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地方都市の魅力に迫ろう(その4)/普通に便利な日常生活
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地方都市の魅力に迫ろう(その4)/普通に便利な日常生活

2013-05-10 21:45

     人口75%が住む地方都市の魅力に迫るシリーズその4です。

     地方都市は、大自然が近くにあり、レジャーも混まないかもしれないけど、普段の生活は大都会には普通にあるのがなくて不便じゃないのか心配かもしれません。

     でも意外と便利です。
     六本木にあるような日本トップクラスのお洒落な店はないかもしれませんが、東京の普通の街くらいには便利です。

     福山市はこんな感じです。

    お店はいろいろ。
     大抵の大手ファストフード(マック、ロッテリア、KFC、ミスド、カッパ寿司、王将などなど)、ファミレス(ガスト、ココスなどなど)あります。
     あとラーメン屋がすごいです。こないだラーメン屋がつぶれたと思ったら、そこにまたラーメン屋ができていました……。
     コンビニはびっくりするくらいたくさんあります。地方は物価が安いのに、コンビニの値段設定は都会とあまり変わらないので、なんでこんなにあるんだとほんとに驚きです。
     100均もいっぱいあります。ただし、地方は物価が安いので、他の店とあまり値段が変わらないものもあります。安い!というよりは、ああいう品揃えの店というイメージがあります。ディスカウントストアもあります。家電量販店あります。
     ホームセンターは都会より充実しています。東京に住んでいた頃はレンタカーを借りるときについでに郊外の地方都市のホームセンターに行ってました。
      巨大モールもあります。ただ他で完全に用が足りてて、行ったことはありません。
     スーパーは充実しています。やたら魚がいいとことか、やたら果物がいいとこといった特色あるスーパーもありますし、私の中では、成城石井とクイーンズ伊勢丹の間に入るくらいおしゃれっぽいスーパーもあります。

    コーヒー店
     単独のや小規模のチェーンがたくさんあって、こないだできたおしゃれなコーヒー店はいつ見かけても道に駐車場待ちの車が停車しているという人気ぶり。大手チェーンのスタバ・ドトール・タリーズも市内に一軒ずつあるのですが、存在感はないです。一店一店コーヒーの味も違うし、ケーキとかも違うのかと思うと、回り始めたらとても楽しそうです。

    パン屋
     街のパン屋も充実してます。小さいながらも個性的なところが多く、店によっては週末になると、隣の県のナンバーの車まで来て混雑したりします。
     東京では文京区に住んでいたのですが、文京区の街のパン屋さんよりはレベル高いです。なんかこれはかなり悔しかったです。

    美術館
     都会に対して、美術館とかは貧弱と思うかもしれません。実際さすがに数は多くはありません。しかし、なかなかどうして、代わりに個性的な美術館ができます。
     福山自動車時計博物館には貴重な車などが展示されていますが、どれも、触れるし、乗れます! 子どもなんかドアばんばん閉めて楽しそうです。きちんとメンテしていて動くので、映画などによく使われているそうです。これは都会ではさすがにできません。あまりに人が多くて、壊れてしまうでしょう。一度行けばこうでなくっちゃと思うこと請け合いです。
     まだ行ってないので書きませんが、他にもとても面白そうなとこあります。
     市の美術館にもそこそこ面白い企画が来ます。東京みたいにめちゃめちゃ混まないのが助かります。気になった絵とか何分でも眺めていたいですよね。
     世界トップレベルの作品はないかもしれないけど、美術を楽しむという点では、大都市に決して劣ることはありません。
      
    自転車も使える。
     車社会ではありますが、自転車も十分使えます。日常生活は自転車だけで十分足りたりするので、週末車で出かけないと、何週間も車使わなかったなんてこともあります。
     地方に住むなら、自分に日々必要なものを考え、それが自転車圏内にあるように住む場所決めるのいうのありだと思います。
     とにかく車は怖いです。事故るかもしれないし、もらうかもしれないし。持たざるを得ないにしても、なるべく減らせるように考えると、地方に移住するバリア下がると思います。

    大都市にすぐ出られる。
     大阪の人にかなり驚かれますが、新大阪駅から福山駅は新幹線で1時間10分かかりません。駅までの時間や駅からの時間を考えても2時間程あれば充分です。
     東京には新幹線使っても飛行機使っても家を出て4時間程で目的地に着きます。
     月に数回であれば、これらの移動時間の合計は、大都市に住む人の一月あたりの通勤時間よりはずっと少ないです。交通網はかなり整備されていますから、ターゲットとなる大都市を決めれば、これと同じような条件の場所はかなりたくさんあります。

     福山市は人口100万人には及ばないものの、50万人近くいますから、地方都市としては大きく、これらの環境は恵まれているはずです。大都市の本当に中心の便利な所に比べれば見劣りするとは思いますが、多くの人が住む標準的な街くらいには便利だと思います。
     23区の区の人口が少ないところで20万人から多いところで90万人なので、目安としてはこのクラスの地方都市であれば、日常生活の便利さが大都市と極端に変わることはないのではないでしょうか。
     いくつか我慢できるのであれば、もっと人口の少ないところでも暮らせて、代わりにより良い環境を得られることでしょう。

     大都市に住んでいて、いつか違うところで暮らしてみたいと思うとき、田舎を考えてしまうとあまりに生活が違って見えてハードルは高いですが、地方都市であれば日々の生活はそんなに変えずにすみます。いつか違うところで暮らしてみたい人はぜひ地方都市の暮らしぶりもチェックしてみてください。


    ・併せてどうぞ
     【六本木には負けても東京には負けない街なら作れる】 
     【お洒落で勝負だ。地方 vs 都会】 

     地方都市の魅力に迫ろう 目次 

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