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  • 戦士苦難を思う時そこに神の御使いあり - GCソフトをできれば高画質で遊びたい前線Bパート

    2021-06-21 10:33

     オクニッチ。ノヴェルティ編集長です。
     CSEMPをHDMI環境でまともにプレイできるのか気になる今日この頃です。

     今回は副題「GCソフトをできれば高画質で遊びたい前線」の後半、Bパートになります……が、別にAパートは読んでなくても構いません。
     まあ、製品別に記事を分けておいたほうがあとからアクセスしやすいよねくらいの理由で分けました。わざわざこんな、製品名を記事名に入れないような場所を誰か読むとも思えませんが。来ちゃった人は付き合ってってください。

     では、下記から本編です。やっぱり長話があるので、ブツを早く見たいという方はここでリセットスペースバーを6〜8回くらい押してください。






    ▶︎前回のあらすじ

     ワーイ!Wii2HDMIが届いた!
     ガーン!なんか3.5mmジャックが固い!
     ワーイ!Wiiの画面が映った!
     ガーン!なんか赤い斜めのノイズが見える!
     ワーイ!まあコスパいいし非常用にしよ!

     ((すきなことば))
     デジタル信号

     あいことば
     げえむきはいいがしつで
     うつしたいのよできれば

     ↑の文、改変元はどうぶつの森カードeなんですけど、どの住人だったか覚えてる人います?



    ▶︎ブツはAmazonで売ってんじゃない Aliで売ってるんだ

     Wii2HDMI(以下、W2H)とセレクターと、並行して2064のパッケージ版を注文してからほんの数日後…あれ、数時間後だっけ。


     ともかく、後にW2Hの画質にがっかりさせられるなど『少ししか』思っていなかった頃、AliExpressにてたくさんのゲームキューブ向けHDMI変換器が並んでいるのを発見。
     W2H購入の参考にしていた動画・及び投稿者様もゲームキューブに使用していたコンバーターは「Aliで見つけた」と仰っていたものの、すっかり聞き流していました。Amazon探しても見当たんないわけだ……。

     Aliは1回も使ったことがなく、過去に少女前線の資料集を取り寄せたりはしてたものの、それは輸入代行ストアのお力があってのこと。
     しかし、目の前には高画質でキューブのソフトを楽しめるかもしれない鍵がある……。

     ………………………






     はい、買っちゃいました。
     予定では20〜40日での到着という予定でしたが、業者の手際がよかったためか20日より数日早く到着しました。ありがてえ。
     今回はこの買ったブツの感想になるわけですが……その前に、予備知識のコーナーです。
     予備知識と言いつつネットで調べて取り入れた知識を垂れ流してるだけなので、ンなもん知るかって方はスペースバーを2、3回くらい押してください。



    ーーーーーーーーーーーーーーーーー予備知識ここからーーーーーーーーーーーーーーーーー


     こちらはゲームキューブの背面になります。形の違うポートが2種類ありますね。
     右側がSFCや64の映像出力とも共通している「アナログAVアウト」、左側が「デジタルAVアウト」という名称がそれぞれのポートについています。デジタルAVアウトには任天堂公式の「D端子ビデオケーブル」および「コンポーネントビデオケーブル」を接続することができ、デジタルAVアウトからモニターを接続することによって480pの高画質な映像を楽しむことができました。


     Dやコンポネを使用しての高画質体験は、任天堂の公式でも紹介されていましたね
     https://www.nintendo.co.jp/nom/0211_2/21/index.html

     さて、「デジタルAVアウト」という名称が気になった方々、いいカンをしておられます。
     プログレッシブで映像を出力すると言っても、Dやコンポネを使うということは、通る信号は「アナログ」です。デジタルではありません。「デジタルAVアウトをHDMI変換してもWiiでW2Hを使うのとあまり変わらないってこと?」「D端子のDの意味を勘違いさせてない?」と思われる方も少なくないと思います。

     しかしこのデジタルAVアウト、嘘でも勘違いでもなんでもなく本当にデジタルの信号を送出しているのです。ポートからのデジタル信号を (Dまたはコンポネ) ケーブルの端子部分にあるチップでアナログへ変換していた、というのがゲームキューブのデジタルAVアウト用ケーブルの仕組みでした。
     なぜわざわざアナログに変換してたのか……については、単純に当時ゲームが遊ばれる環境としてデジタルの信号が扱われる時代や想定ではなかったからでしょうかね?


                   
     ケーブルの仕組みの特異さからかどうかはわかりませんが、結果的にDまたはコンポネで接続できるケーブルは公式のものしかなく、後期のゲームキューブ(DOL-101)ではデジタルAVポートが削除されるほどの需要の薄さもあったせいで、現在ではDもコンポネもかなりのプレミアがついてしまっています。
     Dで15,000円、コンポネは30,000円とかついてるの見た。ヒェー。
     もう枯れさせられた技術なんだから売るの諦めて私みたいな人種に譲れよと思う。

     デジタルAVアウト経由以外にもゲームキューブを高画質で楽しむ手段は、あるにはあります。
     64やSFCでS端子を使用されていた方々であればそれをHDMIに変換しても良いし、HYPERKINからも「HDTV CABLE for GAMECUBE/N64/SNES」なるケーブルが売られています。が、これらは「アナログAVアウト」に接続するケーブル。つまり、HDMIを使っても480i止まりの映像しか楽しめません。
     ※おまけにHYPERKINのHDTV CABLEは、あまり褒められた出力じゃないなという印象があります…

     「Dとコンポネはプレミア、GCHDはアホ高、安いHDMIへの解決手段はアナログ信号……どうすればいいんだ……」となってしまった私の前に現れた恐るべき現代の技術。
     「デジタル信号が出ているなら、デジタル信号のまま使えばいいじゃない」と誰が考えたかは知りませんが、なんと世の中にはデジタルAVアウトからのデジタル信号をデジタルのまま利用してモニターへの伝送を実現する解決手段があったのです。

