[感想] 劇場版ARIA The AVVENIRE
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[感想] 劇場版ARIA The AVVENIRE

2015-10-24 12:53
  • 2
こんにちは、ヘルシアです。

 漫画のARIAを、単行本発売当時に読んでいたのですが、TVアニメは見て無いARIA勢です。
 リアルの友人と雑談の中、ARIAの話をところ、実はその友人がARIA勢だったと発覚をし、じゃあ見に行くかと映画館に赴いたのが公開3週目でした。毎週も特典色紙があることを知り、初回2枚分を逃したのを悔やむ思いで一杯です。通算2回視聴しました。今週も見に行きます。

 設定や背景などほとんど忘れていて、前情報も何も無く、思い出しながら見たのですが、映画の内容は良かったです。それぞれの世代交代におけるウンディーネ達の心情が素敵でした。

■大人になるということ
 灯里がケットシーに会えなくなったのは、灯里が大人になり始めているのを、ケットシーが伝えているからでした。大人になる表現は色々あると思います。大きな目標を達成する。守るべき対象を得る。恋をする、失恋する。

 ARIAでは、2つ語られています。日常を思い出にすること。それぞれの道へ進むこと。

 ファンタジーな世界観なのに、日常を思い出にするという当たり前だけど、心にくる話を選ぶあたりARIAらしいと思いました。藍華たちとの楽しい日々は、それぞれが自分の道を進むにつれ無くなっていくものです。それを寂しいと感じるけど、素敵な日々だったと心に飾ることで、自分が豊かになっていくのが大人だと、受け取りました。

 ケットシーとの分かれは、子供時代との別れの比喩ですが、ずっと一緒だと言う灯里は、ペンダントを受け取りました。子供時代との別れは別れではなく、自分の中の思い出の一つになるというメッセージだと思います。

 私は大学時代の卒業間近の、一人研究室で卒業論文を書いていた頃を思い出しました。今まで一緒に研究室で騒いでいた友人たちは、論文を終えて顔も見せなくなり、静かになった研究室で一人になるのは、朝一人で友人たちが研究室に来るのを待つのとは違った感覚が有りました。会おうと思えば会えるのですが、あの楽しかった日常は二度と来るわけではなく、心が日常を思い出にしたのだと、ARIAを見て思い出しました。


■未来
 灯里のグローブをゆっくりと外すアリシアさんを見ると、涙が止まりませんでした。灯里の視点で言えば、アリシアさんの庇護下からの卒業。あるいは大人への仲間入り。目標の一つを達成するなど、喜ばしいシーンです。

 アリシアさんにしてみれば、幸せな時間の終わりを告げ、新しい道を進まなければならない、大変な思いがあると思います。しかし、その表情は柔らかく、幸せな時間をありがとう、と灯里への感謝で溢れていました。まるで、宗教絵画を見ているような、眩しさと美しさに胸が一杯になりました。

 社会人経験が長くなるにつれ、自分の道を歩く、新しい世界に踏み出そうとするのが如何に大変か身にしみるようになりました。それ故に、タイトルの様な未来(AVVENIRE)をテーマにした作品はどうしても心にきます。

 今回のARIAが良かったのは、灯里達少女組だけでなく、大人組の未来まで描こうとされていたところでした。自分が同じ年頃になったからこそ、共感が得られやすいというものあるのですが、ARIAの世界全体が未来へ向かっているダイナミックさが映画にふさわしいと思ったからです。

 ARIAの話はコレで終わりのようですが、アイ達の3人がどのような道をたどるのかも、見てみたいなと思いますが、まずは次回作のあまんちゅを楽しみにしたいです。

以上
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アニメ一期オリジナルエピソードの4話と12話も良かったですよ〜
ブルレイBOXも出るし、オススメですよ〜
52ヶ月前
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>>1
itimouさん
宣伝ありがとうございます。
TVシリーズはバンダイチャンネルで配信されているのを確認したので、追って見ようかとは思ってます。
プリマウンディーネになるシーンは、ちゃんと見てみたいですね。
52ヶ月前
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