[感想] 響け!ユーフォニアム2 第一回 まなつのファンファーレ
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[感想] 響け!ユーフォニアム2 第一回 まなつのファンファーレ

2016-10-09 23:43
    こんにちは、ヘルシアです。

     いよいよ、響け!ユーフォニアム2が始まりましたね。
     1期をリアルタイムで見れなかった悔しさが有るので、今期はnasneまで買って万全の状態です。


     1話を視聴した感想を始めたいと思います。あ、長文になります。

     まさかの放送時間が、1時間でした。内容といえば、府大会を終え関西大会に向けて気持ちを切り替えていく様子、2期でテーマにしていく吹奏楽部や久美子が抱える問題、麗奈の変化でしょう。

     1話始まってすぐ、降雪のシーンが始まりました。一瞬、富樫先生のように一気に話をすすめる気かと驚きました。しかし、そんなこともなく、無事に1期の終わり、府大会終了の撮影シーンへと移ります。
     2期は12月前後まで話をすすめるという、製作側の意気込みでしょうか。
     吹奏楽のコンクールはいつまでやるのでしょう? Webで少し調べてみると、全国大会は10月の終わり頃までのようです。とすると、今期で関西大会の出場有無だけでなく、全国大会の結果までを、描くということ。
     学校の外へと伸びていく、雪の中の足跡。汚れたノート。ノートを読んで微笑む久美子。
     12月を迎えているのであれば、3年生の引退問題があります。とすると、あすか先輩の話が終盤にあるのでしょうか。ノートもソレに関連しているのかもしれません。先輩とは、コンサート本番で含みのある会話をしていたので、2期早々に展開があると思ったのですが、長くなりそうです。

    私たちは、今日、たった今から代表です。
    それに恥じないように、さらに演奏に磨きをかけていかなければなりません。
    今この場から、その覚悟を持って下さい。
     滝先生の言葉に対し、吹奏楽部員の返事は明瞭でした。最早比べるにも遠すぎる、全国大会出場を目標に決めた頃の返事とは、雲泥の差です。それだけ、県大会出場の大きさや、彼ら彼女らの覚悟が、分かります。お盆休みで学校が空いていない時でも、練習の事を考えようとするところも、まさにソレですね。サンライズフェスティバルまでの練習予定表を貰った時との、反応の差が歴然でした。
     ここまで、吹奏楽部として順調じゃないか!と思うのが、2期を始める上で、大切なことだと思います。2期は、1期とは違う新しい問題を取り組める土壌があると、分かります。


     2期の問題。
     まずは、大量にやめた二年生問題。傘木希美(かさきのぞみ)先輩の登場があります。
     個人的には、府大会突破もあって、数名で部活動への復帰を嘆願するのかと思ったのですが、今のところ希美先輩一人でした。意外と辞めていった他の人には未練がないのか、機会が有れば他の人がどのように思っているのか描かれると嬉しいです。
     1期を少し見直したのですが、夏紀先輩の回想で3年生への直談判をした生徒の手には、フルートが映っていました。彼女がそうだとは分からないですが、フルート隊には真面目にやろうとする気風があったのかもしれません。
     ともあれ、なぜ彼女があすか先輩の許可が欲しいかなど、単純に二年生問題と一括りに呼ぶには難しいところがあります。その、個人的な理由や鎧塚みぞれ先輩との関係など、今後の展開に期待したいです。

     二年生問題に関連して、人の隔たりも、問題として上がってました。一年生と二年生や、パート毎の隔たりです。
     新しく登場したプロの演奏者、橋本真博や葉月がこの件について、語っていました。
     パート毎の隔たりは仕方がないことです。合唱をやっていた経験があるので分かるのですが、そもそも別パートと話す機会が少ないのです。
     1期で説明があったように、校内に分かれてパートごとに練習をしています。その為、他のパートが何をしているのか分からない。合奏のときも、パートごとに分かれて座るので、やはり交流が少ない。生まれるべくして生まれた隔たりです。
     ただこれは交流不足が原因なので、全体演奏を続けたり、それこそ合宿で解決されると思います。合宿回はきっと有るので、今から楽しみです。

     最後に、久美子の問題。
     1期に久美子は、自身がユーフォニアムを好きであることに気づきました。久美子にとってこれは、一種の答えでした。吹奏楽を続けること、辞めない理由です。
     しかし、希美先輩の登場にその答えがゆらぎます。フルートが好きだけど、吹奏楽ができない彼女をみて、モヤッとした気持ちを抱いていました。好きなだけじゃダメなのか、と。
     そして、度々登場する姉の存在も有ります。
     久美子は1期にトロンボーンを吹きたかったと言っていました。トロンボーンは、久美子の姉、麻美子の担当していた楽器です。久美子にとって麻美子は憧れだったのでしょう。それ故に、麻美子が吹奏楽を辞めた事が、久美子の中で一種のトラウマのような形で存在しています。
     大学受験を迎えても続けられるのか、好きという気持ちだけではダメなのか、久美子にとって、より強い答えが、この2期で見つかればと思います。悔しくて死にそうな思いの果てを、見てみたいです。