     今回紹介するのは、その中でも一際良いと思えた「デジタルAVアウトを使用する変換器」です。



    ーーーーーーーーーーーーーーーーー御託はここまでーーーーーーーーーーーーーーーーー
     



    ▶︎GC Plugのミラクル大高画質

     というわけで本題。
     ※以下、Twi埋め込みに「data-conversation="none"」が機能せず、読みづらくなっている箇所がございます。ご了承ください。




     今回紹介するのは、「GamersZone Store」から購入した「GC Plug」なるHDMIへの変換器です。実際の名前はもう少し長いようですが、今回は「GC Plug」で統一します。
     今回スクショを撮ってきたストア以外にもGC Plugはたくさん並んでいるため、感覚で一番信用できるストアを選びましょう。

     価格は購入時点では5,001円でした。このテの旧ハードへのHDMI変換器としては少々お高めに感じられるかもしれませんが、他のデジタルAVアウト向け変換器と比べると格安な方です。


     開梱すると、まず目に入るのはあまりにもガードの薄い梱包。ちっさい袋にしまわれてはいましたが、その上に乗るには裂けるチーズかよと思えるプチプチのシートいちまい。本体の設定をいじれるリモコンどころか説明書すらないそのサマは「上級者向け」と言わんばかり。実際はそんなことないと思いますよ。画面出力用にmini HDMI to HDMIがついていたのはありがたかったですが。


          


     で、いざ本体とご対面。動画で知ってはいましたが、やはりこう、すごく、3Dプリンターですみたいな……とにかく安そう、って感じです。一度GC PlugをデジタルAVアウトに挿入して抜いたらほんっの少しピンが曲がり(外れ?)掛けていたのに気づけたほど、ガッチガチに作られているわけでもありません。
     こんなふうに頼りない見た目ですが、しかしきちんと役目は果たしています。



     ここで製品の説明。GC Plugとは、「GC Video」なるオープンソースを利用して、ゲームキューブのデジタルAVアウトを通してHDMIで映像を出力できるようにする変換器です。デジタルAVアウトからの出力を利用するので、後期のゲームキューブ(DOL-101)では使えません。
     技術の詳細はGithubに書いてあるようです。Bad Ass ConsolesのページにもFAQとして仕様がまとめられています。

     オープンソースであるため、同じ技術が使用されたゲームキューブのデジタルAVアウト向け変換器は他にもありますが、中身のパーツが違うなどで性能差が現れることがあります。
     今回は参考にしたレビュー等で一番評価が高かったGC Plugをチョイスしたわけですが、それについてはまたあとで。
     ってことで手元にキャリバーIIがあるのでしばらく遊んでいましたが(動画はCPU同士戦)、W2Hでプレイしていたのとは見違えるほど綺麗に映りました。ぼやけた描写が一切なく、ひたすら美しい……。

     キャリバーのツイートにはゲームキューブのメニュー画面に遷移している投稿が親になってるのですが、そっちを見ると「黒い場所がはっきりと黒」で表示されており、映像として出力されている部分と、そうでない部分の境目がわからなくなっています。フルレンジで表示されているのでしょうね。はっきりとした明るさの見栄えは本当に気持ちが良いです。

     やはり映像はデジタル信号が一番良いのだ……と改めて思います。こんな芸当ができるこの子が特殊も特殊ではあるのですが。2001年生まれ?マジで?

     それでもやっぱり昔のゲームは「それっぽい」感じで楽しみたいなという方には、この機能。赤外線を利用するリモコンを使って、GC Plugの……正確には中身のGC Videoの設定メニューから、リミテッドレンジとフルレンジを切り替えることもできます。設定メニューはここで確認できるようです。
     ※リモコンでの操作は、最初にGC Plug本体のボタンを長押ししてからキーアサインを行う必要があります


     ゲームボーイプレイヤーももちろん動きます。ちゃんとプログレッシブ対応。譲ってくれた友人に大感謝……。
     最近はアドバンスに対応したエミュレーターも出ているようですが、公式のシステムではないためか正常に動作しないソフトがあるようです。そういったゲームに、HDMIに対応させられてかつ公式のデバイスで動作させられる≒ほぼ事故なく動作させられるであろうキューブ+ゲームボーイプレイヤーはなかなか強いのでは、と思います。発売していた当時は見向きもしなかったんですけどね…。

     ……本当だったらこういう記事はキャプチャで撮影したものを載っけるべきなのですが、直撮りで申し訳ございません。そのうちちゃんとしたものを載っけられればと思います。
     手持ちのPCがショボすぎるから、スタンドアローンで動かせて1080p60(と59.94)を録画できる手頃なキャプチャがあればなぁ…欲を言えば4K60pだけど




    ▶︎あたしが?……じゃ遠慮なく……

     
    ※表示されてる価格はGCHD以外、真に受けないでください


     前述の通り、世の中にはGC Videoを利用して、GC Plugと同じ『GC Videoを利用したデジタルAVアウト用の変換器』がいくらか存在しています。代表的なものでは、スマデラの大会に利用されるようになったというEON製の「GCHD MK-II」があります。
     
     となると、なぜ私が様々な選択肢の中からGC Plugを選んだのか?という話になってきます。画像を見ていただければわかるように、世の中にはざっくり「Gamecube HDMI」で検索するだけでも、4つくらいは表示されてくるわけです。一番作りが安っちく見えるGC Plugよりも、もっと造りがマシそうなものだってあるわけです。

     大きな理由として挙げられるのは2点。ブラックアウトからの復帰と、キャプチャ時の精度です。
     キャプチャ時の精度については私がキャプチャを持っていないので説明をすることはできません……が、参考に動画によると、どうやらキャプチャ環境では音ズレを起こすことがなかったそうです。今後のことを考えると、そこに強いのは惹かれるなということで、決め手となった点の一つになりました。


