き方ではありません。
    何人かの人に書いてもらっているのでキャラのぶれやら色々あります。
    ト書きはほぼ諦めました。イメージしてください。
    以上、ご了承ください。



    タイトル「腸絶ッ!ニホンノ心」

    人物表
    織田ノブナリ(?)
    斉藤 濃(?)
    斉藤 道さん(?)
    織田 市(?)


    ○EDO・遠景
    サイバーEDO上空にはマグロツェッペリンが怪しげなサブリミナル広告を投射している。
    マグロ「SEPPUKU安心ッ!ジッサイ安心ッ!」
    切腹競技スポーツ用品が映し出されている。

    ○新代々木幕府立競技場・前
    場内から歓声が上がっている。

    ○同・場内
    競技場に砂利が敷かれている。その上に白装束?の武士たち(ちょんまげ?)
    競技場の武士たちと観客席のカットバック。
    ブシュー!飛び散る血、切腹してる武士。
    ノブナリのナレーション「誰かが分かったようなことを言っていた。この世は残酷で美しいって」
    武士「く、無念・・・ガク」
    倒れる武士。
    将軍「ほれ、次はお主じゃ腹を切れい!」
    実況「良い切腹でしたね、血しぶきの高さでは今のところ1番です」
    アメリカ人らしきアメちゃん。
    アメちゃん「いやー開国せまらなくてよかったー!武士ちょーこええー!属国になって逆に安心したわー」
    解説「しかしエントリーナンバー2番 明智ミツヒコさん。彼の正確な一文字は綺麗でしたねー」
    観客の女子1「あたし明智さまのはみ肝ブロマイド買っちゃった きゃっきゃ」
    観客の女子2「この苦痛をおもてに出さないりりしいお顔・・・もののふよねー///」
    フランス人観光客「オーマイガッ!オーマイガッ!もうフランス語とか喋ってる場合じゃないわオーマイガッ!」
    実況「さあ、次はエントリーナンバー7番 豊臣家ヒデキチさんです」
    ノブナリ「(やべー俺何でここにいるんだろう。なんで皆そう簡単に腹切れるの?)」
    ヒデキチ「エイ!」
    実況「おお!すごい勢いで切った!」
    ヒデキチ「・・・いでー!いでーよー!かあちゃーん!」
    圧倒される外国人「すいません俺に謝罪と賠償させてください!」
    土下座する外国人。
    実況「あーヒデキチ選手泣いてしまった。失格です」
    ナレーション「江戸幕府が続いた2109年(慶明2年)、サイバー都市EDOでは士気高揚と日本文化の掲揚をうたい文句に、切腹が競技化されていた。ちなみに医療技術の発達で切腹後も公式SEPPUKU競技場で即回復できます。公式発表死者数は年間約18名」

