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  • 流行りの異世界転生モノを今さら見たよ!(観る価値は無かったよ!)

    2017-08-26 15:461
    『君の名は。』を今さら見たので、その感想。
    私はプロフィールの通り富野信者なので、富野監督が酷評している本作を、わざわざDVD買うどころか、レンタルさえする気もなかったのですが、お盆のお墓参りにパートナー側の実家に行ってみたら、妹さん(美人、高身長、巨乳、20代後半、根暗)がDVDを買っていたので、せっかくだからと見てみました。

    結論から言うと、想像を超えるゴミでした。

    以下、『ゴミ』と感じた理由をメモる前に、自身のスタンスを示しておきます。
    映画は娯楽であり、娯楽を提供した側が利益を回収する商売なのですから、誰が何を言おうとヒットした作品が正義です。
    『君の名は。』は、特にクリエイター側がボッコボコに批判していますが、彼らの誰もが本作程の売り上げ、社会現象を起こしていないわけですから、いずれもが一面では負け犬の遠吠えに過ぎません。
    また、クリエイターに限らず、このような個人の批判テキストにしても、「流行にモノ申すインテリゲンチャぶった、ダサい輩のたわ言」という面が強くありましょう。

    そんなに大上段で物申すキサマは、世の中にどれほどの影響をあたえたのだ?
    新海監督よりお金を稼いでいるのか?

    無論、Noです。ノウッ!!

    インターネットが普及する前は、体制と戦うのが知性的なファッションだったわけですが、
    こうやって簡単に自分の意見を発信できるようになると、「批判する奴はダサい」「空気読め」と、同調圧力の方が強くなったというのは、人間の本質が体制を維持しようと働く生き物だからかなぁ、と思います。
    それとも単純に、気分がいい時に他人に冷や水を駆けられるのが気に障る×社会の人数、ということかしらん?

    そんなわけで、私が書いているこの文章も「ダサい」のを自覚しているのですが、とは言え感じた事を率直に(その人間の社会的立場でとれる責任の範囲で)発言するのは自由なので、私の責任の範囲で、自分の考えを残しておきたいというだけです。
    そも、別に私は言論でご飯を食べているわけではないというのが大前提ですが。

    ストレートに言って、私は35歳ともう若さは無いとはいえ、結婚して、娘が居て、収入も安定していて、海外赴任などの経験もあって、夫婦双方の実家に資産があってと、でっかい災厄が無い限り&娘がグレない限りは、人生がほぼアガリ状態なので、このブログが炎上しようが、コメント欄でズタズタに言われようが、失うものも傷つくものも何もないから、言いたいことを言います。

    と言うわけで内容。
    総括すると、あらゆる面で言葉・会話が足りなさすぎるのが、この映画のゴミたる所以でした。

    ○異世界転生
    さて、タイトルの通りですが、私は本作を異世界転生モノ=なろう小説の一種と捉えています。
    というのも、この物語の登場人物は人間関係に対して責任を持った行動を取る人間がいません。
    基本的にやりっぱなし、で、上手くいきっぱなし。
    上手くいくのは別にかまいません、というか、娯楽であるからには見終わった後にスカッとするものでなくてはならないからです。
    なので、私が文句を言いたいのが、

    ①瀧君サイド
    in三葉の時に机を蹴り飛ばして不満をぶちまけたり、テッシーに気軽にスキンシップを取ったするシーン。
    みなさん、自分が高校生だとして「クラスのむかつく奴を殴れ」と言われても、殴らないでしょ?
    なんでかっていうと、明日からもそのクラスの奴らと一緒に勉強して、修学旅行行って、放課後ティータイムしてと、『毎日の生活』が連続するからです。
    瀧君が『机を蹴り飛ばして不満を表現する』という、言語による表現をすっとばした戦闘民族的アクションを取れたのは、三葉(の生活)が他人事だからです。
    夢じゃなくて現実の他人に入り込んでいるという自覚が出た後も、大股開きで座ったりなど三葉からたびたび文句を言われるくらい、瀧君はデリカシーなく行動を続けていました。
    っつーか、タッキー本当にデリカシー無いよな!!

