M16と416を中心に戦術人形の「意志」とドルフロ(少前)の今後の物語について考え散らかしてまとまらない話
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M16と416を中心に戦術人形の「意志」とドルフロ(少前)の今後の物語について考え散らかしてまとまらない話

2019-06-06 18:12
    WARNING!!
      この記事では、少女前線の現在を意図的にロクに調べず(でも少し含みながら)  
        ドールズフロントラインのこれまでをある程度中心に据えたうえで    

       SNSや他指揮官たちの空気、 個人的性癖をもとに記述されています。    
    また、 本記事における各解釈はあなたの解釈と大体異なることにご留意ください。

    追記2020年1月30日:特異点が開催されたために先バレがなくなったのでタイトルを修正。
    ていうか偏振光の物語やばくないっすか。 
    まさかエリザがエリートどもを切り離すとか
    思わなかったんですけど。        
    これ、M16も切り離されたんですかねえ。
    といいつつ現在少前でやってるイベの話をする↑



    ――前説

    インヴェイド、ノヴェルティ編集長です。
    一昨日誕生日だったボッチの勇、星輝子を今後ともよろしくお願いします。


    というわけで、そろそろ終了が迫ってまいりました深層映写、
    みなさんストーリーと音声ファイルの回収はお済みでしょうか?
    元祖トレイラーでしか使用されなかった過去のシーンで、音声ファイルでは
    何が起こっていたか、ある程度想像がついたのではないでしょうか?


    本イベントにおいて注目すべきは、M16を巡る確執についてと思います。
    第四戦役通常のストーリーにおいて、416からはとってもめんどくさそうな感情を
    ぶつけていましたが、軽くあしらい、更には「全くもって何でもない」とまで告げました。

    この時、多くの指揮官は
    416に対して「なんだこのめんどくさい元カノヅラ女」とか思ったり
    M16に「お前どんだけM4一筋なんだとか」とか「そこまで言わなくてもいいじゃん」とか
    いろいろと思ったりしたことと思います。
    過去について示唆するには416に対してとてもきびしいお話でしたね。

    せっかくだから、そんな巨大感情が前線に立つ416を中心に、
    まずはドルフロのこれまでを整理してみました。


    その一:416の意思と意志

    416に対して元カノヅラ巨大感情女と思われた方、
    おそらくあんまし間違ってないでしょう。
    この感情は第四戦役以降も持ち越すことになり、低体温症では
    当時のAR小隊&M16と同じ屋根の下で雪宿りをした際に軽く感情がスパークします。


    大きく揺れたのはこの場面。
    416が、苦手としながら(ちょっとオブラート)も信用している45の意に反して我を通そうとします。
    (恐らくは、45の「全員を救うなんて、しょせん無理」という考えに対するものでしょう)
    その意思は9と11を巻き込んででも正当化しようとしましたが、
    それに対して45は「このチームに留まる覚悟が全然できていない」と一喝。
    416の意思に対して「哀れな執着心」とまで言い放ちました。

    この時、同時に45は416に「M16のところに戻」りたい意志を感じたのか、
    M16のところへは戻れない、あの【小隊】はもう存在しないと諭しました。


    音声ファイルを取得した方ならご存知の通り、M16と416は
    過去に第六国家安全局への出向で「第七小隊」のメンバーとして共にいました。
    しかし、416は「命令違反」「味方撃ち」の違反を犯し、任務から外れることとなります。
    (どうも「私の行くべき場所に向かおうとしただけ」とのことですが
    この辺の話はこれくらいしか情報がない?)

    違反についての詳細がないのが気になるところではありますが、
    416が低体温症で見せた意思のよりどころとなっていたのは、第七小隊時代のM16との
    何某によるものというのが、非常に単純ではございますが現在の状況でございます。
    AR-15のMIAに対して嫌味※を飛ばすなど、好きな子にいたずらしちゃう的メンタルを
    拗らせながらもそんなことを考えていたわけですか。
    2
    ※9が急に話し始める上に突然「45」呼びになる、
     当の45は「え……?」という反応を最初に返す、などから9が煽った「話したい事」は
     空気の悪さを感じ取った9の咄嗟の場繋ぎ、ハッタリであったことのように思います。
     発言後のM16の立ち絵がいつものやつだったりなので、どんな顔をされたのかはわかりませんが。


