韓国ロッテが日本の国際空港に免税店で進出という記事を見ました。

 【ビジネス解読】「訪日外国人増」浮かれていられない 韓国ロッテが狙う日本の「免税マーケット」、“油揚”さらわれる恐れ

 せっかく日本に来てもらってるのに、外国の店にかせがれちゃうかもという懸念の記事なのですが、読んだ瞬間、なるほどその手があるのかと思いました。

 そう、海外に日本のアンテナショップを作れば売れるんじゃないでしょうか。私が知らないだけでもうあるのかもしれません、あったらいいな。

 たとえばイオンが、中国、タイ、マレーシア、香港(これは、国際観光客到着数ランキングでのアジアのランキング順です)などの国際空港に免税店を開くのです。そこには、アニメグッズから電化製品や日本酒まで、今回日本には立ち寄らなかったけど、日本にも行きたい!って人向けに日本っぽいものを取り揃えればいいのです。シンボルとして鎧とかも置いたら案外売れるのではないでしょうか。

 調子がいいようなら、空港内だけでなく街の中にも作ればいいと思います。

 上記の4カ国への観光客は合計1億人を軽く超えてますから、日本への観光客が1000万人として10倍です。つまりその1億人がそれらの国で使うお金の1%を取れれば、日本の観光収入の10%に当たるわけです。

 もう是非是非このロッテ戦略を見習って、海外展開を進めてくれればと思います。そういう店で、日本の旅行高くないですよ的なパンフレット配ったら、今度は日本に来てくれそうだし。

 ついでにふと思ったのですが、実はそういう海外の日本食のレストランって流行っているじゃないかと思います。ふと検索したらそうそうこれこれというのを見つけました。

新規客獲得の切り札? 外国人観光客を年間100万人集客する店の研究 ~香港視察報告もあり~

 海外で日本料理の食べ放題が人気というレポートです。

 刺身、天ぷら、寿司など代表的な日本料理の食べ放題。アメリカにもいわゆるバイキング形式でそういうとこあって、とても人気でした。