    ○織田家・前
    平屋。

    ○同・ノブナリの部屋
    話しているノブナリと斉藤。
    ノブナリ「あーあ、うちは代々武家だし、一人っ子だし家督継がされるんだろうなー」
    斉藤「だろうな」
    ノブナリ「まったく少子化とかずいぶん軟弱だよなー」
    斉藤「はぁ」
    ノブナリ「うちも昔はすごかったらしいけど今じゃすっかり下級武士・・・家なんてついでもたかが知れてるし」
    斉藤「・・・」
    ノブナリ「なんだよウチの石高0.000421って!何小数点つけてんの!」
    斉藤「まだいいじゃん、俺んチんなんか代々ガソリンスタンド勤務だぜ」
    ノブナリ「えー!でもぜったいそっちのほうがいいじゃーん!うち米粒だよ?報酬」
    ノブナリ「矢銭もらってたほうがずっといいよー」
    濃の声「ノッブナッリくぅーーーん!」
    ノブナリ「あ、幼馴染で近所に住んでる淡い恋心を抱いたお濃ちゃん!」
    濃「ありがとうね!登場と同時に説明的な補足をつけてくれて!」
    ノブナリ「手っ取り早いだろ?」
    斉藤「濃何しに来たんだよー」
    濃「あ、お兄ちゃん。居たんだ」
    斉藤「悪いかよ」
    濃「うん」
    斉藤「え」
    濃「ねぇねぇ!昨日のSEPPUKU,見たー?」
    ノブナリ「なにそれ?」
    濃「えぇー!知らないのー?」
    斉藤「うぜぇ」
    濃「TBS(テレビジョンof 武士&将軍)でやってたよー」
    斉藤「俺ブシテレビ系しか見ないからなー」
    濃「聞いてねぇし」
    斉藤「あん?」
    ノブナリ「ああ、あのグロイあれか」
    濃「あれに2人も出てみない?」
    ノブナリ・斉藤「はぁ!?」
    濃「優勝賞金が足立区(所領)、一試合出場だけでも手当て米2俵だって」
    ノブナリ「えー、でもなんか痛そうだしなー」
    濃「でも見事な切腹がもし将軍さまのお目にとまれば旗本に取り立てられることもあるみたいよ?」
    斉藤「え?なにそれ?まさに武家ドリームじゃん」
    ノブナリ「下克上かー・・・・モテるだろうなぁ」
    濃「あ?ノブナリ今なんつった?」
    ノブナリ「ロッポンギ尖塔(読み:ヒルズ)に住んだり、父上母上に楽させられるだろうなー」
    濃「ノブナリは私にだけモテてればいいんだよね?ね?」
    ノブナリ「う、うん!そうだよ!」
    ノブナリをガン見する濃。
    市「兄貴でるの?」
    ノブ「うわ!ビックリした!いたのか!?」
    市「ふーん・・・。ま、死なない程度に頑張れば」
    斉藤「おお、珍しく市ちゃんがデレた」
    ノブ「よし!決めた!是非もねぇ!是非もねぇんだよ!」
    濃「(か、かっこいい・・・)」ポッ
    ノブナリのナレーション「そして俺たちの特訓が始まった・・・」

    ○本屋
    一冊の本を手に取るノブナリ。
    本のタイトル「サルでもできる! はじめての切腹 ~入門編~」
    ノブ「だれがサルじゃ戯けぃ!切り捨てるッッ!」

    ○織田家・ノブナリの部屋
    本を読んでいるノブナリと濃。
    ノブナリ「レッスン1まずは恐怖心を捨てましょう」
    濃「だって、よしじゃあバンジージャンプよ!」
    ノブナリ「なんか違くね!?」

    ○同・市の部屋
    市が白い着物を着てノコギリで介錯の練習(素振り)をしている。

    ○スケートリンク
    スケートをしているノブナリ。
    トリプルアクセルをするがこける。
    首をひねるノブナリ。

    ○織田家・ノブナリの部屋
    本を読んでいるノブナリと濃。
    ノブナリ「なになに?精神力を鍛えるために座禅もおすすめです?なるほど」
    濃「あのー、・・・切腹の練習は?」
    ノブナリ「座禅だな!座禅!」
    ノブナリのナレーション「中略(そして特訓を終えその日が来た)」

    ○新代々木幕府立競技場・前
    字幕「試合当日」
    ノブナリ「やっべ・・・・寝不足だわ・・・辞世の句考えてて寝不足な上に結局決まってねぇ・・・」
    濃「ノブナリ君大丈夫?」
    ノブナリ「え?ああ・・・なんで市はそんな格好して…」
    白い着物姿の市。市
    海外観光客「スミマセーン!浦和鉄道ミュージアムはドコデスカー?」
    ノブ「はぁん?なんだ夷人ッ!」
    海外観光客「ひぃぃ」
    ノブ「武士なめてんじゃねぇぞ!不平等な通商条約(TPP)結んだろか!」
    斉藤「おお、ノブが本気だ。こぇー・・・」
    濃「(やだ・・・ノブナリくんがどんどん私好みな野伏せり系ワイルド男子になってく///)」
    濃、鼻血ピュー
    ノブ「(濃ちゃんも血を流して俺を応援してくれてる・・・俺も見事な切腹せねば!)」

