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  • 【ネタバレ】TC03ドラマパート「誰ソ彼ノ淵」- 館3人組に関する考察

    2020-07-31 19:003
    どうも、ノーロ皿です。
    ブロマガ書くのなんて何年振りなんだろ……

     今回は、最近僕がハマっているアプリゲーム「アイドルマスター ミリオンライブ!シアターデイズ」内の楽曲「クルリウタ」のCDに収録されているボイスドラマ「誰ソ彼ノ淵」の内容についてネタバレ全開で考察していきたいと思います。

    「誰ソ彼ノ淵」はいわゆる劇中劇で、「アイドルマスター ミリオンライブ!」に登場するアイドル達が架空のホラー映画に出演しているという設定なのですが、これがアイドルもののコンテンツとは思えないほどガチで作り込まれていて本当に怖いんです。いやマジで。

     と同時に、かなり真実をぼかして描いていたり、こちら側の想像で補わなければならない余白を多く残す作品でもありました。なんてったって死人に口なしですからね。


     というわけで、ここからは一オタクの想像する「館の真実」についてのネタバレありの考察になります。これからドラマパートを聴かれる方やホラー・グロ系が苦手な方はブラウザバックを推奨します。















     はい。それでは「なぜこのような凄惨な事件が起こってしまったのか」について、館に住まう3人の人物の側面から見ていきましょう。

    1.館の女主人(千鶴)について
     千鶴さんは今回、孤島にそびえる謎多き館の女主人役……もとい、全ての惨劇の中心にいる張本人を好演していました。彼女は食人嗜好(カニバリズム)のある女性であり、劇中では常に食料となる人間の確保を目的として行動します。
     といっても、すぐ襲い掛かってくるような野蛮な行為は決してせず、登場人物全員に対して終始優しく囁くような口調で語りかけ、遭難者の4人の抱く疑念を上手く嘘で丸め込み、脱出につながる行動を牽制し館に留まらせる巧みな話術の持ち主です。遭難者の皆は彼女の口車に嵌ってしまい、結果的に4人中3人は殺害され彼女の食料となってしまいます。

     しかし、一方で自分にとって有益な人間、好ましい人間は生かして側に置くこともあるようです。「この島の全ては私の所有物」と語るとおり、島にやって来た人間達も彼女にとってはモノでしかなく、どのように扱うかも彼女の心の赴くままです。
     これだけ人心掌握に長けていながら、どこまでも人の心を持たない。彼女は真のサイコパス、極悪人と言って差し支えないでしょう。

     でも逆に言えばこれ位しか書けることがなくて、一番謎のヴェールに覆われたままで考察の余地すら与えてくれないんですよね。どうしてこんな孤島に住まうようになったのかとか、どうして人を喰らうようになったのかとか、本当の家族はどうしてしまったのかとか、そもそも彼女自身本当に普通の人間なんだろうかとか。全然判断材料がありません。誰ソ彼ノ淵2はまだですか




    2.メイド(志保)について
     志保は島で起こった全ての殺人の実行犯であり、感情のない冷酷な使用人を見事に演じ切って見せました。彼女がなぜこの館で使用人をやっているのか、なぜ左目に眼帯をしているのか、なぜ躊躇いなく人を殺せるのかについてはこのドラマにおける大きな謎、考察ポイントだと思います。

    「感情のない冷酷な」と書きましたが、実際は彼女が少し感情を高ぶらせているシーンが劇中に2回登場します。それは「伊織を殺害(遺体を解体?)するシーン」「エレナと茜ちゃんに『どうして』と問われるシーン」の二つです。前者では焦燥しているように息を荒げながらナイフを突き立てる様子が、後者では「ちゃんとしないと、私がご主人様に叱られてしまうんです……!」と少し震えた声で、半ば自分に言い聞かせるように語る様子が描かれています。
     また、伊織の解体現場を目撃してしまい、館からの脱走を決意した歌織先生に対して「あなたも大人しくしていれば、生き残れたかもしれないのに。……私のように」と一人呟くシーンなどから、恐らくは志保も元は同じ遭難者で、不本意に千鶴さんに飼われているのではないかと考察できます。

