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NICO NICO smALLSTARS!! 2 解説記事【大きな視点ver.】
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NICO NICO smALLSTARS!! 2 解説記事【大きな視点ver.】

2019-04-26 20:30

    !!!caution!!!
    ・このブロマガには「NICO NICO smALLSTARS!! 2の解説」と「作者の厨二臭い自分語り」が入っています。苦手な方はご注意ください!!
    ・また、このブロマガで書かれているニコニコ動画の変遷は、あくまでいちニコニコユーザーが偏見と印象をもとに書いたものです。間違ってたらごめん









    ★はじめに
    ・ニコスモ2は、前作と同じ
    ①知名度に関わらず、好きな曲でどれだけオールスターメドレーに近づけるか
    ②作者が作りたいものと視聴者が求めるものの妥協点を常に探る
    というコンセプトを踏襲しつつ、
    ③今のニコニコ動画へのメッセージを込める
    という目標を新たに試みたニコニコメドレーです。




    ・①②の詳細については今作に加えて前作(sm30789636,ar1211421)を見て貰えれば、概ね意図は伝わってくれるんじゃないかと思います。
    知らない曲があった人は、是非本家動画や関連動画を見てみてくださいね!
    ということで、このブロマガでは主に③についてつらつら書いていきます。





    ・全体を通して今作で表現したかったのは、
    これまでとこれからのニコニコ動画」と、
    ニコニコ動画とそのユーザーの対話」です。


    ・ニコニコ動画に初めて触れたのは2007,8年(アカウントを2度変えた身)なので、僕自身が最初期のニコニコ動画を実感を持って語るのには無理がある、と思っています。

    それを前提として僕自身が転換点だと感じたのは、
    2016年のニコニコ動画10周年からニコニコ動画(く)発表辺りだと思っています。

    なので今作では、「自分視点でのニコニコ動画」を時系列順に表現したつもりです。先程言った転換点は63.64.辺りだと思ってください。




    注意してほしいのは、必ずしも表現した年代=選曲の年代ということではないということです。勿論序盤に新しめの曲もたくさん入っています。
    また、各曲を貶める意図はありませんし、全てが好きな曲です。
    例えば58.ヒプノシスマクはDに入っていますが、
    「ヒプノシスマイクというコンテンツが衰退している」という意図は全くありません。






    ざっくりと分けると4つになります。

    01.you~40.LAB=01
    (0:00~3:57)
    A.ニコニコ動画黎明期~成長期

    41.Witch Doctor~50.正解はひとつ!じゃない!!
    (3:58~4:47)
    B.ニコニコ動画バブル期

    51.つきかげはしる~63.ぼくのフレンド
    (4:48~8:04)
    C.ニコニコ動画迷走期

    64.my song~
    (8:05~)
    D.ニコニコ動画新生期

    順に書いていきます。










    A.ニコニコ動画黎明期~成長期

    僕自身が小6や中1だったので、正直なところよく覚えていません、スミマセン。
    (七色のニコニコ動画の投稿後に学校で友達や先輩と盛り上がったのは覚えています。)



    当時のニコニコ動画はアニメ本編がパート分けされてゴロゴロ転がっていたりする頃だったということもあり、アンダーグラウンド感のあるただの広場だったのかなという認識です。


    なので、選曲も今のユーザーから見て比較的古いもの(you、クリティウスの牙、プリズム等)を多く選び、
    また重ねを多用したり曲を短く繋ぐことで「統一感の無さ」が表せていたらいいなと思っています。


    また中盤に17.真赤な誓いがあります。
    ユーザーが形づくる弾幕が最盛だったのは、
    ニコニコユーザーがまだ少なく、
    「ニコニコ動画」という大きなコンテキストが共有出来ていた頃だ、
    という認識があるのが理由です。




    所謂「弾幕曲」を「重ね無しの単体」で使っているのはここの真赤な誓いのみになります。(直後にえんだあああああは来ます)



    31.RED ZONEから始まる赤いゾーンは、
    2009年のニコニコ動画のエイプリルフールネタへのリスペクトです。
    (「高速プレーヤー」とは?(https://dic.nicovideo.jp/id/2618421))

    簡単に言うと、ニコニコ動画(βββ)でのみ体験できた、
    コメントが強制的に赤くて高速なプレーヤー」というネタです。
    次の37.コロブチカまで続いている理由は、「赤いニコニコ動画(https://dic.nicovideo.jp/id/106402)」を参照してください。