     ブラックアウトからの復帰については、多少書けることはあります。
     ※ちなみに上の動画は、起動してから実際に画面が表示されるまでの時間がなんとなくわかるものです

     最近知ったことなのですが、ゲームキューブに限らず、HDが当たり前になる前のゲームというのは人間がわかるかわからないか程度の早さで出力する解像度を切り替えているのです。
     解像度が変わるという現象は、「何もない」「何かある」状態を信号の如何に関わらず流し/受け続けるアナログ信号使用時には大した脅威にはなり得ません。

     しかしこれがデジタルで扱われると話は別。信号がデジタルに変換される際、アナログ信号の受け手(チップとか)では、「信号なし」「信号あり」の間に信号を出力し直すための少なくないブラックアウトが発生します。このブラックアウトによって、アナログでは大したことのなかった映像の解像度切り替えがゲームの体験に支障をきたす恐れがあります。

     手元のドンキーコンガがいい感じに現象を出しています。
     ※音はアナログAVアウトから鳴っています

     状況を詳細に説明しますと、ドンキーコンガは楽曲が開始する直前に解像度が再設定されるため、一度画面がブラックアウトします。このブラックアウトからは2秒前後で復帰するのですが、その直後に『描画の処理が中途半端な映像』が一瞬映ってしまい、復帰後2秒ほどして(ほぼ)リアルタイムの映像に切り替わるという現象が発生しています。
     ブラックアウトが発生した結果、画面上では音符が前後しているように見えている、という具合です。この章のタイトルがキャリコなのはここで音符って使ってるからじゃないよ。ほんとだよ。

     別にコンガなら曲が始まってそうなタイミングですぐさまポーズし、リアルタイムの出力に切り替わったのを感じ取ってからポーズを解除すればいい話なのですが、世の中には「頻繁に行う操作で解像度が変わる」ゲームもあるようなので、作品によって対策は立てておいた方が良いでしょう。

     上述のダウンタイムからの復帰もGC Plugは早かったようで、これも決め手の一つになりました。参考にした動画をここに貼るのは念のためよしておきますが、GC Plug以外のブツにはお話にならない挙動をしたものもあったため、改めて事前の調査は大事だなと思いました。

     おそらくですが、GC PlugでなくともGC Plugと同じチップを使っているデジタルAVアウト向け変換器であれば、GC Plugと同じ効果を得られるとは思います。つってもそこまでする勇気と¥までは持ち合わせてませんが……そこまで単純な話じゃないだろうし……。




    ▶︎闘いとは、最後にどちらが立っているか それだけだ

     …と、いうわけで。長くなりましたがGC Plugの紹介はここまでです。
     GCHDという商品を初めて見つけてからここに至るまでずいぶんと長い時間をかけましたが、ようやくキューブソフトの高画質体験にけりをつけられた、という気持ちです。まさかゲームキューブそのものにまで立ち戻るとは思いませんでしたが。

     Wiiで高画質でゲームキューブのゲームを遊ぼうとして失敗した(ように感じた)方は、ぜひGC PlugのようなデジタルAVアウトからのHDMI変換を試してみてはいかがでしょうか。








     さて

     
     今回のゲームキューブでは、変換を行うポートからの信号がデジタルであったために実現できたといえる高画質体験です。基本的に2001年頃のゲーム機はアナログ信号が当たり前。デジタルの信号なんかとる術はありません。
     そうなると、必然的に昔のゲーム機は「端子が対応するテレビを買う」か「アナログからデジタルへ変換する」という選択肢しか残されません。

     結果として満足できなかったW2Hという存在を紹介したのが前回でしたが、今後HDMI変換に付き合っていくということは、何度でもあんな思いをするハメになる可能性は否めません。
     ベターなのは中古なり新古品なりでD、せめてS端子が使えるREGZAを迎え、アナログはアナログのまま楽しむことでしょうが、おそらくコストがかかりすぎる。私のようなカジュアルな楽しみ方では、テレビを・中古で というのはなかなかコストオーバーです。

     そうなると結局、「一番いいアナ→デジ変換ができる変換器を探す」泥沼しかなくなるわけですが。







     逃げてばっかりもあれですし、今一度、かつて遊んでいたゲーム機に向き合ってみようと思います。
     「遊びたいと思ったら遊べるようにしたい」という自分の欲求を満たすために。





     次回予告っぽいですが、多分次の記事は別の場所でやります。
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  • 頭のてっぺんからつま先へ アナログ信号走らせろ - GCソフトをできれば高画質で遊びたい前線Aパート

    2021-06-19 23:00


     オクニッチ。ノヴェルティ編集長です。タイトルはみんな大好き「は?何お前」の歌詞から。

     しばらく記事書くのサボってたらなんかブロマガが終わるみたいで、とうとうプレ解約が視野に入ってきました。

     そもそもなんでプレ会員なんか入ってたのって?
     ……なんでだっけ?動画投稿のためではなかったような記憶はあります。
     なんだかんだプレ会員向けのアップロード動画のビットレート制限開放はありがたがって使ってた覚えがありますが。

     さて、今回はちょっとした買い物をしたので、それの感想みたいな記事なります。今回の前編は、まあそんなに当たってなかったやつなんですが。
     とりあえず思い出話兼動機を下に書いてますが、長いので読み飛ばしてもいいです。


    ▶︎今回のいきさつ兼おもひで話

    ーーーーーーーーーーーーーーーーここから思い出話ーーーーーーーーーーーーーーーー

     特に重要な情報はないのでスペースバーを4回くらい押して飛ばしてもらっても構いません。

     私のページの投稿動画の欄を見ていただくとわかるように、昔私は何本か動画を投稿してたんですよね。例としては、プレイしている様をDVDに保存・あとでPCに取り込んでたQMAやDIVAACなどです。あの頃は本当だったら録画がかなわないようなゲームを録画できるだけでも楽しく・嬉しかったものです。録画に利用してたゲーセンがもうミカドしか生き残ってないのはとても寂しいものがありますが……荻西アドアーズ……横浜フリーダム……南口JOYBOX……
     

