赤い天の川
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赤い天の川

2014-07-05 23:23
    今回は、遺憾ではありますが。
    自業自得なバカップルの記念日、
    「七夕」でアイデアを募集してみました。

    使用アイデア「ヤンデレ織姫と別れ話を切り出したいひこぼし」。
    ヤンデレはいまいち勉強不足だったんですが、
    それなりにヤンデレれたんじゃないかと・・・。
    どうなんでしょうね。

    注意点。
    正式なシナリオの書き方ではありません。
    誤字・脱字を含みます。
    キャラぶれがあります、よくあることです。
    7日の夜は早く帰って窓を閉めましょう。
    以上です。



    タイトル「赤い天の川」

    人物表
    彦星(年齢不詳)
    織姫(ひ・み・つ)
    その他


    ○宇宙空間
    彦星と書かれた星がある。

    ○彦星(星)・彦星の家
    7月のカレンダー。7日が黒く塗りつぶされている。
    開いたままのドアから彦星父・彦星母が部屋の中を覗いている。
    机に顔を伏せている彦星、顔を上げる。
    彦星「(カレンダー見ながら)この日が来てしまった・・・今年こそ言うぞ」
    父「年に一回のことだからな・・・、頑張れよ」
    母「早く孫の顔を見たいよ・・・」
    立ち上がる彦星、腹を押さえる。
    彦星「うっ・・・胃が・・・」
    母「この子は本当にワンチャンに弱いな」
    父「ごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんな…」

    ○宇宙空間
    織姫星と書かれた星がある。

    ○織姫星・織姫の家
    部屋中に彦星の写真やそれに似た人形が飾られている。
    鼻歌を歌いながら織物をしている織姫。
    織姫「楽しみだなー、早くあの人に会いたいなー」
    そう言いながら彦星の写真にダーツを投げる。彦星の写真の心臓に刺さる。
    織姫「ロックオン!」

