皆さんは、“物語”を読むのは好きですか?
私は大好物です!!(笑)
ニンドリのセガ担当、ゲームとマンガとアニメと小説(ライトノベル含む)が大好きなこあらです。
今回私がご紹介するセガさんの新作『STELLA GROW(ステラ グロウ)』はストーリーが奥深い! イベントも豊富で“物語”を楽しみたい人にはうってつけのシミュレーションRPGなんだとか。しかも女の子キャラがたくさん登場、さらにみんなカワイイ! これはさぞかしウキウキなゲームに違いない! …なんて不純な動機も交えつつ。
今回ワタクシ一足早く『STELLA GROW(ステラ グロウ)』をちょっとだけ体験させてもらっちゃいました。そこで、遊んでみてわかった今作の魅力を、個人的な趣味の目線も交えてご報告しちゃいます!
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と、まずは簡単にゲームの概要をば。
『STELLA GROW(ステラ グロウ)』は、「魔女」と「歌」をキーワードに重厚な物語が展開するファンタジックシミュレーションRPG。
古の時代、歌の魔力によって栄えた人類。その繁栄におごり、争いを起こした人類は神によって歌を奪われた。その数千年後、「歌」の力を行使できる「魔女」によって、世界は滅びの危機にさらされていた…――
強力な「歌魔法」を操れる魔女たちや、さまざまな特徴を持つ仲間たちと協力し、世界を滅びへと導く魔女・ヒルダに奪われた平穏を取り戻すために戦う物語。
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さて、やっぱりまっ先に注目したいのが
魅力的なキャラクター!
今作には特別な力を持つ「魔女」としていろんな女の子が登場し、いっしょに戦ってくれます。序盤では2人の女の子に出会えるのですが、これがツボをついてくるのなんのって。
まず1人目が主人公の家族のような存在である
リゼット(CV:南條愛乃)。
明るく誰にでも優しくってちょっと心配性、世話焼き気質な女の子。記憶を無くしていた主人公を助けてくれて、アルトという名前を付けてくれたんだとか。母親のローザともども、アルトと本当の家族のように接してくれるんです。俗にいう“幼なじみポジション”ですな! 終始アルトと行動をともにする、心の支えのような存在であります。
リゼットが作る料理はなんでも紫色になるらしい。ヒロインキャラ鉄板のネタじゃないですか! ある意味才能です。ステータスです! 味は美味しいらしいからいいじゃない。カワイイから許します、うんうん。
そして2人目が魔女
ヒルダ(CV:田村ゆかり)。
森の湖畔で出会う、不思議な雰囲気を持つ少女です。魔女にしか使えないという「歌」を歌っているところでアルトと出会います。(ゲームではこの歌もボイスで聴けますよ!)
かなり際ど…げふん、セクシーな衣装ながら幼さの残る顔立ちをした魔女っ子ちゃん。かと思いきやその発言は超強気!
セリフも口調もクール。しかもこっちがヒイヒイ言いながらやっと倒せるような敵も、いっきに殲滅しちゃうぐらい強い!
これがギャップ萌えというものか…!そんな魅惑的なヒルダさんですが、滅びの魔女と称され各地の街や村を襲っている悪い魔女…らしい。アルトとリゼットの故郷の村も、彼女の手によって豹変させられてしまいます。
恐ろしい歌魔法のチカラ…!
でも森で魔物に襲われたときは助けてくれたのに…なぜこんな恐ろしいことをするのか? ヒルダの目的はなんなのか!? その理由が物語の先で明らかになる…ハズ。
そして、村の結晶化が原因でリゼットに変化が!
魔女に覚醒!! 衣装もステキに変身しちゃって!(注目するところ違う?)
魔法もつかっちゃったりして。それまで非力だったリゼットが一気に主戦力になりました。(場合によってはアルトより強かったりして…?)
アルトとリゼットは、ヒルダに結晶化された村と人々を元に戻すために、他の3人の魔女を探す旅に出ることになります。つまり、物語を進めればもっとたくさんのきゃわいい女の子たちに会えるということですよ! うわほーい!
…とまぁ、女の子の話ばかりしてしまいましたが、もちろんそれ以外にも魅力的な仲間キャラクターがたくさん登場しますよ。
ミトラ村でアルトとリゼットを救い、王都まで連れてきてくれた王立騎士団長、クラウス(CV鳥海浩輔)。爽やかイケメン! 優しいけれど規律には厳しい、まさに長の器にふさわしい人。怒ると怖そう…。魔女探しの旅において、アルトとリゼットは彼の指揮下である王立騎士団第9小隊に所属し、クセの強いメンバーたちと協力して戦っていくことになります。
ちょっと(いや、かなり?)チャラい感じの先輩キャラ、ラスティ(CV:間島淳司)。飄々としたムードメーカー的な存在ですね。面倒くさがりながらも、王都のことやら騎士団のことやらいろいろ教えてくれます。実はすごく面倒見のいい、良いお兄さんなのかも。
強靭な肉体でみんなを守る、騎士団の鑑アーチボルト(CV:櫻井トオル)。しかしかな~りお堅い方の様子。冗談は一切通じない。真面目でとても頼りがいがあるのですが、まじめすぎてアルトとリゼットに「なんかヘン」と言われちゃう始末。
今後もたくさんの個性的な(アクの強い!?)仲間キャラクターが登場してくれそうです。
敵側のキャラも曲者だけど気になる人たちが揃っています。ウサギずきんちゃんとか、敵なのに紳士そうなオジサマとか!