    瀧君が気楽に人間関係をぶち壊せるのは、三葉の人生は、瀧君にとって他人事だからです。
    一週に数回の頻度で入れ替わると言っても、『これは他人』という自覚があったわけで。
    他人様を労わる優しい気持ちがあれば、他人様の人生やデリケートな部分をむやみに荒らすまいと努めるのが常識人ですね。
    「入れ替わりを自覚後は、頑張って三葉を装おうとしていた。最初は夢だと思ってたから仕方ない」
    うん、「夢だから相手をどついても全然デメリット無し!!」っていう、男くさい粗暴な心根が、瀧君の本質だよねって話なんです。
    『女』である先輩は、バイト後の刺繍のときに『喧嘩っぱやい部分』を否定しているのに、同じく『女』である三葉は惹かれるという意味不明さ。
    マトモな女は、瀧君のような脳直の粗暴、男の悪い部分が前に出た少年を好きになる事はありません。
    てめえ!と、丁寧な言葉による説得もなく町長(恋心を抱く相手の父親)の胸倉を掴む行為は、現代社会において「男らしい」とは対極にある事を、世の男性は理解しているのでしょうか?

    ②三葉サイド
    こっちはわかりやすく、都会のイケメンに生まれ変われてよかったねってシンプルさ。
    田舎をディスり過ぎじゃね?
    っていうか、全般的に「田舎はクソ。東京以外の土地での暮らしには価値は無い」という主張が強すぎて辟易ですわ。
    流石に新海監督はわざとやってると思うんですが、『青春』って『バイトに明け暮れてインスタアップしまくる』事じゃないんです。
    『何が変わるわけでも無い毎日の中、帰り道に友達と缶コーヒーを飲みながら漠然とした不安を語り合う』事なんです。
    バイトで自分を多忙な環境に置くのも、インスタで楽しい時間を過ごすのも、『漠然とした不安』から逃げているだけです。
    特にタッキーは、生活そのものに困るほど困窮していたわけではなさそうなので(遊ぶ金欲しさにバイト)。
    バイトやインスタに明け暮れて、不安を明確な形にする表現・言葉を探さないまま大人になると、ろくな目に会いません。
    こういう人間が、それでも当面の生活を凌ぐ金銭を得られる職業に就いて、インスタな毎日を継続したまま歳を取ると、『1000回お見合いしても理想の相手に巡り合えない』人になります。
    だって、自分の不安が漠然としたままの人は、理想も、生活に必要な現実も、漠然としたままだもん。
    ゴール地点が見えないんだから、誰と出会ったら『正解』なのか、わからないのは当然でしょ?

    瀧君と三葉ちゃんは、運命の出会いというカミサマが用意してくれた正解があったので、お手軽に幸せになったわけですけど。
    それにしてもあの二人、さほど能動的に動いてなかったのに、いいタイミングで出会えてよかったですね。あと三年遅れてたら三葉(29歳・処女)、六年遅れてたら三葉(32歳・処女)に、順々にクラスチェンジしてたかと思うと、若干笑えます。

    瀧君が「そこそこイケメン」じゃなかったら、室蘭とかの生活だったら三葉ちゃんは運命を受け入れたんですかね?
    昭和以前のお見合い結婚のように。いや、私はお見合い結婚ですが。

    っつーわけで、
    ①現状の自分の人間関係、生活を清算してお手軽に新天地でやり直せる(やり直した気持ちを手に入れられる)。
    もちろん、更にやり直し条件が、自分の希望にある程度合っている。
    ②漠然とした不安から逃げ出す事を奨励している。
    という点が正に異世界転生で、みんな現状から逃げ出したいという欲求が溜まってるのね。。。と、娘に離乳食を食べさせながら感じました。つまり、観ている途中で価値が無いと判断して、ながら見に切り替えました。
    ところで、米粉のホットケーキミックスって、もちもちしてて美味しいですよね。
    娘が少し小麦アレルギーがあるので、非常に助かります。

