のすじいのそーさく日誌128・・えんぴつが一本・・
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のすじいのそーさく日誌128・・えんぴつが一本・・

2019-08-18 02:13
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東京の二流私立大学、其れも文学部哲学科なぞと言う場所で
実益には此れっぽっちも在りつけぬ学問と言うか
奇妙奇天烈な代物をほんの少し齧った青年時代・・・

そんな学歴経験が実社会での生活に繋がる訳も無く(笑)

高校生の頃から手慰みに落描き、戯れ絵を描いてたが
ほんの偶然から就職試験に通ってしまった田舎放送局の
番組制作やら広告宣伝の部門で役に立ったと言うか
実際使えたスキルは此の落描きだった気がする。



今でもまあ・・やたら見た事のない漢語熟語の羅列な
声に出して読みづらい文章書いちまう莫迦親父だが
文哲、文学部哲学科の時代はもっと此れが酷かった(笑)

基本、哲理何ぞというものは恐らく禅の頓悟に近似した謎で
判り易い言葉にしたくても出来ぬ専門用語しかも翻訳言葉の羅列。

その上、今、此の年限に成って初めて・・ああ・・と、気づいた気がするが

あれは前任と言うか先駆の哲理、理屈を如何に否定して叩き壊し
己の中に在る訳の判らぬ思惟の結晶物で取って代わるか、と言う
・・究極の=俺=学問・・だったんじゃねえか、と(笑)


お陰様で初めて書かされた田舎テレビのコーナー台本たるや・・

字だけは綺麗(まだ往時は原稿手書きで湿式コピーも生きてた)と
牢名主のようなアナウンサーに嫌味の限りを言われ

此れは日本語かね、とラジオの外注に揶揄されるような
エホバのお筆先めいた文章を普通に書いていた記憶が(笑)

其の時、一番役に立ったのが実は戯れ絵の落描きだったりした。
絵コンテじゃないけどカット指示の部分に面倒だから絵を描いた・・

文章で説明してト書き付けるよりもよほど判りが早かったから。



まあ、後にCMなんぞに関わるようになってからは
職業コンテ屋やプロダクションの連中に描きなおさせたが・・
一応プレゼンに使うコンテの場合は。

撮影用のラフコンテなぞざっくり描きなぐりして
モニター眺めつつ指示出しだけ、なんてえ仕事も多かった気が。

ただ、何せ基礎も素養も正規の教育も受けぬ戯れ絵
其れも色鉛筆のみのパソコン・イラストレーター音痴で
せいぜいフォトショップ使える程度の文系莫迦である。

しかも絵柄が此の絵と言うか・・昭和の素人漫画道場(笑)



美大出や芸術学科出の美術屋には在籍中死ぬほど嫌味言われたな。
と、言うか連中は一切小生の絵が存在していることすら認めなかった。

その癖絶対にプロの誇りとやらが邪魔をするのかポリシーなのか
営業が金が無いからでっち上げてくれと泣きついてきても
絶対に其のプロの絵で(笑)安いCMのコンテ切ることは無かった(笑)

たぶん・・描くことが嫌いだったんじゃないかなあ(大笑)

哲学専攻の小生が哲理らしき概念、怖気を振るうようになったのと同様に。
思えば哲人も絵描きも本来の本物だったら決して其の・・
田舎テレビなんて業界でサラリーマンしてなかっただろうし(笑)

まあ其れはディレクターもアナウンサーも技術も同様でね。
サラリーマンクリエイティブなんて実際は在り得ない二律背反だから・・

ああ、此れ広言してた自分は会社組織を追われる訳だ、と改めて(苦笑)
まあ、回復不能の病躯に堕ちたことも大きな要因の一つだが。

えんぴつが一本 ONE (CeVIO)

此の唄、此のクリップは下手な素人戯れ絵描きの素直な心境を
陋巷の隠居擬きの暇に厭かせて描いたもので綴った絵日記かも知れず。

遠い昭和の青春歌謡でちょっとサヨクっぽさ滲むのがナニだが・・
此の曲は日本歌謡史に残る名曲だと思ってるんでオマージュも込めて。

多分そう遠くない未来、孤独に斃死するまで・・描くんだろうな、戯れ絵(笑)
稚拙で猥雑で・・だけど描いてる時は純粋に餓鬼の目に成れる色鉛筆絵を




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うろ覚えですが「酒場文士」という言葉がふとよぎりました
  あの作家の何某のあの文体はなんだ…
  おれならこれこれこうするね…
  おれはいつかこれこれこういう小説書くんだぜ…
と、果たしてペンを持つことがないまま齢をとるという話

すきなこと、したいこと、理屈こねる前に手が動くものですね
のすじいさまのお手元にある鉛筆たちはしあわせです

  
4週間前
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>>sasaralabさん
酒場文士とは、また滅多に出て来ぬ語彙をご存知ですね・・ちょいと吃驚(笑)
其れで飯を食おうという気概も才も無いけど好きなもんは好き、で
人生此処まで何となく過ごしてきたのがたぶんのすじいの本性なんでしょう(苦笑)
理屈付けや思想広宣が目的になると表現は少しづつ本来の魅力を失います。
喰えても喰えなくとも、素人でも玄人でもつくるという行為に没頭するなら
本来、其れだけでおなか一杯になって然るべきなくらい、表現は多種多様で深い。
旧職時代に敬愛した超ベテランのプロデューサーが居られたのですが
その方が常々呟いてた=制作してるお前が楽しんで拵えてねえものが
其れを見てる奴う面白がらせられる訳がなかろう=と言う台詞・・
のすじいの=ものづくり=唯一の理屈、かも知れんです・・上手くは言えんけども。
色鉛筆、最近三菱が入手しづらくなって来て・・ちと寂しい。
tombowは幾分硬度が高くて二重塗りとかが手間なんですよ。
のすじいの色鉛筆は薄橙(うすだいだい)昔の=はだいろ=がすぐ減りますw
4週間前
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