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sanbonmatsuさん のコメント

春風(http://piapro.jp/collabo/?view=collabo&id=10637)がおすすめです。
タグがVOCALOID民族調曲、VOCALOID和風曲なので、扱いとしてはワールドミュージックでしょう。
アカペラの合唱曲で、曲調も相まって聴いていると切なくなる、大切な人を想う優しい人の歌です。
楽譜があれば私の後輩達にプレゼントしたいくらいです。

合唱と聞くとそれだけで気後れしてしまう方も結構多いのですが、
ぜひともあまり気負わずに、気軽に聴いて欲しいです。
No.5
139ヶ月前
このコメントは以下の記事についています
 「 ボカロで見える曲の素顔。音楽の未来は明るい? 」に読み切れないくらいたくさんのコメント・ツイートありがとうございます。( ツイート一覧 )  こんなに多くの人がじっと堪えてるんですね。「ボカロこんなにすごいのに、なにみんな澄ましてんの?」と叫びたいけど、一般人を混乱させてボカロ叩きみたいなことにならないよう、みんな極力静かにしてる。ボカロ愛されてます。  こんなにたくさんのコメ見て黙っていられないので、追記しようと思います。  その前に、みなさんのコメ読んでたら、 ますますいろんなジャンル知りたくなりました  ボカロの特徴といえば、その多彩なジャンル。私もボカロで、トランスとかミニマルとか「こんな音楽あったのか」体験をいくつもしましたし、その感動は今でもありありと思い出せます。ということで、お願いです。   音楽ジャンル名とそのジャンルのお薦めボカロ曲1曲あげてけください。  マイナーなジャンル歓迎。  ガイドライン。  ・コメントにお願いします。みんなでシェア。  ・なるべくとっつきやすいのを紹介してください。   ーあえて原曲でなく素敵なPVついたのでもよし。   ーあえて原曲でなく「歌ってみた」でもよし。   ーこれで一人でもそのジャンルのファンを増やしましょう。  ・ジャンル名は大きいくくり、細かいくくりいろいろあるけど、縛りなし。  ・第一勢力のJ-POPは私も大好きですが我慢しましょう。J-POPの中に細かいジャンルがあるなら知りたいかも。  ・他人とジャンル重なってもいいです。お薦めは人それぞれ。  ・外国語の大歓迎、ジャンルつけてどうぞ。  ・ 他人のあげたのに批判なし。   ー「その曲はそのジャンルとは言えない」とかなし。  ・他のコメもあって見にくくなるかもしれませんが、そしたら本文にまとめたいと思います。  みんなで「こんな音楽あったのか」体験しよう。  ボカロが人気出てきたせいで、人気のためにやってるのがあって嫌という人は、ぜひマイナーなジャンルを漁ってほしいと思います。間違いなく人気のためではないですから。  閑話休題。追記。 「キモオタいうな」  こんなにコメントが溢れる一番の原因はこれのようです。直接キモオタと言われる辛さいかほどか想像を絶するものがあります。ずいぶん失礼な話だし、誤解だし。そんな人には全員ミクマタイを正座して聴いてもらいたいものです(全部で3時間くらいかかるバッハの マタイ受難曲という大曲を2008年から少しずつミクで再現 している方がいます。完結したら私は絶対泣きます。完結してなくても何度も泣いてますけど)。というのは少し乱暴すぎるので、もう少し言葉を尽くしてみようと思います。 「キモオタ」と呼ばれる構造  何事でも少しだけ耳にした人は単純に捉えがちです。もともとの「ボカロで歌の素顔が見える」話も「歌って歌手ばかり目立って、作曲家作詞家にまで意識が届きにくい」ことが背景です。  でもたとえば、クラシックは逆です。ピアノの曲について「あ、これショパン」と分かる人は多くても、では演奏するピアニストについては、ほとんど名前上げられない人多いのではないでしょうか。  例えば私が子どもと毎週見ているゴーバスターズのエンディングは、私にとって「ゴーバスターズのエンディング」でしかなくて、作曲・作詞どころか歌手も不明です(役の人たち?)。  「これといえばこう」という短絡的な捉え方があって、有名なものほどそれが広まるでしょう。不幸にしてボカロの場合は「ボカロはキモオタ」がそれになってしまいました。 時間が解決する  もちろん誤解です。ですから、この問題は少なくとも時間が解決します。今辛い目にあってる人には気休めですけど、いくつかその手がかりがあります。 ツールとしての地位はもう揺るがない  ボーカロイドは楽器と言われるように、歌声合成が道具としての地位を失うことはありません。今年のNHK大河ドラマ「平清盛」の音楽ではサンプル制作で初音ミクが使われています。サンプル段階ではオーケストラも打ち込みで、つまりオーケストラも歌声も機械音で作られました。 (参考「 大河ドラマの音楽を支えた初音ミク 」。あわよくばそのままミクを使う気だったらしい!? そのサンプル音源は、 平清盛×吉松隆:音楽全仕事 NHK大河ドラマ《平清盛》オリジナル・サウンドトラック に収録されているそうです。ブログ 初音ミクみく で知りました)  プロアマ問わず音楽制作の場では大いに活用されるでしょう。製作途中だけでなく、最終作品でもコーラスなどにどんどん使われる事でしょう。