横浜の自転車ネットワーク計画に物申す!自転車を車道へというのは嘘では?
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横浜の自転車ネットワーク計画に物申す!自転車を車道へというのは嘘では?

2014-11-26 11:50
    我が横浜市が自転車に関して力を入れ始めたようで、新聞記事等では「自転車は車道徹底へ」と紹介されていました。

    http://www.townnews.co.jp/0117/2014/11/13/259448.html

    しかし、横浜市道路局が公開している自転車道ネットワーク整備指針を見てみると、別段自転車レーンを推進するような内容には見えません。

    というか、自転車を車道へ促す気が本当にあるのか?と疑いたくなります。

    なのでこの記事を書きました。

    自分はお役人様が書く文章というのが世の中で一番苦手なので、きちんと理解できている自信が無く、間違ってたら本当に申し訳無いとは思うのですが、それよりも

    「自転車レーン作るって言ってほとんど作ってなくね?これで整備?車道走行と無関係じゃね?」

    となる方が断然よろしく無いと思うので、きちんと理解していない状態でこの記事を書いています。

    ですので、自転車道ネットワーク整備指針の内容をレディオが間違って解釈しているようでしたら、是非その点ご指摘下さい。

    大元の資料はこちら

    http://www.city.yokohama.lg.jp/doro/plan/jitensyanw/

    全部何となく読んだけど、良くわからない中一番分かりやすかったのがこちら





    このフローは

    http://www.city.yokohama.lg.jp/doro/plan/jitensyanw/download/shishin3.pdf

    の7Pに載っている物なのですが、要するに車道にスペースが無い場合は歩道設置タイプにするという事ですし、タイプ1になった場合には柵を付けるタイプの自転車レーンにするようです。

    それぞれのタイプの図が元のURLの資料で紹介されているので、ここでは紹介しませんが、所謂「自転車レーン」はタイプ2だけで、「自転車は車道徹底へ」というような趣旨からするとそれとはかけ離れた物も設置するという計画になっています。

    ただ、タイプ2が多くなるのであれば「自転車は車道徹底へ」のうたい文句通りなのですが、そもそも整備する予定の道路ってどこなの?というのが自分の最初の疑問でした。

    その疑問に対して、先ほどから紹介している自転車道ネットワーク指針のURLをリスナーの方から紹介して頂き、自転車道ネットワーク計画図を見つける事ができました。

    最初に紹介した記事では、「今後駅周辺など、利用者が多い場所を中心に計画を修正することも視野に入れている」と書かれているので、決定では無いのでしょうが、これがベースとなって整備されるという事なのでしょう。

    その自転車ネットワーク地図がこちらです。

    http://www.city.yokohama.lg.jp/doro/plan/jitensyanw/download/koushinngaiyou.pdf

    恐らく書類に紙の書類にする為にこの大きさのこの地図になってしまったのでしょうが、こんな便利な時代なのだから、もっとわかり易い地図を何で添えないのかなぁと、役人嫌いの自分としては最初にそれを思ってしまいました。

    横浜に30年以上暮らし、車も自転車も電車もそれなりに乗っている自分でさえ、この計画の道路が何なのか中々判別できなかったのですが、土地勘とグーグルマップとを上手く使い、何箇所かの道路を特定する事ができました。

    特定できて、かつ自分がそれなりに走った事のある道路にABCで印を付け、それについて色々と書いていきます。




    A 鶴見川サイクリングロード

     所々狭い。散歩の方が大体どこにでもいる。鴨居駅前は結構カオス。交差点がほとんど無い。細かく整備して欲しい所は数箇所あるが、概ね走り易い。

    B 鶴見川河口付近

     鶴見川とのコネクト部分が未舗装なので舗装して欲しい。物凄く広くて走りやすい区間が数kmあるので、ガチ勢でも楽しめるのかも。
     ただ海に近づくにつれ交差点が増え、自転車がギリギリ通れる例の柵が大量にある。
     交差点周辺の整備と、柵の是非について議論があっても良いかなと思う。

    C 恩田川

     未舗装区間や複雑なコネクト部分やら交差点があった気がする。近所でありながらほとんど走った事が無いくらい走り難いという印象。上手く整備すればこどもの国を繋ぐ自転車道路としてとても良いのかもしれない。

    D 境川サイクリングロード

     とても走り易いが、交差点やらコネクト部分の複雑さがあった気がする。所々整備されるとさらに良い気がする。

    E 環状4号 始点~十日市場

     Eに関してはこの計画で物申したい重要な点の一つです。
     元の地図を見て頂けるとわかるように、この区間は整備予定に入っていません。
     車道も歩道も狭く、人も車もバスも自転車も割と多い区間で、鶴見川サイクリングロードとその他を結ぶ道路でもあります。
     自転車ネットワークと言うのであれば、何故この区間を計画から外したのか?
     この区間こそ整備が必要なのではないか?と問いたい。
     答えは多分「整備が難しいから」とかになるのでしょうね。
     何せ狭いですから。
     自分はこの区間は余裕で車道を走ります。ゆっくり走るママチャリは歩道を走っています。たまに逆走も見かけます。
     ナビマークが一番有効活用されるのではないでしょうか?

