このゲームおかしい - Project DIVA Future Tone DX プレイ記
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このゲームおかしい - Project DIVA Future Tone DX プレイ記

2020-04-23 03:14

    ●プロローグ











    すごい…
    なんじゃこりゃぁ、なんじゃこりゃぁ…
    これ音ゲーだよな?
    こっちが本筋じゃないのか?
    音ゲーだったはずなのに…
    おかしい…
    このゲームおかしい…

















    ●ごあいさつ

    セ~ガ~

    どうもノヴェルティ編集長です。



     ちょっと前にPS Storeでスプリングセールとかいって色々ゲームが安く買えるセールやってまして。で、なんとなく覗いてみたら4月の14日までDIVAFTDXが5000円ちょっとで買えるってのを目にして、大分揺らいだんですね。まあ揺らいだとか言っといて結局買ってるんですけど。

     知らない方のために、ちょっとだけこのゲームを解説しますね。






    ●ゲーム紹介

     今回買ったこの「初音ミク Project DIVA Future Tone DX」(以下、DIVAFTDX)っていうのは、2010年6月からアーケードで稼働している遊べる音ゲー「初音ミク Project DIVA Arcade」の現行バージョン「初音ミク Project DIVA Arcade Future Tone」の、簡単にいえば家庭用移植版です。得点の仕組みがアケとは違ったりしてるのですが、そこには興味ないので割愛。

     元々はDL専用で体験版 無料でDLできる「本体」の「初音ミク Project DIVA Future Tone Prelude」があり、これに各種追加楽曲やモジュール(衣装のこと)が追加されるDLCを組み合わせると、完全なFuture Toneになるという販売形態をとっていました。
     (この販売形態になった理由ついては、このインタビューに理由が載ってます)

     しばらく経って、販売当時までにリリースされていた各種DLCすべてを収録したパッケージ版が販売されました。それがDIVAFTDXで、今回私が購入したのはそのパッケージ版のDL版になります。
     ・・・パッケ版のDL版・・・よくわからんな!


     DIVAFTDXに収録されているのは、アーケードに収録された※ほぼ全ての楽曲237曲と、楽曲中で踊るVOCALOIDとボカロ亜種たちのモジュール計396着(だいたい初音の分)と、まさしく決定版といえるボリュームです。故に完全にダウンロードするまでだいぶかかりました。

     ※ほぼ全て:2曲ほど未収録があります。
           片方はユニット解散による商用利用不可宣言によるもので、片方は音信不通とのことです。
     ※237曲:千本桜がかぶっているため。ゲーム中のカウントは238曲になっています。
          他にも同じ曲でボーカルが複数設定されている曲もあったりするので、音源の数となるともう少し増えます。



     さて、じゃあこの辺で「なんでこのDIVAFTDX買ったの?」って話でもしましょう。
     ちょびっと長いですけど。







    ●おもひでばなし


    無印の店頭用PV


     ・・・10年前くらいに、友人からPSPで発売されてた無印のProject DIVAを金貨1枚で譲り受けたんですね。当時の私はVOCALOIDを使った楽曲というものにまだ懐疑的だったのですが、最終的に「まあ、音ゲーと一緒に楽しむなら聴いてみるのもありかな…」と思って友人から譲り受けました。



    私のプレイではありません

     実際プレイしてみると、判定が何故か全曲後ろ寄りで、音ゲーとして楽しむには正直かなり厳しい造りでした。
     最初はPSPとの相性の悪さや自分の音ゲー感覚のなさが災いしてるのか?と思ったのですが、そういうことではないとわかるのに大して時間はかからず・・・。あ、後続作の2ndから今まではちゃんと音ゲーができる判定ですので、そこはごあんしんです。
     但し、Arcadeはとても音ゲーとは思えない奇妙な現象を多分に孕んでいます。「Future Tone 判定 違い」あたりでググってみてください。



     