    つっても、M16から416に対してはどう考えられているかはあまりはっきりしない現状です。
    40は先の音声ファイルで、「(416の除隊を)面と向かってあんなことを言うのは、
    あなたも辛いだろうに」とフォローしてはいましたが、当のM16は本当に辛かったのか、
    思いやっていたかはわかりません。思いやってないとも言えません。
    ただ、416の話題を「それより」で片付けていることが妙に目がつくのは確かなことです。
    音声ファイルにしろ低体温症にしろ・・・状況が状況なのもありますが。
    単純に過去の話なんかしたくないと言うのもあると思いますが。


    もうひとつわからないことがあります。
    それは、416がG11に話した「私の問題」に第七小隊時代の思い出が絡んでいるかどうか。

    低体温症では「M16」「第七小隊」を示唆されるような(AR小隊以外も助ける)意思を
    作戦中に持っていたわけですが、「私の問題」が低体温症行動中の416にそのような意思を
    持たせたのかどうかも、また、「私の問題」を持つようになった経緯がまだわかりません。
    (ついでに言えば、416の意志を最大限に汲み取るなら、例の嫌味はM16に対しては本心・・・まごころ?として発言したかもしれません)
    「私の問題」がクローズアップされるのはまた先の話になるんでしょうか。
    一応、416が活躍する物語がかなりあとにあるので、それに期待しましょう。私も期待してます。

    「私の問題」で燻る416を見て、何か生きる目的もわからずまるで某杏のようなスタイルで生きるG11は
    「ダサい」などと評しますが、完璧をよしとする416が否定しない姿を見て私は
    「コイツほんと生き辛そうだな」としか思えませんでした。
    一方的な片想いに、燻り続ける胸の内。頑張ってくれ私の最初の誓約烙印。

    というわけで、416の話はここで終わりです。


    その二:戦術人形の使命と意志

    …さて、ここからは表題における「意志」の話をします。

    ドールズフロントライン (少女前線)におけるI.O.P.製のグリフィンの人形たちは、
    生まれ持って「使命」を持っています。
    わかりやすいのはAR小隊のM4以外(M4絶対守る)、低体温症におけるM1887(鉄血への潜入)等ですね。
    人形がもつ使命・・・というか生まれた目的は、概ね「人間に従い」、
    「人間の代わりに戦い」、「鉄血殺すべし」というところに帰結します。

    これに当てはまらないのが、416等を含めたグリフィンの下にいない404小隊の面々です。
    45についてはその内明かされますが、416は人間のためではなく、
    ここまで述べてきたように「私の問題」をどうにかするという意志の下に生きています。
    出自については未だに明かされませんが、その点だけで
    I.O.P.製の人形と比べて大きく異質な人形であることが窺えます。
    音声ファイルで分かった416の除隊理由も、個人的な目的のためによるものでしたね。
    (9と11に関しては未だに目的も過去もわからないそうな。マジスカって感じ。)

    そしてまた1人、「使命」を持たずに生まれようとしている人形がいます。
    何を隠そう、M16A1です。以降、鉄血に堕ちたM16をM16BOSSと表記します。

    第八戦役緊急においてM16が使用した、傘を注入するためのトランジスタの効果について、
    ペルシカは以下のように述べていました。
    一部太字にしていますが、原文は全ていつもの普通のフォントです。


    「私の研究によれば、【傘】ウイルスの当初の設計目的は、人形のメンタルモデルを
     書き換えて、鉄血が制御できるようにするためよ。
     メンタルモデルが書き換えられると、もう元には戻せない。
     簡単に言うと……この第二のトランジスタには、あなたを瞬く間に鉄血人形へと
     仕立て上げられるほどのナノボットが含まれているの。
     あなたの人格、記憶、すべてが……きれいさっぱり消え失せるのよ。」
    「前に言ったわよね、今回の任務は、いったん始めると後戻りできないって。
     M16、これから先のあなたは、たとえこの世に存在し続けたとしても、
     もう今のあなたではなくなるわ……」


    これを真正面から受け取るなら、M16BOSSの人生は0からリスタートしているのです。

    となると、16LAB製として生まれ、M4を守るという「使命」は
    すでに彼女の中から消え失せていると考えることができます。
    故に、M16BOSSが取りうる行動というのは全く想像ができませんが、
    ひとまず思い浮かぶのは以下の2択になるのかなと。