     彼女は茜ちゃんたちと同じようにこの孤島に漂着し、助けを求めて訪れた館で千鶴さんに食料として命を狙われてしまいます。「このままでは殺される、死にたくない」と思った志保は、(千鶴さんに選択肢として提示されたのか、それとも自ら命乞いのために志願したのかは分かりませんが)館のメイドになり、千鶴さんの便利な道具に、所有物に成り下がることで生き延びる道を選んだのでしょう。
     左目に眼帯をしているのは、(これも最初に命を狙われた時にやられたか、メイドの『仕事』の不手際に対する罰なのかは分かりかねますが)千鶴さんに眼球を食べられてしまったからと推測できます。
     メイドの地位に就くことで一応の安全を確保した志保ですが、千鶴さんからはあくまでも道具として、感情を持たず、何も考えず、全て主人の命ずるままに行動することを義務付けられました。そして、劇中で殺害されてしまった遭難者の面々+伊織だけでなく、もっと昔から数多くの人間を、主命に従ってその手にかけてきたのです。最初のうちは葛藤や恐怖もあったでしょうが、「やらなければ自分が食べられる」と言い聞かせて殺人を繰り返すうちに、もはや見ず知らずの人間を殺すことに対する躊躇いは無くなってしまった、と考えられます。
     伊織の死体を切り刻む際に少し息が荒かったのは、館に囚われているという意味では遠からぬ境遇であり、短い間(推測)ではありますが館で生活を共にした伊織に対し多少なりとも同情があったからと考えれば辻褄が合います。(それでも千鶴さんに殺せと言われたら殺すんですけどね)
     千鶴さんが見ていないところでは少し感情を見せてくれる点を踏まえても、志保はまだ完全に人間をやめて殺人鬼と化しているわけではない、と思います。誰の目にも明らかな最悪の加害者でありながら、彼女もまた被害者なのでした。




    3.館の女主人の娘(伊織)について
     さて、みなさんお待ちかねのスーパーアイドルいおりん(の演じる、劇中での伊織)についてです。まともなセリフは本当に2~3文くらいしかなく、残りは嗚咽や息遣いなどの声にならない声ばかりでしたが、それでも気迫溢れる演技でドラマ全体を引き締め、花を添えてくれました。個人的には彼女の境遇や、なぜ女主人の家族であるはずの彼女までもが殺されなければならなかったのか、というところが一番面白い考察ポイントかなと思います。

     伊織の謎多き言動、そして死の理由については、前述のとおり伊織自身のセリフの少なさによってほとんど劇中で語られず、それゆえ言外を読むのが苦手な人によってはちぐはぐな脚本のB級スプラッタ映画のような印象すら抱きかねない気がするのですが、ここに「ある1つの前提情報」を与えてやることで全てが綺麗にまとまります。

     その情報とは

    彼女は二階堂千鶴の娘などではないということです。

     劇中で千鶴さんが語っていた伊織に関する情報は全て嘘っぱちでしょう。志保と同じく、彼女もまた昔この島に流れ着いた遭難者であり、そして恐らく(志保に比べて感情がまだ大いに残っていることや、プロローグでの様子などから)志保よりも大分後に館を訪れ、同じように千鶴さん(の命を受けた志保?)に襲われてしまったのだと考えられます。
     そして、彼女は命を奪われない代わりに「娘」としてのロールプレイを押し付けられました。自分と一緒に仲良く食卓を囲み、自分と同じ「食事」をほおばる。そして、自分の言うことを聞かなければメイドに躾をさせる。メイドとは違いある程度は感情があっても許されるのでしょうが、それでも千鶴さんの所有物であることに変わりはなく、自分の娘らしからぬ行動は許されません。
     そして、そんな境遇にありながらも何とか生き永らえてきた彼女が劇中のあのタイミングで殺されてしまった理由は、こっそりと裏庭に「お墓」を作っていたことが千鶴さんの耳に入ってしまったからです。
     茜ちゃんとエレナの言葉を借りれば、裏庭には木の枝がたくさん、十字架状に立てられていたようです。「たくさん」がどれくらいを指すのかは測りかねますが、それはおそらく、彼女がこの館に来て「娘」となってから、この島で命を落とした、そして自らが生きるために仕方なく口に入れてしまった人間の数と同じなのでしょう。そして、茜ちゃんとエレナが裏庭を訪れた際に作ろうとしていたのは恐らく律子先生の……。
     孤島の館に住み、島の外に出ることは許されず、母を騙る狂人とその使用人から延々と人肉を食わされ続ける極限下にありながら、彼女は亡くなった人々に思いを馳せ、悼み、弔うことができる優しい心の持ち主だったのです。あるいはそうすることで、この狂った島の中で自我を保とうとしていたのかもしれません。
     ところが、これが千鶴さんの逆鱗に触れてしまいます。他の人間を食料としてしか考えていない千鶴さんにとって、「娘」として共に食卓を囲む伊織がその価値観を共有していないことは即ちロールプレイの崩壊を意味するわけです。彼女自身もそのことは理解していたのか、バレてしまった途端震えてナイフ(食事用)を床に落とし、泣き出してしまいます。そのまま志保に連れていかれてその後は描かれていませんが、恐らくは客人たちが食事を終えた後に千鶴さんから志保に追って指示があり、彼女は「娘」から食料へと格下げされてしまったと推察されます。
     全体として全く救いのないこの物語の中でも、伊織は特に報われない結末を迎えた最大の被害者だったのでした。




