鹿児島県知事の「女の子にサイン、コサイン、タンジェントを教えて何になるのか」という発言が話題を呼んでますが、

「女の子にサイン、コサイン、タンジェントを教えて何になるのか」伊藤祐一郎鹿児島県知事、「時代錯誤」というよりもコメント不能に陥ってしまった! pic.twitter.com/8p6JLcQTSF

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― Takeshi Sase (@Stakesh) 2015, 8月 27

とりあえず、それをきっかけに流れてきた、このツイートにいたく感動しました。この豆知識広がれば、三角関数使ったことある国民の割合は一気に増えるのではないでしょうか!

クソ馬鹿だけど三角関数のおかげで水色んとこに目印つけてホールケーキ3等分とか6等分とか楽にできるようになった俺の邪魔をするな pic.twitter.com/VZHOFdZe4D

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― NAOMI (@naomisbar) 2015, 8月 28

 さて、前々から取り上げようと思っていた記事がこちら。

 基本的に数学得意なのは女子、男子が理系に多いのは「数学得意」の思い込みから 
 女性が小学校の算数のテストで男子より優れていると分かっているが、不思議と男性の方が理系の進路や仕事に進むことが多くなっている。

 はい。私が小学校の頃も、女子の方が算数できてました。でもいつの間にか理系は大半が男になってました。

 それはなぜかということで実験をしたら次のようなことがわかったといいます。
 男性は能力を過大評価する  

 2つの実験を通して、男性は自分の数学の能力を過大評価する傾向があると分かった。

 女性はどれだけできたかを正確に報告していた。
  なるほど、男はその気になりやすい分、その後伸びる人が出てくると。その影に玉砕する人もいっぱいいますが、とにかく、「俺数学得意かも!」とまずその気になり、中にはそのまま勘違いしたまま得意になるのでしょうか。

 ・・・それ、数学だけじゃないですよね。真っ先に思い浮かぶのは男女の恋愛でしょうか。「あいつ俺のこと好きかも!」とその気になりアタックする。もちろん玉砕も多いのですが、時に受け入れられるみたいな。

 理系に限らず、男の方が得意な分野って実はこれで説明できるものがたくさんあるんでしょうか? なんかリーダーなんかもそうかもしれませんね。周りに持ち上げられてリーダーになったとして、でも現実的な自分の能力をしっかりと把握して行動するか、「俺ってもしかしてリーダータイプ?」とその気になって、どんどん自分をリーダーにしていくか、リーダーになる人は実は後者で男性が多い、とかかもしれません。

 じゃあ囲碁とかどうなんでしょう。将棋は子供でも女の子の人口少ないからどうしようもありませんが、囲碁はそこまでひどくないと聞いています。だから、実は小学生だと女子のが強くて、だんだん男性が強くなってくとかあったら、数学の話と同じになりそうです。

 逆に女性は自分の能力を客観的に捉えて行動できるわけですから、突出した能力ではなく安定したパフォーマンスが求められる場面で力を発揮すると言えます。リーダーの右腕、いわゆる秘書は女性がイメージされるのはそのためではないでしょうか。

 もちろん男性の中にその気になりにくい人もいれば、女性の中にその気になりやすい人もいるわけであくまで全体の傾向ということでしょうが、そういうものだとお互い理解してれば、もっと居心地のいい男女平等ができそうです。

 それにしても元記事、サイン、コサイン、タンジェントを社会で使ったことあるか男性に問うても、10分の9は使ったことがないと答えますよねぇ。