    A. エルダーブレインの意思に基づき、M4を捕獲する
    B. エルダーブレインの意思に基づかず、自分の意志によって行動を起こす

    要は、誰かのために使われるか、それでも自分の意志で動くかです。

    私がM16の行動について思ったのは、コイツTOSのクラトスとかMGS3のザ・ボスとか
    そのあたりのことしてるとかないかなぁ・・・ってアレだったのですが、
    その考えはペルシカのトランジスタの説明で一旦砕かれることになりました。


    そのためか
    M16がこれまで言わなかったような力強い発言も存在するわけで。
    それは、先ほどの「M4のために戦っている」発言した会話の前後や
    上の動画である「特異点の初期トレイラー」です。
    M4と思しき声と、明らかにM16な声と咳が交錯していますが、
    ここで明らかにM16なボイスに耳を傾けてみましょう。

    「砕け散れ!」
    「まだだ、もっと欲しい」
    「もっと力が必要なんだ」
    「アンタたちに勝ち目はない」
    「少女前線」

    何がもっと欲しいのか、なんでまだ力が必要なのか。
    何言ってんだこの飲んだくれという疑問は尽きないわけではございますが、
    私がここで気になったのは「M16が何かを求めているだと?」ということでした。

    これまでM16は、まさに「ザ・戦術人形」とでも言わんばかりに
    M4を守るという「使命」に基づき、時にはAR小隊の姉妹たちを引っ張り
    時には無茶な真似はしながらも、ただ忠実にM4護衛ほか色々な任務を遂行してきました。
    それは、第七小隊時代からも変わらない彼女のスタンスといえましょう。

    そういった使命から、M16は「鉄血人形に堕ちるという」形で解放されたのです。
    そして、何かを欲しがり、もっと力が必要という「意志」を見せるようになりました。

    ならば、その「意志」は一体どこへ向かっているのか?

    …これがわからないんです。
    どうにも謎が多い。
    というのも、M16A1でなくなったはずのM16BOSSは
    どうやら※M4A1のために戦っているらしく、
    のちの物語では窮地に陥ったSOPIIを救出することもします。
    さらに言えば、異性体では謎の声の提言を受け入れ、
    M4とあまり戦いたくないという意志すら示します。

    つまり、M16だったころのもろもろは全て消え失せたはずだったのですが、
    明らかに「第八戦役緊急まで」のM16が残っていると思わざるを得ません。

    ※(韓国語を直訳したら「私はお前を助けている」と翻訳されました)



    その三:物語以外の要素から得るヒント

    というわけで、M16の行動原理を探ってみるには
    物語以外にヒントを求めるしかなくなったわけですが・・・。
    今のところ、この3点しか目星がつけられませんでした。
    ■フリードリヒ・ニーチェ著書「ツァラトゥストラはかく語りき」
    ■公式のお知らせとかに出てくるM16
    ■メタルギア2 ソリッドスネーク




    ■フリードリヒ・ニーチェ著書「ツァラトゥストラはかく語りき」

    音楽が好きな人はボブ・サップを、ゲームが好きな人はゼノサーガを
    思い出すかもしれませんが、今回取り上げるのは本の方です。

    本書は、1885年に発表された、フリードリヒ・ニーチェの小説のみたいな本です。
    山の中で10年の歳月を過ごしたツァラトゥストラなる「十分に知ることができた」と
    なんかようわからん悟りを得た男が、人々に説教をして回る話です。
    詳細な説明はWikipediaとかを見たほうが早いんでそちらを見てください。

    で、何故ニーチェかと申しますと、実は先ほどの「M4のために戦っている」発言ののち、
    M4と対峙し、戦闘が終わった後に以下の文がM16より語られるからです。
    以下、河出文庫は佐々木中 氏訳の「ツァラトゥストラかく語りき」より引用。

    「人間は木と同じようなものだ。
     高みへ明るみへと上へ伸びていこうとするほどに、
     その根は強く向かっていく。地へ、下へ、暗みへ、深みへ、――悪の中へ」。


