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ALSのピート・フレイツさんがリモートでザッカーバーグさんに氷水をぶっかける事を可能とする装置が日本で開発される
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ALSのピート・フレイツさんがリモートでザッカーバーグさんに氷水をぶっかける事を可能とする装置が日本で開発される

2014-08-19 00:45

     われらが日本発 Orihime ロボが「たぶん世界初、ALSの患者がリモートでザッカーバーグに氷水をぶっかける事を可能とする装置」となりました。

     Challenge completed.

    という facebook にアップされた動画がそれです。

     Orihime ロボというのは、病気で病院から出られない患者さん向けに開発された遠隔操作ロボットで、Orihime ロボを使って外に出たり、遠方の人とコミュニケーションすることができるようになります。ALS患者さん向けにも開発されているこのシステムの開発者吉藤さんのところに、あの ALS チャレンジがやってきたのです!

     【動画】CEOやセレブが、氷水をかぶる!── その理由とは?#‎ALSIceBucketChallenge 

     ICE BUCKET CHALLENGE(バケツに入った氷水をかぶる挑戦)と呼ばれるこの企画は、ALSという難病の原因解明に取り組む研究機関への寄付を募るために行われているチャリティムーブメントです。チャレンジを受けた人は24時間以内に氷水を被るか100ドルを寄付しなければいけません。

     facebookのマーク・ザッカーバーグやら元マイクロソフトのビル・ゲイツやら、そうそうたるメンバーが次々と氷水をかぶっているので、ご覧になった方も多いのではないでしょうか。それにしても、みんなそんなに100ドルが惜しいのかー(棒

     さてさて、そのALS チャレンジが Orihime ロボ開発者吉藤さんのところにやってきました。吉藤さんも100ドルは惜しかったようです(棒
     そして、たった6時間で彼らは成功させたのです。吉藤さんが自分で氷水を被るのではなく、共同開発者で ALS 患者の藤澤さんが吉藤さんに氷水をぶっかける企みを。

     この写真が、遠方の藤澤さんが操作する Orhime ロボとその前で来たる瞬間を覚悟する吉藤さん。Orihime ロボは、よーし、かけるよーとばかりに手をあげています。Orihime ロボは、約10キロ離れた場所から目線操作で遠隔操作されています。Orihime ロボが右側にあるまな板を落とすことで頭上のバケツから氷水がぶっかかる仕組みです。

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     どきどきどき・・・。

     企みは見事成功します。そして、10キロ離れた場所から目線操作で氷水をぶっかけた藤澤さんはこの笑顔である。
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     氷水がぶっかかる様子と、ほんとに楽しそうな藤澤さんの笑顔を是非動画でご覧下さい。

     ALS チャレンジの記事を拝見すると、始めたのは ALS 患者のピート・フレイツさんとのこと。しかし、彼自身は「自分でこのチャレンジに参加することができないため、友人3人に代理を頼んだ」そうです。

     ピート・フレイツさん!!!! これ使ってください! で、もいっかいザッカーバーグさんに氷水かけちゃってください! ザッカーバーグさんは遠くにいても大丈夫です!

     そして、これが日本の未来です。日本に facebook や google はできなくても、困っている人それぞれを幸せにするようなイノベーションは雨後の筍のように次々現れてきます。

     
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