のすじいのそーさく(笑)日誌41・・・鉄路の響き・・・
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のすじいのそーさく(笑)日誌41・・・鉄路の響き・・・

2017-09-07 22:35

    今でも耳に残ってる・・秋の夜、ちょい遠い線路を走る夜行貨物。
    夜風と虫の音に乗って聞こえてくる鉄の車輪が鉄の軌道を打つ響き

    =だだっ だだーん・だだっ だだーん= 

    自分の故郷の同世代ならほぼ全員が知っている耳に刻まれたおと。

    ああ、あの街は合併前には日本屈指の鉄道の街と呼ばれてた。
    今もJR東日本の車輛ほぼ全てを製造保守している整備・車両区がある。



    餓鬼の頃ほぼ男の子全員が今でいう=鉄ちゃん=な街で
    スーパーマーケットを年寄りは物資部(国鉄の)と呼び
    幼稚園児が23時だの0時だのの24時間表記を日常で使い
    集合時間に間に合うよう確約するとき、口々に小中学生が
    =定時現発な~==おー、中下(途中下車)無しな~=
    などと言う国鉄用語で会話するけったいな街でも在った。

    ※定時現発・・定刻に現地(始発駅)発車の略語・・時間厳守の意で使ってた※


    その名残か今でもヤクルトのファンクラブ県支部が故郷の街にある。

    往時は国鉄スワローズだったからなあ・・えれえ弱いチームで(笑)
    金田正一が投げないとまず負ける、と祖父が苦々しい口調で言ってたな。

    其のせいもあってか鉄道の線路が刻む、鋼鉄の咆哮は妙に好きだ。
    中学生くらいの時夜汽車のこの音を聴いては妄想してた気がする。

    何時か此の汽車に乗って誰も知り合いの居ない、
    親さえいない場所に行き自分は其処で独りで生きるのだ、と。

    結局日本全国何処に行っても微妙な人間関係は付いてくるし
    さほど変わらぬ生活と未来が現実として広がるなどと言う真理に
    夜汽車の明かり夢見つつ見てた中坊が気づいた時には遅かった(笑)

    色んな意味で堅気じゃない人生はじめてしまってたからなあ(爆)



    そんな街だから結構人口動態が活発で色町や映画館、舞台なぞも在った。
    祖父に連れられてまだ小学生の低学年頃から邦画洋画見せられた気がする。

    そんな餓鬼の頃、小学1年生か2年生のとき祖父に連れられて
    往時でも古かった田舎映画館で見た裕次郎の映画。

    終戦後、無茶な命令を押し付けられた札付き将校と
    荒くれ半端ものからなる部隊が満州からの撤退民を護り
    危機に落ちた女医を助け放置されてたおんぼろ機関車で
    其れこそ高粱畑拡がる曠野を逃避行すると言う
    戦争と言うより戦争直後映画とでも言える日活映画。

    筋は完全に理解できずとも大陸を模したロケ地を
    古い、見たことのない機関車が兵隊乗せて爆走するシーンや
    艶歌や民謡じゃないちょい悲壮感漂うマーチは記憶に残った。

    祖父は時折、あの型の蒸気は満州には無かった、とか
    あんなボイラ窯に武器なんざ隠したら武器のほうが
    使い物に成らなくなるだろうに、とか言ってたが
    最後、ほぼ全員逃げきれて良かったと呟いた気がする。

    祖父は満鉄絡みの仕事で満蒙に行きシベリアに抑留されてた人だ。

    其のあとすぐ、祖母と祖父の住む呉服屋店舗の
    普段小唄端唄しか掛からない電蓄の脇にEPが一枚・・

    其れが此の曲で、以来小生は高校卒業まで聴いていた。
    祖父が脳溢血で倒れ人事不省に成って没する日まで・・



    何か、ちょいとカバー拵えたら鉄道の思い出がふつふつと蘇って・・
    鉄道って・・やっぱ嫌いじゃ無いんだよな・・あの街で育った餓鬼は(苦笑)

    ああ、もう秋だ・・鉄路の音が澄んでくる季節。
    まあ、昔と違って連結部進化したからあの頃のような音聴くには
    只見線クラスのどローカル行かないと無理っぽいけどね。









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