目からウロコ。
最近どっかでこのアニメGIFを見かけてました。
そしたら、そのメイキング動画が流れてきたので、その動画を息子二人に見せました。
Building the slinky machine
もとのアニメGIFはあらかじめ見せてません。
この装置を作りあげる過程が収められたメイキング動画。その過程で、この「スリンキー」で試すシーンがいっぱい出てきて、最後成功するまでは、そのたび失敗してそのたび試行錯誤を繰り返していくわけです。
で、目からウロコだったのは、失敗するたび息子二人が超ウケるのです。落っこちるたびにウキャウキャと。作る過程は真剣に見てるし、最終的に成功する場面も、「おーできてる」と感心してなんだかだとコメントを言ってましたが、その過程の失敗の場面では、本当に楽しそうにウケてるのです。
失敗は楽しい
これは、挑戦の原点ではないでしょうか。
挑戦は、もちろん成功することを期待して挑戦しますが、その大部分は「失敗」します。それでも子供たちは嬉々としていろんなことに挑戦しています。そしてその大部分は失敗しています。でも、止めません。
なぜか。
それは失敗が楽しいからです。
もし失敗が辛いものだったとしたら、こどもは続けません。こどもは苦手なことを克服するのが苦手なように、辛いことを、その先の成功のために我慢してやる、なんてことをしたがるわけがありません。
でも、こどもたちは、遊びの中で何度失敗しても繰り返し挑戦するのは、ごく普通に見られる光景です。
それは、彼らが忍耐強いだからではなく、失敗も楽しい以外に考えられません。
どうして、私たち大人の社会はこんなに単純なことを見失っているのでしょう。
以前似た話題を取り上げていたのです。
失敗をたたえられる日本になる前に、失敗できる人になってしまおう。
そこでは、「失敗」を「失敗」と呼ばずに「実験」と呼ぼうという提案に対して、それを発表しようとかあれこれ言っていますが、そんなことどうでもよくなりました。