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カメの罠開発に、日本の未来が見える
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カメの罠開発に、日本の未来が見える

2017-04-24 22:30

     こんな記事が目に止まりました。

     アカミミガメ:新駆除法「日光浴わな」 福岡・堀に試作品 - 毎日新聞 

     駆除をしなくてはいけないアカミミガメに対し、以前は水底でわなに捉えて窒息死させていたのですが、臭い・かわいそうとのことで、日光浴にくるカメが内側に落ちたら逃げられないようにして、後で冷凍死させるそうです。

     すでに兵庫県では成果をあげているそうで、全国でもうまくいけば、立派なイノベーションです。

     日本の未来はこういった小さなイノベーションに支えられるようになります。日本中には、こういった小さな社会問題が無数にあります。

     その無数の問題を解決するには、少数のエリートでは回りません。数も足りないし、コストもかかりすぎます。解決するには安価であることも重要です。「日光浴わな」は記事を読めば、ちょっと日曜大工できる人なら、ホームセンターに行って小遣い程度で材料揃えて作ってしまえます。というか農家さんなど第一次・二次産業の人なら、倉庫にあるような材料ばかり。逆に「エリート」さんならこの答えを見つけられるかというと、どうなんでしょう?

     日本はエリート教育がいまいちと言われていますが、エリートはエリートたちが自分たちの再生産のために自分たちで育てればいいのです。将棋もテニスもサッカーもそうです。

     国としてはそれよりも、子供全員の底上げをして、誰もがこういうちょっとしたイノベーションができるようにすることを目指すべきだし、実際目指しています。

     子供の発明!なんてのもちょくちょく話題になりますし、こういうイノベーションがどんどん増えることでしょう。

    《ワンポイントミライ》(

    ミライ: っていうのを見つけたら、さそねっとから、ツイートすればいいんじゃないでしょうか。

    フツクロウ: ホウ、ええの。
     
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