     
     DIVAACといえばやはり完成度の高いグラフィックでしょう。録画してDVDに保存すると映像が480i程度になったりティアリングしたり録画に使用されていた変換器の設定(変に明るいとか黒帯が多いとか)でオリジナルより劣化しましたが、家でゆっくり楽しむ分にはそれでも十分でした。上の動画を撮ってた頃はPS3なんて持ってなかったし、DT2ndがPS3で出たのも7ヶ月後だし。
     あの時デジタル信号のままの環境で録画できてた人は羨ましかったなぁ。言い換えれば、そこまでするような情熱が生まれる前にDIVAACの最前線からはフェードアウトしたということですが…。

     自分の家でも高画質でゲームをプレイできんものかと思ったのは、おそらくその頃。手持ちのコンソールである、64・GC用に9年前にS端子を、PS2用にD端子を6年前に調達したことがありました。いずれもそれまで楽しんでいた画質からの向上は達成できたものの、信号は結局アナログだし、当時はインターレースでしか遊ぶ環境を持っていなかったために、著しい進化は感じられませんでした。いやまあ綺麗なのは綺麗だったんですけどねぇ特にPS2は。64はよくわかんなかった。

     ここで時間は2017年に移りますが、この頃は友人のご厚意でWiiUを借りることができていました。当時は本体側の映像を映すモニターを持っていなかったばかりに、プレイはもっぱらゲームパッド。しかし、高精細な液晶と一切遅延が起きない仕組みのおかげで、スマfor・ベヨ・BotW等、楽しくプレイできました。変則的ではあるものの、思えばコンソールでのデジタル信号初体験はこのゲーム機だったかも。ゲームパッドはどういうコーデックってか仕様だったのかしら?
     とにもかくにも友人江 その節はありがとうございました。

     その3年後、2020年。コンポジット、S、D。これまでの未練に折り合いをつけ(たつもりで)、4KUHD(ただしモニターはWQHD)の世界へPS4でメイクデビューを果たしました。
     デスストの寂しさを感じるほどの雄大さに一頻り感動したのち、そういえばオープンワールドなら友人から借りてたWiiUのBotWがあったべと思い出して起動。解像度ではかなわないものの、目の前に広がるハイラルは間違い無く求めていた世界が広がっていました。ただただ感動。31型のモニター買って良かったべって思いました。


     このとき、なんとなくWiiモードも起動。Wiiモードには友人が好きなゲームから、友人の厚意に甘えて私がほぼ押し売った形でDLしたゲームがたくさん。
     モニターでプレイする前もパッドでたまにプレイしていたものの、大画面でプレイしたのははじめてだったのでやはり感動。31型を思い切って買った自分を褒めてあげたい。

     がしかし、やはりWiiはWii。元が720x480がMAXのコンソールですので、フルHDで出力されている(モニターで信号の詳細を確認した)とはいえさすがに粗く見えます。雑に言えば「時代を感じる」といったところでしょうか。Wiiよりクラシックなゲーム(VCとか)になると、かえって気にならなくなりますが。

     とはいったものの、デジタルの出力を持たないWiiのゲームを、WiiUのHDMIの力を借りて、ネイティブでデジタル出力できる環境というのは貴重なのでは?とあとになって思いました。出力はリミテッドレンジのまま変わらないらしいですが、アナかデジかは結構大きいのではと。というか、今回の買い物で「アナとデジの差は絶対『大きい』」と感じられました。
     この記事は既に紹介するブツを「そんなに当たってなかった」とざっくりとした結論を出していますが、必ずしも無駄な経験ではありませんでした。その点では、今回紹介するブツには感謝すべきでしょう。

     とにもかくにも。
     PS4Proを購入してしばらくの後、たくさん私を楽しませてくれたWiiUは友人のもとへ戻っていくのですが、この時、私の中には「ずっと使っていなかったコンソールをまた使えるようにしよう。可能であれば、綺麗に映るように。」という野望が渦巻いていたのでした。


     …ごめんなさい、まだ続きます。


     手始めに、遊ぶゲームがまあまああるゲームキューブから手をつけることに。
     ゲームキューブを高画質化するには、簡単に言えば公式の「D端子ビデオケーブル」か「コンポーネントビデオケーブル」を用意すればよいのです。…が、イマドキD端子もコンポネも対応しているゲーミングモニターやテレビなんてありません。そもそも!ゲームキューブのD端子もコンポネも、その需要の低さから現在はプレミア化してしまっています。


     現在はこのようなものもあるので、運良くD端子かコンポネを持っている人はお手頃に高画質化が望めるでしょう。が、そうでない人は「中古でプレミア」というキヨミズダイビングをしなければなりません。
     実のところ、公式のD or コンポネを使用しなくても高画質でゲームキューブを稼働させられるブツはあるにはあるのですが、それはまた別の話…。

     そういうわけで、何か他の方法でゲームキューブのソフトを遊ぶ方法はないか…?となるわけですが、ここで登場するのが2006年に発売されたWiiです。
     Wiiには後方互換機能がついているため、ゲームキューブのソフトが遊べます。おまけにWiiのD端子は(キューブみたいに対応するポートが消されたりせず、共用だったためか)簡単・手頃な価格で手に入ります。

     ならば、あとはWiiのD端子をHDMIへ変換するブツを買えばWiiを高画質・HDMIで遊べることになります。おそらく4000円ちょっとあれば構築できる環境でしょう。
     しかし!なんとWiiには映像の端子をHDMIに変換する非公式のアダプターもあり、これが意外に安価。値段で言えば1000円前後で手に入ります。
     その存在は2018年の時点で掴んでいたものの、格安すぎて性能に不安があり、当時はWiiUを遊んでいることもあって見向きしていませんでした。