    ○天の川
    汚染され、鈍く光る星が流れている。
    川辺で靴を脱いでいる織姫。
    牛(バイク)が止まっている。
    胸を押さえた彦星が歩いて来る。
    川に入ろうとする織姫。
    彦星「最近は汚染がひどいからやめといた方がいいよ」
    彦星の方へ振り返る織姫、顔がパッと明るくなる。
    彦星「や、やあ久し振りだね。元気してた?」
    織姫「久しぶりね。雨が降らなかったのが悔やまれるわ(わくわく)」
    彦星「今日降る雨ってちまたでは僕等の涙って言われてるらしいよ。・・・ほんと迷惑な話だよね」
    織姫「・・・」
    彦星「・・・織姫?」
    織姫「待ち、通しかった・・・。一年が365日に感じるぐらい・・・。彦星パズル3189個完成させちゃった・・・」
    彦星「お、おう。そうなのか」
    満面の笑みで彦星を見る織姫。
    胸を押さえる彦星。
    彦星「い、いいっ・・・。いいい天気・・・だね」
    織姫「そうね。ダークマター一つない、いい天気…」
    彦星「いいいい言いたいことがあるんだ!」
    織姫「え?なになに?」
    彦星「俺達さ」
    胸を叩く彦星。
    織姫「け?けっこ?かけっこ?」
    彦星「もう別れ・・・よう」
    織姫「え・・・聞えなかった。・・・聞えなかったよね?」
    彦星「もう・・・別れよう」
    織姫「え? 聞こえなかった。川が荒れてるね!!」
    彦星「だから!」
    織姫「あー!あー!聞こえなーい!アー川がうるさいなー!」
    川に飛び込む織姫。直ぐにあがってくる。耳にトビウオが刺さっている(たまにピチピチと動く)
    織姫「もう一回聞かせて(にっこり)」
    彦星「おい・・・刺さってるぞ・・・トビウオ」
    織姫「話をそらそうったって、そうはいかないんだから。悪い子にはえいっ!」
    懐からガンカゼと取り出し彦星に投げる織姫。ギリギリでそれをかわす彦星。
    彦星「あっぶなっ!」
    織姫「ねぇ?それよりさ。あなた私に会うまでの間、他の女と会ってたんじゃない?」
    彦星「・・・え、聞こえない」
    織姫「(ニッコリ笑い)いいのよ別に、あなたが誰と一緒になったって、一年に一度は私と会うことになってる。これは絶対なの」
    彦星「・・・」
    織姫「あなたは私に何か隠してる!」
    彦星「・・・What’s?」
    川に飛び込む織姫、ごんずいを手にあがってくる。
    織姫「尻にごんずい差してガクガクさせっぞ」
    彦星「刺すってどこに何を・・・」
    彦星に迫る織姫。
    彦星「そ、そんなこと始めてだから優しくキリングミーソフトアッー!」
    × × ×
    彦星の尻にごんずいが刺さっている(たまに苦しそうに動く)
    織姫「あなた私の事なにもわかってない!」
    彦星「知ってるよ、映画とユーミンがすきなんだろ?」
    織姫「映画とユーミンじゃなくて!もっと奥!こ・こ・ろ・の・そ・こ!・・・ってちょっと待って。映画とユーミンが好きって誰の事?他に、女作ったわね?」
    彦星「(震え声)他の女?誰だよそれ?知らないよ」
    彦星の体中の匂いをかぐ織姫。尻に刺さったごんずいを念入りに。
    見守るNASA
    織姫「うそつき!他の女のにおいがする」
    彦星「こっこれはお袋だよ!」
    織姫「お義母さん!?・・・まさかマザコン!?」
    彦星「マザコン!?うちの母親知ってるだろ?あんな怖い人相手にマザコンなんてなれる訳ないだろ!俺が小さい時どんなに厳しいしつけ受けたと思って…」
    織姫「なっなによ!急に不幸自慢始めちゃって、私が辛い時、あなたはトビウオ一つ取ってくれないじゃない!」
    彦星「そういうつもりじゃ・・・、てか痛かったのそれ」
    織姫「・・・きゃーーーささってるーーとってーートビウオささってるー!」
    彦星「え、今頃!?」
    織姫「刺さってるー!うおーーー」
    彦星「・・・あっ。うおーーーww魚だけに(ドヤ顔)」
    織姫「審議中・・・」
    彦星「なにそれドキドキする・・・」
    織姫「有罪」
    彦星「マジですか」
    川に飛び込む織姫。巨大なカジキマグロを両手に抱えて川から出て来る。
    彦星「そ、そんなひどい事言いましたかー!?」
    足を滑らせこける織姫、おぼれて流される。
    彦星「うわ・・・、かっこわる・・・」
    織姫「ほう。ギルティ」
    綺麗なクロールで川を泳いでくる織姫。
    彦星は牛に飛び込みキーをかけた・・・が・・・エンジンがかからない!!
    彦星「カマンカマンカマンカッマーーーンッ」
    牛「うもっ、うもっ、うもっ」
    川からあがり彦星目掛けて走ってくる折姫。
    牛「・・・うもおおおおおお」
    エンジンがかかり、牛が猛スピードで発進するが。その瞬間、織姫が牛の尻尾をつかむ。
    牛の背中をなでる彦星。
    彦星「よーしよしよしよし二速、よしよしよーしよし三速、よしよしよ・・・あれ?」
    急停止する牛、前へほうり出される織姫。
    彦星「おかしいな、エンストか・・・。よーしよしよしよし」
    立ちあがる織姫を、急発進した牛が急接近する。
    織姫「彦星!私の元にお帰りなさい!」
    牛、織姫をひいて、はしりさっていく。
    織姫「待ったらんかい!おんどりゃーー!」

