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この週末、日曜日に地区の運動会が予定されていたのですが、土日月と出張が入ってしまい、家族に申し訳ないことをしそうだったのですが(特に重いお弁当を丘の上の小学校まで運ばなくてはいけない)、結局雨天で中止になりました。中止は残念なことではあるのですが、私は罪悪感から解放され、のびのびと仕事してまいりました。がつまり運動会が中止になり喜んでしまっているということに新たに罪悪感を持ち……、結局堂々巡りな罪悪感を抱え込むことになってしまいました。
さて、ミライたちが何かみつけたようです。
ミライ: 今朝、NHKのニュースで、「エリアワンセグ」というものが紹介されていました。
フツクロウ: ホウ。
ミライ: あるところにアンテナを立て、そこからワンセグ放送を流すことで、そのエリアでだけ見られる放送を流すことができるというものです。電気通信大学で実証試験を行っている取り組みが紹介されていました。
フツクロウ: なるほど、その場の放送を誰でもできるようになる技術じゃな。
ミライ: そうなんです! 例えば運動会や学習発表会の中継ができるようになります。学校までいくのは大変なおじいちゃん、おばあちゃんだって、孫達の活躍をうちから見られます。
フツクロウ: ホウホウ。野球場で野球放送を見ながら観戦する人もおるから、そもそもその場におる人にとって便利じゃの。
ミライ: はい。遊園地みたいなとこでもいいですね。園内で、何かやってるときはそこから放送すれば、みんなそれ見て集まれるし。もちろん、予定も流しながらやれば、その時間に集まってくる人もいるし。
フツクロウ: 水族館でやって欲しいの。餌の時間のリレー中継。お目当てのは現場に行くが、その他は放送見るのですませるとか。鳥羽水族館なら、暇な時間はダイオウグソクムシ出しておけばいいしの!
ミライ: たまにニコニコ生放送しているやつを、常設するわけですね〜。なんとなく、以前紹介した
アジアと日本の熱い戦いアジア・アントレプレナーシップ・アワード2013開催中!
関ヶ原の野原に行ってグーグルグラスをかけると、戦いの様子が再現できる技術AsukaLabのシステムを思い出しました。
あれ、でも、ニコニコ生放送とかUstreamあれば、エリアワンセグ、いらなくないですか? スマートフォン持ってれば、現地でスマートフォンで見ればいいんですよね。
フツクロウ: そうじゃな。見たいものがはっきりしておれば、見れるかもしらんが、ニコニコ生放送などは、無数に放送されとるからアカウント名がいったり、検索したりが必要で、ふらっと来た人が見るには一手間かかる。
一方、たとえば、統一したエリアワンセグマークを作るじゃろ。エリアワンセグをしている所にそのマークを出しておけば、来た人は「あ、ここエリアワンセグあるんだ」とワンセグを立ち上げることで、いきなりすぐ放送を見られるのじゃ。エリアワンセグなら、そこで見られるチャンネルは限られてるから、すぐ見つかる。
ミライ: なるほど。訪れた人に見てもらいやすいのですね。
フツクロウ: そうじゃ。じゃから、商店街で配信するとしよう。すると、その放送は、どこかの店でやってるイベントやタイムセールを中継しておるわけじゃ。他の目的で商店街に来た人もそれ見て、足を運んでくれるかもしれん。
ミライ: ライブハウスやホールの近くで開演前の宣伝にも使えるかもしれないですね。場合によっては、そのまま生放送したり。近くのバーで飲み食いしながら見る人とか。
フツクロウ: アメリカでフットボール場にはいらず、外の駐車場でバーベーキューして盛り上がるやつみたいじゃの。
ミライ: ですねー。なんか、いなかの有線放送に似てないですか?
フツクロウ: ホ? なるほど、地域のケーブルテレビのさらに小規模版じゃな。普段は地域のイベント紹介や中継などかもしらんが、いざという時に防災情報を流せるの。
ミライ: あ、そうですね。防災放送とか大きな音で街中に流れますけど、良く聴き取れないし、もっかい聞きたいしとかあるから、そんなときワンセグに出てくれるといいですね。ケーブルテレビと違って、持ち運べるし。
フツクロウ: 近年はゲリラ豪雨や竜巻のように狭い範囲の災害が増えておるからの。テレビ放送も小さな地域のチャンネルがより小回りが効いて良さそうじゃ。
ミライ: ですね。でも、電波を出す設備がいるということは、それなりにお金はかかるかもしれないですね。
フツクロウ: そうじゃな。ニコニコ生放送で放送発信地を指定できるようにして、モバイルで見る時に、すぐ候補に出てくるようにすれば、同じ感じのことができるの。
ミライ: なるほど、そういうアプローチもできそうですね。
フツクロウ: 地域テレビ放送の「誰でも化」が起こると、いろんな可能性がありそうじゃな。
ミライ: ですね。では、今回の六葉未来点(?) は。
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