     しかし、それ以上に印象的だったのが「楽曲の良さ」「ビジュアルの良さ」でした。

     まず楽曲以前に、ゲームそのものに対して(この辺、非常に言い方に迷うのですが)「プロという括りではない人たちが作る曲ねぇ(先の「懐疑的」の一番の理由)」「それで音ゲーねえ」といった印象が当時どうしてもあったのですが、後で「下らねえこと考えてたなぁ」と思う程度には収録楽曲の良さに圧倒されました。無印にはサウンド制作会社MONACA所属で元ナムコの「神前暁」氏とご存知「畑亜貴」氏が書き下ろした楽曲も収録されていたのですが、それらと遜色ない完成度だったと思います。

     そしてビジュアル面。こっちがとにかくすごかった。
     上に貼ったフキゲンワルツの公式動画があるじゃないですか?これがマジでPSPで流れるんですよ。音ゲーしながら。しかも結構キレイに(動画じゃ伝わりにくいですが…)。いやもうホント驚きました。
     携帯機でキャラが動く音ゲーといえばDSの応援団またはEBAが思い出されるところですが、そもそもグラフィック等マシンパワーの差はあるとはいえ、カワイイものをちゃんとカワイくキレイに表現できてるもんで、結構驚きました。



     えっと、ごめんなさい。やっと前置きの半分が終わりました。



     で、主に音ゲー以外の部分を気に入ったことでPSPの無印を遊ぶモチベが高まり、HARD譜面を全部繋ぐ程度には楽しんでいたんですが、ここであるモジュールと運命の出会いをします。



     それがこちら。「弱音ハク」さんです。なんのPVのワンカットかわかる方はなかなかのDIVA好きと思います。
     誰?って方は産みの親であるCAFFEIN氏のこのページを読むとよくわかります。
     リンクしても大丈夫なのかな・・・?大丈夫だよね・・・

     Project DIVAはタイトルからもわかる通り、初音ミクを使用した楽曲で音ゲーをすることができるゲームなのですが、設定できるモジュールには初音ミク以外にも鏡音リン・レン巡音ルカKAITOMEIKOなど、他の※クリプトン製VOCALOIDが存在しました。
     また、楽曲面でもプレイアブル曲のボーカル違いや※エディットモード専用で、初音ミク以外のクリプトン製VOCALOIDを使用した楽曲も入っていたのです。
    ※クリプトン:クリプトン・フューチャー・メディアのこと。
           DIVAに出ているVOCALOIDは全部ここ製。
    ※エディットモード:プリセットの振り付けやカメラワーク、音楽を自分で設定して譜面まで作れるモードのこと。
              アーケードの移植的な立ち位置であるDIVAFTDXとSwitch版MEGA39's以外に存在。
              音楽はメモステからmp3を読み込める他、このモードだけで使える楽曲があった。
              DIVAFTDX収録曲の一部のPVはこのモードを使用して作られている。
              無印では、このモードを使ったPSPのDLCもあったりした。

     とはいい、同じクリプトンという縁で、他のVOCALOIDが歌った曲やモジュールが収録されているのは全然理解できますね。

     が、そこになぜか、なぜか!VOCALOIDをモチーフにして、色々設定を加えて生み出された、いわゆる「VOCALOID派生キャラ」であって「クリプトン製のVOCALOIDではない」ハクさんともう二人、別の派生キャラである亞北ネル(ニコ百)と咲音メイコ(渋百)のモジュールまで収録されていたのです。

     1、2枚目の黄色い髪の子が亞北ネル、3、4枚目の赤い服の子が咲音メイコです。


     各派生キャラが生まれた細かい事情を当時は知らなかったので、「ちょっと気になるキャラが出てきたぞ?」と思って調べてみたらとても特殊な生まれ方をしたキャラクターであることを知り、たいそう驚いた覚えがあります。アッコにおまかせ!の一件だけはリアルタイムで観てましたが、その裏でこんなことが・・・って感じでしたね。