    このネタも十分古い(今のユーザーに伝わらない)ためAに入れました。








    B.ニコニコ動画バブル期
    ピンポイントでどの時期!とは言えないのですが、
    大会議有料化、並びにプレミアム会員100万人突破の辺りです。
    2010年くらい。



    イベントやプレミアム会員制度に運営が力を入れ始めたころで、所謂「ライト層」の取り込みに従事し始めたのもこの頃だと思っています。

    そのライト層を「簡単に数字を水増しできるが、イベント等の赤字リスクが大きいもの」=「危険ドラッグ」と捉え、
    40.Witch Doctor~46.ふしぎなくすり部分は、
    選曲や動画、BPMの加速も含め "キマっている" という表現です。


    勿論ニコニコ動画に投稿される動画自体はまだまだ盛り上がっています。
    (47.あんきら狂騒曲~50.正解はひとつ!じゃない!!まで)








    C.ニコニコ動画迷走期
    ライト層の取り込みによりユーザー数が肥大化したニコニコ動画は、
    やがて全ユーザーでのコンテキストの共有が難しくなってきます。

    その結果何が生まれるかというと、「無自覚な荒らし(https://dic.nicovideo.jp/id/439635)」だと思っています。
    簡単に言えば、動画に関係ないコメントだったり、投稿者が意図していないコメント動画が荒れることを指します。




    そういう暗い側面が生まれてきたことを、
    序盤の51.つきかげはしる~53.月まで届け、不死の煙で表しています。
    動画投稿者側は変わらず視聴者側を楽しませようと動画を投稿する(54.オーディエンスを沸かす程度の能力、55.同Ⅱ)が、
    コメントの方ではが枯れ(57.砂の惑星)、
    ギスギスしたムードが増えていく。


    また砂の惑星の歌詞に、

    この井戸が枯れる前に早く
    ここを出て行こうぜ

    鳴動響かせてはバイバイバイ
    もう少しだけ友達でいようぜ今回は

    という部分があります。
    ここの部分だけを切り取って伝えたいというわけではなく、
    全体を通して、砂の惑星は、
    古参ユーザーがニコニコ動画から離れてしまった
    というバッドエンドの歌だと解釈しています。


    だからこそ、この曲は〆に持ってくるのではなく、転換点の前に持ってくるべきだと考えました。

    プレミアム会員の初の減少も含め、ニコニコ動画の成長は転換点前には明らかに止まったと言えます。



    ですが、砂の惑星に
    もう少しだけ友達でいようぜ今回は
    とあるように、ニコニコ動画のサービスが終了したわけではありませんし、
    何より自分自身がニコニコ動画というコンテンツが好きなので、
    希望を込めて58.春よ、来いを選曲しています。


    また初期のニコニコ動画の一角を担っていた「レスリングシリーズ」の雄、ビリー・ヘリントン氏が亡くなったことへの追悼を込めて動画を選定しました。





    そんな中2016-17年に登場したアニメけものフレンズというコンテンツは、ニコニコ動画において大きな影響力を持っていたと、個人的に感じています。
    世間的に(ネット的に?)動物園とのコラボだったり、
    朝の時間帯に再放送することで小さな子供たちからも注目を集めていたのは言うまでもありませんが、
    あくまでニコニコ動画での数字の上で言えば、
    当時のニコニコ動画のメインコンテンツであったアニメジャンルで、
    公式アニメ初となる1000万再生を達成したのがけものフレンズ1話「さばんなちほー(https://dic.nicovideo.jp/v/so30413239)」でした。
    また大百科によると、工作を除いた1000万再生達成動画の中では、史上最速です。

    そしてその動画の内容が、「1つのコンテキストの共有」「多様性の許容」というような、
    かつてのニコニコ動画が持っていた要素だったこともあり、
    この動画の熱量があったからこそ、まだまだニコニコ動画には可能性がある、
    と感じることが出来たんだと思っています。
    (その後の話は本筋から逸れるので割愛します)







    D.ニコニコ動画新生期

    そして近年のニコニコ動画最大の転換点である、niconico(く)を迎えます。
    最高責任者の事実上の交代
    生放送を介したユーザーとの対話」は、
    今までのニコニコ動画ではあまり考えられなかったような方針転換だと言えます。




