僕たちは永遠に狭間で生きる迷い子

【ヒキ弱王の日常】僕たちは永遠に狭間で生きる迷い子(6月5日)
「オカルト」と「確率・期待値」。パチンコ・パチスロをはじめとする勝負事の世界において度々語られるテーマであり、オレ自身も色々な場面で幾度となく取り上げて来た。
この業界に入った約20年前、その頃からオレは「確率や期待値を完璧に把握しつつも、それを凌駕する現象(=ヒキ)を見せられる人物こそ最強」と確信しており、その結果自分を「妄想系スロッター」と称して演者活動を始めたのだが、当然ながらその極意はまだ完成に至ってはいない。
というか、最近では「俺おま」の動画収録で理論派代表・梅屋シンと語ることが多いせいか、「やっぱり期待値だよな」「確率こそ全てだな」という思考に寄りつつあった。
しかしここで今一度、自分自身に問いたくなったのだ。
「本当にそうか?」
例えばそうだな、我々の身近にある電化製品。あれらは同じ工場で、同じ材料で、同じ過程で作られたとしても、僅かな個体差はどうしても生じるのだという話を聞いたことがある。「そんな、マジかよ!」という気持ちと、「そりゃあ当然そうだろう」という気持ちと、どちらも理解できる。
つまりはその電化製品の個体差のように、本来ならば全く同じ条件で同じ確率で勝負の結果が算出されるはずのパチンコ・パチスロでも、その打ち手、その機種、その台、様々な要因により結果が偏ることもあるんじゃないか?
こういう時、梅屋シン側が言ってくることは分かっている。
「そんなの人間がどうやっても察知できる事じゃないじゃん」
「だから、期待値に沿ってひたすら回すしかないんだよ」
この記事の続きを読む
ポイントで購入して読む
※ご購入後のキャンセルはできません。 支払い時期と提供時期はこちら
- ログインしてください
購入に関するご注意
- ニコニコの動作環境を満たした端末でご視聴ください。
- ニコニコチャンネル利用規約に同意の上ご購入ください。