     かくして、伊織を見限った千鶴さんはプランを変更し、客人全員を食料にするのではなく1人は新たな「娘」として迎えることにしたのです。(茜ちゃんも腹部を刺されてはいますが、恐らく急所は外していたのでしょう。千鶴さんも志保も人体にはかなり詳しいはずなので、治療もできるものと考えます)
     そしてエピローグでは、プロローグで伊織に起きていたことと全く同じ状況が茜ちゃんにも起こっています。そしてあろうことか、口に運ばれてくるのはかつて同級生、先生だったもの。
     これからは茜ちゃんが、「娘」として人肉を食べさせられ続けるのでしょう。伊織と同じように、千鶴さんに見限られ、自らが食料になるその日まで……。

     クルリウタの歌詞にある「延々繰るり」とは、この無限ループのことを指しているんじゃないかと思います。伊織の前にも「娘」役をしていた子がいた可能性もありますし、茜ちゃんが食料となってしまったらまた新しい誰かが「娘」として島に閉じ込められるのでしょう。恐ろしい限りです。




     はい。ここまで読んでくださってありがとうございました。

     こういうオタク的考察を捗らせれば怖さ薄れないかなあと考えて怪文書をしたためましたが、むしろよりこのお話に対する恐怖感が強くなった気がします。

     夜想令嬢やChalrotte・Chalrotteのドラマパートでも思いましたが、やはりこういう結末や事象の結びつきをちゃんと説明しないお話は考察しがいがあっていいですね。今後も気になったものがあればこうやってブロマガに書き留めたいなって思います。

     それでは。









    4.「お墓」に手向けられた花について

     って感じで終わろうかとおもったんですけど、もう1つだけ余談を。

     伊織の項で触れた「お墓」ですが、たくさんある中に一つ花が手向けられているお墓があることに茜ちゃんが気づくシーンがありましたよね。
     どんな花だったか、皆さん覚えてますか?

     そう。
     オレンジのガーベラです。
     やたら意味深だったのに最後まで伏線が回収されなかったんですが、わざわざ花の色と名前まで出してきたってことは何らかのメタファーなんじゃないかと思うんですよね。

     オレンジといえば千鶴さんや茜ちゃんのイメージカラーでもありますが、彼女たちはまだ生きているので関係ないはず。かなり前に死んだ特定の人物に向けた花と考えるのが自然です。
     なおかつ、お墓自体はたくさんある中で花が手向けられてるのは1つだったことも踏まえると、その人物は伊織にとってとても思い入れの深い人物だったことが伺えます。茜ちゃんにとってのエレナのように、もしかしたら親友だったのに目の前で殺され、後にその肉を食べさせられてしまった可能性もあります。

     ちなみに、ガーベラの花言葉は「前向き」「希望」。オレンジのガーベラには、これに加え「好奇心」「我慢強さ」といった意味があるそうです。
     いつも前向きで明るく、希望に満ち溢れていて、好奇心旺盛で、つらい生活を送りながらも我慢強く頑張っている……そんな人物だったのでしょうか。


     あ!そういえば、伊織はTCの投票で「館の女主人」役2位、律子さんは「先生」役2位だったことで今回このように脇役として配役されたんですけど……








    「メイド」役2位だったアイドルは
     高槻やよいらしいですよ

    おわり


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  • 【構築記事】ノコッチのノコッチによるノコッチのためのスペレ 他

