やっぱり、疑惑になるじゃないですか。
加計学園獣医学部の建築費見積もりが「相場の2倍近く」に、森友学園と同じ補助金不正の可能性が指摘される | BUZZAP!(バザップ!)
まあ、鳥インフルエンザとかを扱う「バイオセーフティーレベル3(BSL3)」施設を建築するということで通常よりは単価が高いでしょうから、とりあえずは説明を聞きたいところではありますが、もしそれが本当で妥当だとしても、最初からその説明がついてなくては困ります。なぜ倍なのか。
そんなことが起こってしまうのは、スケジュールがタイトすぎたから。
改革をスピード感を持ってやるというのは大切なことですが、スピード違反をするとそれにつけこむ人が必ず出てきます。森友問題でもあったように、税金を不正に取得しようというやつは必ずいて、そのために長い年月をかけて不正を防ぐ仕組みを作り上げてきたのですから、それをスキップしようとすれば、即座にその穴をつこうとする人が現れるのです。
今回が仮に妥当な見積もりであれば幸運なことですが、スピード違反の改革をすればこういうことが起こるということを再認識し、政府から自治体にゴリ押ししないでください。そうならないよう制度の見直しも必要かと思います。
さて、自民党へ。
この状況は容易に、大学建設業者の選定を入札でなく随意にしてしかも業者の言い値にするために、政府が「急いでやれ」圧力をかけたという構図が想像できてしまいます。もしそんなことが起こっていたら、前代未聞の国による自治体カツアゲ事件です。96億円とすると市民一人当たり6万円以上。笑って済まされる話ではありません。きちっと疑惑を全容解明して、万が一今回の見積もりが水増しされていてさらに政府が片棒担いでいたらきちっと自浄してください。でなければ、自民党は自治体からカツアゲする党になります。
あと、いろいろ落ち着いたら、3選許可をやめた方がいいと思います。どんな素晴らしい首相でも長くなるとそれを利用する人が出てきてしまいます。そのための党則だったわけですから。
都民ファーストの会へ。
今回の選挙でどれほどの勢力になるかわかりませんが、選挙後は自治体のための党として都政の改革をお願いします。情報公開を進めてください。またこれからの自治体と国との関わりの手本となってください。今治市は私が住んでいる街ではありませんが、国にこんなゴリ押しされるのは困ります。それが結果として素晴らしいものなのだとしても。
《ワンポイントミライ》(?)
ミライ: 疑惑が本当だとしたら、わかりやすすぎて、やっばり根拠ある数字なんでしょうか。早く解明して欲しいです。
フツクロウ: ホッホ。