    ○お前ら「説得」って日本語、わかってる?
    もう一つこの映画をゴミたらしめているのが、三葉が父親を説得したシーンを丸々カットしたところです。
    。。。常識で考えて、そこが一番重要でしょ?
    いや、わかるよ?想像できるよ?彼女の家庭の背景があって、二葉(母親)との因縁があって、最終的に説得できたんだろうって。見ているみんなが想像してくれ!って言われたら、出来なくはないよ。
    でもね、映画監督=物語を作る事を生業としているなら、そこをはっきり描くべきでしょうよ。
    『コンプレックスを抱いて、疎遠になっていた父親を説得する少女の言葉』を、はっきりとした映像と言葉で描こうよ。じゃないと、映画を見た人が学ぶものが何もないよ!!

    瀧君も、勅使河原君の三葉への好意に気づいていて、彼を利用するし。てっしーが悲しいくらいピエロ。でも最終的に幸せな結婚ができて良かったねというフォローが、余計に悲しくなります。
    本当、お前ら説得っつー行為が面倒なんだな。
    (勅使河原君が三葉に好意を抱いていたなんて、瀧君は気づけないよ!←そんな対人の想像力の無い少年は、女の子にもてませんし、社会に出たら確実にアウト!)
    すごいよね。好意に甘えて説得という重要な行為をすっ飛ばしたくせに、勅使河原君に「ありがとう」の一言もないんだぜ?(タッチの、「死んでるんだぜ?」の口調で)

    「私(俺)を信じて!」と口にする前に、『自分はこの人に信用(信頼)してもらえるだけのモノを積み重ねてきたのか?』と、自分の胸に問うてください。
    積み重ねの無い人間は、おいそれと信じるという言葉を使わないでください。
    言葉が少なくても信じてくれる相手が居るという表現を、簡単に美しいと感じないでください。「相手を信じる」のと、「相手を疑うのを面倒がる」のは全く違う事です。
    後者はビットコインに手を出したあげく、火傷するタイプです。つまり、結婚相手としては向きません。

    言葉は、人間が生み出した最高の戦争回避ツールです!ってね(笑)

    でも、理想論としてはその考え方は好きなのよ。

    ○カミサマ!!
    これは個人的に不快に感じたポイント。
    ガンダムの強さ議論で、「真ユニコーンガンダムも、GジェネだとHP30000くらいで、ダメージくらったら死ぬじゃん」と発言すると、「それはゲームだからwww」「真ユニコーンは物理を超越してるから、∀すら余裕www」とか、ボコボコに反論されるわけです。

    人間、「絶対者」と信じるもの(信じたいもの)が数値化されて、しかもそれが『ゼロになると死ぬ』と表現されると、信じている神を穢された気がして、腹が立つのです。

    スマホの日記が文字化け⇒日付順に消えるという表現は、カミサマがデジタルという0と1の集合体であると言われた気がして、私にとっては非常に不快でした。
    ああいう表現があったのに、「この作品は日本古来の神々に敬意を表している!」と言う人々は、よほどペラい人生を送ってきたんだなぁ、と感じます。
    海外に出た時役に立つのは、語学そのものよりも、『自国の文化に対する敬意』ですよ。これが無い人は、外国の文化に敬意を払うことができませんし、相手はその事を簡単に見抜きます。


    大きなところは以上ですが、他にも、

    ○伏線を出してすぐ回収することで、「私はこの伏線に気づけた!」という承認欲求を満たす。
    ○瀧君側のリア充感、三葉側の美少女巫女感。
    ○彗星と流星は全く違うもの。彗星が砕けても簡単に地球にこねーよ。っつーか、「彗星は古来より凶兆を告げるものとして扱われてきた」って解説は入れてよかったんじゃ?浸食異世界カイパーベルト・コア!!
    ○家族なんて面倒くさい!特にタッキー側は、父親と何かある感だけ出して、面倒だから放っておくというね。こういう、「俺は母親(家族)が居ないという不幸を背負っているから、モテてもいいんだよ」という意味のない免罪符はやめてくれ。
    ○女体化して、脳と身体のホルモンが女のものになって、男性器もなくしたのに、おっぱいに興奮するの?
    ○身長・体重・筋力・視力その他全てが違う人間に入れ替わったのに、バスケで大活躍ってどういうこと?身長が変わって目線が低くなるだけでも相当な違和感で、歩くのも困難になってもおかしくないが。。。
    ○3年前瀧君は三葉と会っても、大きな感覚は感じなかったのに運命とか、都合よくね?
    ○瀧君が就職活動に苦戦しても結局上手くいくという、みんな共感して!アピール。

