[感想] TV版リトルウィッチアカデミア 1話 新たなるはじまり
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[感想] TV版リトルウィッチアカデミア 1話 新たなるはじまり

2017-01-09 18:37
    こんにちは、ヘルシアです。

     2017年冬アニメも、ぼちぼちと始まりましたが、皆様いかがお過ごしでしょうか。

     タイトルの通り今期は、TRIGGERのリトルウィッチアカデミアの感想を書いていきたいと思います。公式HPから、BD/DVD発売予定を見ると全25話なので、2クールですね。

     ちなみに、Netflixで観ています。このTV版以外にも過去のWeb版、劇場版も見れて、しかも最初の1ヶ月は無料なので、放送地域の少ない本作ではおすすめの環境です。

     Netflix リトルウィッチアカデミア
     https://www.netflix.com/title/80156387


    1話として良かったのか
     そりゃもう、1話切りを行うのか、Webアニメ、劇場アニメと経て、TVアニメでどのように変わるのかなど、この1話で語られることは、他のアニメの1話以上に重要な話になります。

     大雑把に1話としてですが、登場人物の紹介、世界観の説明、主人公の動機と、アツコの主人公の資格として、出自、仲間、困難、報酬が描かれたので、教科書のようなきれいな話でした。

     登場人物は、主人公アツコと、そばかすメガネのロッテ、毒物マニアのスーシィ、青髪のアーシュラ先生、魔法ショーのシャイニィシャリオ、あとは始業式でチラリとみえた面々と、アツコがレイラインで見た走馬灯のようなものの中に新キャラが居ました。

     世界観は、DSのようなゲームで遊んでいた子供がいたので、現代だと思います。アツコだけ一般人で、他はほとんど魔法が最初から使える子どもたち。そうして、厳格そうな魔法学校が舞台になります。

     主人公の動機は、憧れのシャイニィシャリオになりたい、と分かりやすいです。しかし、成ったとしてどうするのか?というところが、まだまだ語られていません。魔法への憧れが衰退しているような世界で、アツコがどのような夢を描くのかというのが、この先の話題でしょう。

     主人公の資格については、出自、仲間、困難、報酬が描かれると、視聴側はその人物を無意識に主人公だと認めるそうで、桃太郎が、お手本として挙げられます。

     今回でいうと、1)アツコだけ非魔女家系という特別さ、2)冒険を共に乗り越えたルームメイトを手に入れられた、3)伝説のコカトリスから何とか逃れて、4)憧れのシャイニィロッドの入手と魔法学校への入学を終えられた、となります。

     という風に、なんの取り柄もなく、厄介事を引き起こすだけのアツコが、主人公に成るだけの描写を30分内でしっかり描かれており、安定した1話だと思いました。


    アツコ・カガリ (CV:潘めぐみ)
     過去のシリーズと変わらず、元気で実行力の高い女の子でした。弱音を吐くロッテに対し、魔法使いに成る夢を捨てずに、敵のコカトリスへ立ち向かう姿が、アツコらしさだと思います。

     ただ、箒に乗ってレイラインを移動している時に、「やっぱり降ろして~!」などと、意外にネガティブな一面があったところに驚きました。

     もしかしたら、魔法使いになる前の、現実の学校生活を知る前の、魔法使いを夢見る子供という姿を描きたかったのでしょうか。

     過去の作品では、学生になった後の話しか有りませんでした。

     それは、夢だった人を魅了する魔法ではなく、格式張った伝統を引き継ぐ魔法を学んでいる途中のアッコです。

     子供の頃からの夢を抱いて、そして魔法学校の現実を知って、それでもなお夢を追おうとするアッコが、そのネガティブの面とどうやって向き合うのか、そんな面倒くさいところも、2クールの長い間に描かれるのでは、と期待しました。


    ■アーシュラ先生、シャイニィシャリオ(CV:日高のり子)
     ある意味で裏の主人公だと予想している、アーシュラ先生です。シリーズ中、明確にシャイニィシャリオ本人だと名乗られていないので、まだ未確定ですが、おそらく本人だと思われる方。

     シリーズでは、シャイニィロッドが話の中心でしたが、そもそもシャリオって何だ?という話が有るはずです。

     Web版では、シャイニィロッドは迷宮の奥底のゴミ捨て場に、捨てられていました。

     何故そんなところに有ったのか、理由は描かれなかったのですが、単純にはショービジネスとして憧れる姿を捨てたのが、現在のシャリオだったのだと推測します。

     対して、TV版ではアッコの言葉に導かれて、森から生まれます。余談ですが、生まれたシャイニィロッドを手に取るアッコが、まるで聖剣を抜くように描かれていたところも、主人公らしく映りました。

     もし、冒頭のシャリオのセリフ「信じる心が、貴方の魔法よ」がシャイニィシャリオの力だとしたら、杖を失ったシャリオは信じる心を無くしてしまった魔法使いです。そして、魔法使いになる自分を信じる心をアツコは持っていたため、杖が生まれたのです。


     魔法学校の名前「ルーナノヴァ」という名前は、イタリア語で「新月」です。

     その昔、月の無い夜に旅人が方角を決めるには、北極星が使われました。明るく光る北極星ですが、夜空から1つの星を見つけるのは難しく、そのために北斗七星から位置を割り出します。

     シャイニィシャリオもまた北斗七星から登場し、シャイニィロッドにもその形を刻んでいます。

     シャリオという名前は、グランシャリオという北斗七星を指すフランス語が有るようで、そこからネーミングしたのだと思います。

     生徒数が減少して、アッコのような非魔女家系の人間の入学を許可しなければならない、衰退の一途をたどるルーナノヴァ魔法学校です。

     そんな中、アッコがシャリオを目指すということは、先に述べた北斗七星のように、学校の行く末や、アーシュラ先生の未来をアッコが導く、そういった物語を暗示しているのではと、シャリオ関係の名称や杖の登場を見て、思う次第です。

     余談ですが、森の名前「アルクトゥルス」も星の名前で、北斗七星とアルクトゥルス、乙女座のスピカを結んで、春の大曲線というようです。ちょうど、シャイニィアルクが弓であり、アルク(arc)はフランス語で弓、英語で弧を意味します。そういった繋がりが有るため、アルクトゥルスの森で、シャイニィロッドが登場したのではと、メタ的な意味で解釈できます。

     エンディングで、何か思い出すような、そんなアーシュラ先生の顔をみて、このアニメが唯のギャグアニメ、エンターテインメントで終わらないと予感しました。


    以上
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