今日は火曜日なんですが、短い記事[S]です。

 「お金をもうけると誰かのお金が減る?!」という質問への回答が完璧すぎる! 

 「お金をもうけることは誰かのお金が減るということ。本当にいいのか?」という質問に対し、AさんとBさんの世界で互いに家を作りあって、そのたびにお金を支払うという例などを通して、お金が動くごとに富が増えるという解説を読むことができます。

 この話いいですね。昨年末、ここでも、

 世界一わかりやすい経済活動の話(その1)

というシリーズをやりました。そちらでは水や食べ物といった毎日の消費物を扱って、家というような耐久品ではなかったのですが、その例を見ると耐久品を使った説明もなかなか魅力的です。うまく組み入れて、より面白い話にできないか考えてみたいところです。

 お金を交換しながら互いに家を作り富を増やすという話、例えば物々交換との違いはなんでしょうか。それは時間差があるということです。物々交換では交換の瞬間に物と物の取引が成立しなればなりませんが、お金を介せばとりあえず物とお金の交換が成立します。しかも、そのお金を得た人は、無理に元の人と物の交換を実現する必要はありません。別の人から物を買ってもいいのです。そのお金はいずれ元の人に帰っていくことでしょう。つまり人々の生活の潤滑油となっているわけです。

 『世界一わかりやすい経済活動の話』でも、お金がぐるっとまわることで、人々の毎日の生活必需品が円滑に動くことを示しています。さらには、