のすじいのそーさく(笑)日誌61・・・ひいなの埋葬・・・
閉じる
閉じる

新しい記事を投稿しました。シェアして読者に伝えましょう

×

のすじいのそーさく(笑)日誌61・・・ひいなの埋葬・・・

2018-03-04 00:12
    本来、雛人形というのは一種の呪物なのだそうな・・

    元々、「上巳の節句」の際、草や藁で作った人形(ひとがた)で体を撫で、
    穢れを移したものを川に流すことで厄払いとされていた行事と、
    貴族階級の女児が行っていた紙の人形のおままごと遊びである
    「ひいな遊び」が合わさって生まれたものだと言うのが通説。

    つまり、すべての罪穢(けが)れを遮二無二背負わせた挙句
    川に流すという呪術としては最も酷な扱いを受けてたのが雛人形。

    古事記の一節に、国生み神話の伊弉諾と伊弉冉が
    日本の国土を生むために神盛(かむさか)られたとき
    女のほうから先に誘い掛けたのが拙(まず)かったらしく
    妙な一文が残されている・・

    =くみどに興して子水蛭子を生みたもう。この子は葦船に入れて流し去りき=

    くみど、とは端的に言えば寝所のことで其処で興じちゃったら
    あんまり宜しくないのが出来ちゃったから葦船に乗せ、流しちゃったぁ、という
    良いのがね、原初神に近い神様が・・と思いたくなる記述。

    後に此の水蛯子(ひるこ)は流された先の海で拾われ、後世恵比寿という神になる。

    「蛯子」と書くだけあって、おそらく手か足が不自由だったのだろうな。
     其れで海に捨てられて・・其れゆえ恵比寿神は今でも足が悪いという設定で
     オブラートに包まず言えば日本でも一番来歴の古い=障碍者=の神だ。

    異形は時に其の異形ゆえに逆に=まれびと(稀人・来人)=として崇められる。
    つまり本来の雛は此の水蛯子追放、子捨てに倣った呪術だったとも言えそうな。



    毎年、3月3日になると遠い昔に死んだ女を美化した雛姿を何時からか描く。
    そして深夜、0時を回ったあたりでベランダでこっそりと焼く。

    そのちろちろと立つ炎はある意味自分の行う最強の=トコイ=かも知れず。
    ※トコイ=問乞=古事記以前の大和言葉で呪文、それによる呪術をさす※

    最近は一応パソコンに保存しちゃうあたりが自分がのすじいたる由縁か(笑)



    一度ならず死んでみて(笑)・・何となく感じる娑婆の嘘臭さ加減・・とか言ったら
    中二病の腐れじじい、と後ろから其れこそ電子のトコイが飛んできそうだが。
    まあ、自分も水蛯子の末裔なわけだし・・人生の途中からだが(笑)

    どうにか生き延びて帰ってきた今年の雛の祀(まつ)り
    今夜の炎の色は、何処か柔らかく切なかったような気もする。




    さて、明日は懸案の東京ロマンチカ・・カヴァー拵えようか。
    ちょいと真面目に弄りまくって・・・


    広告
    コメントを書く
    コメントをするには、
    ログインして下さい。