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4月から始まったNHKの朝ドラ「花子とアン」が好調だそうです。
<花子とアン>視聴率24.6%で番組最高を更新 3週連続で「ごちそうさん」超え(まんたんウェブ) - Y!ニュース
たしか、「ごちそうさん」もその前の「あまちゃん」を超えてたそうで、朝ドラ絶好調です。
朝ドラに関しては最近とても面白い記事を見かけました。
NHK「朝ドラ」の魔力:オピニオン:Chuo Online : YOMIURI ONLINE(読売新聞)
日本に住む私たちは朝ドラという形式を当然のように思っているが、1日15分のドラマを毎朝放送するという形式は世界でも珍しい。韓国には毎朝30分のドラマ枠が複数あるが、日本より長いし、毎日何作か続けて見る視聴者が多い。確かにアメリカに住んでたとき、そういうのなかったです。そのかわり面白いシットコムわんさかあって、いまでもたまに youtube でその頃の懐かしく見たりしますけど。
昨年秋、「あまロス」という奇妙な言葉が流行った。『あまちゃん』終了後にファンたちが陥った喪失感のことである。この言葉が含意するものは、朝ドラが趣味や娯楽というよりもむしろ生活の一部であり、一種の日課のようなものであったことである。(中略)それを失った時には生活のリズム自体が成り立たなくなるという種類のものなのである。生活の一部。なるほど、確かにその通りです。毎朝お気に入りのニュースチャンネルで、いつものアナウンサーやお天気お姉さんに会うのとおんなじです。義父母なんかも、朝ドラは毎日見てますけど、まさに生活の一部。週一ドラマとはまた違って、歯磨きや洗顔のように生活に入りこんでいるのです。
それにしても、あれだけ話題になった「あまちゃん」の後、視聴率的には次々良くなっていると辺り、「あまちゃん」で新しい層を開拓して、そのまま定着しているのではないでしょうか。「あまちゃん」で始まったツイッターにイラストが投稿される文化は「ごちそうさん」でもしっかり続いていました。
昔から見ている層にとっては「あまちゃん」より「ごちそうさん」のが見やすいだろうなと思うので、その時の視聴率の推移はまあそんなもんかと思っていましたが、今回「花子とアン」でさらに上回ったのは新しい層を意識せざるを得ません。
なぜこういうのが海外にないのか分かりませんが、海外でも同じテンポのニュースとかありますし、毎日テンポ良く余り長くないコンテンツというのは、いったん習慣化すればリピータがずっとリピートしてくれそうです。そういえば、学生の頃は、NHKラジオの英語講座何年も続けてました。生活に入っちゃえばむしろ止められません。
そういうコンテンツはテレビが親和性高いですけど、ネットでも充分狙えるそうです。
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