    2016-10-30 00:29

    どうも、最近いろんなネット上の活動からご無沙汰してしまっている皿ことノーロ皿です。
    今回はS17スペシャルレートの動画で使ったパーティの構築記事と、ニコニコの動画投稿システムの変更によって発生している問題に対する愚痴を記載しています。



    個体紹介






    ノコッチ@ヨプのみ
    意地っ張り A164 B252 D92

    じたばた
    がむしゃら
    あくび
    こらえる

    お知り合いの実況者の方が使っていたノコッチに着想を得て(パクリとか言わない)育成したノコッチ。仮想敵はバシャーモとゲッコウガ。
    ノコッチの対応範囲はたかが知れているので、欲張った技構成にせず、選出誘導によって「出させた」敵を確実に殺すことだけを考えた。
    初ターンであくびを撒き(身代わりされたら負け)、相手の攻撃を1発受けて(耐えられなければ負け)、次ターンにこらえるでさらにもう1発耐えて(毒や火傷にされたら負け)、相手を眠らせる(ラムのみを持っていたら負け)。眠らせた後はじたばたやがむしゃらでさっさと始末するだけ(じたばたでワンパン出来ない相手に最速起きされたら負け)という完璧な戦術である。()

    調整
    A:耐久無振りバシャーモを最大威力じたばたで超高乱数1発(93.75%)
    HB:ヨプ込みでA特化珠バシャーモのとびひざげりを最大乱数以外耐え(6.25%)
    HD:C無補正252振り眼鏡ゲッコウガのハイドロポンプを最大乱数以外耐え(6.25%)
    ゲッコの眼鏡ハイドロカノン耐えとバシャの珠膝耐えを両立するのが不可能だったため、PGLを見てハイドロカノンの搭載率があまり高くない(水技はなみのり>ハイドロポンプ>ハイドロカノン)ことを確認して、眼鏡カノンは事故と割り切ることにした。





    ギルガルド@ピンクのバンダナ

    かわいいギルガルド。
    対面性能が高くPGL統計でも使用率2位とトップメタだが、バシャーモとゲッコウガの両方に弱いため誘うことができる枠。
    勿論選出しない。





    サザンドラ@シルクのスカーフ

    スカーフサザンドラ。
    ギルガルドと合わせて並べることで更にバシャーモとゲッコウガを誘い、ノコッチが成す術のないゴーストタイプも牽制できる他、「とりあえずサザンガルドが強い」と思い込んでいる初心者を演じることができ、相手に素直な選出をさせる心理的効果を生み出す神ポケモン。
    勿論選出しない。





    マンムー@でかいきんのたま

    珠マンムー。
    バシャーモとゲッコウガに弱く、こらじた、こらがむの天敵である接触ダメージポケモン筆頭のガブリアス、メガなし環境において対面最強のポケモンであるカイリューに強い枠。
    勿論選出しない。





    ボルトロス(霊獣)@むしよけスプレー

    蚊に刺されたくないおっさん。
    バシャーモとゲッコウガにそれほど強くなく、PGL統計1位のマリルリを始めとした滅び勢を牽制できる枠。
    勿論選出しない。





    フシギバナ@ズリのみ

    おいしい木の実がなるフシギバナ。
    バシャーモとゲッ(ry
    マリルリ牽制枠2匹目。こうでもしないと出される気がしてならなかったため採用。
    勿論選(ry


    総評
    ゲッコウガとバシャーモの一貫を作った結果、水と氷を打点としておりボルトやフシギバナに対抗できる特殊耐久を持ったラプラス、格闘打点に混乱をトッピングしてくるカイリキーが非常に出てきやすくて泣いた。これらがいないパーティには結構勝てた。 特に、物理アタッカーは対面でのワンパン性能を上げるためにばかぢからを採用している個体が多く、ノーマルタイプと見るや思考停止で繰り出されるそれをヨプあくび→こらえるで耐えると相手のBが2段階下がった状態で寝てくれるため、じたばたを通しやすかった。ヘラクロスやルカリオなど、インファイトをメインウェポンにしているポケモンも同様。





