【時事メルマガ(121)】 

「徹底分析ー就任演説と大統領令④」 

「アメリカ副大統領の美しく誇り高き演説」

「それに引き換え覚醒しない欧州指導者」

「最悪は真逆に向かう石破と、クズ政権を擁護する日本メディア」



 アメリカのJ・D・ヴァンス副大統領は14日ドイツ・ミュンヘンで開かれた安全保障会議で演説しました。

 事前の推測ではヴァンス氏はウクライナでの戦争終結に向けた協議の可能性についてヨーロッパ側にアメリカの立場を説明して協力を呼びかける(≒恫喝する)ものと予想されていました。

 ところか蓋を開けてみたらヴァンス氏は演説時間のほとんどを、中国でもロシアでもなく、欧州諸国そのものへの痛烈な批判に費やしたのです。

 この演説は、アメリカの、副大統領による演説としてはあらゆる意味で歴史に残るものと言えます。内容的にいくつかに区切って私なりに小見出しをつけてみました。


(1) はじめに:挨拶と