    など、細かい突っ込みはいくらでもありますが、上に書いた三つが特に不快でクソでしたね。

    富野監督含め、各クリエイターの批判は『一面では』負け犬の遠吠えなのですが、物語をつくって飯を食ってきた人間が、こんなクソなものが流行する世の中に文句を言いたくなるのも、理解できることであるなぁと思った、今年のお盆でした。

    ま、こんな私がこんな綺麗事をほざけるのも、自分の生活が余裕で安定してて、ある程度我を通して生きてきているからでしょう。
    一応、娘(子供)も、パートナーとしっかり話し合って作ったりと、特に不満もないですし。

    強いて言えば、自分自身が娘をカワイイと感じられない事でしょうか。

    とは言え、納得して産んだから責任取って育てる覚悟はありますし。
    それに、互いの両親が猫かわいがりしてくれるので、私にとってもいざというときの資産的な『保険』になるから、大切にしといて損ではないですしね(最低)。

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  • く~る~ きっとく~る~

    2017-01-28 16:19

    今回の懺悔。

    実母がいつも娘(つまり実母からしたら孫)に、たびたびブランド子供服を買ってくるので、
    「無駄な出費をやめろ!」とブチキレて喧嘩しましたが、義父が娘のために作ってくれた預金から、5万引き出してピクトロジカに課金しました。

    どうも、人間のクズです。

    。。。いや、その内もとの額に戻しとくって。マジでマジで。


    いやー、今期のドラマはキッツいのが多いですね。
    「就活家族」と「東京タラレバ娘」。
    私は性善説に立って生きていますが、性善説に立ってノンキに人生を歩いていくための努力はしている“つもり”の人間なので、こういった話は日々の努力の糧になり、非常に大好きです。
    こういった状況に落ち込まないように頑張ろう、と思えるわけですよ。
    大学生の頃から、西原理恵子先生の大ファンなのも「こうはなるまい」というエネルギーを得る為という所があるな。

    このブログが全体的に綺麗ごとを書いている通り、私は三十半ばの現状まではそれなりに我を通して生きてこれている人間のため、平気で上記のような事を言っちゃいます。

    なので、下記のような文章も書いちゃいます。


    巷では前期ドラマの「逃げ恥」と上記の「タラレバ娘」を比較して、せっかく逃げ恥が解いてくれた呪いをタラレバが追いかけて来る!と嘆く声があふれているようです。

    https://matome.naver.jp/odai/2148471289898152301
    (リンク機能が上手くいかん)

    呪いって何やねんと思って調べてみると、ビデオテープをダビングするたびに拡散していくという。。。とか、しょーもないネタはさておいて(現代においてはテープのダビングって、凄く敷居高いですよね?)。
    「結婚しなければならない」、「若さ」という世間の圧力だそうです。
    この呪いを逃げ恥の登場人物であるゆりちゃん(50代未婚、処女)が「そんなものからは逃げてしまいなさい」と、解いてくれる魔法の言葉を言ってくれたそうだ。
    なのに、タラレバが再度呪いをかけてくる、と。


    うん。


    正気かお前ら?

    ストレートに言って、50代処女とか普通に気持ち悪いわ。

    まあ、私が東村アキコ先生(タラレバの作者)のファンだからというのもありますが。。。こうなのよ?