    ○同・競技場
    斉藤「あーあ、壁外調査前の調査兵団ってこんな気持ちなんだろうな・・・」
    実況「エントリーナンバー一番斎藤家」
    斉藤「よし!行ってくる!見ててくれよ俺の勇士を」
    ノブナリ「おう!」
    濃「がんばれー(棒)」
    斉藤「ちょ!濃俺に冷たくない!?」
    呼び出しの入場音が鳴るほら貝「ぶうぉお~~びゅうぉおおお~~う」
    家の人「さいとーう!がんばれー!さいとーう!」
    斉藤「おまえも斉藤だろうが」ボソッ
    砂利に正座する斉藤。
    斉藤「捨ててだに この世のほかは なき物を いづくかつひの すみかなりけむ」
    審査員「うむ、なかなかよくできた句だ」
    ブシュゥ
    斉藤「ひぎい゛い゛い゛い゛い゛い゛い゛ぐぎぎ」
    実況「おお!これは最初から綺麗な切腹です!将軍もご満悦」
    気を失い倒れる斉藤。
    将軍「見事であった。丁重に運べ!」
    審査員1「苦しんでるさまが美しさにかけるな」
    審査員2「刃が若干浅い。まぁ初めてにしては良いほうか」
    医務室へ運ばれる斉藤。
    家の人「よくやったー!よくやったぞさいとーーう!」
    審査員3「こいつ失禁してるな」
    審査員4「まぁ初めてだしプロでもたまにあることだ。減点」
    家の人「斉藤も立派になりましたねぇあなた」
    家の人「ああ、うちの子は立派にとげたぞ」感涙
    ノブナリ「斉藤・・・」
    ノブナリのナレーション「2番手3番手と経験者ながら斉藤には及ばずの点数だった」
    審査員5「審査員に色目を使った。減点50点」
    審査員6「くさい、減点20点」
    × × ×
    緊張した顔のノブナリ。
    ノブナリ「ああ・・・、壁外調査前の調査兵団って…」
    実況「エントリーナンバー4番。織田家」
    ノブ「(震えがとまらねぇ・・・これが恐怖・・・いや!武者震いッッ!!)俺の・・・俺の桶狭間ッ!いざ出陣ッ!!」
    ほら貝「ぶぅおお~ぅ びゅふぉほ~~~ぉう」
    ノブナリを見つめる濃。
    司会「前置きとかいいんで、それは採点には加算されませんよ。減点はされますけど」
    白州に歩み出るノブナリ。
    ノブ「あ、やべ・・・辞世の句・・・」
    会場「セップク!セップク!」
    ノブ「手襲えて(おそらく手を添えて) 心静かに 前一歩 外にこぼすな 松茸の露」
    短刀を腹に突き刺すノブナリ。
    ノブ「・・・くそ!ナメてたぜ!これが・・・切腹か・・・」
    短刀を持つ手が震えるノブナリ。脂汗に顔色が真っ青。
    解説「思い切りが悪いですね、これは減点対象かー!」
    濃「ノブくーーーーーんん!!」
    ノブ「・・・・お・・・濃・・・」
    うるんだ瞳でノブナリを見つめる濃。
    市「兄上!これを使ってください!」
    のこぎりを手に白州へ走る市。が着物姿の警備員に押さえられる。
    ノブ「ぐうおおおおおおおおおおおお!!」
    審査員1「なにっ!?さらに深く切り込んだ!」
    審査員2「まだ力が残っているのか!?」
    将軍「ふむ・・・!」
    腹に突き刺した短刀を回転させるノブナリ。
    ノブ「トォリプルうううううううアクセエエエエエエエエエル!!!」
    ブシャシャシャシャビチュブワァ
    解説「おおーーッとぉ!ここでさらに刃を回転させたぁああ!!」
    審査員3「これは得点高いぞ!」
    審査員4「ああ、あの屁みたいな辞世の句がうそのようだ」
    笑っているのか泣いているのか分からない顔のノブナリ。意識が遠のくのか目がうつろになる。
    ノブナリのナレーション「誰かが分かったようなことを言っていた。この世は残酷で美しいって。今ならその意味が少し分かる気がする」
    気を失いうつ伏せに倒れるノブナリ。
    将軍「うむ、見事!」
    濃の回想「あれはまるで、今わの際にある命が最後の花を咲かせるかのような、赤く、美しいも壮絶な景色でした」
    うつ伏せに倒れているノブナリの腹の上と股間辺りに二つの輝きが見える。
    審査員5「あいつ・・・切腹用の刀二つももってやがる!?」
    審査員6「いや・・・あれはっ!!」
    審査員5「股間のカタナ(銘刀ノブナリ)だ!」
    ノコギリを持った市が暴れている、それを必死で押さえ込んでいる濃。その周りに7人の警備員が倒れている。
    濃の回想「あなたは知らなかったでしょう。必死でのこぎりで介錯しようとしてる市の方を私が全力で止めていたことを」