    これは、niconico(く)発表会で受けた批判をそのままにするのではなく、
    niconico自体も変わろうとする意志があったからこそ起こったことだと思っています。


    本作では62.時報を歌に~の歌詞(「ニ~コニコ動画 loves you...」)でniconicoへの愛を再確認した後、
    そういうniconicoへの応援として64.my songと65.COLORFUL BOXを採用し、
    変わろうとするniconicoへ「止まるんじゃねえぞ…」(66.フリージア)、
    「one two threeで歩き出せ」(67.動く、動く)と声をかけた結果、
    こういう構成になりました。


    また67.動く、動くで「まわる世界と逆向きで」という歌詞の部分を採用しています。
    これには、
    逆風に折れず、niconico独自の道で進化を続けるという意味も込めています。






    動画として時系列順にメッセージを込めたのはここまでで、
    以降はひたすら「盛り上がってほしい」という気持ちで選曲やアレンジをしています。




    色々とごちゃごちゃ書き連ねてきましたが、
    この動画の結論は、「自分の好きなことを大事にしてほしい」という所に落ち着きます。


    98.すきなことだけでいいですは、

    好きなことだけでいいです…
    全人類が好きなことやったら
    世界は滅亡するけど

    すきなことだけでいいです
    みんな 好きなことが好きでした
    すきなことだけでいいです
    みんな 嫌なことは嫌でした
    すきなことだけでいいです
    ほんと すきなことだけでいいです
    全人類が好きなことやったら
    世界は滅亡したけど

    という部分のみを採用しています。


    というのも、これ以降の歌詞を載せますと、

    すきなことだけでいいです
    君のことが ほんとに好きでした
    すきなことだけでいいです
    君は違う誰かが好きでした
    すきなことだけでいいです
    やっぱ それだけじゃ難しいです
    全人類が幸せになったら 宇宙が迷惑するから

    という、「好きなことだけじゃ難しい」という結論になってしまうからです。





    元の曲の意図からは外れてしまうのですが、
    曲の一部分をたくさん使って再構成する「ニコニコメドレーシリーズ」というジャンルだからこそできることだと思っています。

    EDにケムリクサを採用したのも同じような理由です。
    詳しくはアニメのネタバレになるので書きません。
    是非AmazonPrimeか何かで見てみてください。








    そして99.時を刻む唄ですが、
    ユーザー(自分)とniconicoを歌詞で表したかったのでこうなりました。

    僕たちの 僕たちの
    刻んだ 時だよ
    片方だけ 続くなんて
    僕は いやだよ

    ユーザーもniconicoも時間だけは等しく流れていくので、
    その中で一緒に過ごす時間が増えれば嬉しい
    という僕の気持ちです。





    この曲を採用するきっかけとなったのは、
    いをさんの「ニコニコ動画千載一遇」というニコニコメドレーであり、
    時を刻む唄→youの部分や、
    ゲームのEDゾーンにHopes and Dreamsを採用した部分もこのメドレーから影響を受けたものです。
    本人のご厚意により、サムネイルの画像の生データと本作内での使用許可をいただいております。
    この場をお借りして改めて御礼申し上げます、ありがとうございました!!







    01.youの

    あなたは今どこで何をしていますか
    この空の続く場所にいますか
    いつものように笑顔でいてくれますか
    今はただそれを願い続ける

    という歌詞は、
    最初は「失われた昔のniconicoへのメッセージというのみでしたが、
    niconicoを支えていたのは常にユーザーである」という認識を経て、
    最後は「niconicoを離れてしまったユーザーへのメッセージとして採用しています。

    またここの部分のEx曲は、
    4小節ごとに2016年~2019年に(出来るだけniconicoで)話題になった曲を採用し、
    未来へと続いていく、という意図があります。
    ユーザーも元ユーザーもniconicoも、みんなが絶えることなく時を刻んで行けたらいいね、みたいなアレです。








    以上、僕がこのメドレーを通して表現したかったことです。
    無理矢理すぎる!と言われればそれまでですが、
    こういう曲の側面を切り貼りすることで、新たなものを生み出すことが出来ることも、
    「ニコニコメドレー」というものの1つの魅力だと思っています。

    このメドレーを通して、皆様に少しでも「ニコニコメドレーシリーズ」や「ニコニコ動画」そのものを "好き" になってもらえたらとても嬉しいです。

    それでは!


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