彼らがどんな物語を紡いでいくのか、楽しみな限り。
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そして、なんといっても注目なのはストーリー&イベントでしょう。
キャラ同士の会話イベントの多くは豪華声優陣のボイス付きで展開します。セリフ送りを「自動」にすると、いちいちボタンを押さなくてもいいし、ボイスのタイミングもバッチリでまるでアニメを見ているような感覚で楽しめます。
こんな会話もボイスで!
歌もボイスで!
平和につつましく暮らしていたはずが、突然なにもかも理不尽に奪われてしまった。愛する故郷と村の人々を取り戻すために旅立ち、運命の荒波に呑まれていく…。そんなファンタジックな冒険ストーリーが展開していきます。
さらに、イベントの中には美麗なイラストとともに展開するものもあるんです。
リゼットと同じ部屋、1つのベットで就寝!? イラストとボイスの効果でドキドキが倍増してしまうやないかーい!
物語自体は“世界を救う”重厚な展開が多いのですが、そんな重みのあるお話と、くすっと笑える小ネタやテンションの上がるシチュエーションのバランスがいい感じです。
最近流行りの小説好きの私が注目したのは、合間に挟まる小説的な表現演出。
こんな感じで、文字のみの誌的な語りがあったり、
象徴的なシーンがあったり。
ライトノベルやアニメを思わせるようなシーンも豊富です。かっこいいムービーやOPが差し込まれるタイミングが胸アツったらないんです!(みなさんにもその感覚を味わってほしいので、いつ入るかはナイショ!)物語に引き込まれるとはまさにこのことかも。ラノベ好きさんにはオススメです。
ゲーム再開時にはそこまでのあらすじも表示されるので、前のプレイから間が空いてストーリーを忘ちゃっていても大丈夫な親切設計もウレシイ。
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そして最後、ゲーマーさんは一番気になるかもしれない、バトルシステム。
もちろん丁寧なチュートリアルも用意されています。
マス目上に区切られた箱庭のようなフィールドで、キャラを順番に動かして戦う、一般的なシミュレーションバトルが基本。ただ今作で特徴的なのが、行動できる順番が自分の選択次第で前後してくることでしょうか。
攻撃せずに待機すればすぐに順番が回ってくるし、逆に強力な攻撃を仕掛ければ行動順も遅くなります。大技はその分反動が大きいってことですね。さらに敵の側面や背面から攻撃すると有利になる、マップの高低差や敵との距離によって攻撃方法や威力が変わるなど、かなり戦略性の深いバトルが展開しそうです。
それにしても3Dのミニキャラの動きが可愛カッコイイ! 強力な攻撃をしたり、味方を回復したりできる「スキル」を発動させると、ミニキャラたちがさまざまなアクションをみせてくれます。
私的にはリゼットが杖で敵をぽこっと叩く姿がツボで…!
えいやっ、と。
健気というかなんというか、頑張ってる感が可愛い。
最初のチュートリアル戦で無駄にリゼットにポコポコさせてしまいました。おかげでアルトの体力がなくなりかけました。ごめんアルト。
……
………
さて、おかしなテンションも入りつつ(笑)いろいろと魅力を語ってきましたが、今回紹介したのはまだまだ序の口。『STELLA GROW(ステラ グロウ)』の本当のお楽しみはこれからなのです。
さまざまな人々の思惑と運命が絡み合い、深まっていくストーリー。
旅の先々で出会う、まだ見ぬ魔女と仲間たち。
ヒルダに従い、アルトたちの行く手を阻む、福音使徒の面々。
さらにさまざまなシステムも解放されていきます。
仲間たちや女の子たちと交流して絆を深めたり…。
魔女たちの精神世界に入って新たな力を解放することで
魔女の歌の力で戦局を大きく塗り替える「歌魔法」が使えるようになったり!
かわいい女の子たちに出会うため…もとい、故郷を取り戻し世界を救うための長い長い旅の中で、さまざまな出会いと戦いの運命に巻き込まれていくこととなるのです。そして物語後半にはオドロキの展開が……ありそうな予感!(笑)
壮大なストーリーを楽しみたい方も、アドベンチャーパートでカワイイ女の子との交流を楽しみたい方も、バトルパートで戦略的な本格シミュレーションを楽しみたい方も! 体験版も絶賛配信中(
http://stellaglow.sega.jp/lp/)ですので、ぜひぜひ『STELLA GROW(ステラ グロウ)』の世界観を楽しんでみてくださいね。
『STELLA GROW(ステラ グロウ)』は5990円+(税)で6月4日より発売です。
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