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くいだおれの復讐
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くいだおれの復讐

2015-04-05 00:25
    今回は、人形のホラーで生放送中にアイデア募集してみました。
    が、その人形をタイトル通り、くいだおれ人形にした事でおかしくなりました。

    途中まではフランス人形の予定だったんですが、
    真面目な復讐のホラーを書くのってうちのコミュらしくないなと思い。
    こういう残念な結果になりました。

    元のあらすじ
    姉の形見の人形を大切にする主人公がイジメを苦にこの世を去る。その後イジメっこたちに不思議な出来事が・・・。
    (人形は実は関係なく、復讐の実行犯がいる)

    注意点。
    シナリオを読んだ事がない方には読みづらいかも。
    独自の書き方があります。
    誤字・脱字を含みます。
    いじめの描写はありますが、コメディタッチです。
    勧善懲悪になってるのか良く分からないです。
    半ペラ23枚。それなりの長さです。




    タイトル「くいだおれの復讐」

    人物表
    杭田太郎(6・16)
    首居マモ(16)
    二腕場木(16)
    九所板霧(16)

    その他

    ○杭田家・前
    白黒の幕や菊の花が飾られている。看板が置かれている。黒いスーツの男女に混ざって高校の制服を着た学生達。
    看板の文字「杭田緒麗 儀葬儀式場」

    ○同・居間
    葬儀用の飾りが成されている。
    読経するお坊さんに親類・参列者たち。その中に立っているくいだおれ人形(詳細は省略)、とその足に抱きついている杭田太郎(6)。
    親類1「可哀相に、お姉さんがねぇ・・・」
    親類2「あの人形なんなの?場違いじゃないの?」
    親類1「あれはその、形見の人形らしいから」
    親類2「でもあの派手な服装はどうなの?おめでたいの!?」
    親類3「あの、ちょっと席外しましょうか」
    親類2「え、なんで?私間違ってる?ねぇ!?」
    親類3に連れ出される親類2。
    人形の足をぎゅっと握る杭田。

    ○高校「友情高校」・前
    字幕「10年後」

    ○同・1-8教室
    壇上で教師が話している。
    授業を受ける生徒達、その中に杭田太郎(16)とその横に立っているくいだおれ人形(以降、人形)。
    それを見てひそひそ話すクラスメート。
    クラスメート1「何あれ・・・?」
    クラスメート2「くいだおれ人形?」
    クラスメート1「いや、そうじゃなくて・・・」
    クラスメート2「実物見たの初めてだけど、カッコいいよね。マジ欲しいわー」
    クラスメート1「え、何この人・・・」
    クラスメート2「えっ」
    杭田「(ぶつぶつと)このドールは俺のシスターのソウルがチャージされてるのさ・・・」
    それを見ているいじめっ子たち。

    ○同・校舎裏
    首居マモ(16)・二腕場木(16)・九所板霧(16)に囲まれている杭田。
    人形を首居に取り上げられる。
    首居「うえーい」
    杭田「ね、姉さん!」
    九所「姉さん?兄さんだろ!?」
    人形を追いかける杭田、より一足先に人形を仲間に投げるいじめっ子達。
    杭田「返して!姉さん返してよぉ!」
    九所「姉さんじゃなくて兄さんだろうがよお!」
    二腕「何に切れてんだよお前・・・」
    人形を地面に叩きつける首居。
    人形の首がもげる。
    杭田「あっ・・・!?」
    首居「うえーい!壊れたー!こえー!マミったー!」
    二腕「俺も俺もー、おりゃあ!」
    人形の腕を蹴る二腕、人形の腕がもげる。
    首居「ヒャハハハハ!」
    杭田「姉さんが・・・姉さんが・・・」
    九所「兄さんだろうがよおおおおお!」
    二腕「さすがにうるせぇよお前」
    九所「股間に、ついてんだろうが!」
    人形の股間を蹴る九所。うずくまり足を押さえる。
    九所「いでぇ・・・」
    首居「ギャハハハハ!」
    二腕「こいつ・・・」
    人形に覆いかぶさって泣いている杭田。

    ○杭田家・太郎の部屋
    首と手の外れた人形が椅子に座っている。人形の首と手を持った杭田がその向かいに座っている。
    杭田「(ぶつぶつと)姉さんを守れなかった、姉さんの魂がバラバラになってしまった・・・。もう姉さんに会えない。死のう」

    ○公園「県外自然公園」・内
    池のある公園。
    池の側のベンチに座っている杭田、その横に首と腕をガムテープで貼り付けた人形。と、大量のたこ焼き・その空になった容器。
    杭田「死のう。この人形のように食い倒れて」
    たこ焼きを食べる杭田。
    杭田「うっ・・・!」
    喉を詰まらせ胸を叩く杭田、倒れる。

    ○高校「友情高校」・前

    ○同・1-8教室
    二腕「知ってる?あいつ死んだらしいぞ」
    首居「マジー?」
    九所「おいおい、エイプリルフールはもう過ぎたぜ」
    クラスメート2「くいだおれ人形が見れないなんて・・・なぁ?」
    クラスメート1「・・・(スルー)」