     時は流れて2021年。そろそろゲームキューブのソフトを高画質でプレイしたいなと思いたったこともあり、ゲームキューブ関連の高画質化について色々動画を漁り始めました。
     今回買ったブツは、その中でほんのちょっと興味が出たものになります。……まあ、本当にちょっとだけ。



    ーーーーーーーーーーーーーーーーー思い出話ここまでーーーーーーーーーーーーーーーーー




    ▶︎見せてもらおうか Wii用のHDMI変換の性能とやらを


     前置きが長くなりました。
     それではこのブツに出て来てもらいましょう。


     その名も「Wii2HDMI」(以下、W2H)。名前の通り、WiiからHDMI端子を使用しての映像出力が可能になる端子です。

     こいつを買った理由は……特にありません。なんとなくです。
     プラグに書いてある「1080p」が不可能なんて予備知識でわかってたし、HDMIを使っても元の信号はアナログだからさほど綺麗でもないだろうということも予想できてました。

     それでもW2Hを購入したのは……
     ある日、そろそろHDMIセレクターを買っておくかなぁと思ってたんですね。まだ端子が溢れるほど機械がたくさんあるわけではないんですけど、これからHDMIに頼ることも多くなろうということで。
     そんな折に「2.0対応、3入力、¥2kちょっと…コンソール用ならまあいいか?」と思えたブツを見つけまして。よっしゃポチろうと思ったところに、「W2Hって思ったより安かったんやな」ってのを知りまして。せっかくだから爆死覚悟で一緒にポチった次第です。セレクターを買うなら、入力も複数あったほうが機能の確認によかろうというのもありました。

     ブツは6月頭にセレクター と共に届き、とりあえず10分くらいかけて環境をセッティング。3.5mmジャックが硬過ぎて半挿し状態になったり、Wiiの縦置きスタンドを探すために部屋の中をひっくり返したりなど色々ありましたが、なんとか起動まで漕ぎ着けました。
     Wiiへの接続はこんな感じになります。
     ファン部分に干渉しているように見えますが、超ギリギリ避けています。熱をかぶることはなさそうですが、機能の割には思ったより嵩張るな…と思ったのが正直なところ。
     HDMIポートの下にある3.5mmジャックからも音が出ているので、モニターから音を出せない場合に役立ちます。
     HDMIポートの上にはすごくちっこい穴が開いていますが…なんだろう?排熱用?

     そんな感じで準備を終え、いざスイッチオン。ひとまずWii本体の走査をプログレッシブに変更しておき、キューブのソフトを起動してみたのですが……第一印象は「こんなもんか……いやなんだこれ?」という感じでした。

     といいますのも、黒い画面(キューブソフトの起動画面等)になるとよくわかり……あれ、わかんねえなこれ。やっぱり圧縮されてるとダメだ。


     気を取り直して。何が気になったのかというと、画面全体が赤みがかってる上に、斜めの線がかぶってるんですよ。なんなんだろうこれ?W2Hの問題?HDMIケーブルの相性?Wiiからの信号の問題?

    ※アナログ音声のノイズは端子の挿さりが甘かったせいです

     ちょっと検索してみると「発売元違いのW2Hとほぼ同等品」のレビューで同じことで悩んでいる客はいたものの、それまで参考にと見ていた色々なレビュー動画やブログはこの点には触れていなかったので、自分でこの有様を目にした時はまあヘコみました。
     うーん…ダメなのを掴んじゃったのかなぁ。そうだったらいいなぁ。
    ※ゲームキューブのソフトそのものや、セレクターの問題でないことは確認済です。セレクターくんはスマのオンラインチャレンジ第1戦の時も問題なく動いてくれてました。
     (ただこの子、解像度が異なる入力同士を切り替えると低い方の解像度を保ち続けるヘンな動作が……因みにこの子「も」OEMものとのウワサ。「も」の意味は後で。)



     話を戻して。
     実際にプレイに集中してると斜め線はさほど気にならなくなるものの、画が暗めになると「……やっぱり見えるなぁ」となる程度にはノイズが見えます。
     これだったら11年前の31型REGZA(バックライトにムラが出てる)に繋いだD端子使用のPS2ゲーの方がキレイに見えます。どうしてこうなった。何がいけないのだ。

     ただまあ、大きく画面が乱れることはないのでプレイは自然にできます。音ゲーもゲームが成立しないような遅延には遭遇していません。厳密にいうと、アナログがデジタルに変換されるにあたって遅延はほんの少し発生しているらしいのですが、大きな影響はありません。
     ※上記の文章は、いくつかの「今のところ」という副詞が省略されています。
     なんだかんだ画質は良くなってはいるので、コンガ3のモードセレクト時のドンキーの輪郭が際立ってます。際立ち過ぎてキャラクターの輪郭に段差が見えます。だが それがいい。そういうの見たかった。

     

     画質以外にもう1つ気になった点を挙げるとすれば、「同じようなものを売ってるところが多すぎて、どこをえらべばよいかわからない」ということがありました。先述の「発売元違いのW2Hとほぼ同等品」とはそういうことです。件のレビューはコロンバスサークルさん販売の製品に対するものでしたが、一応違う製品で同じことで悩んでる客を見ると、「もしかしてどれを買っても同じだった……?」と思ってしまうのもしょうがないものと思います。そもそも、何のせいなのかわかんないもん。

     …まあどれだけ設備を用意したところで結局根っこはアナログ信号なんですし、過度な期待はしない方がよかった…いや、そこまでの高望みでもなかったはずなのですが、とにかく期待に100%応えてくれたかと問われると、微妙なところでした。


    ▶︎まとめ

    非常に高い費用対効果
     →特にキューブのソフトに対しては、キューブをHDMIに対応させるより割安に済む
    遅延は感じない
    3.5mmジャックは結構便利
     →ただ、ちょっと穴が硬い