    以上の文章は、同著の「山上の木について」という章からの引用です。
    これだけでは意味不明なので、前後を含めて整理しますと、
    ①ある暮れ方、「まだら牛」と呼ばれる、街のまわりを囲む山の中を一人歩いていたら
     以前ツァラトゥストラの行く手を避けた若者を見つけた。
     ↓
    ②若者もちょうどツァラトゥストラのことを考えていたところだった。
     ↓
    ③考えていた告白にツァラトゥストラは多少の疑問を持ちながらも、
     急に人間は木と同じようなものだという話をする。
     ↓
    ④自分を見抜かれた若者は「そうだ、悪の中へ!」と何かに気づき、ツァラトゥストラに
    「高みを目指すようになってから自分を信じられなくなり、誰も私を信じてくれなくなった」
     という悩みを打ち明ける。

    ・・・という感じになっています。
    そして、重要なのは④の直後、若者が悩みをさらに詳細に語ってくれる部分です。
    以下、河出文庫は佐々木中 氏訳の「ツァラトゥストラかく語りき」よりまた引用。


    めまぐるしく変わっていく。私の今日が昨日を否定する。
    わたしはよく階段を飛ばして昇っていく――、
    しかし飛ばされた階段は、それを許してくれない。
    高みに立つと、わたしはいつもただ独りだ。誰もわたしと話をしない。
    孤独のさむさに顫(ふる)えて。高みにきて、一体どうしようというのか。
    わたしの軽蔑とわたしの憧憬は、相ともなって成長する。
    高く昇るほどに、昇る自分を軽蔑する。
    この男は、高みにきて一体どうしようというのか。


    「孤独」。
    ほとんど姉妹で行動していたAR小隊にはあまり似つかわしくない言葉とも思いますが、
    M16A1という戦術人形は、その戦歴の長さと経験から、ある程度の「高み」へ
    到達していたのではないかというのは、なんとなくですが考えられます。
    (そういや確かに同じ次元で話せそうな人形がいないなとは思いました)
    異性体のタイトル画面においても、鉄血という形のまだ残っている大所帯に属しながらも
    ただ独り立ち尽くし、項垂れているようにも見えます。

    第四戦役通常クリアまで単独で逃げおおせたり、
    第七戦役緊急でジュピターからの砲撃を(ちょっと死を覚悟したけど)ものともせず飛び出したり、
    第八戦役においてM4の為に身を挺して【傘】を2発キメたり・・・
    ちょっと思い返してみると、独りで背負ったシーンがちょいちょいあるなといった感じです。

    このあたりまで整理して、この文をわざわざ語ったM16本人が
    若者と若干似たような立場であるという考え方ができることがわかりました。
    …さて、ツァラトゥストラにおける若者はどうなったかという話へ一旦戻しましょう。

    若者の悩みは、先ほどの引用の後も2行ほど続き、しかもとにかく情緒不安定です。
    ツァラトゥストラは、そんな若者の「高み」についての悩みから、
    「ここにでっかい木があるけど、雲に届きそうな高さだから、
     もしかしてはじめて稲妻に打たれるの待ってるんじゃね?」と語りかけます。

    若者はツァラトゥストラの見解を「高みを目指した時から、自らの没落を望んでいた」
    と肯定し、ツァラトゥストラのことを「待っていた稲妻である」と告白。
    しかし同時に若者は「ツァラトゥストラがいるなら、わたしなど何だというのか」と
    自身の存在について悲観的になり、泣いてしまいます。

    このあとがツァラトゥストラが若者の悩みの根幹を悟り、
    若者を悩みから救う言葉を語りかけます。
    ざっくり要約すると・・・
    ■君は自由を追い求めすぎてるから疲れてるし、魂が自由の思い描きに捕らわれているよ
    ■(精神の)自由を勝ち取れても自分を洗わないとだめだよ
    ■君はまだ自らに高潔さを感じているけど、希望を失ったら他の希望を誹謗する
     クソになっちゃう高潔な人を私は知ってるから、君は君の愛と希望を投げ捨てないでね
    ■クソなやつらは英雄たらんとしたけど、もう正しいことはできなくなっちゃってるから
     君は君の魂の中の英雄を投げ捨てないで、君の最高の希望を聖なるものとして持ち続けてね

    …ということです。要は強く生きろってことです。
    最大限M16を若者に重ねるなら、M16が思い描いた自由とは?
    傘に侵されても保ち続けた希望とは?それはM4の為なのか?
    それとも助けるなんて嘘っぱちで、単にM4という稲妻に打たれたいだけなのか?