    >東村アキコ(タラレバ作者)
    1975年生まれ。子供一人。離婚歴1回(現在は再婚済み)

    >海野つなみ(逃げ恥作者)
    1970年生まれ。未婚。子供なし。

    「結婚してやっと一人前」とは言いませんが、“結婚”という“生活&価値観を他人とすり合わせる経験”があるかないか、というのはやっぱり大きいです。
    私がどんなに真摯に水木しげる大先生の偉業を語っても、パートナーの目は白いというね。。。
    自国の文化をよく知ってこそ、異国の人の価値観を尊重できるというのが持論なんだけどなぁ。
    仕事でインドに行ったとき、「子供の頃に真・女神転生2やっててよかった!」ってなりましたよ。マジで。

    子供に至っては、私なんてネグレクト(育児放棄)予備軍になるほど面倒で、しかもリスク絶大なわけで。。。
    (ウチの娘なんて未熟児で産まれやがったから、障害が残るかどうかまだグレーなんだよなぁ。
     しかも、パートナー側からアトピーを遺伝してるっぽいしなぁ。。。面倒)
    そんな悩みとは無縁で過ごしてこられた海野つなみ先生が、作品を通して我々に下さった素晴らしいご神託が、ありがたいと思える時点で、自分の半生を見直した方がいいよ?


    結婚して子孫を残すのが正義なのか?と問われれば、正義だよ!!と言えてしまうのは、上述の通り私が少なからず我を通して生きてこられた人間だからですが(正解だとは言えません)。
    そして上記のゆりちゃんは、仕事をバリバリこなして自分の責任は自分で果たしているキャリアウーマンですが。
    。。。だとしてもさ、ゆりちゃんって、50代処女である以上に、

    ・姪っ子の主人公(24歳)に自分を「ゆりちゃん」と呼ばせる(おばさんと呼ばれたくない、呼ばれると不機嫌)
    ・27歳イケメン定職にアプローチをもらって、ゴールイン!
    ・(原作)「閉経してからでもキスはできるし、処女は捨てられる」とおっしゃる。
    ・今後の人生において、養子を持つとかそういった悩みは全く無し。悩みは常に自分の幸せ(と、ちょっと27歳の幸せ)。

    じゃん?
    作者の願望丸出しじゃん?
    むしろ、この人こそが呪いそのものじゃん!!

    夫婦のダブルインカムでやっと地方生活を成り立たせてる身なので、独りで東京生活を成り立たせているキャリアウーマンの皆様には、もちろん尊敬するのですが、だからって、キャリアを積む人生を選んでる人たちはそもそも今更ゆりちゃん“如き”に感銘を受けないと思うんですが?
    「子育てだけが人生じゃない。人生に正解はない。正解はそれぞれにあって、それぞれが決める事」という主張はごもっとも。。

    人生の正解は、その人だけのものです。

    なので、ゆりちゃん“如き”の正解はお前らの正解じゃない!

    ゆりちゃん“如き”の仮想人物の正解が幸せそうだから、自分も幸せだわ~というのは、
    正しくタラレバおばさんの井戸端会議で、「そうやって一生傷を舐め合って生きてろよ」ってなわけです。

    女→男には、「ロリコンは正義じゃなくて悪」、「男性保育士に娘のおむつを替えて欲しくない」と平気で言えるのに、
    男→女には、「正義はそれぞれにあって、それぞれが主張する権利がある!」とテレビの前で自分用のバレンタインチョコを齧りながら言える世の中。
    男はいつまでも仮面ライダーベルトを買ってレビューしてたら「男じゃない」と責められ、
    女はいつまでもカワイイLineスタンプを使って、ちゃん付け呼びを望んでも「女の子だから」当然と受け入れられる世の中!

    田嶋陽子先生は本当に偉大です。キング牧師より評価されるべきじゃないかしらん??


    話は変わって、ゆりちゃんもタラレバ娘も、ついでに就活家族の長女もなんですが、これらの登場人物は常に「自分の幸せ」なのが凄いなぁって心底思います。

    「とにかく私を幸せにして!!」

    と。
    自分。
    自分自分自分自分自分。

    自分!!