    機能の割には若干大きめなボディ
    アナログ信号なので画質には期待しないこと

    ×赤い斜めノイズが乗る
     (当方がハズレを掴んだ可能性あり)
    ×脆そう
    ×Wiiで「Wiiのゲーム」しかやらないならWiiU買ったほうがいい
     →Wiiで出来ることは、ショッピングチャンネルで何か買ってない限りは「キューブソフトを遊ぶ」以外無いので…

     満足度で言えば100点満点をあげられるようなものではありませんでした。
     とはいったものの、さっきからこの記事はW2Hの画質についてしかツッコんでいません。画質を抜きで考えて、Wiiを1000円前後でHDMIに対応させられるなら高い費用対効果ではないかと思います。「ノイズなんか気にならないよ」「Wiiを動かせればなんでもいいよ」という方々は、こちらを選んでも良いと思います。

     ですが、今回の記事はあくまでゲームキューブのソフトを「できれば高画質で遊びたい」という目的があります。
     W2Hは健闘はしてくれたものの、少々遺恨が残る形に終わってしまいました。私がハズレを掴んだ可能性は捨てきれませんが……アタリを引いたら、その時はご連絡しますね。え?まだ買う気かって?まあぶっちゃけもう「答え」に辿り着いたからもういいかなとは思ってます。

     Wiiのゲームの高画質化はどうすんだって?WiiU買ってください。ネイティブでHDMIに対応してる時点で一択だと思います。

     というわけで、前編はここで終わりです。
     ここまで読んでいただき、誠にありがとうございました。





































    ……………………………


    W2Hが届いて約2週間後











    ▶︎次回予告


    「はい、信号チェックのコーナーです。
     ゲームキューブを救う者、GamersZone Store GC Plugさん。」
    「ああどうも。中国から来ました。」
    「まぁ~、安そうな見た目ねぇ~」
    「信号チェックお願いします。」
    「まぁデジタルのままなのはいいわ。
     でも端子にmini HDMIを使うのはやめて!汎用性ない!」
    「我慢しろ!」
    「だいたい、デジタルは初期型限定って何よ!全く失礼しちゃう!」
    「次回、ゲームキューブ デジタルAVOUT伝説『伝説のポート』
     デジタルAVアウトに、GC Video!」


  • このゲームおかしい - Project DIVA Future Tone DX プレイ記

    2020-04-23 03:14

    ●プロローグ











    すごい…
    なんじゃこりゃぁ、なんじゃこりゃぁ…
    これ音ゲーだよな?
    こっちが本筋じゃないのか?
    音ゲーだったはずなのに…
    おかしい…
    このゲームおかしい…

















    ●ごあいさつ

    セ~ガ~

    どうもノヴェルティ編集長です。



     ちょっと前にPS Storeでスプリングセールとかいって色々ゲームが安く買えるセールやってまして。で、なんとなく覗いてみたら4月の14日までDIVAFTDXが5000円ちょっとで買えるってのを目にして、大分揺らいだんですね。まあ揺らいだとか言っといて結局買ってるんですけど。

     知らない方のために、ちょっとだけこのゲームを解説しますね。






    ●ゲーム紹介

     今回買ったこの「初音ミク Project DIVA Future Tone DX」(以下、DIVAFTDX)っていうのは、2010年6月からアーケードで稼働している遊べる音ゲー「初音ミク Project DIVA Arcade」の現行バージョン「初音ミク Project DIVA Arcade Future Tone」の、簡単にいえば家庭用移植版です。得点の仕組みがアケとは違ったりしてるのですが、そこには興味ないので割愛。

     元々はDL専用で体験版 無料でDLできる「本体」の「初音ミク Project DIVA Future Tone Prelude」があり、これに各種追加楽曲やモジュール(衣装のこと)が追加されるDLCを組み合わせると、完全なFuture Toneになるという販売形態をとっていました。
     (この販売形態になった理由ついては、このインタビューに理由が載ってます)

     しばらく経って、販売当時までにリリースされていた各種DLCすべてを収録したパッケージ版が販売されました。それがDIVAFTDXで、今回私が購入したのはそのパッケージ版のDL版になります。
     ・・・パッケ版のDL版・・・よくわからんな!


     DIVAFTDXに収録されているのは、アーケードに収録された※ほぼ全ての楽曲237曲と、楽曲中で踊るVOCALOIDとボカロ亜種たちのモジュール計396着(だいたい初音の分)と、まさしく決定版といえるボリュームです。故に完全にダウンロードするまでだいぶかかりました。

     ※ほぼ全て:2曲ほど未収録があります。
           片方はユニット解散による商用利用不可宣言によるもので、片方は音信不通とのことです。
     ※237曲:千本桜がかぶっているため。ゲーム中のカウントは238曲になっています。
          他にも同じ曲でボーカルが複数設定されている曲もあったりするので、音源の数となるともう少し増えます。



     さて、じゃあこの辺で「なんでこのDIVAFTDX買ったの?」って話でもしましょう。
     ちょびっと長いですけど。







    ●おもひでばなし


    無印の店頭用PV


     ・・・10年前くらいに、友人からPSPで発売されてた無印のProject DIVAを金貨1枚で譲り受けたんですね。当時の私はVOCALOIDを使った楽曲というものにまだ懐疑的だったのですが、最終的に「まあ、音ゲーと一緒に楽しむなら聴いてみるのもありかな…」と思って友人から譲り受けました。



    私のプレイではありません

     実際プレイしてみると、判定が何故か全曲後ろ寄りで、音ゲーとして楽しむには正直かなり厳しい造りでした。
     最初はPSPとの相性の悪さや自分の音ゲー感覚のなさが災いしてるのか?と思ったのですが、そういうことではないとわかるのに大して時間はかからず・・・。あ、後続作の2ndから今まではちゃんと音ゲーができる判定ですので、そこはごあんしんです。
     但し、Arcadeはとても音ゲーとは思えない奇妙な現象を多分に孕んでいます。「Future Tone 判定 違い」あたりでググってみてください。



