閉じる
閉じる
×
左のような特製オビがついているので、既読の方も記念にぜひどうぞ。Amazonなどの通販では買えないものだ。
なぜファミマかといえば、小説の舞台のひとつがコンビニ・チェーン「ハミングマート」、通称「ハミマ」で、あからさまにファミマをもじっているからだ。 ただし、これで小説がファミマ公認になったわけではない。キャンペーンに合わせて、書籍売り場にちょっと仕入れてもらった形のようだ。
左は今日の偵察で撮った写真で、桜の歌キャンペーンのバナーを掲げている。小説に描写したとおり、周囲は田んぼで駐車場が広く、長距離トラックも停められる。
玄関脇の扇風機は当時も今も健在だ。夏になると夥しい昆虫が集まるので、それを吹き飛ばすためにある。
そこで「動画は早川書房とファミリーマートの仕込みだった! 商業の罠だ!」などと陰謀論が立ち上がったら嬉しいのだが、ネットを検索してもそんなことを言うひとは一人もいなかった。カゲロウプロジェクトぐらいスーパーヒットを飛ばさないと、陰謀論など立ってくれないのだった。陰謀論者は、陰謀は常に成功すると信じているからだ。
一夜にして全国にボカロ商品が出回るのは、商業の罠だろうがなんだろうが胸熱だから、喜んでバイラル・マーケティングに加担するわけだった。「初音千本桜 梅じゃこごはん弁当」は早春の香りとさっぱりした味わいでコンセプトが活きており、おすすめだ。
広告