    動画投稿システム変更について
    10/27にニコニコ動画の動画投稿システムがアップデートされ、「今まで投稿可能な動画サイズは100MBまでだったが、1.5GBまで対応になった」そうです。(正確には、今まで一部のユーザーに試験的に適応されていた仕様が全プレミアムユーザーに適応になりました)

    投稿可能な動画サイズが大幅拡大。ここまでだと聞こえはよさそうですが、実態はというと
    「1.5GBまでの動画であれば、ニコニコ側の再エンコードによって100MBまで落としニコニコのプレーヤーに適応させることができるようになった」
    というだけで、1.5GBのクリアなサイズで動画を提供できるようになったわけではないようです。

    今回僕が挙げた動画(sm29929654)は、最終エンコードが終了した時点でサイズが209MBでした。これがニコニコのエンコードでどこまで汚くなるのか分かりませんが、「なんか今回の動画画質悪くね?」と思った方がいらっしゃいましたら申し訳ありません。こういった理由でこちらでは対処しかねるんです……
    もしかしたらニコニコ側のエンコーダーが超高性能でほとんど画質を落とさずにやってくれるかもしれないので、「実は良アップデートだった」となることに期待しましょう。

    それでは。
  • 【パーティ考察記事】ノコッチ固定サイクル?【ジョウトオープン使用構築】

    2016-05-30 19:38
    どうも、最近生配信の世界を知って動画投稿がおろそかになっているノーロ皿です。


    5/27~5/29にかけて、ポケモンの公式インターネット大会「ジョウトオープン」に参加しましたので、そのパーティの紹介をしたいと思います。いわゆる構築記事ってやつです。

    ※本記事は、ノコッチ好きの人間によるノコッチを活躍させることを目的としたパーティの構築記事です。今回の大会で実績を残したガチ構築の記事をお探しの方は、お手数ですがブラウザバックを推奨します。また、構築記事を書くことはおろかインターネット大会への参加も初めてというポンコツ振りですので、温かい目で見てやって下さい。



    環境考察
    この大会の主なルールは、

    ・使用可能なポケモンは、ぜんこくずかんNo.001~No.251のポケモン(ミュウツー、ミュウ、ルギア、ホウオウ、セレビィを除く)
    ・各種メガストーンの使用禁止


    というもの。
    強者たちが挙ってジョウトオープンの考察を始めた時は、単純に個の能力が高く普段のレートでもよく見るポケモン(カイリュー、サンダー、ライコウ、ハッサム、マリルリ)、雨構築(ニョロトノ、キングドラ、オムスター)、グライオン以外全員がそろっている受けループ(ラッキー、ヤドラン、フシギバナ、バンギラス、エアームド)が流行すると予想されていた。
    また、過去作産のポケモンの使用が認められていたため、零度スイクンが猛威を振るうのではないかという予測もなされていた。


    僕はシングルレートに潜る際、ノコッチ確定選出を生業としている。今回のインターネット大会も、45戦すべての試合にノコッチを選出した。縛られた状況の中で考えたパーティをご覧いただきたい。


    単体考察


    性格:しんちょう
    努力値:60-4-132-0-252-60(実数値:183-91-107-×-128-73)

    このポケモンに採用理由などという概念を押し付けてはならない。
    そもそも前提が逆。ジョウトオープンに参加するにあたってノコッチを起用したのではなく、ノコッチを起用できるからこそ今回ジョウトオープンに参加したのである。

    しかし、やるからには勝たねばならない。確定選出という状況下において、いかに全試合腐らせることなく活躍させられるかを第一に考え、この育成方針とした。
    H種族値が高いため、BDベースにして両耐久を厚くし、メンタルハーブを持たせることで先発からステロを撒く最低限の仕事を100%邪魔されずに行うことを目指した。撒き終えたあとは、HPの許す限りへびにらみ、あくびで撹乱を行う。交代によって圧倒的アドが取れるような状況でない限り基本的に誰に対しても居座り、仕事が終われば基本的にはそのまま落としてもらうのを待つ。嫁ポケとは。
    余った技スペースに何を入れるかは迷ったが、特性てんのめぐみ、へびにらみとのシナジーのほか、流行ると予想したみがわり持ちのゲンガーやステロを弾き返されるエーフィやネイティオへの打点としてかみつくを採用した。