    本当、「ははっ、面白い事言うね。本当に人生嘗めてるの?」ですよね!
    そんな人たちに、私の人生の指針にしている名作ゲーム『WILD ARMS』から下のセリフを贈ります。


    「誰かに愛されるためには、まず自分が誰かを愛する事から始めなければならない」


    まあ、もの凄い理想論で、じゃあ一方的に愛を贈るアイドルオタは正しいのかという極論も出て来るでしょうが、ひとまず「相手の幸せのために何ができるだろう」と想えない相手とは、結婚しない方が吉かと思います。
    だって、自分の幸せだけを考える女性は、旦那が「仕事で鬱になりそう」ってときに「でも家庭のために死んで」としか言えないじゃないですか。
    恋愛結婚が至上とされる世の中において、相手に一方的に依存したいという自分本位は『愛』なのでしょうか?
    自分が苦労しない範囲で与えつつ、リターンだけを求めるのは『愛』なのでしょうか?
    そもそも、リターンが必ずある前提で相手に与える事が『愛』なのでしょうか?(←これで言うとドルオタは愛ですな)

    もちろん、自分の幸せが全く見込めないのに相手に施し続けろと言うマゾプレイなんて、絶対無理です。
    だから、タラレバ娘の登場人物、マミちゃん(22)の答えは、一つの真理だなぁって思いました。

    「とりあえず付き合ってみようと思って」

    “とりあえず”相手を『知る』ところから始めてみて「この人の幸せに何ができるだろう」と想えるかどうか、確認してみるって正しくない?


    現実は本当に面倒くさくて、藤臣柊子先生曰く、「一度幸せになっても、幸せを維持する努力を怠るとすぐに不幸になってしまう」そうです。
    https://www.amazon.co.jp/%E3%81%BF%E3%82%93%E3%81%AA%E5%85%83%E6%B0%97%E3%81%AB%E7%97%85%E3%82%93%E3%81%A7%E3%81%84%E3%82%8B%E3%80%82%E2%80%95%E5%BF%83%E3%81%8C%E3%81%97%E3%82%93%E3%81%A9%E3%81%84%E6%99%AE%E9%80%9A%E3%81%AE%E4%BA%BA%E3%80%85-%E8%97%A4%E8%87%A3-%E6%9F%8A%E5%AD%90/dp/4763192477
    結婚、出産が終わったらエンディングテーマが流れてくるような、単純構造にはなっておりません。
    ああ、面倒くさい。
    ネグレクトにはなりたいけど、夫婦二人ともが欲しいと想ってつくった子供だから、なるべく幸せになれるよう、明日もアトピー科に連れていかねば。。。


    向上心を得るために、もちろん夢は必要です。
    年齢とともに見えてきた『身の丈』、『身の程』、『分』に合わせるために「逃げる」コマンドは必須です。
    でも、現実そのものから逃げてもいいよと囁いてくる甘言こそが「呪い」であると、いい歳ならば自覚しましょう。


    人生に正解は無いですが、失敗は確実に存在しているので。


    さて、ピクトロジカのイベントに戻ります。。。と思ったら、娘が角に頭ぶつけてギャン泣きしとるっ!!(マジで)


  • さらば、浦沢直樹

    2016-11-13 19:28

    不倫の話です。


    いやー、アメリカ大統領選挙はまさかの結果に終わりましたね。
    あれだけウォール街の力(マネーパワー)を借りたヒラリーさんが負けるとは、思いもしませんでした。

    ウォール街の住人と言えば『みりあ+ベンツ』どころか、『デレステとFGOとパズドラとモンストをフルコンプして、かつランク戦で常に1位』すらも容易い戦闘民族ばかりが揃っているため、彼らが力を合わせれば、地球だって買えると信じていたのですが、結局ヒラリーさんはあれよあれよと言う間に負けてしまいました。
    開票終盤になって、「開票作業にミスが見つかりました!」とか言っていくつかの州の色が変わるかな~と、期待もしたのですが、特にそんな事もなく、私が信じていたよりは金の力は万能では無かったようです。
    ツマンネ。