     

     しかし、それ以上に印象的だったのが「楽曲の良さ」「ビジュアルの良さ」でした。

     まず楽曲以前に、ゲームそのものに対して(この辺、非常に言い方に迷うのですが)「プロという括りではない人たちが作る曲ねぇ(先の「懐疑的」の一番の理由)」「それで音ゲーねえ」といった印象が当時どうしてもあったのですが、後で「下らねえこと考えてたなぁ」と思う程度には収録楽曲の良さに圧倒されました。無印にはサウンド制作会社MONACA所属で元ナムコの「神前暁」氏とご存知「畑亜貴」氏が書き下ろした楽曲も収録されていたのですが、それらと遜色ない完成度だったと思います。

     そしてビジュアル面。こっちがとにかくすごかった。
     上に貼ったフキゲンワルツの公式動画があるじゃないですか?これがマジでPSPで流れるんですよ。音ゲーしながら。しかも結構キレイに(動画じゃ伝わりにくいですが…)。いやもうホント驚きました。
     携帯機でキャラが動く音ゲーといえばDSの応援団またはEBAが思い出されるところですが、そもそもグラフィック等マシンパワーの差はあるとはいえ、カワイイものをちゃんとカワイくキレイに表現できてるもんで、結構驚きました。



     えっと、ごめんなさい。やっと前置きの半分が終わりました。



     で、主に音ゲー以外の部分を気に入ったことでPSPの無印を遊ぶモチベが高まり、HARD譜面を全部繋ぐ程度には楽しんでいたんですが、ここであるモジュールと運命の出会いをします。



     それがこちら。「弱音ハク」さんです。なんのPVのワンカットかわかる方はなかなかのDIVA好きと思います。
     誰?って方は産みの親であるCAFFEIN氏のこのページを読むとよくわかります。
     リンクしても大丈夫なのかな・・・?大丈夫だよね・・・

     Project DIVAはタイトルからもわかる通り、初音ミクを使用した楽曲で音ゲーをすることができるゲームなのですが、設定できるモジュールには初音ミク以外にも鏡音リン・レン巡音ルカKAITOMEIKOなど、他の※クリプトン製VOCALOIDが存在しました。
     また、楽曲面でもプレイアブル曲のボーカル違いや※エディットモード専用で、初音ミク以外のクリプトン製VOCALOIDを使用した楽曲も入っていたのです。
    ※クリプトン:クリプトン・フューチャー・メディアのこと。
           DIVAに出ているVOCALOIDは全部ここ製。
    ※エディットモード:プリセットの振り付けやカメラワーク、音楽を自分で設定して譜面まで作れるモードのこと。
              アーケードの移植的な立ち位置であるDIVAFTDXとSwitch版MEGA39's以外に存在。
              音楽はメモステからmp3を読み込める他、このモードだけで使える楽曲があった。
              DIVAFTDX収録曲の一部のPVはこのモードを使用して作られている。
              無印では、このモードを使ったPSPのDLCもあったりした。

     とはいい、同じクリプトンという縁で、他のVOCALOIDが歌った曲やモジュールが収録されているのは全然理解できますね。

     が、そこになぜか、なぜか!VOCALOIDをモチーフにして、色々設定を加えて生み出された、いわゆる「VOCALOID派生キャラ」であって「クリプトン製のVOCALOIDではない」ハクさんともう二人、別の派生キャラである亞北ネル(ニコ百)と咲音メイコ(渋百)のモジュールまで収録されていたのです。

     1、2枚目の黄色い髪の子が亞北ネル、3、4枚目の赤い服の子が咲音メイコです。


     各派生キャラが生まれた細かい事情を当時は知らなかったので、「ちょっと気になるキャラが出てきたぞ?」と思って調べてみたらとても特殊な生まれ方をしたキャラクターであることを知り、たいそう驚いた覚えがあります。アッコにおまかせ!の一件だけはリアルタイムで観てましたが、その裏でこんなことが・・・って感じでしたね。

     そして設定を知ると同時に、「この人大丈夫かな…大丈夫でいてほしいな」「強く生きてほしい」という気持ちが生まれたのをきっかけに、この弱音ハクというお姐さんをたいそう気に入ってしまいました。



    DIVA Arcade VERSION.A稼働当日に録画した「ロミオとシンデレラ」のPV


     以降はPSPでの全HARD譜面フルコン埋めをはじめ、アーケードが稼働してフルコン埋めしまくるわ自分用にPV録画するわって時には必ずハク姐さんを起用しました。

     当時の私はPS3なんて高尚なゲーム機は持ってなかったので、当時PS3で出てたHD版のProject DIVAである「ドリーミーシアター」をプレイできませんでした。なので、ゲーセンに行くだけでめっちゃいい画質で好きなキャラを見れるってのが非常に魅力的でしてね・・・だいたいこれ目当てでプレイしてました。もちろん、音ゲーそのものも十分やりがいがありましたよ。なので稼働してからしばらくはとてもモチベが高かったです。

     数年経って、他の遊んでるアケゲーとの兼ね合いもあってアーケードを遊ぶペースがかなり少なくなっても、モジュールは99%ハク姐さんから変えませんでした。グラーニンみたいに言うなら「他のモジュールを使って遊ぶなんて考えられない」くらいの気持ちでした。ハク姐さん以外を使うのは、複数人モジュールを設定する必要があったり、気が向いてPV鑑賞を録画するときくらいですね。

     そんな感じでプレイしていたので、アーケードに未練があったとすれば、音ゲー部分よりも「この弱音ハクを自宅で堪能できない」っていう点だったんですね。そりゃまあ、100円払って1曲ずつ録画するなり動画サイトで…なんて考えがなかったと言えば嘘になりますが、結局それをするまでのモチベーションは持ちえぬまま未練だけが残り、話は2020年の2月下旬に進みます。






    ●憧憬

     2月ほぼ末、元々デスストとDJMAX RESPECTができればよかったPS4 Proでストアを眺めていたらDIVAFTDXが並んでいるのが見えて、「あっ、そういやあったわ」ってのを急速に思い出したんですね。
     せっかくだからPreludeでも遊んでみるかぁって思ってDS4でポチポチ遊んでいたところ、モジュールを変更できることに気づき、変更できる対象にハク姐さんがいることを発見!正直そこまでさせてくれるとは思ってなかったのもあって、かなりビビりながらちょびっと貯まってたVPを支払ってみたところ、そこにはアーケードと同じ姿のハク姐さんが!

