18年前に出たゲームの聖地巡礼に行ってきた『美少女花札紀行 みちのく秘湯恋物語』 遠野編 その3
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18年前に出たゲームの聖地巡礼に行ってきた『美少女花札紀行 みちのく秘湯恋物語』 遠野編 その3

2015-09-27 22:00



    今回は残りの遠野駅・遠野市内・コンセイサマ・五百羅漢を巡ります。
    この4つは今回の聖地巡礼において、特に思い出に残るものとなりました。



    遠野駅&遠野市内



    民話のふるさと遠野。その玄関口となっているのが、この遠野駅。
    1914年(大正3年)に開業した釜石線の駅である。
    エスペラントで民話の意味を持つ、フォルクローロという愛称がついている。





    実はゲーム上、遠野の旅が始まるのは、ここ遠野駅なのだ。
    遠野駅で撮影を済ませたあとは、自由に行き先を決められる仕様となっている。







    ん!?…なんてことだ…

    駅周辺を探してもこの機関車が見つからない。
    そこで、ベンチで休憩していたタクシーの運転手さんに尋ねると…
    そんなモノは見たことがないと言う。

    しかし、会話を聞きつけた他の運転手さんが車内から出てきて
    いろいろと踏み入ったことまで、この機関車についての情報を教えてくださった。
    ここでは詳細は割愛させていただくが
    要は、この機関車は、もうとっくにここには置いていないということだった。

    ちなみに、この機関車はクラウス17号という蒸気機関車(SL)で
    1983年から2000年まで、遠野駅構内で動態保存されていたらしい。





    ガッカリしていた私に、運転手のお二方からサプライズな情報が!
    あと30分もしたら、たまにしか走ることの無いSLが到着するのだという。
    無いと思ったら、まさか走ってやって来るとは…
    ここに辿り着くまで何度もお参りした、そのご利益があったのかもしれない。

    ただ、少し時間があるので、運転手さんに礼を述べ
    SLが到着するまで遠野市内を先に回ることにした。





    遠野市内では、朱鷺子は用事を済ますため
    このおやゆびひめの彫刻の前で、遊也と一旦別れることになる。











    遊也と朱鷺子が再び合流した川沿いの通りと
    彫刻の位置がどこにあるのか、その情報を持っていなかったので
    「辿り着けないかもしれない」と覚悟しながら探したのだが
    運よく発見することができ、心の底から喜びを感じた。

    おやゆびひめの彫刻は、駅からしばらく真っ直ぐ歩いた右側にある。
    そして、更に真っ直ぐ歩いたところに来内(らいない)川沿いの
    ふたりの合流場所があるので、遠野まで来たら足を延ばしてみよう。











    ぽっぽー!

    再び遠野駅に戻り…SLキター!少年に戻ったかのようにワクドキ!
    登場するなり見事に「ぽっぽー!」って汽笛も鳴り響き、大感激。
    遊也と朱鷺子が、巡礼のご褒美を届けてくれたのかもしれない。





    先程お世話になったタクシー運転手のお二人へ、お礼のコーヒーを差し入れしようとしたが
    どうやら業務に戻ってしまわれたようだった。
    似ている方が同じ場所に座っていたので、まだいらっしゃったのかと思ったが別人であった。




    どこにあるんだ…!?

    この聖地巡礼の旅において、最大の試練が訪れた。
    次の目的地、五百羅漢(ごひゃくらかん)の場所がわからなくなってしまったのである。

    近辺で大きな工事をしていて、迂回して向かわなければ行けないらしいのだが
    地元の方に伺ったとおり行ってみても、何度も山の中腹で行き止まりにあったり
    結局、いつまで経っても辿り着けない事態になったのだ。

    徒歩でも彷徨う始末



    うろうろグルグルした結果、鍋倉城跡の横で
    地元の年配の方に正しい行き方を教えていただき、ようやく五百羅漢へ向かうことができた。

    ただ、対向車が来たらどうしようもない細~い道を通ったので
    なかなかにスリリングであった。



    コンセイサマ

    五百羅漢を目指して車を走らせていたが
    その途中に偶然コンセイサマがあったので、こちらを先に訪れた。






    コンセイサマ入口の鳥居は、ひとつ減っていた。
    遠野では山崎のコンセイサマも有名とのことだが
    ふたりが訪れたのは、程洞(ほどほら)のコンセイサマだ。







    朱鷺子を神々しく包んだ木漏れ日。
    私が訪れたときは、そこまでの木漏れ日は見られなかったが
    この記事を見ているあなたが訪れたそのときは
    きっと、眩いばかりの木漏れ日が迎えてくれることだろう。