    今後の政治経済がどうこうというのは放っておいて、ちょっとヒラリーさんの話をしたいと思います。
    彼女を語る上で欠かせないのが、夫であるビル・クリントン元大統領です。
    ビル元大統領は、『ホワイトハウス内で20代の研修生と不倫合体』という夢のプレイをリアルに実行した英霊として有名です(2022年春にFGO実装予定)。
    その他、様々な不倫スキャンダルで旦那がバンバカ撃たれている時、ヒラリーさんは「夫を信じています」と、インタビューに語り、ビル元大統領が「やっぱ不倫してました。メンゴメンゴ」とぶっちゃけた後も、寛大に許しました。
    なんと美しい夫婦愛。。。な訳は無く、ヒラリーさんのその後の手腕を見れば、単純に政治力を維持するために、離婚するわけにはいかなかっただけでしょう。
    そんなわけで、政治的に成功し、ウォール街から金を巻き上げるために女性としての矜持を全て売り払った彼女の姿は、さぞガラスの天井を破る事を期待していた女性有権者の方々(笑)の心に響いていたことでしょう。
    そこまでして、前回はオバマ大統領に肌の色で負け、今回はトランプ〝如き”に負けたヒラリーさん、敗戦インタビューで悔しさのあまりリアルで『血の涙』を見せてくれるんじゃないかなぁと期待したんですが、これもそんな事もなく、さっさと引っ込んじゃいました。
    その後もFBIが悪い!とかほざいている当たり、本当にこの人は器じゃなかったんだなぁとしみじみと思いました。

    それにしても、トランプ次期大統領の3度の結婚は何度も報道しておきながら、ビル・クリントン元大統領の英霊プレイには全く触れないあたり、日本のマスコミも偏向に必死だなぁと思います。

    というわけで、2016年という『不倫』の年で、ヒラリーさんは見事にオチを付けたと思います。
    川谷絵音さんに始まり、宮崎謙介元議員、五体不満足の乙武洋匡氏さん、三遊亭円楽師匠、漫画家の浦澤直樹先生とまぁ、色々といらっしゃいました。
    ついでに年末あたりで村上春樹あたりの不倫が見つかったら面白いんですが(下衆)。

    上記の内、宮崎元議員と乙武さんは完全に終わり、浦澤先生もほぼ終わったんじゃないかなと思っています。

    浦澤先生については、ネット上では「面白い漫画を描いてくれてればいい」「漫画は芸術。アーティストの女性経験は問題ない」とか擁護の声も多いですが、浦澤先生の作品は基本的に綺麗事を描いているので。。。まあ、ねえ?
    「作品の質を上げるために妻にも見てもらってます」とかドヤ顔でインタビューに答えていましたし、ゲジヒトさん(@PLUTO)も「世界が終わってもこの手を離さないよ(笑)」と、星の向こうで笑っている事でしょう。
    最終的には夫婦の問題でしょうが、一番不幸なのは多感な中三の時期に親の不倫をすっぱ抜かれた浦澤・娘さんだと思います。

    しかし乙武さんは政界進出、浦澤先生はNHK出演が無ければ『大したスキャンダルじゃない』と判断され、各誌に掲載される事もなかったでしょうに。
    なぜこういう人達は脛に傷があっても、生活の安定→社会的地位のコンボを決めたがるのか、理解に苦しみます。

    と言うわけでやっと本題。
    新書じめての不倫学 「社会問題」として考える (光文社新書)について備忘録です。

    先に結論から言うと、本書はゴミです。
    どのページを開いてもゴミという、久々に金と時間をどぶに捨てた感。
    こういうのに限って電子書籍で買ってしまう自分に自己嫌悪でした。

    まあせっかくなので、この記事を読んだ人がこの本を買わずに済むように、ゴミっぷりをメモしとこうと思います。

    本書は最初から最後まで、「多数の女とSEXしたいのは男の本能なので仕方ない」「多数の女とSEXする欲望を上手に満たすことで妻・家族にも優しくできる」と、色々な言い訳で不倫を正当化し、最終的には「不倫のリスクを回避するためには妻に黙って不倫するしかない」という、著者は左脳に欠陥があるのかな?という結論に辿り着きます。