    ○川沿いの道
    猛スピードで走る牛、その上で安堵のひこぼし。
    彦星の後ろを走っている織姫。耳と頭から血を流し、着物が赤く濡れている。
    織姫「うおおおおおおおおおおお」
    彦星「魚だけに?・・・って」
    バックミラー(牛の耳)を見ると、走って追ってくる織姫。
    ひこぼし「OH,NINJA?!・・・しかし、天の川最速と呼ばれた俺をなめるな!」

    彦星「はぁはぁ・・・ここまでくれば・・・ふー」(煙草を取り出す)
    そのタバコのパッケージにルージュマークがついている。
    彦星「あれ?誰だこんなとこに・・・、他の女にバレたらどうすんだよ・・・(ニヤける)」
    ポケット(袖?)を手で探る彦星。
    汗だくになり髪が○子のように垂れ流した織姫が、彦星にライターを差し出す。
    織姫「はい、ライター・・・」
    彦星「あっ、さんきゅー」
    織姫「たばこ、やめたんじゃなかったの?」
    彦星「この方がかっこいいって・・・なんで」
    ひこぼし、手が震えて、キーをまわせない。
    織姫「ニガサナイヨ・・・」
    彦星「ひぃぃ・・・」
    織姫「懐かしいわね・・・。あなたは峠の王で、助手席は私の指定席・・・」
    COWステから「出会ったころの様に」byエブリリトルシングが流れる(牛が歌う)
    × × ×
    織姫の回想。
    牛に乗っている彦星とサイドカーの子牛に乗っている織姫。両手を上げて笑っている織姫。
    × × ×
    うっとりしている織姫。ガクブルの彦星。
    織姫「ねー子供何人欲しい?」
    彦星「・・・えっ」
    織姫「私そろそろ名字変わりたいなぁ」
    彦星「は、はぁ・・・」
    織姫「ねえ、わたしたちが出会った、あの場所へいってみない?」
    彦星「あの・・・さっきのお話聞いてました?別れよ…」
    織姫「言うな。お前の命が危ないぞ」
    彦星「はい!言ってません」

    ○天の川上流
    崖になった滝の上。
    織姫「懐かしいねー。覚えてる?私がここで滝の下を覗いてたら」
    ひこぼし「(どこでこいつを始末するか・・・)」
    織姫「あなたがあぶなーい!って抱きしめてきたんだよね」
    ひこぼし「(ここは上流。だれもみてはーーいないっ!!)」
    織姫「びっくりしたなー。だってもう死のうと思ってたのに、誰か止めてくれる人が居るなんて」
    彦星「し、死ぬつもりだったの?」
    織姫「えー、またまたもう(彦星をはたく)」
    彦星「・・・」
    笑顔が消える織姫。崖の側に歩いていく。ちらと彦星を見る。
    織姫「こんな人気がないとこ連れてきてー何しようとしてんのー?wwww」
    生唾を飲み込む彦星。
    後ろから織姫を滝に突き落とそうとする彦星。
    織姫「いつ誘ってくれるのか、待ってるんだけどなーww」
    彦星「(ご、ごめん!)」
    織姫に近づいていく彦星。
    昔の回想がフラッシュバック。
    (面倒なのでちゃんと書きません)
    織姫の背中を押そうとする彦星。
    振り返る織姫。目元が濡れている回想の織姫。諦めたような笑顔の織姫。
    彦星「ごめ・・・!」
    織姫の体がゆっくりと崖の外へ傾いていく。
    織姫「(ひこくんの願いをかなえたい・・私さえいなくなれば・・・、でも・・・。許せない」
    足を踏ん張り真っ直ぐ立つ織姫。
    ひこぼしの手を引き、そのまま首を一瞬でおる。
    織姫「あなたは、わたしのもの・・・永遠に」
    彦星を抱きしめる織姫。
    織姫のナレーション「ずっと一緒だよ・・・」

    ○天の川
    汚染された川に投棄された家電が転がっている。
    織物が流れてくる。
    彦星の頭蓋骨を抱いて撫で愛でる織姫の姿が織られている。

    END


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