    それは今後のストーリーに任せるしかないことです・・・。

    で、ここまで読んでもらってなんですが、
    Googleの電子書籍のプレビュー機能でこの部分を無傷で読めるので
    出来ればあなた自身の目で読んでみることをお勧めします




    ■公式のお知らせとかに出てくるM16


    最近では公式でグッズの販売が予告された、AR小隊のSDキャラのグッズにもいますが、
    このM16は紫陽花をバックにちゃんとM16A1を抱えながらこちらにいい笑顔で敬礼しています。
    梅雨という、【傘】が必要な時期によく見る花をセレクトするとかいいセンスしてます。
    …紫陽花ですよねこれ?

    で、私たちのような人間というのは、花を見たら花言葉を探さずにはいられません。
    というわけで、ざっくり青(青紫?)の紫陽花について花言葉をググってみましょう。

    おそらく、この辺の言葉がよくヒットするはずです。
    ■冷淡
    ■冷酷
    ■あなたは美しいが冷淡だ
    ■無情
    ■高慢
    ・・・ネガティブなの多いなオイ!


    M16に関しては「移り気」と思ったことはあまりないです(そういう二次創作は好き)が、
    「冷淡」や「冷酷」という面は公式のM16の紹介でも触れられています。
    なかなか「ウッ」てなる花言葉ですね。
    どことなくピンクみもあるような感じがしないでもないので、
    「場の空気を明るくする」もなんとなく伝わる気がします。
    それよりも威力がありそうな花言葉もありますが。

    ■辛抱強い愛情
    ■家族団欒(紫陽花そのものの花言葉)

    ならば、果たして「それでもM4を助ける」という意志は個人的な「愛」によるものなのか?
    M16と異性体時点でのAR小隊の面々はまた姉妹に戻れるのか?
    ツァラトゥストラが若者に語りかけた「君の愛と希望を投げ捨てるな」にも
    通じるところはあり、今後の展開に希望が見えるヒントと思います。

    ・・・少女前線のことなので、油断は禁物ですが。


    ■メタルギア2 ソリッドスネーク

    みんな大好き伝説の英雄の英雄譚第2章です。
    なのですが、ここで語るヒントはできれば当たってほしくない人が多いと思います。

    細かいストーリーは抜きにしますが、ストーリーの最後の方の場面で、
    主人公のソリッド・スネークは前作で始末したはずの「ビッグ・ボス」と対峙します。



    M16は、その見た目と生みの親である海猫絡合物先生のネタ絵から
    ビッグ・ボスとの姿を重ねあわされることが度々あります。
    というか、MGS自体が海猫先生のリスペクト先として話題に上がったりすることがあります。
    404小隊のエムブレムに書いてある「THOSE WHO DON'T EXIST」もMGSVのトレイラーから引用されたのかも?

    ※終わったと思っても再生し続けて2つ目を見てください。

    そんなビッグ・ボスは、PSPとのちにPS3で展開された
    メタルギアソリッド ピースウォーカーにて、ビッグ・ボスは自身にとって特別な存在である
    ザ・ボス(の思考をするAI)の意志と決別し(すれ違いともいう)、ビッグ・ボスとして生きる決意をします。
    そして、ある事件の後、後述する発言とも関連する演説を行います。

    その後、前作メタルギアでアウターヘヴン蜂起が鎮圧される裏で、ビッグ・ボスは
    着実に勢力を増強し、ザンジバーランドとして軍事政権を樹立させます。
    そうです、アウターヘヴンのビッグ・ボスはなんと偽物…ファントムだったのです。

    そして、メタルギア2において、ビッグ・ボスの遺伝子から生まれた存在である
    ソリッド・スネークへ向けて、自分自身とも重ね合わせてか、以下のような発言をします。
    一部BANされそうなのでLEET表記にしています。


