[感想] 響け!ユーフォニアム2 第十二回 さいごのコンクール
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[感想] 響け!ユーフォニアム2 第十二回 さいごのコンクール

2016-12-24 18:23
    こんにちは、ヘルシアです。

     久美子の心に決着がついたお話でした。
     エピローグは次回ですが、良い最終回的なお話だったと思います。

    ■響け!ユーフォニアム
     9話でタイトル回収してしまったので、12話で使えないのが本当に惜しかったです。あすか先輩ならお父さん、久美子ならお姉ちゃんに、自分の演奏を聞いて貰う目的がありました。であるならば、この話こそ、ユーフォニアムが響いて欲しいお話であったのではと思います。

     全国大会は、なし崩し的に金を取ろうという目標が建てられましたが、それは建前。本来の目的は彼女らの演奏が、あの場に響けばそれで良かったのです。この本音と建前という形が、1期前半で全国大会出力を目標にするかで語られていたことを思いだし、一周回った様に見えて面白かったです。

     来年、夏紀先輩と久美子のユーフォタッグで、全国金を目指すのが、次の響け!ユーフォニアムでしょう。

    ■姉が好きだということ
     姉と会える機会が減る今、久美子として伝えられたのは、救われたて良かったです。

     ユーフォニアムで語られていた久美子の「好き」は、いつの間にか手元にある大切なものという意味でした。1期だとユーフォニアムが挙げられていましたが、2期では姉の麻美子でした。同じ12話目で好きという結論に至ったのは綺麗なのですが、意図して話数を調整したのでしょうか?

     直接的な描写は少なかったですが、1期1話の様に久美子の行動の傍らには、姉の影がありました。リビングのソファーに並んで楽器を弄っていた楽しさ、姉が吹奏楽を辞めてしまった疑問、あるいは現在における姉との喧嘩、告白など。10話であすか先輩を説得できたのも、姉のおかげでした。

     久美子としては、2期でここまで辿りつけて終点だと思うのですが、個人的には次の話題まで言及して欲しかったです。

    ■秀一のこと
     一部で、久美子のパートナーは麗奈なのか秀一なのかという論争が有るようですが、私は秀一だと思います。理由は、先に述べた「姉が好きだということ」がそれにあたります。

     久美子が今、どのように思っているのかは分からないですが、好きになるのは手元に有るものです。

     1、一度自分をリセットしたかったと、中学の環境から離れる為に北宇治高校に入学しても、何故か秀一は居た。
     2、吹奏楽部に入るか迷って居た時期に、久美子が入るかの有無に関わらず、秀一は吹奏楽部に入っていた。そして、秀一の有無に関係なく、久美子は吹奏楽に入った。
     3、(おそらく秀一も麻美子に憧れた節が有るようだけど)同じ、トロンボーンへの憧れがあった。
     他にも、府大会の時のバスの席、本番前の声掛け等それとなく関わりの有る描写が続きます。全国大会で、髪留めを譜面台の上に置いたのも、その存在を目で確認する意図があったのかもしれません。

     久美子と麗奈の繋がりは確かに強いですが、それは9話で表現されたように、トランペットとユーフォニアムの関係です。演奏中は、主旋律と対旋律の関係性ができるのですが、曲が終わればお互い独立した楽器として、捉えられるのではないのでしょうか。

     とはいえ、曲が終わるという比喩が、吹奏楽部を退部するまでなのか、人生が終わるまでなのか、決めかねるところです。強いて言うなら、久美子がこの先ずっとユーフォニアムを続ける覚悟が、どこまであるかだと思いますが、それは次のエピローグで語られるのでしょうか。

    以上
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