    そもそも始まりからしてすごい。

    不倫の定義は様々だが、本書では「既婚者が、配偶者以外の相手と恋愛感情を伴った肉体関係を持ち、かつその関係を維持する意思を相手方と共有している事」と定義する。


    うん。ぐぐれカス
    「不倫」は、配偶者以外の異性と性交渉をすること、と法的に定められています。
    「恋愛感情を伴ってないからセーフ」とか主張しても、裁判になれば確実に負けます。
    このように「俺の定義は日本の法定より強い」という「私の戦闘力は53万です」宣言が、第1章のしょっぱなから放たれる絶望感。
    もうね、途中で何度もホーンテッド・キャンパスを挟み読みしながらじゃないと、最後まで読めなかった。
    こよみちゃんのピュアさに癒されながらじゃないと無理だった。
    「ポジティヴな婚外セックス」という新語まで編み出してくる著者の戦闘力の底知れなさには、恐怖すら覚えました。っつーかそれ、奥さんに黙ってやったらただの不倫だからね。

    その後も色んな言い訳が連打されるわけですが、徹頭徹尾『不倫をされた奥さんの気持ち(心)』に触れないのが、本書の最大の特徴と言えるでしょう。
    例えばサンプル例示のつもりでしょうが、色々な婚外セックスの事例を出してるんですが、全部『既婚男性(家族には内緒)』と『独身女性』の体験談なんですよね。
    ここで『既婚女性』や、さらには『不倫されていた奥さん』の体験談が載っていれば、まあ、フェアかなとも思うんですが、まったくそんな事は無し。
    「娘の4歳の誕生日に、出張として嘘をついて交際クラブの若い女性とデート」の体験談は、360度どこから見ても純粋なクズでした。

    「女性をモノとして扱う男性には、婚外セックスの資格は無い」と言っておきながら、奥さんの気持ちは全く汲まず、完全にモノ扱いする本書は、『結婚した後のパートナー(女)はすでに人間ではない』という新たな啓蒙を目指しているのでしょうか?
    そして「ポジティヴな婚外セックスを社会的に寛容すべき」と言いつつ、

    嘘を吐くのも、パートナーに対する礼儀の1つ
    優しい嘘のつき方や本音の抑え方を学ぶことも重要だろう
    「騙す」のではなく「言う必要がない」だけ

    と素敵ロジックを展開。
    「帰る家と社会的地位を確保しながら、沢山の女とSEXしよう!」という心掛けを出版した著者の胆力には、いっそ拍手を送りたくなります。
    こういうのを読んでいると、多少はヒラリーさんの応援をしたくなってくるから不思議なものですねぇ。。。

    男は基本的に『他人の内粘膜(ヴァギナ)に触れた指で、自分の内粘膜に触られるという嫌悪感』が無いから(ヒラリーさんはこれを捨ててる)、平気でこういう主張ができるのでしょうが、しかし女には処女性を求めながら、不倫は本能なので仕方ないと開き直るのはいかがなものでしょうか。
    ロリコンの記事でも書きましたが、本能だから仕方ないで片付ける人間は、現代人の資格が無いですがな。


    奥さんが妊娠・出産前後のタイミングとか、付き合いとかもあるでしょうから、金銭を払っての性風俗の利用については、自己責任でお願いします程度には寛容も持てますが、『罪悪感を持たずに済む社会を目指そう』という本書の提案には全く同意できませんし、するような男性は家庭を築く資格が無いです。
    ある程度は仕方ないとしても、しっかり罪悪感を背負って、開き直る事のないように。


    浦沢直樹先生は、次回作にとりかかる前に、是非奥さんとの決着をオフィシャルにつけていただきたいものです。
    あと、娘さんに謝れよ。マジで。


    最後に、故・石ノ森章太郎先生の『人造人間キカイダー』から台詞を引用して締めます。


    「そんなもの(悪の心)に負けちゃいけないという心が逆に俺を強くしたんだ!」