    「一度、戦闘の快感、テンションを味わったものは
     一生・・・戦場に身を置くことになる。
     一度、表出した戦闘本能は二度と眠ることはないのだ。
     より強烈なテンションが欲しくなる。
     このどうしようもない感覚・・・傭兵であるお前ならよくわかるはず。
     お前たちの欲求を唯一、満たしてくれるものは権力でも金でも、53Ⅹでもない。
     ただひとつ・・WAR(戦争)だ!
     私はお前らにその場を与えているのだよ。お前らの生きがいをな」
    「お前もあの子供たちを見ただろう?世界各国で生まれた戦争犠牲者。
     そして次の戦争を担う戦士の卵たち。
     戦争を誘発させ、支援し、犠牲者を生み・・・救護、訓練して・・・
     再び戦場にフィードバックさせる。
     実に合理的なシステムだ。この世に争いは絶えることはない。
     我々の目標も・・・生きがいも。」
    「私もお前も戦場でこそ希少価値だが国へかえれば不器用なデクだ。
     我々の機嫌をとりにくるのはせいぜい安っぽい週刊誌のジャーナリストくらいだろうて。
     お前も私も戦場でのたれ死ぬまでここに残るしかないのだ。」
    「どちらが勝っても我々の闘いは終わらない。
     敗者は戦場から解放されるが、勝者は戦場に残る。
     そして生き残ったものは死ぬまで戦士として人生をまっとうするのだ。」


    「欲求を唯一、満たしてくれるもの」、「より強烈なテンション」などの
    特異点初期トレイラーっぽい感じのことも言っていれば、
    「次の戦争を担う戦士の卵」など、少女前線という作品
    そのものっぽい感じの内容が見て取れます。

    個人的に気になったのはここ、
    「どちらが勝っても我々の闘いは終わらない。
     敗者は戦場から解放されるが、勝者は戦場に残る。
     そして生き残ったものは死ぬまで戦士として人生をまっとうするのだ。」

    有序紊流のトレイラーでも「ONLY THE DEAD HAVE SEEN THE END OF WAR」という
    プラトンではなく詩人であり哲学者のジョージ・サンタヤーナの一文が使われており、
    人形たちの戦いは本当に終わらないのだろうと想像することができます。
    因みに、「ONLY THE DEAD~」の文をタイトルとして使用したドキュメンタリー映画に
    「Only the dead」というものがあり、これの邦題は「明けない闇の果て」です。

    戦場からの解放を一つの救いとしてみるならば、このヒントが指し示すのは
    希望が見つからず、永遠に対立し続けるM16BOSSとM4A1」という姿です。
    もしくは「戦いからの解放のためにM4A1を屠ろうとするM16BOSS」でしょうか。
    こっちは異性体で戦いたくない意志を示しているので、あんまりないかとは思いますが。

    ビッグ・ボスは最終的に、「人生を愛している」ソリッド・スネークに敗北します。
    そしてスネークは、この戦いを最後にアラスカに隠居します。
    …したんですが、MGSで大佐に召喚されてまた戦いに身を置くことになります。

    ここではM16BOSSをビッグ・ボスになぞらえてきましたが、
    M4をソリッド・スネークと重ねることは、M4の復活後の行動理念を鑑みると
    かなり厳しいところがあるとは思います。人生も愛してなさそうだし。
    なので、M16BOSSが死ぬとかM4が死ぬとかってのは、あんまないとは
    思うんですけどね・・・まあ少女前線だし・・・。


    終局:結局なんやねん

    ここまで長々と書いてきましたが、とりあえずここまで考えたことをまとめましょう。

    ・グリフィン所属でない416は、自らの意志をもって自らに目的のために行動している
    ・M16は鉄血に堕ちた段階で、おそらく使命から解放され、自分の意志で生きているはず
    ・M16の闘争が終わる先は、物語以外のヒントからいくつか考えられる
     →傘に侵されてもなお「希望」(M4関連かはなんとも)と「英雄」を抱き戦い続ける
     →ただM4という稲妻に打たれ、果てるか、魂の自由を求める
     →自分の居場所として戦いを求め、M4を「救う」意味で殺す

    ドルフロにしろ少女前線にしろ、(ミスリードされてる感もあって)先が読めなくて
    だんだん面白い展開になってきています。
    私はただただ楽しみなのです。彼女たちの向かう先が。
    「面包房少女」という地獄へ、この時代がどうつながっていくのか・・・。

    タイトルに書いてある通り、この記事はただただ考え散らしただけです。
    まとめるなんて、これくらいしかできません。
    またなんか思いついたらこんなこと書きます。

    それではまた会いましょう。長時間のお付き合いありがとうございました。






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