    F 環状4号 十日市場~16号

     この道路周辺には高校・大学が多く、ここが整備されれば自転車通学者に対して好影響が期待しやすいのではないでしょうか。
     2車線道路で歩道があり、坂道も合流する路地も多く、何より路上駐車が物凄く多いのでそれなりに危険な道路な気がします。
     この区間を整備するとしたら、タイプ2になるのか、それ以外になるのかよくわかりませんが、もしタイプ2になるのだとしたら、路上駐車対策をどうするのか?というのをセットにするべきです。
     恐らくですが、国道246・東名高速・国道16号を使っているドライバーさんの憩いの場となってしまっているのでしょう。
     彼らに適切な休憩場所を提供せずに自転車レーンを引く事に自分は反対ですが、仮に通学の時間だけは絶対路上駐車排除とかであれば良いような気もします。
     ただ、タイプ2を採用しない気がします。(ひょっとしたらもう歩道に書かれていたかも)

    G 環状4号 海運道路

     この道路は古い桜並木の一直線で、車道は狭く歩道に既に線を引っ張って「自転車専用道」的な感じになっています。
     2006年から自転車ネットワークの計画が始まったとの事で、ひょっとしたら2006年以降にここの歩道に線を引っ張ったのかもしれません。
     ここは流石に車道にレーンを設置するのは難しいかもしれません。
     ちなみに自分はこの道路は歩道の自転車専用道的な所も、車道も両方通行した事がありますが、どっちも快適ではありません。

    H 環状4号 海運道路以南

     海運道路より南に関しては記憶が曖昧なのですが、道路幅は割と広いのですが、瀬谷駅くらいまで(?)歩道に線が引っ張ってあり「自転車専用道」的な感じがいくらか続いています。
     交通量が多く、交差点によっては車線が増えたりするので、自転車レーンは割と設置しやすいのだと思うのですが、所々工夫が必要かもしれません。
     ただ、GにしてもHにしても、境川サイクリングロードが並行しているので、優先的に整備する必要は無いかなぁと思います。

    I 中原街道

     中山から16号までの中原街道も整備計画に入っているようですが、この道路は交通量が多い2車線道路で歩道があり坂が多いです。
     この区間はまだ歩道に線が引かれてない気がするので、自転車レーン設置のメインの箇所になりうる気がします。
     レーン云々はさておき、高校が近くにあり学生さんも多く通行するので、優先的に整備して欲しいなと願います。

     ただ、当該区間以外の中原街道は何故スルーなのかな?という疑問が少しあり、南西方向には環状4号や境川サイクリングロードにも繋がっているし、北東方向の港北ニュータウン方面へは全くネットワークが繋がっていないのも気になります(北東方向は中原街道である必要は無いと思います)

    J 塗るの忘れた

     というか、環状2号の新横浜から16号までを最初Jと書いていましたが、あまり通ったことが無いので消しました。

    K 環状2号 16号~上大岡付近

     この道路は多くが3車線道路で交通量も多く歩道があり、歩道に線が引かれて「自転車専用道」的な感じになっています。
     それなりに車道の幅に余裕があるので、自分は当該区間は大抵車道を走行しますが、自分以外の車道自転車をほとんど見た事がありません。
     歩道もそれなりに広いのですが、コネクト部分が複雑だったり、路地への交差点が多い上に交差点付近の歩道に柵があり「自転車・歩行者は危険なので一時停止」的な事が書かれているのが非常にありがたいような腹立たしいようななので、好きではありません。
     バス停も歩道橋も多くあるし、夜は暗くて怖いし、坂も多いので、特に下り坂で歩道の自転車専用スペース的な所は走る気になれません。
     ただ、その区間をママチャリで通っている自転車は結構多いので、現状が周辺住民にとってはありがたいような気がします。
     環状2号線は対岸側に渡れる機会が少ないので、交互通行OKにしないと物凄い遠回りを強いられたり、余計に交差点を通行しなくてはいけません。
     自転車レーンがもし引かれた自分はとても嬉しいのですが、喜ぶ人は少ないような気もします。


     という事で、長々と自転車ネットワーク地図について書いていきました。
    長々と書いた割には計画の3分の1程度しか書けていませんが、その限られた中では「自転車レーンを引く気がほとんど無さそう」という事が見えてきました。
    横浜市がどういう計画を元に「自転車は車道徹底へ」と言ったのか、これらの資料を見る限りでは全く理解ができません。
    というか、歩道に線引っぱって終わりです。
    というか、もう引っぱってあるし、元々物凄く整備された道路しか選んでいません。

     このような計画で、市民の安全と快適な移動に繋がるのでしょうか?

    「自転車は車道徹底へ」という言葉だけで納得せずに、きちんと計画を見る事が大事じゃありませんか?

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