     そして設定を知ると同時に、「この人大丈夫かな…大丈夫でいてほしいな」「強く生きてほしい」という気持ちが生まれたのをきっかけに、この弱音ハクというお姐さんをたいそう気に入ってしまいました。



    DIVA Arcade VERSION.A稼働当日に録画した「ロミオとシンデレラ」のPV


     以降はPSPでの全HARD譜面フルコン埋めをはじめ、アーケードが稼働してフルコン埋めしまくるわ自分用にPV録画するわって時には必ずハク姐さんを起用しました。

     当時の私はPS3なんて高尚なゲーム機は持ってなかったので、当時PS3で出てたHD版のProject DIVAである「ドリーミーシアター」をプレイできませんでした。なので、ゲーセンに行くだけでめっちゃいい画質で好きなキャラを見れるってのが非常に魅力的でしてね・・・だいたいこれ目当てでプレイしてました。もちろん、音ゲーそのものも十分やりがいがありましたよ。なので稼働してからしばらくはとてもモチベが高かったです。

     数年経って、他の遊んでるアケゲーとの兼ね合いもあってアーケードを遊ぶペースがかなり少なくなっても、モジュールは99%ハク姐さんから変えませんでした。グラーニンみたいに言うなら「他のモジュールを使って遊ぶなんて考えられない」くらいの気持ちでした。ハク姐さん以外を使うのは、複数人モジュールを設定する必要があったり、気が向いてPV鑑賞を録画するときくらいですね。

     そんな感じでプレイしていたので、アーケードに未練があったとすれば、音ゲー部分よりも「この弱音ハクを自宅で堪能できない」っていう点だったんですね。そりゃまあ、100円払って1曲ずつ録画するなり動画サイトで…なんて考えがなかったと言えば嘘になりますが、結局それをするまでのモチベーションは持ちえぬまま未練だけが残り、話は2020年の2月下旬に進みます。






    ●憧憬

     2月ほぼ末、元々デスストとDJMAX RESPECTができればよかったPS4 Proでストアを眺めていたらDIVAFTDXが並んでいるのが見えて、「あっ、そういやあったわ」ってのを急速に思い出したんですね。
     せっかくだからPreludeでも遊んでみるかぁって思ってDS4でポチポチ遊んでいたところ、モジュールを変更できることに気づき、変更できる対象にハク姐さんがいることを発見!正直そこまでさせてくれるとは思ってなかったのもあって、かなりビビりながらちょびっと貯まってたVPを支払ってみたところ、そこにはアーケードと同じ姿のハク姐さんが!

     およそ10年前、ゲーセンでEX譜面をちびちび繋ぎながら夢見ていた光景が急に目の前に現れ、正直かなり全身が震えました。あれだけ望んでいたことが今、目の前で形となっている現実が全く信じられず、しかし同時に心がとても躍っていました。とても普通ではない心境の中、財布のひもが緩み かけ ました。

     ・・・

     ・・・そう、この時点では緩み かけた だけだったんです。

     先の直後にFuture Tone Preludeがどういう形態で売られていたのかを思い出し(正直忘れてた)、DLCを揃えたらだいぶ¥がかかることに気づいたこと、まだまだDJMAX RESPECTをプレイし続けていたこと、デスストがまだ攻略中だったこと、当時もうすぐドルフロでGlory Day(DJMAXとのコラボイベ)が控えていたことが重なって、この時点での購入は見送りました。相当悩みましたが、複数のゲームを並行してできるほど器用ではなかったので・・・。でも数日後にニーアオートマタ買いました結局、詰(積)んでるけど。


     しかし1か月とちょっと後、別のセールでまさかの40%OFFで売られているのを発見。同時期にセールされていた三國無双7with猛将伝とどっちを買うか迷ったものの、別にDLしていた無双8の体験版でバッサリ感が満たされていたのと、DIVA Arcade・・・否、ハク姐さんへの未練がここにきて急に湧き出、ほぼノータイムでDIVAFTDXを選択、ちょっとしたあと購入へと至ったわけです。



     あとはこの記事の冒頭の通りです。音ゲー2割PV鑑賞8割くらいの割合でプレイしてます。
     
     いやもう、ホンット最高です。アーケードってだいたい21型くらいのタッチ可能なモニターが筐体のメインモニターなんですけど、それで観てたのよりも単純計算で※約13.5倍もいい環境でハク姐さんがキビキビ動いてるのが、何回でも観られるんですもの!!しかもPVを一時停止し放題!!なのでベストショットも探し放題!!