    ○同・病室
    ノブナリがベッドで寝ている。枕元に濃と斉藤。横目でノブナリを睨んでいる市。
    ノブナリ「うーん・・・ここは?」
    斉藤「よぉ!目が覚めたようだな!」
    ノブ「おまえは・・・斉藤ッ!?」
    濃「ノブくううううううんん」がばぁ
    ノブ「お、おい!濃!おまえは飼い主にあまえるセントバーナード犬か!」
    市「・・・・ちっ・・・・大丈夫ですか?兄上」
    濃「ノブくんすごかったよ!・・・・・(小声で)色んな意味で///」
    斉藤「しかし気を失っていても、名刀ノブナリは健在だったな、常に天に向かっていた」
    ノブナリ「名刀ノブナリ?一体なんの話を…」
    使いの声「よろしいか!ノブナリ殿とお見受けするが!」
    戸を開け入ってくる使い。
    ノブ「あんたは?」
    使い「私は将軍家の使いのものである」
    斉藤「え!?将軍家の!こういう時って土下座したほうがいいの?でも使いパシリだしなこいつ」
    使い「う、うん・・・・好きなほうでいいよもう。ゴホン!上様は先の切腹、大変感銘をうけておられた!」
    ノブナリ「パシリのくせに生意気な言い草だな」
    使い「上様より特別に其の方への褒美をとらせる!とのことだ。謹んで受けられよ」
    ノブナリ「へへー」
    斉藤「変わり身はや」
    使い「将軍家より板橋区・・・・の一部1石の領地を与える!」
    斉藤「いいなー、ノブナリ」
    ノブ「ああ・・・さすがに足立区は無理だったか・・・」
    濃「ちなみに優勝はハニューって人だよ」
    使い「しかし、初めてとは思えぬほどの壮絶なSEPPUKUまっこと天晴れであったぞ!」
    斉藤「俺はもうこりごりだ・・・油売りでいいや」
    市「・・・・さて・・・次の作戦はどうしよう・・・はっ!おめでとうございます!兄上!」
    ノブナリ「ああ・・・」
    使い「来るべき時のため精進されよとのことだ」
    ノブナリ「はぁ・・・(ため息)これだけのことしても1石か・・・。なんかなー」
    濃「・・・べ、別にこれぐらいでノブナリ君への愛は冷めてないんだからねっ!」
    斉藤「きも」
    濃「あん?」
    ノブナリのナレーション「・・・そういや誰か言ってたっけか。確かこの世は残酷で・・・」

    END


    使い忘れアイデア

    アナウンス「競技場に腸の落し物をされた心当たりのあるもののふは競技委員本部までおこしください」
    ちなみに非公式の野SEPPUKUは医療班いないので非合法で危険ながらも裏社会でよく行われる
    死ぬような思いをすると子孫を残そうと性欲があれなことになるので、少子化対策の可能性もあり。そのために死者が出てますがそんな感じ。


    広告
    コメントを書く
    コメントをするには、
    ログインして下さい。