     問題とは変わって、麗奈の話。個人的に1話は、麗奈無双だったように見えます。

     1、朝練への登校風景
     そう、久美子の寝癖を直すところから無双は始まる。1期でお互いの愛の告白まで済ませた彼女にしてみれば、久美子は旦那。出勤前に曲がったネクタイを直す若妻の如く、ナチュラルに寝癖を直そうとする。完璧です、麗奈さん。
     その後も、電車の中で久美子がうたた寝をしてしまい、よりかかられる麗奈。迷惑な顔をすることもなく、視線で周囲を確認の後に、甘んじて久美子を受け入れる。表情こそ変わらないが、幸せな気持ちが生まれていたのでは、無かろうか。本来の自転車通学では味わえない、ラッキーイベントだ。

     2、滝先生へ挨拶
     滝先生に朝の挨拶をするために、職員室へ通う彼女が可愛い。鎧塚先輩が音楽室を先に開けている可能性が高いから、先に音楽室へ向かっても良いのに、あえて通い続けるところに、彼女の朝の楽しみを垣間見る。職員室に未だ誰も居ないところを見るに、きっと滝先生と麗奈しか知らない時間だ。麗奈の心が、簡素ながらも、ドラマチックであり、清く初々しく映る。
     視聴者としては、うら若き乙女の青い秘密を見たようで、なんともエロい気持ちにさせられた。

     3、花火大会へ誘う
     麗奈は、細かい所で義理堅い。1期8話大吉山で、交代で楽器を持とうと約束し、久美子に交代しなくてもかまわないと言われるも、破らなかった。
     あがた祭りでは、偶然とはいえ久美子から祭りに誘われた。ならば、今度は麗奈から誘うのが道理。しっかり、葉月が電車から降りるのを確認してから、話を切り出すあたり、機を狙っていたように見える。きっと、麗奈にしてみれば、告白ぐらいの一大決心に近い行動だったんだろう。表情があまり読めない彼女だけに、その心中を察することができて面白い。

     4、意気地のない男はダメだと思う
     「一緒に来たいなら、付いてきてもいいけど?」の一声から始まる、高坂麗奈の勝ち誇ったような発言、最高に面白かったですわ。
     1期でも電車の中で久美子と秀一の様子を伺っていたこともあり、秀一の気持ちを察していたのだろう。しかし、現実として久美子と祭りに来れたのは、麗奈だった。しかも2回とも。
     麗奈にしてみれば、自分は久美子争奪戦の勝者である。しかし、目を話した隙に、秀一と久美子が話し込んでいる様子だった。なら、ここで久美子はどちら側に居るのか、見せつけてやるのもいいのではないか。
     「意気地のない男はダメだと思う」と久美子にわざわざ言って聞かせるまで、追い打ちも完璧だ。ただ、当の久美子は何も分かっていない点が、今後の戦いにどう影響するでしょうか。

     5、3秒ルール
     かき氷をこぼした久美子に「3秒ルール」と言い放つ麗奈。今回の祭りが始まってから、麗奈のテンションがおかしい。普段の堅そうな麗奈からは到底出てこない発言だ。

    ねえ、お祭りの日に、山に登るなんて馬鹿なこと、他の人達はしないよね。
    久美子なら、分かってくれると思って。
    私、興味ない人とは、無理に仲良くなろうと思わない。
    誰かと同じで安心するなんて、馬鹿げてる。
    当たり前に出来上がってる人の流れに、抵抗したいの。

     麗奈は、大吉山で久美子に自分の生き方を告白した。
     当然、こんな気持ちを抱えているから、人付き合いが少なく、不得意な様子。現に、自分から祭りに誘うことすら、一大決心が必要だった。
     じゃあ、久美子と仲良くなったは良いけど、どういう風に接したら良いか。それを、一緒にコンビニでアイスを買食いしている葉月たちから、答えを導き出したようだ。
     しかし、ちょっとまって欲しい。葉月たちの言動を真似をしているということは、麗奈の嫌う「誰かと同じで安心する行為」ではないだろうか?
     これを、責めたり、矛盾を正せというわけじゃない。
     ただ、これが彼女の可愛さだと思う。可愛さとはすなわち、未熟さ。
     特別な人間になろうと背伸びしながらも、その心は未熟で年相応の少女らしさが、麗奈には有った。上記2でも挙げたが、そんな少女らしい彼女の心を覗き見ることができる、面白い台詞だった。


     長かったですが、1話感想は以上です。1時間ということもあり、1期1話とは詰め込まれた情報量の違いが大きかったなと思いました。
     ユーフォニアムの良いところは、事件や1つのストーリーの前フリをしっかりやってくれるところです。今回で言えば、花火を眺めながら独白する久美子や、二年生問題だったりです。リアルタイム視聴で、そういった点を上手く拾って、今シーズは毎週感想を書いていきたいと思います。

    以上
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