のすじいのそーさく日誌133・・げーじゅつのあき・・
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のすじいのそーさく日誌133・・げーじゅつのあき・・

2019-09-05 18:10

    10代から20代後半まで15年以上楽器吹いてた。
    金管楽器で一番巨大な低音担当のチューバ。

    当然のことながら中学高校大学と吹奏楽団で
    社会人に成ってからも数年は市民吹奏楽団に。
    まあ、最後は仕事の折り合いがつかずに辞めたが・・
    一応は最初のボーナス頭金にしてローン組み
    自前のチューバまで買ったりしたんだな。

    で、其のころのブラバンは中途半端に女の子が多く
    口の悪い他の部活からブラジャーバンドと(笑)

    今の時期になると思い出す、全日本吹奏楽コンクール。
    そんな学生生活の大半を占めた吹奏楽部の活動の中で
    一番の印象って言ったら定演、地方公演と並んでお馴染みのアレ。

    ブラスバンドやってた人なら大概うんと頷いてくれるだろうアレ(笑)

    中学・高校・大学とブラスバンドに関わっちゃった莫迦親父は
    此の夏休みぶっ潰しての練習を10年間体験した(笑)

    中でも此の曲は妙に思い入れが在るんだよねえ・・課題曲のマーチ。
    まず=オーバー・ザ・ギャラクシー=って曲名が妙に古いってえか

    往時流行ったスターウォーズや宇宙空母ギャラクティカのパクリっぽくて
    其の印象で微妙に譜面眺めると何故か微笑が零れたのに始まって・・

    作曲は=輝く銀嶺=の斎藤高順さんだから
    正統派のコンサートマーチなんだけど
    のすじいが大学3回生の時のコンクール課題曲な代物だったんだわ。

    チューバの音の動きは定番の前打ちだけど
    低音金管にもメロディ回ってきて
    トロンボーンと組に成って吹いてるときは結構気持ちよかった。

    特に第一マーチが中間部のトランペットソロの後リピートされるとき
    木管群が奏でる妙に演歌っぽい裏メロディが印象的でねえ(笑)

    何故唐突にこんなど演歌もどきの裏メロが書かれたのか
    往時疑問に思った3回生チューバ吹きののすじいは・・


    とある夜の合奏の合間、楽員の前で4回生の指揮者に説明を請うた。

    理系工学部4回生の指揮者、なかなかにお洒落だった先輩は
    暫く考え込んでいたが、何かひらめいたように語りだす。

    ・・実はこの曲は宇宙船の運転手がハンドルを握りながら・・・

    まず此の段階で箸が転んでも吹く小娘組が爆笑。

    ・・・う、うんてんしゅ!・・・は、はんどるぅ?・・・

    ・・ふっ、普通、操縦士と操縦桿(かん)よねえっ!・・・

    此の突っ込みで微妙に焦った指揮者の珍無類な解説はさらに続き
    最終的に往時の其の大学の吹奏楽部での通説と言うか
    此の曲の共通した世界観らしきものが構築される羽目となる(笑)

    銀河を飛ぶ宇宙船の運転手が運転中ハンドルを握りつつ
    星のきらめきを見て思わず口ずさんだフレーズが
    最終的に宇宙船全体に広がっていくような雰囲気の曲で

    中間部、木管からホルン、トランペットのソロに変わる展開部は
    それぞれの部署の乗員が口々に歌い継ぐ感じ・・

    まあ、曲名から考え付いた牽強付会なこじつけだが
    其処で問題になったのが再現部の木管の裏メロ。

    フルート吹いてた姉ちゃんだったかの突っ込みに拠る

    たぶん乗客の一人が演歌を歌ってんでしょ
    ・・と言う茶々が発端だったのだが

    その前に本メロディの低音金管群が機関室の機関士ども、と
    勝手に命名されてしまっていたことと・・・

    裏メロのフレーズがどことなく往年のバレーボールアニメ
    =アタックNO1=の間奏部に似てると誰かが言い出したため・・

    第一マーチ再現部の一番のクライマックスフレーズは
    往時ののすじい所属の大学吹奏楽団に於いて、だが(笑)