     およそ10年前、ゲーセンでEX譜面をちびちび繋ぎながら夢見ていた光景が急に目の前に現れ、正直かなり全身が震えました。あれだけ望んでいたことが今、目の前で形となっている現実が全く信じられず、しかし同時に心がとても躍っていました。とても普通ではない心境の中、財布のひもが緩み かけ ました。

     ・・・

     ・・・そう、この時点では緩み かけた だけだったんです。

     先の直後にFuture Tone Preludeがどういう形態で売られていたのかを思い出し(正直忘れてた)、DLCを揃えたらだいぶ¥がかかることに気づいたこと、まだまだDJMAX RESPECTをプレイし続けていたこと、デスストがまだ攻略中だったこと、当時もうすぐドルフロでGlory Day(DJMAXとのコラボイベ)が控えていたことが重なって、この時点での購入は見送りました。相当悩みましたが、複数のゲームを並行してできるほど器用ではなかったので・・・。でも数日後にニーアオートマタ買いました結局、詰(積)んでるけど。


     しかし1か月とちょっと後、別のセールでまさかの40%OFFで売られているのを発見。同時期にセールされていた三國無双7with猛将伝とどっちを買うか迷ったものの、別にDLしていた無双8の体験版でバッサリ感が満たされていたのと、DIVA Arcade・・・否、ハク姐さんへの未練がここにきて急に湧き出、ほぼノータイムでDIVAFTDXを選択、ちょっとしたあと購入へと至ったわけです。



     あとはこの記事の冒頭の通りです。音ゲー2割PV鑑賞8割くらいの割合でプレイしてます。
     
     いやもう、ホンット最高です。アーケードってだいたい21型くらいのタッチ可能なモニターが筐体のメインモニターなんですけど、それで観てたのよりも単純計算で※約13.5倍もいい環境でハク姐さんがキビキビ動いてるのが、何回でも観られるんですもの!!しかもPVを一時停止し放題!!なのでベストショットも探し放題!!

    ※約13.5倍
     アケはFullHDではなく720pで出力されており、PS4 Proでは4KUHDpで出力できるのでそこで約9倍。アケのモニターは21型で、私は31.5型を使用しているのでそこで1.5倍。計約13.5倍となります。
    約9倍の意味?fpsの関係です。


     こういう猶予何fだよってほぼ同じ表情のクロースアップも詰め放題!!というか本当にいいお顔してると思いません?
     これ撮るためにアケ換算で100クレぐらい粘りました。

     本来(?)の物憂げな表情や嬉しそうなお顔。

     キリッとしたりかわいかったり。 

     曲に合うモジュールやアクセサリーの組み合わせも、家庭用なら厳選し放題!!

     しかも、家庭用なら※髪型だけ別のモジュールに変更可能!!
     ゴシックパープル以外でもリボンをといたハク姐さんが観られる!!
     ※厳密には、首から上が丸ごと変わっています。

     
     ね?このゲームおかしいでしょう?
     これ音ゲーなんですよ、一応。






    ●エピローグ

     そういうわけで、約10年夢見ていた光景がようやく手に入った新年度でございました。まさかアケよりもよく映っているものを、アケよりもいい環境で楽しめるとは思いませんでしたが。
     いやホントすごいですよこのゲーム。200ウン曲のボカロ達が踊るPVに加え、大量のモジュールと髪型、そしてアクセサリの組み合わせでいくらでも最高に映えるPVを詰められるんですよ?10年前の時点で既に「SEGAすげー音ゲー作ったな。キャラゲー面でなら最強と名乗れるのでは?」と割と思っていたのですが、10年経ってもその座は譲らなさそうな造りの良さにただただ脱帽です。それでもマイベスト携帯機音ゲーは応援団なのですが。

     つい最近はSwitch向けに、シリーズ初の任天堂ハードでのProject DIVAである「初音ミク Project DIVA MEGA39's」が発売され、2016年にPS Vitaで出たX以来、久しぶりに携帯できるProject DIVAが展開されました。現在DLC込みでも200曲なかったり(DLCとして追加分を開発中です)、モジュールのシェーディングがフォトリアル志向からトゥーンシェーディングに変更という差異があったりしますが、これはこれで見栄えが違って良いですよ。

     例としてはちょっと不足ですが、以下の画像のような感じに描画されます。デフォルトでこういう描画をする曲は裏表ラバーズとかがあります。
     単純に同じDIVAFTDXと同じ構造のシェーディングではなくちゃんとMEGA39's向けに調整しているそうです。4亀のこの記事をお読みください。

     そんな感じで感想をお送りしてきましたDIVAFTDXですが、なんとまた別のセールの対象になっているようで、5月7日まで40%OFFの5273円でお買い求めいただけます。
     過去にVOCALOIDの文化、もしくはProject DIVAに触れたことがある方は買って損がないソフトだと思います。是非お買い求めあれ。


     それでは、今回はこの辺で。
     次はまたドフ関連の記事でお会いしましょう。






































     え?音ゲーの話をしろ?
     んー、まあぶっちゃけ至れり尽くせりで機能的には全く文句ないんですけど、EXTREMEはHARDクリアしなきゃ解禁しないって、なんでそこだけ携帯機引き継いだんですかね?ここだけかなり面倒です。




























     ん?何かありましたか?こだまじゃないでしょうか。