キモいもへったくれもない領域です。  音楽制作の場だけではありません。それは私たちの日常にも広まるでしょう。学校の合唱コンクールにむけて、伴奏は打ち込み、各パートは初音ミクでサンプルテープ作るとか、わけないし、とても便利です。 若い世代程、普通になってる  中学でも未だにキモいと言われるところもあるようですが、一方でボカロ以外と特に区別もなく広がっているところもあります。カラオケとか9割ボカロとかいう発言を見た覚えがあります。 今はあえて電子音  ファミマのCMとかどんどんボーカロイドが広まっていますが、「あえて電子音っぽいなあ」と感じます。「神調教」とか言われるものには、先入観なければ人間としか思えないボカロ曲なんていくらでもありますが、それじゃCMとしては話題になりにくいでしょう。異質だからこそ話題になるし、であれば反発もあって当然。今は苦しい瞬間です。 ボカロ経由の大ヒットが来る  が、そんな苦しい時代にも転機は秒読みです。ボカロを経由した人間の大ヒットがきっと出ます。きゃりーぱみゅぱみゅがボカロ曲コピーとかあっても、私は全然驚かないです。おしりかじり虫みたいなボカロ曲が人間の歌手で大ヒットみたいなこともありそうです。  一つ出れば、こないだ ニコニコ生放送のネット党首討論がひるおびで丁寧に紹介された ようにテレビで紹介され、きっと親から「おまえボーカロイド知ってるか」とメールが来るようになります。  そのとき風向きは変わることでしょう。「ボカロはキモオタ」なんて大部分が単純なパターンで言ってるだけです。マスコミの取り上げ方が変わればすぐ変わります。 苦しい時期の乗り越え方  とはいえ今直接理不尽な侮辱を受けている人にとってこんなのは気休めです。なんとか今耐える方法はないのか、気休めの上塗りかもしれませんがいくつか考えてみました。 いろんなジャンルを漁る  冒頭の「ジャンル別お薦めあげてけ」につながる話ですが、ボカロの裾野は広大です。音楽という世界は途方に広く知り尽くすことなど決してできませんが、ボカロとニコ動という組み合わせで、圧倒的な効率で音楽の世界を訪ねて回る事ができます。それぞれのジャンルでボカロなんてままごとだ的な批判もあるでしょうが、そのジャンルを知らない人がお試しで聴くのにこんなにとっつきやすいものはありません。「こんな音楽あったのか」を多く体験すればするほど、「ボカロはキモオタ」なんてスズメのさえずりになることでしょう。 いっそ自分でいじってみ  せっかくボカロに触れたのですから、自分でもいじってみましょう。ニコ動にあげる必要もありません。ちょこっとできるだけでも人生の宝物になります。うちには奥様の作った子守唄や私が作った歯磨きの歌があります。それをぐみに歌ってもらってちょこっと伴奏付けたのは、とてもかわいい記念です。  作曲作詞なんてできないと思うなら、大好きな歌(ボカロでなくてもいいですね)を真似てみましょう。ちょっとやってみればわかりますが、高い評価を得ている曲、そしてプロの曲は凄いです。曲、歌詞、調教、編曲、MIX それぞれが途方もなく高い技術で作られています。というか凄すぎてどうしてそんなことができるのか検討も付きません。自分で少しでも作れると、そのことを思い知ることができます。レスペクト度倍増間違いないです。「ボカロはキモオタ」なんてもはや葉擦れ音でしょうし、反撃したかったら人気のプロの曲の一つでも分析しておいて解説してやればいいと思います。 生産者と消費者の乖離  こんな風に誰でも手軽に歌作りに挑戦できることは大きな変化を生み出します。このことについて最後に少し専門的な言葉で紹介しようと思います。  生産者と消費者が乖離した分野は廃れるか歪みます。たとえば野菜育ててみれば分かりますが、同じ大きさで同じ形のものを年中同じ数作るなんて歪んだ要求です。最近市民農園も普及してきて、旬を大切にするという考えも珍しくなくなってきました。良い兆候です。  日本の大手が作るビールは世界的に見てもほとんど奇跡のような傑作ですが、第3のビールにおされっぱなしです。(原料が麦芽とホップだけの一番搾りとエビスとプレミアムモルツを並べて飲んで、なんで味が違うのか想像してみると楽しいですよ。キリンラガーとかを否定してるわけではないです。話を単純にしたいだけです)しかし、お酒を個人で作る事は法律で禁止されています。まずいです。あの奇跡のビール達を失うかもしれません。ビール会社こそが先頭にたって、その歪んだ法律を直せというべきです。  歌や音楽にも同じようなことが起こっていたのです。音楽の生産者と消費者が乖離していました。それが商業音楽が売れなくなった遠因なのです。  しかし、音楽は誰でも作れるようになりました。これから、取り組みたい人はいくらでも真剣に取り組むことができます。なぜなら、今はそれを分かる人がたっくさんいるからです。だから、音楽にとって幸せな時代になりました。  ちなみに昔はなんでもそうで、生産者と消費者が乖離したのは戦後の工業時代だけです。つまり昔に戻っただけとも言われています。こんな風に考えるとちょっと景気は悪いけど、昔より今のほうが豊かになっているともいえるんですよ。 ・併せてどうぞ   「大量消費の時代」から「大量生産消費の時代」に~大量生産消費時代~
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