• のすじいのそーさく日誌186・・夏味(なつあじ)・・

    2020-08-14 19:3522時間前

    盆のころになるとふと心太(ところてん)とか
    新潟ならいごねりとか食いたくなる・・
    いごねりってのはイゴ海苔という海藻を煮出した汁を
    固めて寒天のようにした妙な食い物で・・
    佐渡じゃあきしめんのように細く切って食うが
    のすじいの居る新潟市近辺じゃ羊羹のように切って
    主に酢味噌か生姜醤油で喰う奇態な代物だが・・



    此れが心太(ところてん)と水羊羹の間くらいの食感の
    微妙に海臭い、実に夏向きな涼味で冷やの日本酒とかにも合う。
    餓鬼のころは敬遠しがちな年配者の食い物な雰囲気なんだが
    まあ、今や名実ともに=のすじい=なんで・・旨い(笑)

    まあ、この手のゼラチン系食い物ってのは元々好きだった。
    学生の頃から色々バイト代はたいて喰いに回ってたな・・
    東京から大阪、京都・・就職してからは近県に九州、四国。

    あ、九州の=おきゅうと=に近いかも知れんな・・いご(えご)ねり。

    無論甘いほうも喰ったなー・・
    好きで通った両国の水羊羹とか。
    中でも記憶に残ってんのが愛玉子(おーぎょーちー)ってえ
    台湾の冷菓、ある種の植物漢方ゼリー(笑)。



    東京は上野、下谷か谷中、根津あたり
    古くから此の怪しい食い物扱っている店に
    大学時代結構な頻度で通ったんだが・・

    此の少し植物くさい微妙な食感の寒天もどきの上に
    かき氷の黄色いレモンシロップ掛けた不思議系食い物は
    妙にのすじいの好みに合ったというか、嵌った。

    想えば食い物も何もかも僅かに癖のあるものが好きなのかもしれん(笑)

    最後は当時つるんでたチビでぶを連れていき
    少ないバイト代はたいて食わせてやった記憶がある。

    おんなってのは痩せたいといいながら
    好きだと思ったものは結構食うのだなと
    ある種の真理(笑)に気づかされたような気も。



    プレーンなその謎ゼリーの上に餡子のせた奴や
    さらに高級なアイスクリーム付のクリームあんみつもどき
    のすじいはレモンシロップだけのプレーンな奴が
    あの頃でさえ妙に時代臭くて大好きだったが・・
    これは寒天に似てるから太らないのっ、とか
    力説して結構わさわさ食ってたな、あのちびデブ(笑)

    ぴあやあんぐるの別冊片手に電車地下鉄バス・・
    それ以上にほっつき歩いて食べた安くておいしいもの。
    B級グルメなんてえ言葉ができるはるか前の昭和の。

    時に夏になると思い出す、それは至福の記憶だったりする。
    通販の出来合いは紛い物が多いんだよなあ・・愛玉子。

    確かバーミヤンに在ったかなあ・・食いに行ってみようか・・
    遠くなった昭和を思い起こしたりしつつ、ふらふらと。

    東京(マイペース) =緑咲香澄・CeVIOカバー=




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  • のすじいのそーさく日誌185・・夏が来たっ・・

    2020-08-02 13:40

    今にして思えば、もも太郎10円だったよなあ・・と。
    あ、もも太郎は新潟県のローカルな桃色のアイスキャンデー
    もも太郎と言いつつイチゴ味と言う謎な食い物ね。



    大学時代は学舎の近所に駄菓子屋のような
    乾物屋の様な妙な店が在り・・のちにセブンイレブンになったが

    そこでカップ麺買うと普通にお湯入れてくれたりして
    学食や出始めのホカ弁、ジャム付けた食パン二枚が昼飯で
    学生街の食堂にも時に行けなんだくらいの
    貧乏学生のすじいは金の無いとき良く行った・・