    使用感は悪くなかった。すべての技が思い通りの活躍を見せたため個人的には及第点。ただ、パーティ全体が受け回しを意識した構築になっているのに確定選出しなければならないノコッチ自身がサイクルに参加出来ないという致命的な欠陥が浮き彫りに。それでも残りのポケモン2匹でなんとか択を合わせて勝ちを拾っていった。
    この枠がバンギラスなら、もう少し勝てたと思う。





    性格:ようき
    努力値:0-252-4-0-0-252(実数値:165-182-101-×-105-117)

    普通の最速スカーフカイリキー。採用理由は普通に強そうだから。多分パーティ内で一番適当に入れたポケモン。

    選出機会はかなり多く、全身から仕事のできる男のオーラを醸し出していた。
    普段は爆裂パンチマシーンのイメージが強いが、優秀な地面や格闘が少ない環境下で非常に一貫の高いストーンエッジ、メガ石無しという縛りルールの中で確実に相手の戦闘スタイルを崩すことのできるはたきおとすも強力だった。
    序盤でこれらの技を選択し、一度引っ込み終盤にもう一度出てきてばくれつパンチを一貫させる動きで多くの勝ちを演出した。




    性格:ひかえめ
    努力値:252-0-4-192-32-24(実数値:187-×-104-158-125-103)

    対マリルリ、ハッサム枠。新規育成がめんどくさかったので普段使っているメガフシギバナの流用。ごめんなさい

    メガフシギバナの要領で受け回そうとすると余りの数値のなさに愕然とした。マリルリのはたきおとすでゴッソリ削れて次のサイクルが回らなくなる。H振りハッサムをめざ炎で確定取れない。つくづくメガシンカありきのポケモンなのだということを実感した。
    ただ、鋼枠をハッサム1枚にしているパーティに対しては割と刺していけた印象。有利対面から交代先にヘドロばくだんを当てて毒を引いてあとはぐるぐるして勝ち、という場面も多かった。





    性格:おくびょう
    努力値:0-0-4-252-0-252(実数値:135-×-81-182-95-178)

    謎の襷ゲンガー。普通に強そうだから採用。しかしなぜ素催眠を入れようと思ったのか覚えていない。完全に謎。

    ノコッチを初手出しして格闘と対面してしまった際の引き先としての役割を期待していたが、常に一貫するはたきおとすに怯えなければならず、どちらかというとエアームドに引いた方が安定する事からそもそもあまり選出しなかった。しかしこのポケモンを出さなかったことでボロボロに負けた試合もあったのでもう少し出してあげればよかったと後悔。





    性格:わんぱく
    努力値:244-0-252-0-0-12(実数値:171-100-211-×-90-92)

    普通のゴツメエアームド。確定選出するノコッチがステロを撒けるのでちょうはつとどくどくを同時採用。

    純正受けループの一端を担うその受け性能は尋常ではなかった。出場可能な全ポケモン中でも屈指の火力を誇るカイリューやカイリキー、バンギラスやヘラクロスの攻撃を悠々と受け切ってしまう。物理ポケモンに対して有利対面を作り、裏に一貫する毒を投げているだけで強い。ちょうはつで相手の再生技を縛って詰ませることも可能。間違いなく今大会のMVP。

    しかし、フシギバナのねむりごなを被ったりギャラドスに上からちょうはつを打たれたりしてこちらの立ち回りを通せなかった場面もあったので、もう少しBを削って4振り80族抜きくらいまでSを上げた方がベターだった印象。




    性格:おだやか
    努力値:244-0-0-12-252-0(実数値:201-×-105-87-128-55)

    パーティに1番最後に入ってきたポケモン。フシギバナがメガシンカしないため氷技持ちの水、及びめざ氷ライコウに対して優位に立っていると言い難いことから、対水対電気の2枚目の駒として採用。あとかわいい。

    水電気への明確な打点としてだいちのちからを搭載していたが、後投げして有利対面から交代先に一貫するねっとうを打つことが主な仕事という感じだった。ヌオーに耐久ポケモンを合わせ、毒を入れることで処理しようとする動きをラム+みがわりで躱してハメることも出来た。
    しかし一度ハメると試合が長期化することが多く(TOD勝ちした試合もあった)、動画を撮っている身としては動きがなくバトルの流れが単調になってしまうため残念だった。その点を除けば普通に強く、選出機会も多かったので、エアームドに続いて2番目のキーマンというべきであろう。