    ※約13.5倍
     アケはFullHDではなく720pで出力されており、PS4 Proでは4KUHDpで出力できるのでそこで約9倍。アケのモニターは21型で、私は31.5型を使用しているのでそこで1.5倍。計約13.5倍となります。
    約9倍の意味?fpsの関係です。


     こういう猶予何fだよってほぼ同じ表情のクロースアップも詰め放題!!というか本当にいいお顔してると思いません?
     これ撮るためにアケ換算で100クレぐらい粘りました。

     本来(?)の物憂げな表情や嬉しそうなお顔。

     キリッとしたりかわいかったり。 

     曲に合うモジュールやアクセサリーの組み合わせも、家庭用なら厳選し放題!!

     しかも、家庭用なら※髪型だけ別のモジュールに変更可能!!
     ゴシックパープル以外でもリボンをといたハク姐さんが観られる!!
     ※厳密には、首から上が丸ごと変わっています。

     
     ね?このゲームおかしいでしょう?
     これ音ゲーなんですよ、一応。






    ●エピローグ

     そういうわけで、約10年夢見ていた光景がようやく手に入った新年度でございました。まさかアケよりもよく映っているものを、アケよりもいい環境で楽しめるとは思いませんでしたが。
     いやホントすごいですよこのゲーム。200ウン曲のボカロ達が踊るPVに加え、大量のモジュールと髪型、そしてアクセサリの組み合わせでいくらでも最高に映えるPVを詰められるんですよ?10年前の時点で既に「SEGAすげー音ゲー作ったな。キャラゲー面でなら最強と名乗れるのでは?」と割と思っていたのですが、10年経ってもその座は譲らなさそうな造りの良さにただただ脱帽です。それでもマイベスト携帯機音ゲーは応援団なのですが。

     つい最近はSwitch向けに、シリーズ初の任天堂ハードでのProject DIVAである「初音ミク Project DIVA MEGA39's」が発売され、2016年にPS Vitaで出たX以来、久しぶりに携帯できるProject DIVAが展開されました。現在DLC込みでも200曲なかったり(DLCとして追加分を開発中です)、モジュールのシェーディングがフォトリアル志向からトゥーンシェーディングに変更という差異があったりしますが、これはこれで見栄えが違って良いですよ。

     例としてはちょっと不足ですが、以下の画像のような感じに描画されます。デフォルトでこういう描画をする曲は裏表ラバーズとかがあります。
     単純に同じDIVAFTDXと同じ構造のシェーディングではなくちゃんとMEGA39's向けに調整しているそうです。4亀のこの記事をお読みください。

     そんな感じで感想をお送りしてきましたDIVAFTDXですが、なんとまた別のセールの対象になっているようで、5月7日まで40%OFFの5273円でお買い求めいただけます。
     過去にVOCALOIDの文化、もしくはProject DIVAに触れたことがある方は買って損がないソフトだと思います。是非お買い求めあれ。


     それでは、今回はこの辺で。
     次はまたドフ関連の記事でお会いしましょう。






































     え?音ゲーの話をしろ?
     んー、まあぶっちゃけ至れり尽くせりで機能的には全く文句ないんですけど、EXTREMEはHARDクリアしなきゃ解禁しないって、なんでそこだけ携帯機引き継いだんですかね?ここだけかなり面倒です。




























     ん?何かありましたか?こだまじゃないでしょうか。


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