    で、其処にメーカー不詳の青色色素満載な
    =ソーダアイス=ってえ安アイスが在ってねえ。
    昭和55年頃でも1本20円か30円の激安アイス(笑)



    但し此れを喰うともれなく舌が青く染まるんだわ(笑)
    妙に炭酸が強い人工甘味な味の青い奴でさあ・・

    「此れ食べてからすぐKISSすると
     =青い体験=ってえ寸法かなあ?」

    往時流行の洋画のタイトルに引っ掛け 
    臆面も無く親父ギャグぶちかました
    莫迦せんぱぁいに=へにゃあっ=とアイス咥えて
    面白そうに笑った面影が今も浮かぶ夏の午後。

    でも、華やかで激しい夏ほど短い。
    そう、踊るように夏は逝くのです・・

    海、見に行きたいなあ・・遠い日の海だけど。



    ああ、夏だよねえ・・夏が来たよ、ようように今年も。
    最後の夏かも知れぬから、ちょいと楽しんでおこうか・・夏。

    遠い日の景色、総天然色で思い浮かべながら。

    あなただけを 赤咲湊(CeVIOカバー)








  • のすじいのそーさく日誌184・・青いなんとか(イナズマじゃ無いw)・・

    2020-07-25 21:48
    昭和の後半、バブル前の貧乏大学生だったのすじいは
    其れこそ安い学生居酒屋の二階で良く呑んだ。
    一合110円の安酒は明らかに醸造用アルコールの匂い
    ビールは本当に今、栓を抜いたやら、な泡立ち・・




    焼き鳥のタレまで舐めつくしかねぬ貧乏宴会。
    時に哲理を、時に論理を語りながら徐々に破綻して行き
    大概、泥酔寸前で飛び出す珍芸と演説、そしてエロ歌、春歌。

    其の中でも此れは人口に膾炙した名曲だった気が(笑)



    余りにも著名な邦画青春映画の大名作・・の主題歌だが
    原作の小説自体、微妙に艶笑的な描写も在ったりするんだよねえ
    贋恋文騒動の職員、PTA会議の描写部分とかさあ・・

    ・・変しい変しい 私の変人 〇子さま 僕は脳んで脳んで 脳み死ぬ・・

    中学時代に偶然此の小説を市の図書館で読み
    思いっきり吹いたまだ純情だったのすじい。

    いや、レトロでアナクロだけど・・居たのよ・・
    同級生にこういう=脳みそ筋肉=と言うか漢字に不自由な奴(笑)

    後、英語の単語が判らなくなると必ず=レッド・プラネット=と・・
    何が何でも読むと言う奇跡の少年、ああ、野球部のエース(笑)

    のすじいのクラスでは英語の授業中、彼の音読の順番が来て
    予想通りレッド・プラネットが大声で発音されると同時に

    「こんぐらちゅれ~しょ~おん!」と絶叫して
    英語のリーダーの教科書天井に投げ上げるのが=儀式=だった(笑)

    無論、男どものみならず副委員長筆頭のおんなのこも同様に。

    くだらない事に一喜一憂し、左翼教師の馬鹿げた押しつけを笑い
    其れでも体育のフォークダンスにときめいた中学生から
    楽器吹くことと本読むことに命かけてた高校の3年間・・



    そして色々と知り初めし大学のあの疾風怒濤の日々
    楽器吹いて、勉強して、バイトして・・そして本も漁って・・
    東京と言う異様な大きさの都会の中、忘れ得ぬ恋もして。

    あいつら、皆・・何してるかな、無事に生きてるかな。



    ・・春ははたちの頃なるや 四とせ(年)あまりも通いしか
       酒 歌 煙草 また おんな 他に学びし事も無し・・・

    佐藤春夫先生ほどの、明治大正のバンカラ無頼には及ばずとも
    ああ・・其れなりに、粋がってた二十歳そこそこの餓鬼。

    思わず動画作りながら歌っちまったわさ、おっホイのエロ歌ッ(爆)