パチンコ・パチスロ業界は意外に明るい?

【ヒキ弱王の日常】パチンコ・パチスロ業界は意外に明るい?(4月10日)
自分のツイキャスで最近けっこう話した話題ですが、すごく印象的だったのでここでも書かせてください。先日、とある大型ゲームセンターで3時間ほど過ごしたんですが、あれはヤベェ。ジャパニーズ・エンターテインメントの集大成があそこにある。特にメダルゲームとクレーンゲームが、人を惹きつける魔物の巣窟だ。
まずメダルゲーム。その多くは2つの要素から成立しており、1つは「投入したメダルが物理的に目標となるゴールへ吸い込まれる」という、小さい子供から老人まで誰でも簡単に楽しめる視覚的な快感。そこには「上手なタイミングで狙った箇所にメダルを運ぶ」という、ささやかな技術介入要素もある。
そしてもう1つは「メダルを利用して画面上のゲームを行い、その結果によって更なるメダル獲得を目指す」という、デジタル的な娯楽要素である。
メダルゲームの種類は色々あるが、特に大規模で人気のある機種は上記の2つの要素を組み合わせたものが多く、それらのマシンの画面を見ていると多種多様な煽り文句が次々と表示されることに気付く。
「メダルを使ってアイテムをゲットせよ!10個貯めるとスーパーチャンスモード!」
「現在フィーバータイム!メダル連打でターゲットを捕獲しろ!」
だがほぼ全機種に共通して言えるのは、「目標となるターゲット・ゴールへの具体的な大当り確率は明かされていない」ことだ。ただ、あまりにハズレが連続しすぎてもプレイヤーの継続意欲を失ってしまうので、適度なタイミングで「小当り」は獲得できるようになっている。その小当りの連続で間を持たせつつ、大当りへの期待感を煽り続けるのだ。
ここまで読んでお分かりかと思うが、「メダル」を「玉」に変換してみれば、これはもう完全にパチンコと同じである。何なら「より大当りに近い台を狙う」というハイエナ要素すら存在する。
普段は一般人からちょっと色眼鏡で見られがちなパチンコ・パチスロ業界だが、あれらのメダルゲームにハマる人たちはもれなくパチンカー・スロッターの予備軍であると、オレは確信している。
むしろ機械の中身に関してはある程度まで公表されている分、メダルゲームよりよっぽどこちらの方が安心して遊べるんじゃないかと、日頃からパチンコ屋まみれの身からしたらそう思った。
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