    ○路地(夜)
    首居が歩いている。
    その後ろに黒い人形の影。
    首居「あん♪あん♪あん♪とっても大好き、どっらえーも・・・(振り返り)うん?」
    首居の首にカットマネキンがぶつかる。
    むせてうずくまる首居。
    首居「な、何・・・!?ごほっ、いてっ・・・ごほごほ。うわっ、首?・・・角刈り?ごほっ」

    ○コンビニ「AMFM」・前(夜)
    袋を手にした二腕が出て来る。
    コンビニの壁に隠れた黒い人形の影。
    二腕「ずきずきずきずきずきっずき、偏頭痛。ずきずきずきずきずきっずき、ふぁっきゅうーさん。ふぁっきゅーさー、ん?」
    小学生が大型犬を散歩している。
    二腕「どっちが散歩されてんだかなぁ」
    二腕の腕に飛んできた腕並の大きさのハムがくっつく。
    二腕の腕目掛けて走ってくる大型犬。
    二腕「ちょ、やめ、あやま、まじで、あっー!?」

    ○九所家・前(夜)

    ○同・風呂
    目をつむってシャンプーで頭を洗っている九所。
    九所「お化けなんてなーいさ、お化けなんてうーそさ」
    振り返り後ろを見る九所、その目に頭から垂れた泡が入る。
    九所「いてて・・・、ねーぼけーたひーとが、みまちがーえたーの・・・」
    手で足元を探る九所。その横に洗面器。
    洗面器をつかむ手、九所に洗面器を渡す。
    九所「あ、どうも。・・・ってうわあああ!」
    立ち上がり目をつむったまま暴れる九所。足を滑らせ湯船のヘリで股間を打ちつける。
    九所「んあっ・・・!?」
    湯船の中に落ちる九所。

    ○高校「友情高校」・1-8教室(朝)
    首にシップを貼った首居・腕を包帯で巻いた二腕・内股になった九所が固まって話している。
    二腕「これってさ、もしかしてあの人形の・・・」
    首居「ま、まっさかー・・・」
    九所「そうだよ!絶対そう!」
    二腕「お前は違う!ただの間抜けだ」
    九所「違うって!だって、俺がこけた瞬間の写真。あそこギリモザされてアップされてんだよ!」
    スマホを取り出す九所、画面に九所の裸の写真。
    首居「・・・ちっさ」
    九所「あ?今あんつった?」
    二腕「ちょ、ちょっと貸せ」
    九所からスマホを取る二腕。
    二腕「それをアップした奴のアカウントは・・・」
    スマホをいじる二腕。スマホの画面に映るくいだおれ人形。
    首居「やべぇよやべぇよ・・・」
    九所「(ぶつぶつと)大丈夫だよ、小さくても生きていけるんだよ」
    二腕「あ、謝りいっとく?花、添えたり?」
    ブルブル震える首居。
    ぶつぶつ何か言っている九所。

    ○杭田家・前
    ブルブル震えている首居と、ぶつぶつ何か言っている九所。花を手にした二腕が門の前に並んでいる。
    門を開け、太った杭田が出て来る。
    二腕「あ、お、お兄さんですか?僕ら杭田君のクラスメートで…」
    杭田「は?何しに来たお前ら」
    二腕「え?いや、あの・・・。杭田か?」
    杭田「ああ、死に切れずに相撲部屋に勧誘された。稽古つけて貰ってる」
    二腕「へ?ああ・・・」
    首居「ご、ごめんなさあああああああ!」
    九所「小さくたって生きてるんですよ!友達なんですよ!聞いてます?お兄さん!」
    杭田「・・・いいからもう帰れよ。明日も稽古早いんだから」
    二腕「あ、うん。その・・・ごめん、な?そのあれ・・・」
    杭田「あ、・・・お前らいつか殺すから」
    泣きじゃくる首居。ぶつぶつ言い続ける九所。絶句する二腕。

    ○大通り(夕)
    歩いている首居・二腕・九所。
    二腕「おかしい・・・。毎朝稽古で眠いって言ってる杭田が夜に俺達を襲いに来るとは考えずらい・・・。じゃあ誰が・・・?」
    立ちふさがるクラスメート2。
    クラスメート2「お前らが悪いんだ」
    二腕「お前は・・・、誰だっけ」
    首居「知らない」
    九所「えっと、クラスメートのモブ」
    クラスメート2「お前らがあの人形を壊したから天罰を与えてやったんだ。当然の報いだ。心から悔いろ!」
    二腕「・・・じゃあなんだ。昨夜の事件は全部お前がやったと?」
    クラスメート2「ああ、神に変わって天罰を下してやったんだ」
    黙って顔を見合わせる首居・二腕・九所。うなずく。クラスメート2をつかんで路地に消える。
    クラスメート2の声「なんだ?何をするんだやめたまえ、あ、ちょっと。やめて、ほんとに、ごめん!ごめんなさい!許してええええ!」

    END


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