    若さをアピールする朱鷺子であったが
    思いのほか長かったその道程に、あえなく撃沈する。

    険しく曲がりくねった山道は、彼女でなくても厳しいものだ。
    特に下りは、滑って転ばないよう細心の注意が必要。









    コンセイサマの正体が判明し、顔を真っ赤にしてうつむく朱鷺子。
    なお、程洞のコンセイサマは、子宝にご利益があると、今なお市民に愛され信仰されている。
    腰痛などにもご利益があるらしく、腰に不安を抱える私も、しっかり拝んできた。



    五百羅漢



    睡眠時間1時間弱のうえ、朝から何も食べていないこともあり
    ヘトヘトになりながらようやく辿り着いたのが、この五百羅漢だ。

    今よりも平均気温が3度も低かった江戸時代、高冷地の遠野はしばしば凶作に見舞われ
    大飢饉には多くの犠牲者を出した。
    心を痛めた大慈寺の義山和尚は、犠牲になった人々を供養するため
    たったひとりで500体もの羅漢像を彫り上げたということだ。









    何枚か撮った写真の中に、奇跡的に、遊也たちが手を合わせた羅漢像が写ってあった。
    ふたりがこの像に引き寄せられたように
    この羅漢像には、なにか不思議なモノが宿っているのかもしれない。







    ここ五百羅漢では、たったの一枚しか撮影することができない。
    そんなことも構わず、全てを覆いつくす朱鷺子スペシャルが炸裂してしまうのも
    この五百羅漢なのだ。




    このあと、ゲーム本編では、遠野で宿を取ることになる。
    1日目の宿泊地、夏油温泉(げとうおんせん)と違い、宿名が明記されていないので
    事実上、これで遠野の聖地巡礼は完遂したといえよう。







    宿では語り部のお婆さんから「オシラサマ」の話を聞かされる。
    自分の境遇と重ね合わせた朱鷺子の思いは…。



    「美少女花札紀行 みちのく秘湯恋物語」と
    「みちのく秘湯恋物語 Kai」の違い


    その1の記事では、ほとんど変わっていないと書いた。
    だが、オフィシャルコンプリートワークスを片手に、もう一度Kaiをプレイしながら
    記事を書いてきたのだが…幾つかの変更点を発見した。

    オフィシャルコンプリートワークスでは、初代の美少女花札紀行の画像が掲載されている。
    しかし、今回改めてKaiをやってみて気が付いた。
    同じ場所で撮影しても朱鷺子のオフィシャルブックの画像と
    Kaiの画像が違うところがあるのだ。

    のちに、フォグ代表の宗清紀之氏が、kaiではちょっと絵を増やしたかったと語っているように
    おそらく美少女花札紀行には無かった、朱鷺子の新しいポーズなどが追加されたのだろう。









    微妙な変更点としては、古道跡の横にある、安全太郎の前で写る朱鷺子の位置が挙げられる。
    ここで撮影すると、美少女花札紀行では、安全太郎の横にある立て札も写るのだが
    Kaiでは朱鷺子に隠れて写っていない。
    朱鷺子は同じポーズをとっているので、Kaiではなんらかの事情で
    朱鷺子の位置を修正したことになる。

    ちなみに、Kaiでも撮影の前後に、チラっと立て札は写るのだが
    当時は立て札に書かれてある文字がハッキリ見える。
    現在では残念ながら、ほとんど読み取ることはできない。
    そして、当時の立て札は、見やすいようにもっと高いところに位置していたのだが
    今では文字の書かれてある部分が、低い位置に変えられている。



    あの…温泉は?

    タイトルにある「秘湯」からして、入浴シーンを期待した方もいたかもしれない。
    事実、ゲーム本編では、ヒロインたちと温泉での撮影シーンもしっかり入っている。
    しかし、この2日目にふたりが訪れた遠野では、唯一温泉のシーンが無いのだ。

    ただ…「2日目」というくくりなら話は別だ。







    ──1日目の宿泊地、夏油温泉。
    部屋はひとつしかないため、緊張する朱鷺子。

    見かねた遊也は、もう一つ部屋を調達すると言い残し、車中で夜を明かす。
    しかし、朝になって朱鷺子がそれに気付き
    結果、遊也は朱鷺子からの信用を得ることになる。







    風邪をひいてしまった遊也は、朱鷺子と一緒に混浴で体を温める。
    ふたりが入ったこの湯は、真湯と呼ばれる湯で
    私が以前、実際に入ったときは、かなりの熱い湯であった。だが、それがいい。





    身も心も温まったふたりは、遠野へと出発する…

    PS版ではそれなりだが、セガサターン版はセクシーショットの宝庫だとか。
    もし、セガサターンを所持しているのなら、そちらで購入したほうが得かもしれない。



    ──次回
    18年前に出たゲームの聖地巡礼に行ってきた
    『美少女花札紀行 みちのく秘湯恋物語』 遠野編 その4

    次回で完結となります。よろしかったらご覧ください。

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