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11月15日(土)、ニコニコ本社のイベントスペースにて、「まるなげデー」が初めて開催されました!
ユーザーの、ユーザーによる、ユーザーのためのイベントで、niconicoの各カテゴリーから10のサークルが出展して、ステージライブや展示で多くの来場者を楽しませていました。その様子を写真たっぷりでお届けします。
やってきました池袋のP'PARCO。
まるなげデーの会場は、地下2階、カフェの奥にあるイベントスペースです。この日は、地下1階の収録スタジオ「ニコぶくろスタジオ」もユーザーに開放して、抽選で選ばれた6組が30分ずつユーザー生放送を実施してました。
テレビちゃん姿(!?)のスタッフがお出迎え~。「まるなげデー」は、つくってみたの同人イベント「ニコつく」が支援しています。
全体をみるとこんな感じ。まるなげデーの開催を知らずに、本社に来たついでに「何かやってる?」と引き込まれた方も、各ブースを興味深そうにめぐっていました。
手前から順に紹介していきましょう! まずはサークル「池袋で描いてみたL(・o・)」」。ニコニコ町会議でも「町集合似顔絵」の絵師として何度か参加していた小山ありこさんが、似顔絵を描いてくれます。
めちゃ可愛らしいタッチに魅せられて、「私も描いてー」と行列が伸びていました!!
次は、ぼやさんの「ボカロチップ研究所」。普通、ライブでボカロに歌わせるときにはそのまま曲を流しますが、ぼやさんが開発した「ショルキーボカロン」を使えば、キーボードをぴこぴこ押して、あらかじめ入力してある歌詞にその場で音階をつけられます。ステージ上にあがって、「千本桜」や「Tell Your World」を演奏してました。
ボカロチップ研究所では、遊びに来ていた離陸Pさんが、自作の電子楽器「ボカレレ」を披露してました。
TODOさんの「ゆきりんと見つめあえるブース」。これって、マネキン? いやいや違うんです……。
なんと胸のところにセンサーがついていて、前に立った人を認識して、目線を合わせてくれるというハイテク人形なのです。外観は、作者のTODOさんが愛してやまないAKB48の柏木由紀さん(ゆきりん)に似せてあります。
こんな感じでしばらく立ってると……。
(/ω・\)チラッと目線が合います。人形とわかってても、ちょっとドキっとするスゴい展示です。
「ニコニコ風船部」からはネルさんが参戦。まるなげデーのシンボル的に目立つ巨大なテレビちゃんなどをその場でつくってました。
よくよくみると、島風のパンツまで再現していたりして、めちゃくちゃ芸がこまかい!
来場したお客さんと一緒に風船アートを作る一幕も。
つくった「にこにー」なかぶり物を、となりのブースである踊ってみたの「鎖音プロジェクト」さんに渡してかぶってもらいました。
その鎖音プロジェクトさんのブースでは、物販や2月22日に実施するイベント「鎖音プロジェクトVSサンリオピューロランド ~追憶の狂想曲(ラプソディ)~」を宣伝してました。すぐ脱いじゃう仮面のエンタメ集団×サンリオキャラって、どうなってしまうんでしょう!?
ステージイベントでは、動画も投稿している「ギガンティックO.T.N」をみんなで一緒に踊ってみた。
細かいシーンまで目の前で再現してくれて大興奮です。
お客さんもプロですね。割と振付を覚えている方が多く、かなり一体感のあるステージでした。
踊った後の集合写真。みなさんお疲れ様でした!
「ニコもけ」ことニコニコ模型部は、いままで作ってきた模型作品をズラりと展示。
niconicoでも人気の高いガンプラがあったと思えば……。
「シドニアの騎士」の衛人が並んでいたり。
「妖怪ウォッチ」のロボニャンは、飛んでる!
そのお隣はKanjuさんのサークル「モノーキ」。イラストを切り抜いて重ね合わせて立体化する「シャドーボックス」という手法でさまざまな作品を作ってます。
等身大ミクさんは、サイズがでかいだけでもインパクトがあるのに、なんと手も振ってくれます。
立体になると見え方がまた違って、非常に面白いです。イラストレーターさんとのコラボも多いとのこと。
サークル「漫画服」のあーさんによる作品。一見、単なる漫画の1ページに見えますが、これ全部刺繍で縫ってある作品なんです。力作!
刺繍をまとめたコピー本も販売してました。
一番の撮影スポットになっていたのが、Rare-worksさんの巨大武器展示。みんな勇ましいポーズでハイチーズ!
めちゃくちゃ重そうに見えますが、発泡スチロールなので女性でもなんとか持てるぐらいです。発泡スチロールが溶けないように加工したうえで、色を塗ってるとか。細部の表現もシビれます。
サークル「OcuFes」は、バーチャル世界を体験させてくれる3つのデモを展示。バーチャルリアリティヘッドマウントディスプレーの「Oculus Rift」をかぶると、CGのジェットコースターに乗ったり、メイドさんの着せ替えを楽しんだり、ロケットベルトで飛んだりできちゃいました。
視界が全部に包まれて、上下左右後を見ても映像が続いてるので、本当にCGの世界に入り込んだように錯覚してしまいます。体験者は口々に驚きの声をあげていたので、次にどこかで見かけたらぜひ体験してみるべし。
まるなげデーと並行して、地下1階でやっていた「ニコぶくろスタジオ」の生放送も、ちょっとだけのぞいてみました。
何を隠そう、このスタジオは毎週月~金に「ニコラジ」を放送している現場なのです。プロ用の機材を使って放送できちゃうなんて、なんて贅沢!
「ぬどん」さんは、ほかのゲーム実況主たちと
わいわいとトーク。
お客さんは通路側からも見られます。普段、ネットを通じて聞いてる声が目の前で発されているのって、ちょっと不思議で感動的ですよね。
そのほか転少女さんたちも放送していました。
歌ってみた、踊ってみた、演奏してみた、ボカロ、ゲーム実況、描いてみた、ニコニコ生放送、料理、ニコニコ技術部、ニコニコ手芸部、作ってみた──。
niconicoには、めちゃくちゃいっぱいカテゴリーがありますが、「自分が好きなジャンル以外は見てないなー」という方も多いはず。別に嫌いなわけではなく、単に知らないだけで意外と触れてみたら面白かった!ということも多いです。
そんなさまざまなカテゴリーをつまみ食いできる体験を提供してくれたのが、4月の幕張で開催した「ニコニコ超会議3」や、7~11月に全国12ヵ所を回った「ニコニコ町会議2014」で、その流れをちょこっと再現したのが「まるなげデー」になります。
せっかく作品をつくってネットに投稿したら、リアルでもぜひ展示してみましょう。自分の作品を認めてもらって、さらに物販があればお金も払ってもらえる。これって最高のモチベーションになりませんか?
もちろん見る側でも楽しさは保証します。入魂の一作は、ネットで見るのと間近にするのとでは全然印象が違う! ぜひ生でご覧あれ。
今回に続いて、第2回以降も企画予定ですので、ぜひみなさん参加してくださいね!