    ・・威勢よく野太い声で歌う機関士w(宇宙船の機関士かい?)たちが
     勢い余って無重力下で・・本気の=バレーボール特訓を始めた光景=
    ・・と言う作曲者が聴いたら爆笑通り越して凶器持ち出しそうな
    凄まじく莫迦くさいしかし何処か哀調のある解釈に落ち着いたのだった。

    まあ、其のお陰もあってか・・此のマーチの演奏・・
    往時ののすじい在籍の楽団の演奏にしては上手く聴こえるほうであったりして。

    此の年、のすじいが3回生の年は・・4回生に上手い人が多かったからなあ。
    クラとラッパのトップ、ホルン3人、ユーフォニウムは図抜けて上手く
    チューバの先輩も凄い厚い綺麗な音を吹いてたっけ・・。

    皆、どうされて居るんだろうなぁ・・
    もう還暦とうに越えた二浪の人も居たなあ。

    ああ、遠い日の・・うん・・決して朽ちない思い出の一つかもしれず。


    で、夏休み殆ど練習漬けで一日楽器吹いて・・

    兄弟姉妹より確実に長い時間一緒に居た面子というか
    楽器吹いてた男女朋輩は皆個性的だったが
    今にして思うと吹いてる楽器の特徴というか
    特質に影響されてたような気が妙にする。

    木管のフルート吹き少女は凄まじく理屈っぽいのと
    年齢より幼く微妙に脳が緩いのでほぼ二分され

    クラリネットは場の雰囲気が明るくないと駄目で
    自然に真面目も莫迦も率先の天然リーダーというか
    ある種の向日葵むすめと其の周辺の野の花系が構成。

    サックスはあの楽器の音のように妙に煩く響くが
    何処か年齢より妖艶というか色っぽいのが点在してて
    大学時代はお前サックスよりS〇Xの方が得意だろと
    無茶苦茶な突っ込み受け続つつスタンディングソロで
    モンローウォークばりに腰振って吹く奴とか居たし

    オーボエ、ファゴットは真面目だけど真面目過ぎて
    何処かが致命的にずれてる雰囲気の子が多かったかも。

    バスクラとかバリトンサックスは基本変人か陽気な莫迦で
    だんまりから最初に騒ぎに火をつける一言放つのが得意。
    此れは小生の吹いてた金管低音と共通の傾向かも・・。

    金管のラッパ、トランペットは目立ちたがりで
    基本メロディとハイトーンフレーズ多きゃご機嫌で
    トロンボーンと並び男所帯だったから存外体育会。

    ホルンは往時の金管じゃ珍しく女の子も居たが
    不思議と男は楽理好き、妙に真摯で理屈屋が多く
    女の子は其れを容認して笑ってるが其の騒ぎを一瞥し
    無言で威圧して黙らせるお母さん系が居た気も。



    トロンボーンはとにかく群れるというか親分の号令一下
    莫迦も真面目も悪戯も何故か同じ方向いてやらかしてた。

    低音金管のユーフォニアムは妙にメロディ好きで
    天性、演奏も巧いというか勘所押さえてるタイプと
    只管基礎練習独りで朝から晩まで吹き続け
    妙にニコニコしてる腹の底の読めない謎娘とか居たなあ。

    え?チューバ・・妙に多趣味博学で相当の理屈こきの割りに
    真っ先に羽目外すという理解不能な奴が多かったな。
    喋らせると受け狙って全部韜晦したり茶化したり
    うん、一言で言えば変人が多かったんだ、のすじいも含めて。



    楽器の性質が長く吹いてるとうつってくるのか
    其れともそういう気質の奴が其の楽器選ぶのか・・

    久々に思い出して考えたら面しれえなあ、と・・ふと。






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